天子山地 毛無山〜竜ヶ岳 [テント泊富士星景撮影山行]


- GPS
- 29:00
- 距離
- 19.5km
- 登り
- 1,534m
- 下り
- 1,534m
コースタイム
07:05 道の駅 朝霧高原 発
07:20 東海自然歩道 東屋
08:07 毛無山登山口
09:30 5合目マツダランプ看板
10:45 富士山展望台
11:07-11:20 毛無山(休憩)
12:50 タカデッキ
13:40 雨ヶ岳 着(テント泊)
2日目
07:55 雨ヶ岳 発
09:25-09:35 竜ヶ岳(休憩)
10:00-10:25 端足峠(休憩)
10:55 A沢貯水池
11:15 根原のつり橋
12:05 道の駅 朝霧高原 着
天候 | 晴れ 最低気温:氷点下8度(雨ヶ岳PM8時頃) |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2013年03月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
約70台駐車可。無料。トイレ、売店、レストラン、休憩室あり。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
●東海自然歩道は整備されてますが所々崩壊してたり木の枝で塞がれてたり。 ●毛無山登山口から4合目手前まで雪無し。 4合目から6合目過ぎ位にかけて雪が出てきます。 6合目から山頂は土が見えなくなり凍結箇所も多いためアイゼン必用。 ●毛無山〜端足峠まで完全に積雪しており基本的には締まっていて歩き易いです。 ただし、日中暖かくなって雪が緩んでくると所々で股下まで踏み抜く事多し。 ●端足峠〜竜ヶ岳は下部は泥濘しておりスリップ注意。 上部は凍結箇所が多くアイゼン必用。 ●国道139号線の舗装車道は凍結なし。 ただし早朝氷点下になるのでスタッドレスの装着推奨。 |
写真
感想
前回から約1ヶ月半ぶりの山行記録です。
今回は撮影機材を一新した事によるテスト撮影も兼ねて前回と同じ被写体の富士山の星景撮影を目的にしました。
前回は、富士山南側の愛鷹山地の十里木展望台(登山口から10分登った場所)から登山とは別でバッテリーのテストを兼ねて撮影してました。
今回は、富士山西側の天子山地の雨ヶ岳山頂から朝霧高原を見下ろす眺望での撮影に臨みましたよ。
当然ながら登山口から雨ヶ岳までは機材を背負ってだと早くても片道4時間はかかる訳で、必然的にテント泊となりました。
で、せっかく一泊するなら時間にも余裕がある事だし毛無山〜竜ヶ岳まで縦走したいなと。
ただし、マイカー単独行だと本栖湖まで行ってしまうと国道を歩くかバス利用するしかない訳で、それは嫌だな〜とw
そこで[道の駅 朝霧高原]を起点にして東海自然歩道を歩けば国道を歩くよりも遥かにマシと判断して、今回のコースとなりました。
しかし、予定は未定。当日何が起こるかわからないものですね。
というのも毛無山登山口から登り始めて3合目を過ぎた辺りでしょうか。
急登に喘ぎながら重いザックを担いで岩場を登っている時に、突然左ふくらはぎにこむら返りが起こって足が攣ってしまう事態に…
慌ててアキレス腱を伸ばして回復しましたが、こりゃ不味いかも…と。
最悪、テント泊を諦めて下りるしかないかも…と orz
とりあえず水を飲んで塩飴を舐める事で水分と塩分補給をしつつペースを上げすぎないよう登って行ったのですが、なんと山頂手前でふくらはぎと大腿四頭筋が両脚ともこむら返りを起こしてしまい、痛みを我慢しつつなんとか登頂。
毛無山頂上で荷物を下ろして、ゆっくりと屈伸とアキレス腱を伸ばしてから休憩しつつ水分とバナナを補給。
10分ほど休憩したら痛みや疲労感が全く無くなり、飛び跳ねても何とも無し。
時間的にも余裕があるし、これなら雨ヶ岳まで縦走出来そうだと判断し、決行!
それからは雨ヶ岳まで締まった雪の上をアイゼン歩行で歩き易い道程でしたが、偶に股下まで踏み抜いてバランス崩し、脱出する時にこむら返り再発を数度経験し半分涙目状態でした。
前回の腰まで新雪ラッセルとは、また別の意味で苦行でしたねぇw
そして苦労の末に雨ヶ岳に到着してホット一息。
今日の目的地に無事辿り着けた事に安心して、早速撮影機材の設置をしようとしたら…三脚に取り付けてあった自由雲台が無くなってました orz
どうやら縦走中にザック脇に括り付けていた三脚を何度も木の枝に引っ掛けていたのですが、その際に取れてしまった模様。
自由雲台か無ければ自由にカメラアングルを決める事は不可能です。
幸いにも被写体の富士山は、ほぼ水平線の位置になるので、あまりアングルをつける必要が無く、持って来ていた水平出しレベリングユニットと微動雲台で対処出来ました。
ただし、ついでにテストするつもりだったポータブル赤道儀は、アングルが決められないため今回は諦める事に…
星景撮影に関しては、後日の日記にてレポートします。
明けて2日目は、こむら返りの件もあって竜ヶ岳登頂を諦めて端足峠から降りるつもりでした。
ところが、どういうわけか端足峠の道標を見落としてしまい、竜ヶ岳の登り返し付近まで歩いてしまいまして。
しかも2日目は一度もこむら返りを起こしてないし時間も余裕があるって事で、当初の予定通り竜ヶ岳まで登ってみる事にしました。
もちろん、再発防止のために充分な水分塩分補給をしつつストックを使って脚への負担を軽減しゆっくり歩行。
おかげで無事に竜ヶ岳も登頂できましたです。よかった〜w
そして折り返して、今度は端足峠を確認。無事下山できたのでした。
色々トラブルはありましたが、これも良い経験という事で。
こむら返りは、ここ1ヶ月以上残業続きでジョギングと筋トレをサボってたのが原因かも。
あらためて日ごろのトレーニングは大事なんだなぁ〜と実感した次第です。
Sei_typeRさん、おはようございます。
私も何度か経験がありますが、これを経験すると塩分と水分補給の
大切さを知りますよね。私も、山登りを始めて最初の雪山の焼岳で体験し、
昨年の黒戸尾根で再発、そのときかばいながら歩いた影響で膝を悪くし、
今は下りはのんびりと歩くようにしています。
写真
ないので、結局はAUTOで撮っているだけです。楽しみとしては、皆さんの
写真を見て楽しむだけです。
雨ヶ岳の、あの狭くて寂しい場所で
しかも残雪の上にテントを張るなんて、すごい…。
それにしても、ポタ赤テスト出来ずに残念でしたね。
ポラリエでしょうか、ナノトラッカーでしょうか。
私は最近天体撮影に興味を持ち始めたばかりで
勉強中です。
これからは、あの車を探しながら歩きますw
撮影(機材)に凝ってますね・・・
テントと一緒にあの機材も持ってあがったのですよね。
それにしても綺麗です。行った気分になれますね・・・
これからもきれいな山の画像楽しみにしてます。
それにしてもこむら返りはつらいですね。
大事に至らないでよかったです。
Sei_typeRさん、こんにちは!!
三脚との接続って、コンとあたると簡単に緩んじゃて、
その後は、振動であっという間に外れるんですよね。
私は、百均で買った袋をヘッドカバーにして包んでいます。
しかし冨士山、美しい!!
やっぱ、登るより眺める山かなぁ〜。
いやはや、こむら返りにはホント参りましたよ。
そして、仰るとおり[水分]と[塩分]の重要さが身に染みましたw
登山は急いで登るものじゃないですね。
ゆっくり景色と雰囲気を楽しみながら歩くのも良いものだと気付かされた気がします。
あと体調管理に気を付けなきゃですね。
2日目に同じ東海自然歩道を歩いてたのにニアミスで遭えなかったのが、ちと残念だったりw
テスト予定だったポタ赤は如意設計工房さんの[higlasi-1b]です。
いわゆるメーカー製品ではなく独特の機能が搭載されてて色々と応用が利きそうなので、これを購入しました。
とりあえずカーチス・デジカメ法を習得しなきゃですけどもw
デジイチを手に入れて星を撮りだしたら、色々な機材が増えてしまいましたw
テントも合わせてザックに詰め込むと、結構な重量になりますね。
でも綺麗な景色を撮影したいので持って行きます。
ただ、中々思うように撮影出来ない事が多いかも。
御期待に応えられるよう精進致したいと思います。
こむら返りは、もう御勘弁ですよぅ
いやぁ、まさか雲台が持ってかれるとは思っても見ませんでした。
割と簡単に緩んで取れてしまうものなんですね。
自分もカバーを取り付けて対処してみようかと思います。
富士山は自分的には眺める山ですね。
独立峰にして日本最高峰だけあって被写体としては最高の山ですよ。
もちろん登っても楽しいと思いますけどね。
夏山シーズンの登山渋滞が無ければ…ねぇw
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