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Yamareco

記録ID: 2685245
全員に公開
沢登り
奥秩父

大菩薩沢(源流部のみ)

2020年10月29日(木) [日帰り]
 - 拍手
体力度
3
日帰りが可能
GPS
08:16
距離
9.4km
登り
1,272m
下り
1,262m
歩くペース
標準
0.91.0
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

日帰り
山行
7:50
休憩
0:21
合計
8:11
7:57
60
8:57
8:57
15
9:12
9:13
330
14:43
14:43
19
15:02
15:15
41
15:56
16:03
5
16:08
ゴール地点
小屋平バス停(林道大菩薩初鹿野線;7:55)→石丸峠(8:55)→牛ノ寝通り登山道→長峰分岐(9:10)→長峰下降→標高1400mより南東尾根下降→大菩薩沢標高1170m(入渓;10:50)→大菩薩沢遡行→4段の滝(11:30〜12:05)→奥二俣(13:20)→最終二俣(14:00)→石丸峠(15:00〜15:15)→小屋平バス停(16:00)

天候 晴れ
過去天気図(気象庁) 2020年10月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
林道大菩薩初鹿野線の小屋平バス停の数十メートル田野寄りの5台くらい停めれる駐車スペースからループ。
コース状況/
危険箇所等
・小屋平〜石丸峠〜牛ノ寝通り上部の一般登山道は整備良好。
・長峰への入り口には立派な標柱あり。長峰上部の踏み跡は薄く、徐々に明瞭となるものの北側の支尾根に誘導するものもあり1回だまされた。
 標高1680mくらいまでは右側の踏み跡を選んだ方が良いと思う。
 1550m付近から間伐が入るようになると立派な作業径となる。
 1415mあたりで作業径を離れて、南側の支尾根を下ると、沢までの標高差100m少々のところからスイッチバックで切り返す作業径跡が現れ、沢まで続く。
・難所はマミエ入り沢出合(1220m二俣)から15分ほどで登場する多段滝の左岸ルンゼ巻きのみ。ヌメって急傾斜のルンゼ底で行き詰り左壁へと逃げるが、岩盤に薄く泥が載っただけのところに体重をかけると微妙。上に行くほど傾斜が緩くなり、細いが安定した木の根が出てくる。
 登り切ってから沢への戻りは7〜8mの懸垂。場所を選べば15mロープでOK。
・その先にあるナメ&滑滝群の最後のほうにでてくる釜を持った4m滝は、この時期にヘツれなかった場合低体温症に注意。アンダーホールドが得意な人は右岸を、そうでない人は水中スタンスを使って左岸から。
・脱渓は1750m付近の枯れた枝沢の入り口で靴を履き替えたが、沢靴で登る場合は途中からチェーンスパイクを履けるようにしておいた方が良いかも(使用するのは一瞬だが)。
ここにクルマを停め、向こうに見える小屋平のバス停から登山道で石丸峠へ。
ここにクルマを停め、向こうに見える小屋平のバス停から登山道で石丸峠へ。
左の牛ノ寝通りへ。
左の牛ノ寝通りへ。
道跡不明の方へ
最初は踏み跡が薄いが、
最初は踏み跡が薄いが、
標高1550mくらいから立派な作業径となる。
標高1550mくらいから立派な作業径となる。
長峰から南へ分かれる尾根を下ると、途中からスイッチバックの作業径跡が現れる。
長峰から南へ分かれる尾根を下ると、途中からスイッチバックの作業径跡が現れる。
1170mくらいに到着。川原を運動靴で歩けるところまで行く。
1170mくらいに到着。川原を運動靴で歩けるところまで行く。
ここ(マミエ入り沢出合の80mくらい手前)で沢支度。
ここ(マミエ入り沢出合の80mくらい手前)で沢支度。
すぐに二俣。右へ。
すぐに二俣。右へ。
数個の小滝が過ぎると、
数個の小滝が過ぎると、
大きな二段の滝。(上下の小滝も合わせると4段)
大きな二段の滝。(上下の小滝も合わせると4段)
右のクラックから巻く。
右のクラックから巻く。
巻きの途中から。
一人では無理だわ。
巻きの途中から。
一人では無理だわ。
思いのほか悪い。
思いのほか悪い。
スリップすると樋を下まで、、
スリップすると樋を下まで、、
上に出る。
4段滝の上はナメが続くが、濡れて腐った葉っぱがとても滑る。
4段滝の上はナメが続くが、濡れて腐った葉っぱがとても滑る。
あの滝壺の水深は胸以上で水温は5℃以下。こんなの聞いてないぞ。
あの滝壺の水深は胸以上で水温は5℃以下。こんなの聞いてないぞ。
左岸の水線を必死でヘツる。
左岸の水線を必死でヘツる。
この滝壺に入りたくなくて右岸を巻いたら戻れなくなり、2回目の懸垂に。
この滝壺に入りたくなくて右岸を巻いたら戻れなくなり、2回目の懸垂に。
最後の滝。
出だしの4段滝の巻きよりかなりユルかった。
出だしの4段滝の巻きよりかなりユルかった。
あとはガレ沢が標高差300mちょっと続く。
あとはガレ沢が標高差300mちょっと続く。
これは1500mの二俣。右へ。
これは1500mの二俣。右へ。
左岸に入るこの枯沢を登る。
左岸に入るこの枯沢を登る。
一瞬ザレるが、すぐに笹原となる。
一瞬ザレるが、すぐに笹原となる。
牛ノ寝通り登山道に帰還。
あとは往路を引き返す。
牛ノ寝通り登山道に帰還。
あとは往路を引き返す。
朝よりも葉が色づいたように感じるのは気持ちの余裕のせいか?
朝よりも葉が色づいたように感じるのは気持ちの余裕のせいか?

感想

太陽が低くなったこの時期に東向きの暗い谷を抜け出し、日差しが降り注ぐ笹原の稜線に出て展望を満喫すると、気持ちまでなんだか明るく・温かくなった。
遡行を終えてしまったらどうやって合理的に帰ろうかとばかり考えるのが沢登りの常だが、そうは言っても登山は登頂してなんぼ。山頂でゴールを迎えることにも大きな意味があるぞとあらためて実感して帰路についた。
帰って来た翌日、レコのログをみると1つも山頂を踏んでいなかったことに気が付いた。

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