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Yamareco

記録ID: 2697267
全員に公開
雪山ハイキング
白山

雪と紅葉と--晩秋の霊峰「白山」

2020年10月31日(土) [日帰り]
 - 拍手
体力度
4
1泊以上が適当
GPS
07:15
距離
13.4km
登り
1,501m
下り
1,510m
歩くペース
とても速い
0.60.7
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

日帰り
山行
6:27
休憩
0:38
合計
7:05
7:08
38
7:46
7:47
27
8:14
8:14
28
8:42
8:44
17
9:01
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33
9:34
9:35
6
9:59
9:59
37
10:36
11:03
26
11:29
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10
12:04
12:08
12
12:25
12:25
21
12:46
12:47
11
12:58
12:59
16
13:15
13:15
17
13:32
13:32
28
14:00
14:01
12
天候 快晴 しかも微風
過去天気図(気象庁) 2020年10月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
別当出会いから砂防新道を往復
コース状況/
危険箇所等
標高1,700ⅿからは雪が現れます。
この時期1週間違うと、積雪情報は変わってしまいますので、必ず軽アイゼンは必要と思われます。御前峰から翠ヶ池方向へは夏道かどうか不明なトレースを下っていきました。逆回りのコースをとると御前峰への上りは雪が深くなりむしろ大変かもしれません。
朝7:00すぎの別当出会い。
管理事務所で登山届を出しました。
白山への登山には登山届の提出が義務付けられているそうです。
2020年10月31日 07:24撮影 by  COOLPIX AW100 , NIKON
10/31 7:24
朝7:00すぎの別当出会い。
管理事務所で登山届を出しました。
白山への登山には登山届の提出が義務付けられているそうです。
出会いのつり橋。
木製の踏み板にはうっすら霜が降りています。
2020年10月31日 07:26撮影 by  COOLPIX AW100 , NIKON
10/31 7:26
出会いのつり橋。
木製の踏み板にはうっすら霜が降りています。
木道にも霜が降りていて、スリップ注意です。
2020年10月31日 07:31撮影 by  COOLPIX AW100 , NIKON
10/31 7:31
木道にも霜が降りていて、スリップ注意です。
中飯場。
ここのトイレは水洗で、使用可能でした。
まだ凍っていなかったのは不思議?
2020年10月31日 07:59撮影 by  COOLPIX AW100 , NIKON
10/31 7:59
中飯場。
ここのトイレは水洗で、使用可能でした。
まだ凍っていなかったのは不思議?
甚之助避難小屋前。
この少し手前から、積雪→融解→凍結で滑ります。
甚之助避難小屋のトイレは冬トイレのみ。
暗いのでランプをもっていく必要があります。
2020年10月31日 08:55撮影 by  COOLPIX AW100 , NIKON
10/31 8:55
甚之助避難小屋前。
この少し手前から、積雪→融解→凍結で滑ります。
甚之助避難小屋のトイレは冬トイレのみ。
暗いのでランプをもっていく必要があります。
ここで前日調達の軽アイゼン(6本爪)を装着。
少し装着が早く、ちょっと岩の上は歩きにくかったですね。
2020年10月31日 09:03撮影 by  COOLPIX AW100 , NIKON
10/31 9:03
ここで前日調達の軽アイゼン(6本爪)を装着。
少し装着が早く、ちょっと岩の上は歩きにくかったですね。
日陰のトラバースはすでに積雪。
2020年10月31日 09:24撮影 by  COOLPIX AW100 , NIKON
10/31 9:24
日陰のトラバースはすでに積雪。
黒ボコ岩下の延命水。
一口飲みました。
2020年10月31日 09:45撮影 by  COOLPIX AW100 , NIKON
10/31 9:45
黒ボコ岩下の延命水。
一口飲みました。
アイゼンないと怖いです。
2020年10月31日 09:45撮影 by  COOLPIX AW100 , NIKON
10/31 9:45
アイゼンないと怖いです。
黒ボコ岩への急な登りは各所で凍結。
昼過ぎの下りでもまだ凍っている個所もありました。
2020年10月31日 09:45撮影 by  COOLPIX AW100 , NIKON
10/31 9:45
黒ボコ岩への急な登りは各所で凍結。
昼過ぎの下りでもまだ凍っている個所もありました。
黒ボコ岩。
ここで休んでいる人多数。
2020年10月31日 09:51撮影 by  COOLPIX AW100 , NIKON
10/31 9:51
黒ボコ岩。
ここで休んでいる人多数。
黒ボコ岩からはすぐに展望が開ける弥陀ヶ原へ。
2020年10月31日 09:52撮影 by  COOLPIX AW100 , NIKON
2
10/31 9:52
黒ボコ岩からはすぐに展望が開ける弥陀ヶ原へ。
弥陀ヶ原から山頂は望めますが、室堂は見えないんですね。
2020年10月31日 09:53撮影 by  COOLPIX AW100 , NIKON
1
10/31 9:53
弥陀ヶ原から山頂は望めますが、室堂は見えないんですね。
室堂の小屋はすでにしまっています。
どうも8月末あたりから閉まっているとの情報も。
2020年10月31日 10:10撮影 by  COOLPIX AW100 , NIKON
10/31 10:10
室堂の小屋はすでにしまっています。
どうも8月末あたりから閉まっているとの情報も。
白山神社も閉鎖中。
山バッジ買いたかったです。
2020年10月31日 10:16撮影 by  COOLPIX AW100 , NIKON
10/31 10:16
白山神社も閉鎖中。
山バッジ買いたかったです。
室堂平からいよいよ山頂へ。
2020年10月31日 10:18撮影 by  COOLPIX AW100 , NIKON
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10/31 10:18
室堂平からいよいよ山頂へ。
雪上ハイクで標高を上げると、室堂がはっきりと。
前回は室堂に泊まり、1日目と2日目で2回御前ヶ峰に登りましたが、室堂さえほとんど見えませんでした。
2020年10月31日 10:26撮影 by  COOLPIX AW100 , NIKON
10/31 10:26
雪上ハイクで標高を上げると、室堂がはっきりと。
前回は室堂に泊まり、1日目と2日目で2回御前ヶ峰に登りましたが、室堂さえほとんど見えませんでした。
意外と近そうで、たどりつかない山頂。
やっぱり空気が薄いからでしょうか?
2020年10月31日 10:47撮影 by  COOLPIX AW100 , NIKON
10/31 10:47
意外と近そうで、たどりつかない山頂。
やっぱり空気が薄いからでしょうか?
山頂の白山神社奥宮。
2020年10月31日 10:51撮影 by  COOLPIX AW100 , NIKON
10/31 10:51
山頂の白山神社奥宮。
2020年10月31日 10:51撮影 by  COOLPIX AW100 , NIKON
10/31 10:51
御前峰に到着!
すでに山頂には30名以上が憩っていました。
2020年10月31日 10:53撮影 by  COOLPIX AW100 , NIKON
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10/31 10:53
御前峰に到着!
すでに山頂には30名以上が憩っていました。
左奥に日本海、右奥は立山連峰。
2020年10月31日 11:02撮影 by  COOLPIX AW100 , NIKON
10/31 11:02
左奥に日本海、右奥は立山連峰。
室堂平と別山。
その向こうが昨日登った荒島岳ですね。
2020年10月31日 11:05撮影 by  COOLPIX AW100 , NIKON
1
10/31 11:05
室堂平と別山。
その向こうが昨日登った荒島岳ですね。
山頂からは御岳山。
2020年10月31日 11:10撮影 by  COOLPIX AW100 , NIKON
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10/31 11:10
山頂からは御岳山。
お池めぐり。
一つ目の池は凍っていますね。
2020年10月31日 11:17撮影 by  COOLPIX AW100 , NIKON
2
10/31 11:17
お池めぐり。
一つ目の池は凍っていますね。
立山連峰。
2020年10月31日 11:17撮影 by  COOLPIX AW100 , NIKON
10/31 11:17
立山連峰。
福井平野方面。
2020年10月31日 11:21撮影 by  COOLPIX AW100 , NIKON
10/31 11:21
福井平野方面。
お池めぐりに出発。この後急降下。
トレースはありますが夏道とは違う?コース。
ツボ足のような個所も。
2020年10月31日 11:23撮影 by  COOLPIX AW100 , NIKON
10/31 11:23
お池めぐりに出発。この後急降下。
トレースはありますが夏道とは違う?コース。
ツボ足のような個所も。
翠が池はまだ凍っていません。
2020年10月31日 11:42撮影 by  COOLPIX AW100 , NIKON
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10/31 11:42
翠が池はまだ凍っていません。
大汝峰はパスして、短絡周回路を...
2020年10月31日 12:01撮影 by  COOLPIX AW100 , NIKON
10/31 12:01
大汝峰はパスして、短絡周回路を...
室堂に戻りました。
別山も神々しく輝いていますね。
2020年10月31日 12:17撮影 by  COOLPIX AW100 , NIKON
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10/31 12:17
室堂に戻りました。
別山も神々しく輝いていますね。
室堂のトイレも冬トイレのみ。
女性用は凍っていて、詰まっていたとか。
さすがに確認していません(笑)。
2020年10月31日 12:20撮影 by  COOLPIX AW100 , NIKON
10/31 12:20
室堂のトイレも冬トイレのみ。
女性用は凍っていて、詰まっていたとか。
さすがに確認していません(笑)。
途中の砂防工事個所。
往路には左の建物を甚之助避難小屋と勘違いしてい、「もう着いてしまったの?」。砂防工事用の建物のようです。
2020年10月31日 13:44撮影 by  COOLPIX AW100 , NIKON
10/31 13:44
途中の砂防工事個所。
往路には左の建物を甚之助避難小屋と勘違いしてい、「もう着いてしまったの?」。砂防工事用の建物のようです。
下りは陽光も届き、紅葉狩り。
2020年10月31日 13:55撮影 by  COOLPIX AW100 , NIKON
10/31 13:55
下りは陽光も届き、紅葉狩り。
往路では気づかなかった下り専用道。
前回は観光新道を下ったので、今回初めて通ります。
2020年10月31日 14:02撮影 by  COOLPIX AW100 , NIKON
10/31 14:02
往路では気づかなかった下り専用道。
前回は観光新道を下ったので、今回初めて通ります。
別当出会いのつり橋が見えてきました。
2020年10月31日 14:08撮影 by  COOLPIX AW100 , NIKON
10/31 14:08
別当出会いのつり橋が見えてきました。
2020年10月31日 14:13撮影 by  COOLPIX AW100 , NIKON
10/31 14:13
つり橋から山頂を振り返って..。
2020年10月31日 14:14撮影 by  COOLPIX AW100 , NIKON
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10/31 14:14
つり橋から山頂を振り返って..。
ほぼ予定時刻の14:00に下山。
余裕で福井駅に戻れます。
2020年10月31日 14:15撮影 by  COOLPIX AW100 , NIKON
10/31 14:15
ほぼ予定時刻の14:00に下山。
余裕で福井駅に戻れます。
撮影機器:

感想

 今回は荒島岳への再挑戦で福井を訪問。前日荒島岳を制覇して、いよいよこの日は白山へ。
 白山は6年前に登りましたが、その時の天候は雨こそありませんでしたがガスガスで、展望に恵まれなかったので再挑戦。白山は実は意外と福井からも近く、この日は絶好の天気に恵まれて、リベンジできました。
(前回の記録は
https://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-503637.html)

 荒島岳から見た白山にはすでに雪が積もり、山頂でお会いしたご夫婦からアイゼンが必要との情報。前日荒島岳下山後、福井市内の好日山荘で6本爪の軽アイゼンを購入。チェーンスパイクはいくつか持っているので、6本爪を選択。以前のアイゼンと違って、スノーボードのバックルみたいにカチカチと締めることができ、着脱も簡単です。道具の進化には目を見張りますね。

 登山道は紅葉真っ盛りの登山口から、甚之助避難小屋から先では積雪と凍結。避難小屋ではすでに森林限界となっていて、冬の厳しさがうかがえる白山でした。黒ボコ岩の前はやはり休んでいる人が多く、密を避けて素通り。するとすぐに弥陀ヶ原に到着し、山頂が望める平らな場所に出ました。ここは本当に素敵な場所。手前の急登をこなして楽になったというも理由の一つかもしれませんが、遠くまでうっすら積もった雪原には癒されます。木道上にはほとんど雪がなく歩きやすいしね。実はここに出たときには登り切ったところが室堂で、さらにそこまで行って初めて山頂を拝めるものと思ってシャッターを切っていました。室堂には白山神社他、いくつもの宿泊施設があるのですが、手前の傾斜に隠されて全く見えませんでした。

 室堂に到着すると、すでに神社や宿泊施設、ビジターセンターは閉まっていました。もう少し登る前に情報を得ておかないと、遭難するかもしれませんね。どおうせ、室堂には自動販売機があるしとか、実際考えていたしね。

 室堂で一休みして、いよいよ御前峰へ。確か山頂まで20分くらいだった気がするのですが、今日は脚が重い。昨日の荒島岳のせいか?それとも、空気が薄いのか?それでも、眼前に広がる青空と、振り返ればはっきり見える室堂と別山。これが加賀の名峰「白山」からの眺めか?
 山頂はすでに20人以上の方が憩われていました。ここまで4時間30分ちょっと。とても下るにはもったいない絶景。360°雲のない眺望。日本海から立山連峰、その右側には槍・穂高。南西側には御嶽山。6年前には全く展望が利かなくて、見えなかったのはこの眺望か。まさに、一生一度あるかないかの好天でした。

 前回と同じく、お池めぐりへ。ただし、御前峰からの下りは雪の深いところもあり、凍っていないために深く踏み抜いたりと、ちょっと難渋。特に登り返しの吹き溜まりでは、ひざくらいまで雪がありました。また、平らなとことではトレースが複数あり、たどっていくとハイマツ林へと入り込んでしまったり....。翠が池を眺め、短絡コースで室堂へもどりました。この時期にしては日差しも強く、風もほとんどなし。登りはほとんど半そでで済みましたし、くだりも途中からまた半そでに。

 黒ボコ岩から観光新道を下ることも考えましたが、同じコースを下った方が積雪・凍結状態もわかっているので、行きのコース砂防新道を下ることにしました。積雪がなくなると、紅葉に包まれます。往路はまだ日光がさしていなかったのですが、昼過ぎには眩しい陽光が差し込み、さらに輝きを倍増させます。さすがに疲労から足がもつれ始めたので、少し慎重に。予定よりやや早めの14:00には別当出会いに到着。レンタカー返却にも余裕が生まれる時間の下山でした。


 

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技術レベル
2/5
体力レベル
4/5
無雪期ピークハント/縦走 白山 [日帰り]
白山(砂防新道〜十二曲り〜御前峰〜エコーライン)
利用交通機関: 車・バイク、 電車・バス
技術レベル
1/5
体力レベル
3/5
キャンプ等、その他 北陸 [2日]
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利用交通機関: 車・バイク
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