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Yamareco

記録ID: 275230
全員に公開
積雪期ピークハント/縦走
大峰山脈

345大普賢岳、残雪凍結に冷や汗

2013年03月09日(土) [日帰り]
 - 拍手
体力度
4
1泊以上が適当
GPS
09:05
距離
11.2km
登り
1,518m
下り
1,519m
歩くペース
速い
0.80.9
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

5:17自宅発
7:05和佐又着、1050m、6℃
8:07和佐又山頂、1344m、8℃
8:18和佐又のコル、1240m、6℃
9:00笙ノ窟、1470m
9:12日本岳のコル、1480m
9:25石の鼻・休憩、1570m、7℃
10:53〜11:35大普賢岳・昼食、1780m、13℃
11:45水太覗
13:08七曜岳、1584m、12℃
13:18奥駈道・和佐又分岐、1562m、13℃
14:02無双洞・水廉の滝、990m、13℃
15:47和佐又のコル、休憩、1250m、13℃
16:00和佐又ヒュッテ前、1140m、12℃
16:10和佐又駐車位置、1065m、12℃
18:15自宅着

歩数:33584歩、距離:12.4km、標高差:1422m、ザック重量:10kg
天候 晴れ、6〜13℃
過去天気図(気象庁) 2013年03月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
ルート169、新伯母峯トンネル出口すぐ右折、和佐又ヒュッテ500m手前に駐車
コース状況/
危険箇所等
石の鼻〜山頂〜七曜岳の区間は特に残雪が多く、凍結もあり要注意です。
アイゼンは簡易型ではなく、強力型(10本爪、12本爪)が有効です。
最近の気温上昇で昼(15℃)に融け、それが夜間(−10℃)に凍結する。
この繰り返しで日陰部は岩のように凍結しツルツル状態になっていた。
残雪に覆われ登山ルートが分からない箇所が多々あった。GPSはすごく役だった。
ファイル
(更新時刻:2013/03/10 16:03)
和佐又山頂1344m
正面に大普賢岳
2013年03月09日 18:45撮影 by  NEX-5N, SONY
8
3/9 18:45
和佐又山頂1344m
正面に大普賢岳
笙の窟
石仏のような氷柱
2013年03月09日 18:46撮影 by  NEX-5N, SONY
8
3/9 18:46
笙の窟
石仏のような氷柱
雪が融け凍結
軽アイゼンでは
歯がたたぬ
2013年03月09日 09:22撮影 by  NEX-5N, SONY
3
3/9 9:22
雪が融け凍結
軽アイゼンでは
歯がたたぬ
石ノ鼻から南西
大峰山脈
2013年03月09日 09:27撮影 by  NEX-5N, SONY
5
3/9 9:27
石ノ鼻から南西
大峰山脈
石ノ鼻でしばし休憩
気温8℃と暑く1枚脱ぐ
アンダーシャツと長袖Tシャツ
2013年03月09日 09:33撮影 by  NEX-5N, SONY
3
3/9 9:33
石ノ鼻でしばし休憩
気温8℃と暑く1枚脱ぐ
アンダーシャツと長袖Tシャツ
斜面のトラバース
先行者2名が引き返してきた
凍って危険だと
10本爪を用意せず悔やむ
2013年03月09日 09:59撮影 by  NEX-5N, SONY
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3/9 9:59
斜面のトラバース
先行者2名が引き返してきた
凍って危険だと
10本爪を用意せず悔やむ
登山ルートが分からない
鎖も雪に埋まって使えない
ストックをピッケル替わりに
2013年03月09日 10:02撮影 by  NEX-5N, SONY
3
3/9 10:02
登山ルートが分からない
鎖も雪に埋まって使えない
ストックをピッケル替わりに
小普賢岳の巻道だが
ここも要注意
軽アイゼンは頼りにならん
2013年03月09日 10:17撮影 by  NEX-5N, SONY
1
3/9 10:17
小普賢岳の巻道だが
ここも要注意
軽アイゼンは頼りにならん
斜面のトラバース
滑りやすい、要注意
滑ると50m以上滑落の危険
2013年03月09日 10:23撮影 by  NEX-5N, SONY
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3/9 10:23
斜面のトラバース
滑りやすい、要注意
滑ると50m以上滑落の危険
雪に埋まる鉄階段
積雪50から100cm
2013年03月09日 10:35撮影 by  NEX-5N, SONY
6
3/9 10:35
雪に埋まる鉄階段
積雪50から100cm
古い踏み跡は直登ルート
雪面を踏み込むと膝まで
入り、なかなか進まない
2013年03月09日 18:57撮影 by  NEX-5N, SONY
1
3/9 18:57
古い踏み跡は直登ルート
雪面を踏み込むと膝まで
入り、なかなか進まない
直登で、山頂に着く
2013年03月09日 10:53撮影 by  NEX-5N, SONY
4
3/9 10:53
直登で、山頂に着く
北西に山上ヶ岳、
その左切れ落ちた所が
レンゲ辻、念仏山
2013年03月09日 10:55撮影 by  NEX-5N, SONY
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3/9 10:55
北西に山上ヶ岳、
その左切れ落ちた所が
レンゲ辻、念仏山
山頂で昼食タイム
貸切です
2013年03月09日 11:12撮影 by  NEX-5N, SONY
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3/9 11:12
山頂で昼食タイム
貸切です
小普賢岳に和佐又山
遠くに大台ヶ原
2013年03月09日 11:41撮影 by  NEX-5N, SONY
1
3/9 11:41
小普賢岳に和佐又山
遠くに大台ヶ原
水太覗から
2013年03月09日 11:44撮影 by  NEX-5N, SONY
3/9 11:44
水太覗から
水太覗
数メートルもの雪庇
2013年03月09日 11:45撮影 by  NEX-5N, SONY
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3/9 11:45
水太覗
数メートルもの雪庇
大峯奥駈道は雪で白い
一面、積雪だと
ルートがわからない
2013年03月09日 11:51撮影 by  NEX-5N, SONY
3/9 11:51
大峯奥駈道は雪で白い
一面、積雪だと
ルートがわからない
サメの歯状の連山
国見岳、大普賢岳、
小普賢岳、日本岳

2013年03月09日 12:39撮影 by  NEX-5N, SONY
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3/9 12:39
サメの歯状の連山
国見岳、大普賢岳、
小普賢岳、日本岳

一部、踏み跡有り
雪に埋まる鎖やハシゴ、
2013年03月09日 13:05撮影 by  NEX-5N, SONY
3/9 13:05
一部、踏み跡有り
雪に埋まる鎖やハシゴ、
大峯奥駈道の標識
ここで左に分岐
和佐又ヒュッテの標識
標高1560m
2013年03月09日 13:17撮影 by  NEX-5N, SONY
3/9 13:17
大峯奥駈道の標識
ここで左に分岐
和佐又ヒュッテの標識
標高1560m
水廉の滝、
標高1000mまで激下り
2013年03月09日 13:20撮影 by  NEX-5N, SONY
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3/9 13:20
水廉の滝、
標高1000mまで激下り
水廉の滝
上部
2013年03月09日 14:17撮影 by  NEX-5N, SONY
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3/9 14:17
水廉の滝
上部
和佐又のヒュッテ
遠くに大台ヶ原
ドライブウェーは
4/25まで通行止め
2013年03月09日 19:21撮影 by  NEX-5N, SONY
3
3/9 19:21
和佐又のヒュッテ
遠くに大台ヶ原
ドライブウェーは
4/25まで通行止め
撮影機器:

感想

先週の山上ヶ岳や3日前の明神岳・薊岳に続き大普賢岳へ登ってきました。
山上ヶ岳や明神岳の雪はほどよく締まって歩き易い感じだった。
その後も暖かい日が続いたこともあって、大普賢岳行きに挑戦した。
ただヤマレコには2月17日以降の大普賢岳レコが無いため少し不安はあった。
案の定、標高1500m以上(石ノ鼻〜山頂〜七曜岳)は残雪が多くルートが分かり難くなっていた。
斜面のトラバースは雪がゆるんで(俗に言う腐った雪)崩れそうで急斜面を滑落しないよう緊張して通った。
稲村ヶ岳・大日山のトラバーのような所が、何箇所もあった。
鉄階段や鎖は、雪に埋まって一部しか顔を出していなくステップを切ったり、木の枝を掴んで進んだ。
また。日陰の急斜面では、雪が融け夜間に凍結を何度も繰り返したようで厚い岩のような氷となっていた。
鎖も凍って取り出せないため下りは特に注意を払った。
こんな状況なのに用意したのは6本爪の軽アイゼン、爪が短くそれも土踏まずの下だけ。
先端に爪がないため急斜面では役に立たなかった。
この時期の大普賢岳は、要注意ということでした。



ブログです:http://blog.goo.ne.jp/erisaranhe/e/51effbfd06f681cdd23f25386aae9ac3

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コメント

annyonさん おはようございます!
ほとんど春のような陽気ですが、さすがに大普賢岳周辺は厳しい環境ですね。融雪が氷結した状態では相当ご苦労されたことでしょうね。
大普賢岳からの眺めはご苦労のかいがあったと思います。
木肌つるつるの木はヒメシャラではないでしょうか。
2013/3/10 5:02
初めまして
annyonさん

初めまして。来週末あたり大峰(稲村ヶ岳や大普賢岳、山上ヶ岳)に登りたいと思っていましたので、
非常に参考になりました。

山上ヶ岳にも少し前に行かれたとのことですが、
そちらは軽アイゼンでも安全に登れたのでしょうか。

よろしければ教えてください。
2013/3/10 7:33
s_fujiwaraさん、おはようございます
s_fujiwaraさんが先日行かれた和佐又へ行って来ました。
ここは高速道路が無い85kmの距離で2時間ほどかかりました。R169は快適ですね。
山上ヶ岳や明神平と同じように簡単に考えていました。
大普賢岳の上部は、急斜面で、ここに残雪に凍結にと大変でした。
斜面のトラバース、滑り落ちたらどこまで落ちていくのかという所が数箇所あり冷や汗の連続でした。
今日も雲一つ無い快晴でしたが、黄砂のためか遠望は悪かったです。
ヒメシャラの木ですか、写真のコメント修正します。
2013/3/10 7:46
tubataroさん、初めまして
大普賢岳の上部は、斜面に残雪多くトラバースが怖い感じでした。
日陰部はそれが融けて凍結し岩のようになってました。
10本爪以上のアイゼンが必要ですね。

山上ヶ岳は、3月3日に山友さんと3人で登りました。
積雪が50〜100cm、ほどよく締まって歩き易かったです。
1名は簡易アイゼンでしたが、全く問題なしでした。
最後の茶屋からの分岐は、左の行者道は危険と判断し、右の新道を行きました。
何箇所か階段が半分以上、雪に埋まっていました。
ここが大普賢岳と同様に凍結すると要注意ですね。
レンゲ辻に下る箇所は積雪や凍結に注意ですね。
稲村ヶ岳も大日山付近のトラバースが同様ですかね。
明神平は、このような箇所は無かったです。
343山上ヶ岳のレコを参考にしてください。
2013/3/10 8:05
ありがとうございました。
annyonさん

早速、ご丁寧にありがとうございました。
気をつけて登ってきたいと思います。
2013/3/10 14:22
ご苦労様でした
初めての投稿で、直接コメントをお送りしてしまったかもしれません。お許しください。週末の16日くらいに、同じコースを歩く予定です。冬用の堅い靴か、軽登山靴かを迷っています。パートナーが6本爪と軽登山靴なので、私もそろえようと思っています。12本爪と冬用は、ちょっとしんどいので、6本でも行けそうでしょうか?
2013/3/10 17:22
mizopiさん、こんにちは
先ほど、メッセージの方に詳細状況をまとめました。
送信しましたので、ご覧ください。
この時期、あれだけ凍っているとは思いませんでした。
軽アイゼンは土踏まずの下に6本短い爪がありますね。
今回の急斜面の凍結路、蹴って先端の爪を氷に食い込ませて登りたいのですが、それができなかったですね。
そこには鎖が設置されているのですが雪や氷に埋まって使えなかったです。
用心して出かけてください。
2013/3/10 18:19
コメント遅く成りスミマセン><
御疲れ様でした!ただ凄い!今の時期はこんな感じになってるんですね。参考にはさせて貰いますが、今の私では行けないので雪の無い時に挑戦したいと思います。

本当にご苦労様でした!
2013/3/12 4:03
mypaceさん、こんばんは
雪が多く春のスキー場のようなザラメ状態かと思っていました。
それが凍って岩のように塊になっているとは驚きました。
経験不足です。
もう少し先の方が良かったです。
始めは、周回より和佐又−大普賢岳のピストンが安心ですね。
6月初め頃にいろいろと美しい花が咲くので、また行きます。
2013/3/12 19:54
プロフィール画像
ニッ にっこり シュン エッ!? ん? フフッ げらげら むぅ べー はー しくしく カーッ ふんふん ウィンク これだっ! 車 カメラ 鉛筆 消しゴム ビール 若葉マーク 音符 ハートマーク 電球/アイデア 星 パソコン メール 電話 晴れ 曇り時々晴れ 曇り 雨 雪 温泉 木 花 山 おにぎり 汗 電車 お酒 急ぐ 富士山 ピース/チョキ パンチ happy01 angry despair sad wobbly think confident coldsweats01 coldsweats02 pout gawk lovely bleah wink happy02 bearing catface crying weep delicious smile shock up down shine flair annoy sleepy sign01 sweat01 sweat02 dash note notes spa kissmark heart01 heart02 heart03 heart04 bomb punch good rock scissors paper ear eye sun cloud rain snow thunder typhoon sprinkle wave night dog cat chick penguin fish horse pig aries taurus gemini cancer leo virgo libra scorpius sagittarius capricornus aquarius pisces heart spade diamond club pc mobilephone mail phoneto mailto faxto telephone loveletter memo xmas clover tulip apple bud maple cherryblossom id key sharp one two three four five six seven eight nine zero copyright tm r-mark dollar yen free search new ok secret danger upwardright downwardleft downwardright upwardleft signaler toilet restaurant wheelchair house building postoffice hospital bank atm hotel school fuji 24hours gasstation parking empty full smoking nosmoking run baseball golf tennis soccer ski basketball motorsports cafe bar beer fastfood boutique hairsalon karaoke movie music art drama ticket camera bag book ribbon present birthday cake wine bread riceball japanesetea bottle noodle tv cd foot shoe t-shirt rouge ring crown bell slate clock newmoon moon1 moon2 moon3 train subway bullettrain car rvcar bus ship airplane bicycle yacht

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体力レベル
4/5

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