記録ID: 2707538
全員に公開
積雪期ピークハント/縦走
妙高・戸隠・雨飾
金山/ブナタテ尾根より
2020年11月01日(日) [日帰り]


体力度
2
日帰りが可能
- GPS
- --:--
- 距離
- 12.6km
- 登り
- 1,306m
- 下り
- 1,300m
コースタイム
天候 | 晴れのち曇り |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2020年11月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
付近2ヶ所で合計10台程度と思われます。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
標高1,500m辺りから積雪有り。部分的に複雑な地形のところもありますが、マーキングは多くルートは明瞭です。上部は根雪になりそうなほどの積雪で、今後は雪山装備が必須と思われます。 今回はトレースがほぼ全線で奇跡的に付いていたため、自分は運良く順調に金山に登頂できました。先行された方々にはこの場を借りてお礼を伝えたいです。本当にありがとうございました。 |
その他周辺情報 | 直帰しました。 |
写真
4:02 金山登山口(1,230m)出発
今回も好天を期待できそうなのは昼前までの見込み。
9時頃に山頂へ着くよう計算して出発します。
最初の南向きの樹林帯を登り切る頃から積雪。
比較的新しいトレースが付いていて大助かりでした。
融け残っている雪もあるかもと予想してましたが、かなり本格的な降雪だったようです。
お守り代わりのつもりだった軽アイゼンがフル稼働。
全行程の9割がたは軽アイゼン付けっぱなしとなりました。
樹林帯を登り切ると湿地帯。その後は急坂混じりの痩せ尾根。
今回も好天を期待できそうなのは昼前までの見込み。
9時頃に山頂へ着くよう計算して出発します。
最初の南向きの樹林帯を登り切る頃から積雪。
比較的新しいトレースが付いていて大助かりでした。
融け残っている雪もあるかもと予想してましたが、かなり本格的な降雪だったようです。
お守り代わりのつもりだった軽アイゼンがフル稼働。
全行程の9割がたは軽アイゼン付けっぱなしとなりました。
樹林帯を登り切ると湿地帯。その後は急坂混じりの痩せ尾根。
6:34 1,949m標高点ピーク付近
樹林帯の向こうに天狗原山へ続くと思われる尾根が見えてきました。
このあと少しの間だけ下り。このブナタテ尾根はけっこうアップダウンが多く、下りもそれなりに疲れそう。
樹林帯の向こうに天狗原山へ続くと思われる尾根が見えてきました。
このあと少しの間だけ下り。このブナタテ尾根はけっこうアップダウンが多く、下りもそれなりに疲れそう。
7:41 天狗原山山頂付近(2,190m)到着
金山の前衛峰的存在の天狗原山に到着。本来の山頂は登山道を外れてやや南側にあります。
標高差はあまりないけど、金山がまだけっこうな距離感を隔てて北側に見えています。
それとこれまで辿ってきたトレースは天狗原山が終点となっていました。
金山までノートレースで、所要時間を1.5倍くらいと計算していたところ、
金山方向から単独の方が歩かれてくるのが目に入りました。予定どおりに金山へ向かいます。
金山の前衛峰的存在の天狗原山に到着。本来の山頂は登山道を外れてやや南側にあります。
標高差はあまりないけど、金山がまだけっこうな距離感を隔てて北側に見えています。
それとこれまで辿ってきたトレースは天狗原山が終点となっていました。
金山までノートレースで、所要時間を1.5倍くらいと計算していたところ、
金山方向から単独の方が歩かれてくるのが目に入りました。予定どおりに金山へ向かいます。
7:54 天狗原山山頂付近出発
ポールをいつ出すかどうか考えつつ標高差約70m下って最低コルへ。コルの手前で前述の単独行の方と出会いました。
金山手前のトラバースに気を付けてとアドバイスをいただきました。ありがとうございます。
ポールをいつ出すかどうか考えつつ標高差約70m下って最低コルへ。コルの手前で前述の単独行の方と出会いました。
金山手前のトラバースに気を付けてとアドバイスをいただきました。ありがとうございます。
12:09 1,949m標高点ピーク
一旦登り返すと1,949m標高点ピーク。再び始まる激下りの前に小休止を入れました。
ところで昼前まで好天でしたが、正午を周る頃にはすっかり曇り空になってしまいました。
一旦登り返すと1,949m標高点ピーク。再び始まる激下りの前に小休止を入れました。
ところで昼前まで好天でしたが、正午を周る頃にはすっかり曇り空になってしまいました。
12:42 狭い沢
朝と違って、雪が融けてドロドロ感の増した狭い沢を下降。
この日は足元が汚れまくりでしたが、スパッツのおかげでだいぶマシだったかと思います。
この狭い沢の中で3人パーティーの方々とすれ違いました。
朝と違って、雪が融けてドロドロ感の増した狭い沢を下降。
この日は足元が汚れまくりでしたが、スパッツのおかげでだいぶマシだったかと思います。
この狭い沢の中で3人パーティーの方々とすれ違いました。
13:47 ようやく雪が消える(1,410m)
元々雪が無かった1,400m付近まで下りてきました。
さすがにもう大丈夫だろうということでここで軽アイゼンを外しました。
今回の主要な目的の一つが紅葉を観ることだったのですが、
もう見ごろの範囲はだいぶ下まで降りてきたようです。
元々雪が無かった1,400m付近まで下りてきました。
さすがにもう大丈夫だろうということでここで軽アイゼンを外しました。
今回の主要な目的の一つが紅葉を観ることだったのですが、
もう見ごろの範囲はだいぶ下まで降りてきたようです。
装備
個人装備 |
三脚
水
ハイドレーションシステム
長袖シャツ
Tシャツ
ソフトシェル
タイツ
ズボン
靴下
スパッツ
グローブ
雨具
防寒着
日よけ帽子
靴
予備靴ひも
ザック
ザックカバー
行動食
非常食
飲料
地図(地形図・山と高原地図)
コンパス
ガーミンGPS
笛
鈴
ラジオ
計画書
ヘッドランプ
予備電池
アマチュア無線機
ファーストエイドキット
補修キット
常備薬
日焼け止め
ロールペーパー
登山保険証
健康保険証
スマホ
財布
サングラス
タオル
一眼レフカメラ
広角ズームレンズ
望遠ズームレンズ
6本爪アイゼン
トレッキングポール
ねんどろいど(あおい・ひなた)
|
---|
感想
北アルプスである程度まとまった積雪になりましたが、頸城山塊ではまだごく薄いだろうと予測して登りましたが、完全に読みが外れました。
それでもほぼ全線にわたってトレースがあったおかげで計画どおり金山山頂まで到達できました。
いつも賑わっている隣の雨飾山とは対照的に静かな山行を楽しめるということで金山を選びました。
実際にこの日も出会った登山者は計4名のみ。金山山頂は完全に貸し切り。
でも天狗原山〜金山にかけての草原の稜線、焼山・火打・妙高などの眺望は決して雨飾山に劣らないものです。
今回は幸か不幸か、積雪期の金山になりましたが、次回は無雪期にも登ってみたく思います。
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コメント
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アイゼン持っておられて よかったですね。
さすがです。
明日ゆっくり拝見します。
いやぁーー
「紅葉もまだ」の、神戸からでは
あら、、!もう 雪山なのー! という印象でーす。
雪景色は美しいですね。
アイゼンを、きちんと、持っておられて、さすがです。
往復登山だったのですね。
下りでは登りでは見えなかった景色が見えたり
往復登山も味わい深いですね。
山頂では妙高 黒姫が眼前ですね。
妙高への距離は10Kほどでしょうか。
帰路では 見えなかった 紅葉がきれい。
赤く染まりますね。
しずかな 金山を選ばれ 雨飾山に劣らない
眺望を得られて、大満足されたことでしょう。
早々 雪景色をありがとうございました。
(o^―^o)ニコ
こんばんは、mayasanpoさん。
金山のレポをご覧いただきまして、ありがとうございます。
神戸では紅葉もまだこれからですよね。本当に長野に来てから季節が過ぎるのが早いです。
関西のほうがゆっくりと秋を楽しめてたなと、離れてみて初めてそれも良かったと感じています。
長野でも今年は特に雪が来るのが早く、金山では驚きの積雪量でした。
自分は今秋、10/18の浅草岳の時から欠かさず軽アイゼンを携行しています。
奥秩父主脈縦走の時も75Lザックの中で見事に重りになってくれました。
でも空振りに終わろうとも、秋には常に携行しておくべき装備だと思います。
実際に今回の金山でも、軽アイゼンを実際に使うとは思っていませんでした。
それと今回のような雪山登山の時にはピストンが安心ですね。
妙高までどこくらい掛かるんでしょうね。
無雪期に健脚の方でも、途中の高谷池ヒュッテなどで1泊が必要になるでしょう。
一つ一つの山が大きいので、眺めていても距離感が狂います。
元々、紅葉が主な目的だったのですが、登山口近くでようやく見られた状態でした。
結果としては秋山、雪山、両方を同時に楽しめた最高の一日でした。
秋の雨飾山にも行きたい気持ちはあるんですが、大渋滞のレポを観て止めたんです。
やっぱり静かな山のほうが自分には向いています。
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