宇治・六石山
- GPS
- 02:40
- 距離
- 9.7km
- 登り
- 528m
- 下り
- 524m
コースタイム
- 山行
- 2:33
- 休憩
- 0:07
- 合計
- 2:40
天候 | 霧のち晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2020年11月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
北尾根登山道は倒木多いが比較的明瞭な道 南東尾根は、“末山・くつわ池自然公園"のエリアで通過も有料(\100) |
写真
感想
府道3号線を走り天ヶ瀬ダムの傍らに車を止めた。霧が残る中、府道を少し戻り、靖國寺の石段前で宇治川支流の右岸の林道に入った。ヘアピンカーブを曲がり切通しを抜けると突然林道が途切れフェンスが立ちはだかった。尾根に取付くべくフェンス沿いに急斜面を這い上がると別方向から林道が上がってきており再び林道歩きとなった。結果的にこの林道は地形図には描かれていないがダムの駐車地点すぐの所に入口のあった林道のようだった。
今回は山名のあるのは六石山だけなのでP182を経由すべく林道を離れ尾根に取付いた。黄色いテープがあり何となく踏み跡もある。倒木を躱す程度で問題なくP182に到った。平らな山頂で嘗て使われていた共同アンテナの残骸があった。南東の鞍部に下ると堀切のような溝がみられ嘗ては砦の跡だったのではと想像が広がった。地形図の登山道と微妙に外れながら尾根通しに登ると倒木が多くあったが、登山道部分は倒木処理され比較的歩き易い。地形図に記載のない林道が現れ、ガスっぽい稜線に陽が差し、スポットライトのように光線が輝いた。コンパスを無くしたまま今回もないので方向を定めるのが難しい。曲がらなければならない所を直進してしまい右手に大きな山体を見て引き返しとなった。間違点には、木に巻かれた黄色いテープに「らくなんトレイル」とマジックで書かれていた。これは“らくなん山の会”がきめたルートのようで整備も何もされていない。
六石山(ろっこくやま366m)に到ると3等三角点「末山」があり真新しい山頂標識が掲げられていた。末山・くつわ池自然公園の立て看板があり「これより先は公園用地につき通行料金(100円)が必要」と書かれていた。登山者が通り抜けるだけで通行料を取るというのもどうかと思うが100円くらいなら整備費としてまあいいだろう。有料道路に入ると整備は更に良くなり“森林浴コース”の道を園地へ向けて下って行った。林道が交差するところに「展望台」の表示があり足を延ばした。振り返ると六石山が望め、先端の展望台はハート形のお立ち台が設置されていた。お立ち台に建つと5日前に登った大峰山(506m)、荒木山(472m)が望め、その右側には遠く鷲峰山(682m)が聳えていた。眼下にはくつわ池の入口が見え右手に後で立寄る予定のP274が望めた。
登山道に戻り林道に入るとテントサイトがあり、昨日の雨にも拘らず所狭しとテントが張られていた。コロナの影響かアウトドアが盛況なようだ。右手に窪地があり、それを見下ろす高台にバンガローがあった。この部分は地形図にはくつわ池の上池に当たるが今では池は無くなっているようだ。下の池は釣り堀として10人程の釣り客が釣り糸を垂れていた。入口の管理棟が見えその手前に“森林浴コース”の入口が左側の斜面にあり取付いた。稜線に上がると送電鉄塔があり折り返すように稜線を歩きP274に到った。“森林浴コース”は西側の尾根を下って行くが、道のない東尾根へと下山した。
林道が見えてくると3m程の段差があり下り口を探し木に掴まりながら下り立った。取付地点辺りにゲートがあり「崖崩壊のため通行止め」と書かれていた。宇治田原町浄化センターの処で府道62号線に合流し、宵待橋に到ると府道3号線となった。橋の傍らに鷲峰山への参拝路を示す石碑があった。宇治川に出ると上流に大峰山の稜線が望めた。遠くに天ヶ瀬ダムが見えてくると対岸に槇尾山(330m)が望め紅葉の始まった山肌が美しかった。ダムに戻り軽い周回登山を終えた。
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