3度目の正直 雪の権現岳
- GPS
- 06:48
- 距離
- 13.1km
- 登り
- 1,453m
- 下り
- 1,441m
コースタイム
天候 | 予想通りの快晴 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2013年03月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
天女山入口のスタート時点から雪がしっかりありました。踏み跡もしっかりあるので、雪面が凍結してツルツルにならない限りは標高1900m過ぎまではノーアイゼンで大丈夫です。その先、前三ツ頭までの急登は雪もしっかり付いているのでアイゼン装着をおすすめします。 三ツ頭から権現はアイゼン&ピッケル必須です。特に権現頂上部に向けて稜線部から左側に急斜面トラバースするところは慎重に(下りの方がより慎重に)。 |
写真
感想
一昨年はピッケルを忘れたために山頂直下のトラバース前で敗退。
昨年は時間的に難しいかもと三ツ頭で引き返し。
3度目の正直で今年こそ、と気合充分で臨んだ積雪期の権現日帰りピストン山行。
終わってみれば、何故昨年挑戦しなかったんだろうと思ってしまうぐらい、わりとアッサリとクリアできてしまいました。
大荒れの前日とは打って変わった快晴、絶好のコンディションのなか、久しぶりにガッツリとアイゼン歩行を堪能できました。
天女山入口前の駐車スペースは既に満車。仕方なく道路脇に車を寄せて駐車。外は気温-9度。でも寒いながらも風はそれほどでもないし何と言っても快晴! 満車で出発している人もそれなりにいるみたいだから、トレースの心配もほぼ無さそう。
今日こそはと気合を入れて、6時半すぎに出発。スタートから雪もしっかりあるし、雪歩きを堪能できそう(^^)
快調に緩い尾根を歩き、先行者をパスし、前三ツへの急登に差しか
かる地点で12本アイゼンを装着、フカフカな雪の斜面を楽しみながら前三ツに到着。今日は絶対に権現までは行きたいと思っていたので休憩もそこそこに、そのまま三ツ頭ヘ。
10時前には三ツ頭に到着。もう少し風が強いかと覚悟してたけど、快晴そよ風。2年前はトレースが無かったため、ラッセルした斜面にも先行トレースが見えるし、今回は問題なく登れそう。
三ツ頭山頂にストックをデポしてピッケルに持ち替えて、権現へ。
一旦大きく鞍部に下り、そこからトレースに従って雪庇脇の稜線を権現に向けて急登し、山頂手前の大岩部分で左にトラバース(この部分が一番危険)し、回り込んで山頂へ。風は弱いとはいえ、やはり山頂はそれなりの風があるし寒いしで、ノンビリはせず、ひととおりの景色を楽しんだ後は、そそくさと下山。
権現からの下り急斜面トラバース(ちょっと雪が緩んで、足場が脆い)ではちょっと緊張しましたが、そこを過ぎればもうハイキング気分の下りです。三ツ頭へ登り返す手前の鞍部でお疲れさんの一杯をいただき、そこからはもう登りの時の絶対権現まで登るぞと気合の入った状態からは程遠いダラダラモードへ。
三ツ頭からの長〜い下り、特に緩斜面は歩くのに飽きてくるわ、先が見通せるだけにゴールまでまだまだと気持ちも萎えるわで、登りの気力充実したモードとは正反対の気力弛緩モードで、ヘロヘロになりながら、なんとか車へ辿りつくことが出来ました(そうは言っても1時間半ちょっとで下りてきたから、周りから見たらサクサク下っているように見えたかも)。
帰りの高速も渋滞なしで、終わってみれば最高の一日でした。
さて、あとは雪の安達太良リベンジをなんとか果たさねば。
参考になります。ではまた
今年も位ヶ原山荘泊の乗鞍なんですね、羨ましいなあと思ってたら、強風で予定変更だったんですね。
今週はかなり暖かくなったので、この一週間で雪も溶けてきてるような気がします。報告楽しみに待ってますね
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