記録ID: 2730129
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ハイキング
奥秩父
奥秩父の中央分水嶺 大弛峠〜朝日岳〜金峰山
2020年11月14日(土) [日帰り]
体力度
2
日帰りが可能
- GPS
- 03:42
- 距離
- 8.6km
- 登り
- 524m
- 下り
- 523m
コースタイム
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2020年11月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
バス 自家用車
金峰山を往復し前日に大弛峠に駐車してあった車で帰宅した. |
コース状況/ 危険箇所等 |
朝日岳と金峰山の山頂付近に少し岩場があるが,登山道は綺麗に整備されているので問題となる場所はなかった. |
写真
撮影機器:
感想
50年近く前の学生の頃の夏休みに雁坂峠から金峰山まで縦走したことがあるが.天気が悪く展望もない辛い縦走だった.今回は天気が良く昔の思い出に浸りながら気楽に歩いた.昨日は大弛峠まで車で来て国師ヶ岳から奥千丈岳,ゴトメキ,大ダオを経由し徳和に下った.塩山駅までバスに乗り塩山温泉の旅館に泊まった.
今朝は塩山駅から予約してあった大弛峠行きのバスに乗った.定員通りの3密に近い乗車だったので皆んな無言だった.大弛峠の駐車場は車が溢れ手前の路肩にもたくさん駐車していた.昨日は静かな山行だったが,今日は多くの登山者がいて賑やかだった.簡単に登れる百名山なので仕方がない.でも山頂付近は森林限界を越え富士山や南北のアルプスなど周囲の山々が綺麗に見える.五丈石(五丈岩)も立派で金峰山が百名山なのは納得できる.昔来た時は霧で五丈石さえ綺麗に見えなかったので今回は満足できる山行だった.
ここから東西に続く中央分水嶺山行:
奥秩父の中央分水嶺 雁坂峠〜甲武信岳〜国師ヶ岳〜金峰山〜大日岩
https://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-1388142.html
ここから東に向かう中央分水嶺山行:
奥秩父の中央分水嶺 大弛峠〜国師ヶ岳〜北奥千丈岳〜ゴトメキ〜大ダオ
https://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-2730074.html
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お世話になっております。赤線つなぎの軌跡のすごさに、いつも感嘆しております。先日、yukitsubasaさんが2016年秋に歩かれた津軽半島、袴腰岳〜大倉岳をトライしてみましたが、スマホGPSの不具合もあり敗退してきました。当時の記録を大いに参考にさせていただきました。
それにしてもあの絶望的な密藪を突き進もうとする思いの強さはどこから来るのか。密藪に突っ込みながら 「yukitsubasaさんの原動力は何? 何でここを歩こうと思うの? 人間芝刈り機か人間ブルドーザか? 赤線つなぎとはどれほどの動機付けになっているの?…」とyukitsubasaさんのことばかり考えていました。正直、ピオレドール賞を受賞する平出さん、中島さんなどの動機はわかるような気がするのですが、yukitsubasaさんの源は何なのか、どこから来るのか…。私にとっての謎です。 ともあれ、ありがとうございました。また挑戦するか考えていきます。
(※ マナー的にこの場をお借りしてお伝えするのは、不適切なのかもしれません。yukitsubasaさんのお名前をご承諾いただくことなく私のレコで出させていたたきましたことも、併せてお許しください。ペコリ )
津軽半島の袴腰岳から大倉岳のやぶの稜線歩きを試みられ踏破できなかったのは スマホGPSの不具合があったとは言え,mametan3さんにとって残念だったことと思います.でも道のない稜線歩きには想定外で敗退することはよくあることで次回に繋げる収穫が得られれば良しと考えています.私も3回以上かかって踏破できた分水嶺がいくつかあります.mametan3さんの再挑戦を期待しております.
私は登山を始めてから約50年になり還暦も過ぎておりますが,途中で中断することなく登り続けていますので今までに1300回近い山行を繰り返しています.ヤマレコに公開しているのは分水嶺に関連した山行だけですので全山行の半分以下です.プロフィールにも記載しましたが,分水嶺歩きをする前は百名山や300名山も目的に登っていました.でも他人の決めた名山の山行には満足できなかったものもかなりあり,300名山を登りきった後は自分の好みの山を歩くことにしました.あまり登っている人が少ない離島の山を登りだしたのもそのためです.約20年前に西表島に行き亜熱帯の藪の森や未開発の海岸歩きをして若い頃に夢中になった日高山脈のような道のない稜線をルートファインディングをしながら歩くことの魅力を再認識しました.
そのうち仕事が忙しくなり西表島のような日数が必要な遠い場所は行けなくなったので約10年前から日帰り可能の東日本の中央分水嶺歩きを始めました.現住所が山形県ですので仕事が終わって高速道路を走れば長野から青森までの東日本の分水嶺の登山口近くには翌朝に着くことができ夜行日帰りで分水嶺歩きが可能です.またGPSが利用でき機能性の優れたスノーシューが出現したことも単独でやぶ山や積雪期の分水嶺歩きが始められたきっかけです.
私にとっての「藪山歩きの原動力は何?」とのことですが,色々あります.当然,藪山を経由し赤線を繋げるのは楽しいですし,自宅から道のない分水嶺を経由し津軽半島や伊豆半島,アルプスなどと繋がっているのは達成感があります.またネットでも記録が見当たらない未知の稜線を計画通り歩けた時の満足感もあります.道がないと思っても意外な場所に踏み跡や昔の遺物,土塁などがあったりと発見もあります.藪山ではゴミもかなり古いものですと興味深いものもあります.藪漕ぎは私にとっても辛い時が多いですが,以上のような楽しみを期待したり捜したりしながら歩くとあまり苦にならなくなってきます.あまり良い答えになっていませんが,藪漕ぎには付随する目的も必要だと思います.
これからも分水嶺歩きを続けますが,高齢ですのであと何年続けられるかわかりません.残念ですが,これからは徐々に年齢相応の山行にしていきたいと考えています.
yukitsubasaさん、さまざまな経歴や思いを教えていただきありがとうございました。
おそらくご出身は東京近辺で、お仕事や事情により現在は山形にいらっしゃるものと推察します。北東北から信州あたりまで夜行日帰り可能とありますが、車にせよ電車にせよ現地到着ですぐスタート、下山後はすぐに帰宅行動ということになり、ゆっくりと休む時間はないと思います。登山道ではなく藪道を歩くことも多いでしょうから、体力・精神力とも一般人のそれを越えていると思います。
日高から西表島まで…。メンタルマップが広すぎます。しかも若い時分からすでに広い視野を持たれていたのでしょうね。分水嶺が持つ意味は意識しない人であれば何の価値もないと思いますが、一粒の雨の流れる方向=運命を決めるというロマンに思いを寄せることができる人であれば、とても愛おしく興味深いものになると思います。藪歩きの意外な収穫や楽しさ…こんな所に踏み跡や昔の缶やビンがあるなんて…という発見の喜びもわかります。くじけやすい藪中で、心をおおいに奮い立たせてくれますよね。
先日の私の袴腰岳〜大倉岳山行では、yukitsubasaさんの山行記とルート図を印刷し、ザックの中に入れて行動しておりました。行き詰まった時にルートを確認するとともに、「ここをyukitsubasaさんという人が確かに歩いたんだ」と自分を落ち着かせ鼓舞させるために…。その前に撤退を決めたので山中で見ることはありませんでしたが、私にとってはこのコースのバイブルです。現在、スマホログ機能の確認実験をしておりますが、今のところいつかまたトライしてみようと思っています。yukitsubasaさんの謎を知ることができ、とても勉強になりました。でもまだまだ謎です…。 これからもご活躍を拝見させていただきます。よろしくお願いいたします。
私が「藪山歩きをしている動機がまだ謎」とのことですが,これは中央分水嶺も一因になっていますのでお話しします.
日本で中央分水嶺はあまり周知されていませんので興味のある方はほとんどいないと思いますが,アメリカでは大陸分水嶺(Continental Divid)が地図にも記載されていることが多く現地に行くと案内板や標識があることも多いです.私はアメリカの西海岸で少し暮らしたことがあり,西部の国立公園中心に登山やトレッキングを楽しみました.その時にイエローストーンなどのロッキー山脈の場所で大陸分水嶺の立派な案内板を目にしました.アメリカ人にとって太平洋と大西洋とを分ける大陸分水嶺は人々にかなり周知されているようです.日本では大陸分水嶺ではなく太平洋と日本海を分ける中央分水嶺になりますが,あまり知られていません.日本百名山は自治体が積極的に取り入れて宣伝していますが,中央分水嶺を売りに出している自治体はほとんどありません.東日本の中央分水嶺を歩いて中央分水嶺の案内板があったのは
北東北の貝梨峠の分水嶺公園
(https://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-1240905.html),
南東北の境田駅
(https://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-1291763.html),
霧ヶ峰近くの中央分水嶺トレイル
(https://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-1377373.html),
霧訪山近くの善知鳥峠
(https://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-1376772.html)
などわずかです.
帰国後,西表島などの離島の山歩きを経て中央分水嶺歩きをするようになったのは前にもコメントしました.仕事が忙しく比較的短時間で行ける範囲ということで東日本に限定しました.幸い自宅が山形ですので大部分の分水嶺はなんとか夜行日帰りが可能です.実際,東北の中央分水嶺は学生時代など時間に余裕があった頃の山行を除けば全て日帰りで歩いてつなげました.また道のない部分は全て単独です.分水嶺歩きはスタート地点とゴール地点が離れることが多く他人のサポートがないと非常に大変で積雪期などはかなりリスクのあった山行もありましたが,仕事などで忙しくてもやる気さえあれば日帰りでコツコツ続けてなんとかなることを確かめたかったのです.このことは分水嶺歩きと言う一見大変な山行も時間に余裕がなくても大部分が日帰りで可能と言うことです.また藪山や雪山は辛いですが,分水嶺歩きなどの何か目的があればあまり苦にならなくなってきます.
IT関係ではないですが,私の仕事はほぼモニターに向かってする仕事です.でもSNSにはあまり興味がなくFacebookやTwitterもしたことはありません.ヤマレコに山行記録を公開し始めた一番の目的は<全ルートを地図で見る>の機能を利用したかったからです.雪山や藪山で歩いたGPSの軌跡が地形図上で実際に繋がっているか確認するのが目的です.これは非常に優れた機能で全ての軌跡を連続して確認できるという意味で満足しています.ですのでどちらかと言うと他人に公開というよりは自分のための山行記録になっています.あまり丁寧な言葉は使用していませんし山行記録もガイドブック的ではなく感想が多いです.でも私の分水嶺の山行記録がどのくらい閲覧してくれるかは少し興味があります.いつも最初に分水嶺を入れていますので分水嶺に興味がある方がどのくらいいるのか,私の記録を見て少し分水嶺に興味を持ってくれる方が増えるのかとか考えています.私がヤマレコに記録を公開していることは家内とヤマレコを勧めてくれた職場の後輩一人以外は知りません.たまに一緒に行く職場の人にも知らせていませんので閲覧された方のほぼ全ては私の知らない方です.最近は内輪の方の訪問がないにも関わらず,ひと月に千人くらい「私の独りよがりの山行記録」を閲覧して頂いていますので分水嶺に興味を持ってくれる方が増えることを願っています.
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