横瀬駅→武甲山→影森駅 ※山頂動画あります。


- GPS
- 07:12
- 距離
- 18.5km
- 登り
- 1,226m
- 下り
- 1,201m
コースタイム
- 山行
- 5:26
- 休憩
- 1:46
- 合計
- 7:12
天候 | 快晴 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2020年11月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
危険を感じるような場所はありませんでした。 |
写真
装備
個人装備 |
長袖シャツ
ソフトシェル
ズボン
靴下
防寒着
雨具
日よけ帽子
靴
ザック
昼ご飯
非常食
飲料
地図(地形図)
計画書
ヘッドランプ
GPS
ファーストエイドキット
携帯
時計
サングラス
タオル
ストック
カメラ
|
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感想
今年は、スカッと晴れた日が少なかったと思いますが、2、3日前から天気図を睨み、今日は確実に晴れると狙いを定めました。
武甲山に登るのは32年振りです。32年前の記録を見ると、当時は銀塩カメラでしたので写真は少なく、コースタイムの記録から記憶を掘り起こしました。
当時、新調した登山靴を慣らすことが目的の一つで、横瀬駅から登山口までのロードが大変だったような記憶があります。前回は、武甲山から大持山経由で名郷に下り、バスで飯能というルートを辿りましたが、今回は、秩父鉄道の影森駅へ下りました。
今回は、横瀬駅から登山口までのロードが長いことから、登山靴はザックに入れて駅から登山口までは普段履きの靴で歩きました。これは大正解でした。・・・ただ、横瀬駅から登山口近くまでは、石灰岩を加工する工場が多く、それらを運搬する車両も多いです。微細な石灰粉が舞い、辟易しました。
長い長いロードが終わり一の鳥居に到着すると、平日にもかかわらずほぼ満車。30台は駐まっていただろうと思います。これには驚きました。紅葉時期で快晴だからなのかも知れませんが、土、日曜日だったら駐車場には入りきらない位の大混雑になるのかも知れません。
登山口で登山靴に履き替えて登山モードに。一の鳥居に至るまでは、武川岳方面の紅葉が綺麗に見えていましたが、武甲山の登山道は杉の植林で紅葉した樹木はほとんどありませんでした。登り始めて1kmも行かないうちに沢沿いが崩れている場所がありました。登山道は、崩壊地を迂回するように作られていました。崩落が広がらなければ良いのですが、大雨が降ったら更に広がってしまうかも知れません。
更に登って行くと不動滝がありました。結構な落差がある立派な滝でした。このコース最大の見所だと思います。
そこから先は、山頂直下まで展望の無い杉の植林帯を黙々と登って行きます。途中、杉の大木がある大杉の広場周辺で傾斜が緩くなりますが、再びジグザグに高度を上げて行きます。
山頂直下まで植林帯が続き、自然林に変わると山頂直下に到着です。
トイレ舎の前を「順路」の標識に導かれて進みます。武甲山御嶽神社の鳥居をくぐり、右手が開けた展望所に立ち寄った後、フェンス沿いに進み、山頂のある第一展望所に到着しました。山頂からは、眼科に秩父市街が一望、東は筑波山から西は北アルプスまで望むことができました。気温は9度と肌寒かったですが、快晴無風で遠くまで見渡すことができて良かったです。
一方、南側は樹木に覆われていて樹間越しに山々が見えましたが、富士山は確認することができませんでした。
山頂で昼食として持参したパンを2個食べて下山開始。
登って来た道との分岐の直ぐ先に浦山口方面と大持山方面への分岐がありました。ここで地図を確認。
よくよく見ると、「橋立林道は当面の間歩行者も「通行止」です。秩父市」と張り紙が貼られていました。・・・ガ〜ン、聞いてないよ〜。ウソだろう?・・・と言っても何も始まりませんが、ここからルート変更して横瀬駅に戻るには、再び長い長いロードがあるので嫌だなぁ。・・・等と思案していると、私よりも先に休憩していた方が浦山口方面に下って行きました。・・・こちら側から登って来られた方かも知れませんし、先行者がいるならば何とかなるだろうと背中を押されました。
私も続いて浦山口方面への道に進みました。
こちらは、自然林で落葉しているので明るい登山道で周囲の山々を眺めながら下ることができて楽しい。少し急な傾斜もありますが、尾根道で迷うこともありません。しばらく行くと、若い男性に追い越されましたがアッと言う間に視界から消え去っていきました。私より5、6倍速いスピードで駆け下りて行きましたが、驚く程のパワーとテクニックです。私が一瞬でもあのスピードを真似たならば、一瞬で転んで怪我をしてしまいます。
しばらく尾根道を下って行くと、左に進路変更するように表示と共にトラロープの張られた場所に到着。その先の尾根道も歩けそうな感じに見えるので、標識が無ければそのまま進んでしまいそうな場所です。標識どおりに左に進路を変更すると尾根を離れた葛籠折れの急下降になりました。何故か右足の裏が痛み出し、一歩一歩に痛みが走り、激痛に耐えながらの下りが続きました。尾根を離れてから24分程で急下降が終わり、沢沿いの緩斜面になって痛みが軽減されました。
沢沿いをしばらく下ると橋立林道の終点に出ました。登山届を出すポストも設置されていました。
少し進むと林道が半分程崩落していました。ここが通行止の場所なのだろうと思いましたが、歩行者が通る分には問題無さそうです。
更に林道を下って行くと、木の枝が折れて林道を塞ぐ様な状態になっていましたが、そこも歩いて通る分には問題ありませんでした。その近くで少し休憩していると、軽自動車が2台停止しました。何事かと思っていたら、林道を塞いでいた樹木を切り出しました。
橋立林道終点から40分程下ったところに民家があり、そこから舗装路になりました。少し先に札所二十八番の無料駐車場があり、そこで登山靴から普段履きの靴に履き替えました。
浦山口駅では14時台の列車が無いことを調べてありましたので、靴を履き替えた場所から20分程歩いて影森駅まで行き、始発電車に乗って秩父駅へ。武甲酒造に立ち寄ってお酒を購入してから帰途につきました。
終日、快晴無風の登山日和。良い登山でした。
前記のとおり、一の鳥居の駐車場には30台位の駐車車両がありましたが、登っている際に下って来た方は8組でした。多分、一の鳥居に駐車した方の2/3位の方々は、子持山、大持山、妻坂峠を辿る周回コースを歩いているようです。
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