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Yamareco

記録ID: 2710132
全員に公開
無雪期ピークハント/縦走
日光・那須・筑波

足尾スタート、中禅寺湖にタッチ (赤倉山から半月山へ)

2020年11月07日(土) [日帰り]
 - 拍手
GPS
06:41
距離
15.8km
登り
1,396m
下り
825m

コースタイム

日帰り
山行
6:00
休憩
0:40
合計
6:40
6:03
131
スタート地点
8:14
8:15
103
9:58
9:59
24
10:23
10:39
4
10:42
10:43
7
10:50
10:50
9
11:00
11:00
25
11:25
11:41
29
12:10
12:17
19
12:36
12:36
7
12:43
12:44
2
12:45
ゴール地点
天候 晴れ
過去天気図(気象庁) 2020年11月の天気図
アクセス
利用交通機関:
バス 自家用車
足尾の赤倉郵便局の先を右折して、深沢林道に入るとすぐに広めの路肩があります。
そこにマイカーを駐車して(いちおう遠慮がちに)、登山スタート地点としました。

帰りは、東武バスで細尾入口バス停にて降車。
そこから徒歩でほど近い、細尾リンク入口バス停でJRバスに乗車。終点のひとつ手前のバス停で降りると、すぐにマイカーを回収できます。JRバスの方は本数がかなり少ないので要注意。
コース状況/
危険箇所等
★写真コーナーのコメント文をご参照ください。


深沢林道から半月山駐車場までは、すべて古道・廃道・笹藪によるバリエーションルートとなります。

大正〜昭和期に整備された名残りがあったり、近年人に歩かれた踏み跡や印があるので、怖れるほどではないと感じました。むしろ歩きやすい方ではないかと思いますが、各分岐点をいつの間にか通り過ぎていたことが2、3回ありました。

尚、足尾の薮にはマダニが多いと噂されています。
私はこれが不活性化するのを待ったため、この時期での入山となりました。
その他周辺情報 中禅寺湖は一大観光スポット。いろいろあります。

すでに湖畔の紅葉は終盤でしたが、それでも残った樹々だけで十分なぐらいに美しく、まだ観光客で賑わっていました。
ピーク時ほどではないですが、いろは坂などのマイカー量は多めなので、バスの遅延可能性も念頭に置いた方が無難かもしれません。
足尾赤倉町の深沢林道入口。この看板のある路肩から、ちょうど明るくなる6:00スタート。林道はこの先すぐに荒れ荒れになります。
2020年11月07日 06:02撮影 by  iPhone 7 Plus, Apple
11/7 6:02
足尾赤倉町の深沢林道入口。この看板のある路肩から、ちょうど明るくなる6:00スタート。林道はこの先すぐに荒れ荒れになります。
荒廃した林道あるきがしばらく続きます。
2020年11月07日 06:32撮影 by  DSC-WX500, SONY
11/7 6:32
荒廃した林道あるきがしばらく続きます。
いちど沢を渡渉して北側にわたり、沢沿いを奥へと進みます。
2020年11月07日 06:48撮影 by  iPhone 7 Plus, Apple
11/7 6:48
いちど沢を渡渉して北側にわたり、沢沿いを奥へと進みます。
大正〜昭和に歩かれた古道。
2020年11月07日 07:18撮影 by  DSC-WX500, SONY
11/7 7:18
大正〜昭和に歩かれた古道。
かつての茶屋跡にこの目印が。ワクワクしますね!
2020年11月07日 07:06撮影 by  iPhone 7 Plus, Apple
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11/7 7:06
かつての茶屋跡にこの目印が。ワクワクしますね!
茶屋の遺構。
2020年11月07日 07:34撮影 by  DSC-WX500, SONY
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11/7 7:34
茶屋の遺構。
この茶屋から先は、ところどころ急斜面を凌ぐことになります。大量の落ち葉ごと土が滑るので、注意して踏み進みました。
2020年11月07日 07:44撮影 by  DSC-WX500, SONY
11/7 7:44
この茶屋から先は、ところどころ急斜面を凌ぐことになります。大量の落ち葉ごと土が滑るので、注意して踏み進みました。
無雪期用ピッケルというレアアイテムを念のために携行していましたが、未使用。ストックの保護ゴムをはずし、刺すようにして尾根に乗り上げました。
2020年11月07日 07:46撮影 by  DSC-WX500, SONY
11/7 7:46
無雪期用ピッケルというレアアイテムを念のために携行していましたが、未使用。ストックの保護ゴムをはずし、刺すようにして尾根に乗り上げました。
踏み跡らしきもの。予想していたよりも入山者はいるということでしょうか。
2020年11月07日 07:51撮影 by  iPhone 7 Plus, Apple
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11/7 7:51
踏み跡らしきもの。予想していたよりも入山者はいるということでしょうか。
落ちついた尾根歩きになって一安心。たまにピンクリボンなど目印もあります。迷わず進みます。
2020年11月07日 08:08撮影 by  DSC-WX500, SONY
11/7 8:08
落ちついた尾根歩きになって一安心。たまにピンクリボンなど目印もあります。迷わず進みます。
ログによると赤倉山に登頂したはずなのですが、山名標識を探しまわっても見つからないので、あまり気にせず先に進みます。カラマツの黄葉キレイ。
2020年11月07日 08:33撮影 by  DSC-WX500, SONY
11/7 8:33
ログによると赤倉山に登頂したはずなのですが、山名標識を探しまわっても見つからないので、あまり気にせず先に進みます。カラマツの黄葉キレイ。
笹原の草原スポットに出ました。爽快感のある景色。もっと樹林帯で暗いルートをイメージしていましたが。
2020年11月07日 08:22撮影 by  iPhone 7 Plus, Apple
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11/7 8:22
笹原の草原スポットに出ました。爽快感のある景色。もっと樹林帯で暗いルートをイメージしていましたが。
標高を上げ、奥日光が近づいてくると、クマザサが目立ってきます。腰ちかくの伸びをみせる場所もありましたが、わりと踏み跡を見極められます。
2020年11月07日 08:53撮影 by  DSC-WX500, SONY
11/7 8:53
標高を上げ、奥日光が近づいてくると、クマザサが目立ってきます。腰ちかくの伸びをみせる場所もありましたが、わりと踏み跡を見極められます。
この程度の明瞭さで、踏み跡が分岐することがあります。
2020年11月07日 09:01撮影 by  DSC-WX500, SONY
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この程度の明瞭さで、踏み跡が分岐することがあります。
紅葉もすこし残っていてくれました。
2020年11月07日 09:11撮影 by  DSC-WX500, SONY
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紅葉もすこし残っていてくれました。
笹原から廃林道にいちど合流します。
2020年11月07日 09:24撮影 by  DSC-WX500, SONY
11/7 9:24
笹原から廃林道にいちど合流します。
林道終点あたりからは、足尾銅山や皇海山方面が美しい。
2020年11月07日 09:20撮影 by  iPhone 7 Plus, Apple
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11/7 9:20
林道終点あたりからは、足尾銅山や皇海山方面が美しい。
半月山が近くなって日光印の赤黄色をみつけると、バリエーションルート区間ももうすぐ終わりという気がしてきますね。
2020年11月07日 09:35撮影 by  DSC-WX500, SONY
11/7 9:35
半月山が近くなって日光印の赤黄色をみつけると、バリエーションルート区間ももうすぐ終わりという気がしてきますね。
ここは右を登るのが正解。分岐自体に気づけず、左側の半月峠へのダイレクトルートを少し進んでしまいました。すぐに気づいて引き返しました。
2020年11月07日 10:10撮影 by  DSC-WX500, SONY
11/7 10:10
ここは右を登るのが正解。分岐自体に気づけず、左側の半月峠へのダイレクトルートを少し進んでしまいました。すぐに気づいて引き返しました。
半月山駐車場に無事到着。バリルートはこれで終了。踏み台みたいな石が一つあるのを使って、石垣を登り、柵を乗り越えました。
2020年11月07日 10:22撮影 by  DSC-WX500, SONY
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11/7 10:22
半月山駐車場に無事到着。バリルートはこれで終了。踏み台みたいな石が一つあるのを使って、石垣を登り、柵を乗り越えました。
半月山駐車場は展望がすばらしい。
2020年11月07日 10:23撮影 by  DSC-WX500, SONY
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11/7 10:23
半月山駐車場は展望がすばらしい。
この向こうの山々からやって来て、柵を越えて侵入してきました。ドライブ観光客からしたら、完全に不審者ですね。
2020年11月07日 10:37撮影 by  DSC-WX500, SONY
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11/7 10:37
この向こうの山々からやって来て、柵を越えて侵入してきました。ドライブ観光客からしたら、完全に不審者ですね。
日光白根山を目にしましたが、白くなっていました。この日は金精峠付近でも雪が見られたらしいです。
2020年11月07日 10:51撮影 by  DSC-WX500, SONY
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11/7 10:51
日光白根山を目にしましたが、白くなっていました。この日は金精峠付近でも雪が見られたらしいです。
半月山駐車場から半月山展望台へ。のこりは一般登山道なので快適です。
2020年11月07日 10:43撮影 by  DSC-WX500, SONY
11/7 10:43
半月山駐車場から半月山展望台へ。のこりは一般登山道なので快適です。
そして、おなじみの絶景。半月山展望台からの青い中禅寺湖。男体山と八丁出島とが印象的。
2020年11月07日 10:50撮影 by  DSC-WX500, SONY
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11/7 10:50
そして、おなじみの絶景。半月山展望台からの青い中禅寺湖。男体山と八丁出島とが印象的。
男体山とその向こうに女峰山。
2020年11月07日 10:56撮影 by  DSC-WX500, SONY
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11/7 10:56
男体山とその向こうに女峰山。
戦場ヶ原。
展望台にはハイカーや観光客が多くいて、好天での絶景を喜んでいました。
2020年11月07日 10:57撮影 by  DSC-WX500, SONY
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11/7 10:57
戦場ヶ原。
展望台にはハイカーや観光客が多くいて、好天での絶景を喜んでいました。
『ヤマノススメ』雪村あおい嬢もヤッホ〜
2020年11月07日 10:53撮影 by  DSC-WX500, SONY
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11/7 10:53
『ヤマノススメ』雪村あおい嬢もヤッホ〜
すこしだけ寄り道して、半月山のピークもピストン登頂しておきました。
その後、狸窪方面にサクサクと下山開始。
2020年11月07日 10:43撮影 by  iPhone 7 Plus, Apple
11/7 10:43
すこしだけ寄り道して、半月山のピークもピストン登頂しておきました。
その後、狸窪方面にサクサクと下山開始。
狸窪の砂浜。中禅寺湖の湖畔に降り立ちました。
2020年11月07日 11:27撮影 by  iPhone 7 Plus, Apple
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11/7 11:27
狸窪の砂浜。中禅寺湖の湖畔に降り立ちました。
足尾からの中禅寺湖タッチ!
この秋の目標のひとつに成功。
2020年11月07日 11:57撮影 by  DSC-WX500, SONY
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11/7 11:57
足尾からの中禅寺湖タッチ!
この秋の目標のひとつに成功。
さて、実は更にラスボスの男体山ピークまで北上したいので、湖岸を歩きます。ただ、あの山はとにかく管理、管理の山なので入れるかどうか。さっきのバリルートとは真逆の性格の山なので。
2020年11月07日 12:11撮影 by  DSC-WX500, SONY
11/7 12:11
さて、実は更にラスボスの男体山ピークまで北上したいので、湖岸を歩きます。ただ、あの山はとにかく管理、管理の山なので入れるかどうか。さっきのバリルートとは真逆の性格の山なので。
イタリア大使館別荘。紅葉狩りの人々で盛況です。コロナ禍にあっても、あいかわらず日光は外国籍の方々に人気。湖畔散策や中禅寺温泉での飲食など、楽しんでいるようでした。
2020年11月07日 12:24撮影 by  DSC-WX500, SONY
11/7 12:24
イタリア大使館別荘。紅葉狩りの人々で盛況です。コロナ禍にあっても、あいかわらず日光は外国籍の方々に人気。湖畔散策や中禅寺温泉での飲食など、楽しんでいるようでした。
そしてそして。無念!
入山料を支払おうとしたところ、午前中まででシャットアウトとのこと。登り2時間、下り1時間で帰れる体力は残っていたのですが。従います。
2020年11月07日 12:39撮影 by  iPhone 7 Plus, Apple
11/7 12:39
そしてそして。無念!
入山料を支払おうとしたところ、午前中まででシャットアウトとのこと。登り2時間、下り1時間で帰れる体力は残っていたのですが。従います。
というわけで、この二荒山神社にて無事下山。メインの目標は達成したのでオッケーです。余った時間で紅葉狩りとカフェタイムだ。
2020年11月07日 13:21撮影 by  DSC-WX500, SONY
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11/7 13:21
というわけで、この二荒山神社にて無事下山。メインの目標は達成したのでオッケーです。余った時間で紅葉狩りとカフェタイムだ。
中禅寺湖の「カフェ鹿の子」で、野菜たっぷりのケーク・サレ。さらに焼き芋シフォンも。秋の実りです。
2020年11月07日 14:14撮影 by  DSC-WX500, SONY
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11/7 14:14
中禅寺湖の「カフェ鹿の子」で、野菜たっぷりのケーク・サレ。さらに焼き芋シフォンも。秋の実りです。
その後、道路混雑を警戒して早めにバス移動開始しますが、警戒しすぎてバス停で足尾行きを1時間半以上待つの図。本数少ないし、日によって最終便が異なるので事前調査はした方がいいです。
2020年11月07日 15:26撮影 by  DSC-WX500, SONY
11/7 15:26
その後、道路混雑を警戒して早めにバス移動開始しますが、警戒しすぎてバス停で足尾行きを1時間半以上待つの図。本数少ないし、日によって最終便が異なるので事前調査はした方がいいです。
キラキラした中禅寺湖から、ジメジメした?足尾銅山に戻ってきました。でも穏やかな夕刻の空気にホッとしました。
2020年11月07日 16:36撮影 by  iPhone 7 Plus, Apple
11/7 16:36
キラキラした中禅寺湖から、ジメジメした?足尾銅山に戻ってきました。でも穏やかな夕刻の空気にホッとしました。
マイカー駐車した路肩に帰還。極端な静けさの山と極端に賑わう湖。楽しい一日でした。
2020年11月07日 16:49撮影 by  iPhone 7 Plus, Apple
11/7 16:49
マイカー駐車した路肩に帰還。極端な静けさの山と極端に賑わう湖。楽しい一日でした。

感想

日光エリアの山々を自分なりに深めていくシリーズ。
そのこの秋の目標が、足尾から奥日光に抜けるルートでした。
ささやかなチャレンジができて、よかったです。

ほんらいは、男体山まで駆け上がる挑戦でしたが、事前の調査不足のため、前半から中盤にゆっくりしすぎて、入山〆切に40分遅かったようです。

次は社山も経由して、別ルートで足尾のスタート地点へ反時計回り周回コースを試すのも面白そう。
日光のトレイル探索、まだまだ課題はたくさんです。

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