雲取山 日原唐松谷から桧尾根と赤指尾根、高丸山経由で、帰りは富田新道

2020年11月19日(木) [日帰り]

• GPS: 09:27
• 距離: 22.8km
• 登り: 2,141m
• 下り: 2,121m

コースタイム

日帰り

• 山行: 8:27
• 休憩: 0:59
• 合計: 9:26

6:10 八丁橋
6:57 6:57 大ブナ別れ
9:39 9:49 高丸山
10:10 10:11 千本ツツジ
10:36 10:37 七ツ石山
10:45 10:46 ブナ坂
11:14 11:14 奥多摩小屋
11:21 11:28 ヨモギノ頭
11:47 11:47 小雲取山
12:02 12:02 雲取山避難小屋
12:05 12:10 雲取山
12:11 12:37 雲取山避難小屋
12:48 12:49 小雲取山
13:00 13:01 野陣ノ頭
13:05 13:05 権衛ノ頭
13:21 13:21 サワラノ平
14:39 14:44 富田新道入口
15:35 15:36 天祖山を経て雲取山登山口
15:36 八丁橋

天候

晴れ。春の様な暖かさ。

アクセス

利用交通機関：

自家用車

日原林道八丁橋手前の広場に駐車。通行止めのロープ手前に4台くらい駐車可能。

コース状況／危険箇所等

日原川吊り橋先の唐松谷出合から高丸山に直登する桧尾根と高丸山赤指尾根は、テープ、踏み跡等一切ないハードなバリルート。
1．日原林道は八丁橋までは問題なく車で通行可能。車止めから唐松谷林道入口区間は、鍛冶小屋沢付近で大きく路面崩落して工事中だが、徒歩での通行は可能。以降、唐松谷は下降する登山道も支障なし。
2．唐松谷出合から谷を渡渉し桧尾根に取り付くが、唐松谷は飛び石での渡渉は無理。ここからの桧尾根は、始めはただの急斜であるが、直ぐに目の前に岩山がそそり立ってくる。落ちると大怪我する斜面を岩や木の根に掴まってなんとか切り抜けたが、ここは大変危険だった。我々は右側を登ったが左から巻いた方がよかったのかもしれない。その後も急斜は続くが、赤指尾根合流後は傾斜も緩み、美尾根が楽しめた。
3．下山に使った富田新道、通行止めになっているが理由は不明。落葉で道が分かり難い以外、どこにも支障は無かった。もっと人を通らせないと、踏み跡が薄れ難路になってしまいそう。

写真

11/19 7:04

紅葉盛りの日原林道。一年以上ご無沙汰だったのでまた来れて嬉しい。

11/19 7:23

唐松谷林道、富田新道方面への道を取らず、ここで左の唐松谷に下りて渡渉し、その先の尾根に取り付く。飛び石での渡渉は無理だった。

11/19 7:38

登り始めてすぐに左のマミ谷に綺麗な滝。しかしこの後、岩交じりのとんでもない急斜面を這いつくばりながら登る事になった。

11/19 9:30

始めは滑り落ちるとただでは済まない難所だったが、上に行くと天国の様な素晴らしい美尾根になり、高丸山に着く。

11/19 10:06

高丸山から七ツ石山区間の石尾根稜線の道はルンルンする快適な道。

11/19 10:56

踊る木もご健在。冬支度していた。

11/19 11:13

奥多摩小屋は解体され、廃材が積み重ねられていた。

11/19 11:25

ヨモギノ頭で富士山が顔を出した。

11/19 12:04

雲取山頂到着。ここまで長かった。かすかに富士が。

11/19 12:53

帰りは富田新道を利用。通行止めになっているが、全く支障なく、安全に下りられた。ただ、落葉が大量に積もり、道が極めて分かり難くなっていた。

11/19 13:04

富田新道の美林は、いつ見ても癒される。

11/19 14:29

日原川の吊り橋まで戻り、今朝上った右上の桧尾根を見返す。とんでもない岩山で、あれをよじ登ったのかと思うと、うへーと感じた。

撮影機器：

iPhone 8 64GB SIMフリー Apple

装備

個人装備

長袖シャツ Tシャツ ズボン 靴下 グローブ 防寒着 雨具 日よけ帽子 靴 サブザック 昼ご飯 非常食 飲料 地図（地形図） ヘッドランプ 予備電池 GPS ファーストエイドキット 保険証 携帯 タオル ストック

感想

ヤスさん

台風被害で日原地区からの雲取登山は遠慮していたが、一年以上ぶりで訪れた。昨年から行きたかった高丸山への直登ルート、核心の取付開始の超急な岩交じり斜面には難儀したが、それ以外、素晴らしい自然の美尾根をたのしめ満足。
富田新道は危険個所は無いが、落ち葉が深く積もって道が消えている所が多数。テープはしっかりあるので、常にルートを見極めながら行く必要がある。
バリルートが好きな我々には愉しい山行であったが、一般の方にはとても勧められるルートではない。