氷ノ山 霧と落ち葉に翻弄されて

2020年11月21日(土) [日帰り]

• GPS: 06:27
• 距離: 14.4km
• 登り: 1,058m
• 下り: 1,060m

コースタイム

日帰り

• 山行: 5:07
• 休憩: 1:16
• 合計: 6:23

8:46 福定親水公園
9:04 9:16 布滝
9:36 9:37 地蔵堂
9:44 9:47 木地屋跡
10:19 10:20 一口水
10:22 10:23 氷ノ山越
10:55 10:56 ヤキョウガ山
11:01 11:03 仙谷分岐
11:09 11:16 こしき岩
11:24 11:54 氷ノ山
12:17 12:25 1448ｍ点
12:45 12:50 氷ノ山
13:16 13:18 神大ヒュッテ
13:54 13:54 一の谷休憩所
14:18 14:20 東尾根避難小屋
14:36 14:36 東尾根登山口
14:42 14:43 氷ノ山スキー場セントラルロッジ
15:09 福定親水公園

天候

雨のち曇り

アクセス

利用交通機関：

自家用車

福定親水公園駐車場に駐車
午前中、天候不順のためか、駐車スペースには余裕がありました

コース状況／危険箇所等

案内表示も丁寧で、特に危険なところはありませんでした

その他周辺情報

福定親水公園駐車場にはトイレがあり、靴の泥を落とすための水道設備もありました。自動販売機はありませんでした。
(kumakumo補足)女子トイレは洋式もあり

写真

11/21 8:47

(kumakumo)いざ登山口へ

11/21 8:50

登山道入り口です

11/21 8:52

(kumakumo)堰堤

11/21 8:55

(kumakumo)石にかかれた赤い矢印は必ずしも正しい行く手を指しておらず

11/21 8:55

(kumakumo)GPS機器で確認のうえ上流へ

11/21 8:57

(kumakumo)小さな滝

11/21 8:58

(kumakumo)目新しい橋

11/21 9:02

(kumakumo)布滝と橋

11/21 9:03

布滝。かなりの高低差

11/21 9:04

(kumakumo)橋の上から下流を眺める

11/21 9:06

ここから28曲がりが始まりました

11/21 9:11

(kumakumo)お地蔵さん

11/21 9:12

(kumakumo)のぞき滝とは？

11/21 9:13

(kumakumo)ここからも見える布滝

11/21 9:15

不動滝の表示がありますが、ここからはよく見えません

11/21 9:19

(kumakumo)見返り根っこ

11/21 9:30

連樹。7つの樹木が一樹となっています

11/21 9:32

ここで28曲がりは終了です。kumakumoが数えていたようで、確かに28回曲がったそうです

11/21 9:33

(kumakumo)ポコポコと頭を出す杉

11/21 9:36

避難小屋か作業小屋かと思ってのぞいてみると、地蔵様が中に。地蔵堂でした

11/21 9:43

階段を降りて、登ります

11/21 9:45

木地屋跡らしいですが、何もありません

11/21 9:51

(kumakumo)ふかふかの落ち葉

11/21 10:01

雨も上がりましたが、山頂方向は雲の中です

11/21 10:04

弘法の水とありますが、ちょろちょろしか出ていません

11/21 10:20

氷ノ越えに到着しました

11/21 10:21

(kumakumo)上れば上るほど霧

11/21 10:34

(kumakumo)地球の毛細血管増速中(勝手に妄想)

11/21 10:36

(kumakumo)山頂は何処だ？

11/21 10:40

(kumakumo)霧空にシナプス(勝手に妄想)

11/21 11:02

仙谷の分岐です

11/21 11:09

こしき岩というらしい

11/21 11:21

山頂の避難小屋がうっすらと見えてきました

11/21 11:24

避難小屋です。山頂付近は雲の中で真っ白

11/21 11:24

三角点です

11/21 11:25

避難小屋のそばに山頂のモニュメント

11/21 11:57

伽羅の木です

11/21 12:03

(kumakumo)三の丸方面　ここから鳥取県

11/21 12:04

(kumakumo)三の丸方面へ

11/21 12:13

(kumakumo)ヤマイソギンチャク(勝手に命名)

11/21 12:14

(kumakumo)楽園の低木(勝手に妄想)

11/21 12:14

(kumakumo)クリスマス仕様

11/21 12:16

(kumakumo)にょろにょろと這い回る小さな根っこ

11/21 12:21

(kumakumo)無我霧中(勝手に造語)

11/21 12:27

(kumakumo)冬には雪を抱く枝

11/21 12:27

(kumakumo)行く手に杉

11/21 12:38

(kumakumo)予言の岩ー横書き版(勝手に妄想)

11/21 12:49

避難小屋の裏側に祠が

11/21 12:54

古生沼(こせぬま)

11/21 12:59

(kumakumo)古千本杉

11/21 13:10

(kumakumo)千本杉

11/21 13:11

(kumakumo)千本杉と階段

11/21 13:12

(kumakumo)クリーム色の蛇(勝手に錯覚)

11/21 13:13

(kumakumo)かわいい恐竜(勝手に錯覚)

11/21 13:17

神大ヒュッテ

11/21 13:17

(kumakumo)一八二とは？

11/21 13:28

(kumakumo)これからの樹系図

11/21 13:37

(kumakumo)霧が晴れたところまで下りてきた

11/21 13:39

(kumakumo)よくわからないが人面岩

11/21 13:52

(kumakumo)遙かな山々

11/21 13:54

(kumakumo)街も見えてきた

11/21 13:56

下山目標のロッジが見えましたが、ここからが長かった

11/21 14:05

(kumakumo)ブナ林の晩秋

11/21 14:17

東尾根避難小屋

11/21 14:19

尾根から分岐して、親水公園の方へ降りて行きます

11/21 14:36

(kumakumo)東尾根登山口に下りてきた。駐車場までアスファルトを2kmあまり歩く

11/21 14:40

すっかり周りは晴れているのに、山頂方向は雲の中です

11/21 14:40

スキー場を横切ります

11/21 14:43

(kumakumo)鉢伏山「これに懲りず、またのお越しを」

撮影機器：

LUMIX DMC-FH5 パナソニック

FinePix JX300 富士フイルム

装備

個人装備

長袖シャツ Tシャツ 靴下 グローブ 日よけ帽子 靴 サブザック 昼ご飯 行動食 飲料 地図（地形図） GPS 筆記用具 ファーストエイドキット 常備薬 日焼け止め 保険証 携帯 時計 サングラス タオル カメラ

感想

sayup18

初めての氷ノ山。お昼前から天候が回復する予報なので、展望を期待してましたが。
山頂に着いた時には周りは真っ白で、風も強く寒い。

小屋に逃げ込んで食事をするも、持参した食料はパンで、暖かいものはコーヒーだけ。周りの方々の暖かそうな食事を横目で見てました。

じっとしていると、隙間風で冷えてきたので、小屋を出て動くことに。時間もまだ早いので、三の丸方向に少し行ってみて、天候の回復を期待しましたが、駄目でした。時折日がうっすらと差すと暖かく、日の恵みを感じましたが。

次回は鳥取県側から登ってみて、展望はそのときのお楽しみにしておきましょう。

kumakumo

序盤は川べり。ゴロゴロした大きな石の上を渡っていくうちに、
さっそく堰堤や滝や橋の登場。布滝はなかなかの落差で、高く
見上げた滝口から岩に沿って落ち来る水が、橋の下を潜ってさらに
下方へと急ぐ。
28曲りは、2曲りを一組にして14まで数えながら上った。
必ずしも完全なつづら折りになっているわけではなく、途中、
滝や連樹などのイベントもあり、奇数偶数と右曲がり左曲がりの
対応を適切に切り替える必要があった。ちょっとした脳トレだ。

その後、梯子のような階段を下りたり上ったりすることになるが、
細い階段と幅広の階段が隣り合わせに並んでいる。一見、広い方が
安全だと思われるかもしれないが、梯子のように両手で桁を持って
上る場合は、狭い方を選択した方が上りやすいように思う。

なんだかよくわからない木地屋跡、トタン張りの掘っ立て小屋の
ような地蔵堂等々、名付けられた名所は目が点になるものが多い。
その最たるものが眺望で、本来ならそろそろ山頂の避難小屋が
見えてくるような所でも、とかく霧に遮られ、ひたすら目の前の
道を進むしかなかった。ただ、霧の奥から次々と現れる落葉樹の
シルエットが先入観の隙間を通り抜けてきた。

頂上にたどり着いても霧が滞留しており、眺望はさっぱり。
おまけに冷たい風に吹きさらされ、惨めな人になりながら冷たい
パンをかじっていた。
三の丸方面へ足を伸ばすと、落葉樹の枝が悉くたわんでいる。
分厚い雪の布団で冬を越す木々の宿痾か。

霧が晴れぬまま下山を決め、杉林を抜けると神大ヒュッテ。
紅葉シーズンもほぼ終わり、落ち葉で覆われた山道は、ふかふか
やさしい踏み心地。しかしながら着地点が見えないため、時々
深く踏み込んで段差や岩に足を取られることも。
時間をかけながら下り行くうちに、周囲が晴れてきた。枯れ枝の
間から遠くの山々が見える。いまだ霧中の山頂を見上げ、東尾根
登山口へ。スキー場から最後にもう一度振り向くと、鉢伏山が
午後の光に輝いていた。

コメント

ざーさん

お疲れ様でした
sayup18さん
kumakumoさん(はじめまして)

おはようごさいます。
大変お疲れ様でした。私も今年の8月、ほぼ同じコースを歩きました。

すごく気に入って、これまでに3回歩きました。鳥取県側から登られる際は、三ノ丸方面へもぜひ足を延ばしてみてください。

次回は、お天気になることを祈念致します。

kumakumo

Re: お疲れ様でした
zasanさん

早々にコメントをくださいましてありがとうございます。

氷ノ山へ行かれた記録を３本とも拝見しましたが、
時季によって光景がかなり変わるのですね。

今回は紅葉を終えた木々がすっかり落葉しており、それはそれで
霧中の存在感を増していました。
さはされど、せっかくの標高ですので、遠くまで見渡せる日に
また登りたいものです。

sayup18

Re: お疲れ様でした
zasan さん。こんにちは

実は、zasanさんの氷ノ山のレポを拝見して研究しいてました。
ガスのために敗退というレポもあったので、そういうこともあるのだと思っていたら、
その通りのガスガスでした。（笑）
まあ、それも含めてよい経験でした。
次回は鳥取側からと考えてますので、そのときはまたご報告しますね。

では、今後ともよろしくお願いします。