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記録ID: 274100
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雪山ハイキング
甲信越

大展望に惹かれてリベンジ 坊主岳

2013年03月03日(日) [日帰り]
 - 拍手
GPS
04:35
距離
4.8km
登り
897m
下り
897m

コースタイム

07:05「上ノ原」バス停駐車場所
09:35坊主岳山頂09:50
11:40駐車場所
       歩行時間4時間20分
天候 晴れ
過去天気図(気象庁) 2013年03月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
長野自動車道「塩尻IC」降車、国道19号線を名古屋方面に
新鳥居トンネル手前の信号を左折、
奈良井ダム管理事務所が右に見えたら
1.8km先に「イノコ沢橋」、手前左側に古びたバス停標識があります
左に行き止まりの作業道があり、車が3台ほど停められますが、
除雪された雪の壁に阻まれて作業道に入れませんでしたので
雪の壁にぎりぎりの路肩に停車しました
登山道は道路脇の綴れ折の急坂から始まります
早朝の奈良井ダムに注ぐ川は冬景色。気温マイナス8度、気分がぐっと引き締まります。
2013年03月03日 06:54撮影 by  Canon IXY 210F, Canon
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早朝の奈良井ダムに注ぐ川は冬景色。気温マイナス8度、気分がぐっと引き締まります。
イノコ沢橋
道路は綺麗に除雪されていますが、路肩にはかなりの雪が…
2013年03月03日 06:55撮影 by  Canon IXY 210F, Canon
3/3 6:55
イノコ沢橋
道路は綺麗に除雪されていますが、路肩にはかなりの雪が…
車は除雪した雪の壁に阻まれて作業道に入れず、やむなく路肩駐車、ごめんなさい。
2013年03月03日 06:55撮影 by  Canon IXY 210F, Canon
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車は除雪した雪の壁に阻まれて作業道に入れず、やむなく路肩駐車、ごめんなさい。
さあ、この登山道入り口からリベンジ開始!
2013年03月03日 07:03撮影 by  Canon IXY 210F, Canon
3/3 7:03
さあ、この登山道入り口からリベンジ開始!
白翁神社
どうか無事戻って来れますようにとお祈りしました。
2013年03月03日 07:11撮影 by  Canon IXY 210F, Canon
3/3 7:11
白翁神社
どうか無事戻って来れますようにとお祈りしました。
写真ではお分かりいただけないでしょうが、急坂です(-_-;)
2013年03月03日 07:20撮影 by  Canon IXY 210F, Canon
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写真ではお分かりいただけないでしょうが、急坂です(-_-;)
雪の量も徐々に増えてきました
2013年03月03日 07:28撮影 by  Canon IXY 210F, Canon
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雪の量も徐々に増えてきました
上空は明るいので、きっと大展望に恵まれることでしょう\(^o^)/
2013年03月03日 07:28撮影 by  Canon IXY 210F, Canon
3/3 7:28
上空は明るいので、きっと大展望に恵まれることでしょう\(^o^)/
汗をかきかき歩いていますが、こんな日差しの射し込む山歩きにいつもながら幸せをしみじみ感じます。
2013年03月03日 07:38撮影 by  Canon IXY 210F, Canon
3/3 7:38
汗をかきかき歩いていますが、こんな日差しの射し込む山歩きにいつもながら幸せをしみじみ感じます。
それにしても、急坂!
2013年03月03日 07:41撮影 by  Canon IXY 210F, Canon
3/3 7:41
それにしても、急坂!
あまり見たくないと思いつつ、つい見上げてしまう急坂
2013年03月03日 07:44撮影 by  Canon IXY 210F, Canon
3/3 7:44
あまり見たくないと思いつつ、つい見上げてしまう急坂
平坦な尾根に出ました。一息つけます
2013年03月03日 07:52撮影 by  Canon IXY 210F, Canon
3/3 7:52
平坦な尾根に出ました。一息つけます
梢の先に見えているのが坊主岳山頂でしょうか?
2013年03月03日 08:02撮影 by  Canon IXY 210F, Canon
3/3 8:02
梢の先に見えているのが坊主岳山頂でしょうか?
ワカンのトレースしっかり、目印テープもしっかり、心強いことこの上なし(^o^)
2013年03月03日 08:03撮影 by  Canon IXY 210F, Canon
3/3 8:03
ワカンのトレースしっかり、目印テープもしっかり、心強いことこの上なし(^o^)
針葉樹林帯に入ります
2013年03月03日 08:27撮影 by  Canon IXY 210F, Canon
3/3 8:27
針葉樹林帯に入ります
1600m地点
2013年03月03日 08:28撮影 by  Canon IXY 210F, Canon
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1600m地点
笹が現れました。夏は笹が大敵、冬は雪が大敵、登る時期を選ぶのが難しい山かと思います。
2013年03月03日 08:36撮影 by  Canon IXY 210F, Canon
3/3 8:36
笹が現れました。夏は笹が大敵、冬は雪が大敵、登る時期を選ぶのが難しい山かと思います。
噂の仏谷ですね。歩いてみたくなる稜線です。
2013年03月03日 09:02撮影 by  Canon IXY 210F, Canon
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噂の仏谷ですね。歩いてみたくなる稜線です。
樹木の背丈がだんだん低くなってきました。里山というより高山の雰囲気です。
2013年03月03日 09:03撮影 by  Canon IXY 210F, Canon
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樹木の背丈がだんだん低くなってきました。里山というより高山の雰囲気です。
急坂で標高を稼ぎ、仏谷を見下ろすようになっていました。
2013年03月03日 09:05撮影 by  Canon IXY 210F, Canon
3/3 9:05
急坂で標高を稼ぎ、仏谷を見下ろすようになっていました。
振り向くと木曽駒ケ岳方面♪
2013年03月03日 09:06撮影 by  Canon IXY 210F, Canon
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振り向くと木曽駒ケ岳方面♪
遥かに乗鞍岳
2013年03月03日 09:06撮影 by  Canon IXY 210F, Canon
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遥かに乗鞍岳
わおっ、御岳さま!さすが堂々たる貫録です。
2013年03月03日 09:06撮影 by  Canon IXY 210F, Canon
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わおっ、御岳さま!さすが堂々たる貫録です。
遥かに恵那山も見えていると思うのですが…
2013年03月03日 09:07撮影 by  Canon IXY 210F, Canon
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遥かに恵那山も見えていると思うのですが…
仏谷稜線がもう足元です。
2013年03月03日 09:21撮影 by  Canon IXY 210F, Canon
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仏谷稜線がもう足元です。
リベンジ成功しました!でも、山頂標識の向こうの山に惹かれます。困った病気持ちです。
2013年03月03日 09:34撮影 by  Canon IXY 210F, Canon
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リベンジ成功しました!でも、山頂標識の向こうの山に惹かれます。困った病気持ちです。
まるで、木曽駒を従えているような錯覚に陥る山頂、噂に違わぬ大展望♪
2013年03月03日 09:34撮影 by  Canon IXY 210F, Canon
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まるで、木曽駒を従えているような錯覚に陥る山頂、噂に違わぬ大展望♪
御岳をこうして見るとやはり信仰の山ですね。雄大な山です。
2013年03月03日 09:35撮影 by  Canon IXY 210F, Canon
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御岳をこうして見るとやはり信仰の山ですね。雄大な山です。
乗鞍さまも負けず劣らず存在感をアピール!
2013年03月03日 09:35撮影 by  Canon IXY 210F, Canon
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乗鞍さまも負けず劣らず存在感をアピール!
鉢盛山
後ろに穂高連峰がかくれんぼ
2013年03月03日 09:35撮影 by  Canon IXY 210F, Canon
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鉢盛山
後ろに穂高連峰がかくれんぼ
北方面はちょっと残念ですが雲海
2013年03月03日 09:35撮影 by  Canon IXY 210F, Canon
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北方面はちょっと残念ですが雲海
浅間山、蓼科山
2013年03月03日 09:35撮影 by  Canon IXY 210F, Canon
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浅間山、蓼科山
八ヶ岳
2013年03月03日 09:35撮影 by  Canon IXY 210F, Canon
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八ヶ岳
木曽谷
2013年03月03日 09:36撮影 by  Canon IXY 210F, Canon
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木曽谷
足元に奈良井ダム。如何に急坂を登ってきたかを実感します。
2013年03月03日 09:49撮影 by  Canon IXY 210F, Canon
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足元に奈良井ダム。如何に急坂を登ってきたかを実感します。
下りもきついですが、下山開始
2013年03月03日 09:58撮影 by  Canon IXY 210F, Canon
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下りもきついですが、下山開始
本日の見納め、木曽駒ケ岳
2013年03月03日 10:09撮影 by  Canon IXY 210F, Canon
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本日の見納め、木曽駒ケ岳
本日の見納め、御岳
2013年03月03日 10:09撮影 by  Canon IXY 210F, Canon
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本日の見納め、御岳
いつか歩いてみたい稜線ですが、どうやったら行けるのでしょう?
2013年03月03日 10:10撮影 by  Canon IXY 210F, Canon
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いつか歩いてみたい稜線ですが、どうやったら行けるのでしょう?
無事ここまで戻ってきました
2013年03月03日 10:34撮影 by  Canon IXY 210F, Canon
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無事ここまで戻ってきました
イノコ沢橋
2013年03月03日 11:39撮影 by  Canon IXY 210F, Canon
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イノコ沢橋
朝の寒々とした冬景色も、明るく変貌
2013年03月03日 11:41撮影 by  Canon IXY 210F, Canon
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朝の寒々とした冬景色も、明るく変貌
空を見上げ、もうちょっと山頂で展望を楽しみたかったのにと後悔しきりでした
2013年03月03日 11:42撮影 by  Canon IXY 210F, Canon
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空を見上げ、もうちょっと山頂で展望を楽しみたかったのにと後悔しきりでした
撮影機器:

感想

三月三日は桃の節句、それとは全く関係ないですが
一月初めにうやむやに敗退した「坊主岳」に是非とも早くリベンジをと
http://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-258600.html
機会を伺っておりましたので、そろそろ良いかと出かけて参りました。
当日早朝は、道路脇の電光掲示ではマイナス8℃で真冬の寒さ、
登山道の状況がちょっと不安になりましたが
前回しっかり下見してありますから、途中までは様子がわかっていますので
気分的に楽ですし、今回は8本アイゼン、ワカンと万全の準備。

白翁神社で登山の無事をお祈りした後、神社裏の急な尾根に取り付きます。
この付近はテープもはっきりせず、踏み跡が錯綜しています。
前回この辺で進行方向に向かって右寄りにトラバース気味の道に入り、
崩壊しそうな心細い踏み跡に入り込んでしまい、不安になって引き返しました。
完全に道を間違えていたことが今回判明し、気持ちがすっきり。

それにしても、尾根を外さずに登るのがこんなに大変な急坂だったとは!
展望の素晴らしい山と聞いたばかりにこんな辛い登りを強いられると思うと、
つくづく登山とはマゾの世界なのか、と思ったり
わが急坂を愛する会(会員は一人だけ)に是非とも登録せねばと
なんとか他愛もない考えで気を紛らわせ、一歩一歩我慢を重ねます。

雪に埋もれて四等三角点は分かるはずもなく、標識もないのですが
多分この辺りかと思う場所から、やや平坦な尾根歩きになりました。
それも長くは続かず、笹藪が雪の上に目立つ辺りから
再び急坂が現れ、積雪量が多くなり、吹き溜まりでは度々踏み抜くようになりました。
長靴の中に入り込んだ雪で靴下が大分しめっぽくなりましたので、
ワカンを着けた方が良かったかもしれません。

樹林帯が小灌木帯へと様相を変え、空が開けた場所で振り向くと
真っ白で眩しい木曽駒ヶ岳や将棋頭山が、いきなり目に飛び込んできました。
どきりとする驚きの一瞬でした。
良く来たねと微笑んでくれている周囲の名だたる山山に
それまでの苦労など嘘でも微塵も見せたくないと思った一瞬でした。

途中の展望でさえ労をねぎらって余りあるものでしたのに
山頂での大展望には言葉もなく立ち尽くし、ただ見とれるのみでした。
一面の背丈の低い笹原は、風が強いことを物語っていますが
殆ど今日は無風と言ってよく、如何に穏やかな日なのかと有難くなります。
しかし、やはり動きを停めると即座に身体が冷えてきて、いたたまれず、
本当に惜しいですが、大パノラマを心に焼き付けて、下山開始。

気温が急上昇し、雪が緩んで、帰りの踏み抜き回数は想像以上でした。
疲れも手伝って、体のバランスが取りにくくスムーズな歩きができず
もともと下りが苦手なもので、随分スローペースになりました。
特に平坦な尾根から白翁神社まで一気に下る急坂は、
凍結箇所もあって慎重にならざるを得ません。
立ち止まってアイゼンを着ければ快調に下れたのですが、
手間を惜しんで着けずに下ってしまいました。

どんな理由であれ、敗退した山にリベンジする時は、
初めての山に挑戦する時よりも不安が付きまとうように思います。
それゆえにリベンジをした山への思いは
一度ですんなり登れてしまった山よりも強くなるかもしれず、
坊主岳は、登りのきつさと言い、それを補ってあまりある大展望と言い
付近を覆う静寂と言い、またいつか行ってみたい山の一つになりそうです。
体力が許せば…ですが。

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コメント

コメント有難う!
やはり仲間がいましたか!
下山時に自分のふみ跡以外の踏み跡が有る様に思いました。
山頂ではタッチの差で合えませんでしたね!
私は時間に余裕が有りましたので、坊主中峰、北峰(勝手に命名)に向かった後に登頂していますね、山頂方面から人の声がした記憶は有ります。
何時か何処かの山頂で会えるのを楽しみにします。

こんな会話が出来るのもヤマレコのおかげですね!感謝!。
2013/3/5 21:28
プロフィール画像
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