雲の中ナキウサギ求めて三峰山
- GPS
- --:--
- 距離
- 10.4km
- 登り
- 787m
- 下り
- 788m
コースタイム
天候 | 曇り時々晴れ 一時 雨 (途中で降られました) |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2011年08月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
凌雲閣から上富良野岳までは名物の300階段を登ります。階段道が嫌いな人にはお勧めしません。富良野岳のほうは延々のトラバースルートが続きます。大半が低木の根や岩の上下を繰り返しながら登っていきます。お世辞にも面白いルートではありませんが、富良野方面の眺望はあります。途中、渡渉がありますが、濡れることなく岩伝いに渡れます。 今回、特に危険箇所等はありませんでしたが、300階段で熊の匂いがして笛を拭きながら登りました。 |
写真
感想
今週末は大気の状態が不安定。朝起きて十勝岳ライブカメラを確認。視界良好。まぁ、行ってみるかと軽い気持ちで出発。三笠ICで旭川方面に向かう札幌山岳ガイドセンターの1BOX車を発見。先週、御世話になったガイドさんもいるかなぁと思いつつ、三笠ICを下り富良野方面へ。登山口の凌雲閣前から見上げると、そこまで状態は悪くなさそう。というわけで、凌雲閣を10時に出発。入林届を見てみると登っている人も結構いるようだ。安政火口までのルートはエゾオヤマリンドウがちょうど見頃、三段山へのルートはまだ閉鎖されている。ガスが掛かっているが視界は良く、涼しくて気持ちが良い。安政火口の分岐を過ぎると山裾をグルッと巻いて上ホロ分岐へ。途中のウラジロナナカマドは赤い実を付けていた。
上ホロ分岐からは上ホロカメットク山方面へ、そして名物の300階段。風に乗って熊の匂いがしてきたので、笛を吹きつつ一気に上がるとD尾根の少し手前で士別から来た3人パーティに追い付いた。稜線にも人が歩いているのが結構見える。ハイマツの緑も美しい。D尾根の終わりからグルッと右に巻いて登っていくともう上富良野岳山頂。雨がポツポツ降ってきているが、視界は良く十勝岳までクッキリと見えている。どうしようかと迷いつつ上富良野岳で昼食にする。山頂は8人パーティで賑やかだ。
そうこうしているウチに青空も見えてきた。ここで、青森からきたおっちゃんと合流。同じ方向に行くというので、私も予定通り三峰山まで行くことにする。三峰山まではピークを2つ越えるが勾配は緩やかなので楽しい稜線歩き。晴れたり曇ったりしつつ三峰山に到着。しばらくナキウサギタイム、岩場でナキウサギの観察をする。おっちゃんと一緒にナキウサギ探しして2匹発見。少し遠いが最大望遠で撮影。可愛い。
天気も良くなってきたので、そのまま一周ルートを進むことにする。隣の1860mピークでもまたナキウサギ観察。こちらはすぐ近くで2匹が見れたが、逃げられて撮影チャンスを逃した。少し残念だったが、間近で見れただけでも良いかということで尾根を進んでいく。富良野岳のコルの手前の巨岩帯では富良野岳がきれいに顔を出す。
ここを抜けると富良野岳分岐はすぐ。そして延々続くトラバースの下山ルート。もくもくと歩いていると雨が到来。よくぞここまで天気も持ってくれた。雨具を来たとはいえビショ濡れで下山し、凌雲閣で汗を流した後は駐車場でお茶したり、内地から来たライダーや宮崎から来たおばちゃんと話をしたりして時間があっと言う間に時間が過ぎていった。下山してから2時間が過ぎようとした頃、山頂を見上げると三峰山から富良野岳にかけて、稜線の向こう側の雲海からあふれた霧が滝のように落ちていた。
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