真昼岳・善知鳥登山口 (ワカン&スノーシュー)
- GPS
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- 距離
- 9.0km
- 登り
- 852m
- 下り
- 852m
コースタイム
8時46分 善知鳥(うとう)登山口標識
9時30分 ワカン&スノーシュー装着
12時22分 頂上到着+大休止
12時50分 下山開始
13時05分 南峰
14時41分 善知鳥(うとう)登山口標識
14時55分 下山
過去天気図(気象庁) | 2007年02月の天気図 |
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アクセス |
写真
感想
いろいろあり久しぶりの山となりました。
今回は、去年入会した若手の誘いに乗り、秋田県側から真昼岳を目指すことになりました。
盛岡からの3人は雫石の道の駅で待ち合わせ、善知鳥登山口を目指します。
若手のひとりは横手から直接登山口を目指します。
盛岡組がちょっと遅れて登山口に到着し、8時35分にまずはツボ足で出発です。
夏道は向沢沿いに進んで兎平に取り付くのですが、今回は向沢と大浅沢の間の尾根に取り付き、真昼岳の南峰を直接目指します。
雪はまるで春先の山のように湿った雪です。
なだらかな尾根道をしばらくツボ足で進みましたが、もう限界とワカン&スノーシューを装着します。
1/25,000の地図でもやばいかなと思った600m手前のガレ場は、なんとか人一人通れる尾根道となり、木々を避けながら何とか通過します。
雪が少ないせいか、時々ワカンで雪を踏みぬき、そのたび余計なエネルギーを消耗します。
712mのピークから少し下り、単調ながらそこそこの斜面を登っていきます。
900m付近で樹林帯を抜け、真っ白な雪と氷の世界に突入です。
きっと例年ならアイゼン装着となる場面と思われましたが、雪が崩れるため、そのままワカン&スノーシューで登ります。
里は春山のようですが、山は初冬といった感じです。
ふと振り返ると、砂防ダムから善知鳥川が目に飛び込んできましたが、あっという間にガスで見えなくなってしまいました。
やっとのことで南峰にたどり着き、稜線沿いに北峰を目指します。
一度鞍部に下りて登り返せば真昼岳頂上です。
雪の斜面を登りきったところで、いきなり神社が飛び込んできました。
風を避けるため、神社の陰で大休止となりました。
ふと空を見上げると、さきほどまでガスで視界がなかったのに、青空が顔を出し、辺りを見渡すと南は南峰の向こうに女神山、北は峰越峠に続く稜線、西には仙北平野が広がっていました。
空の気まぐれに感謝し、下山開始です。
忠実に往路を下ります。
登ったときの踏み跡には白い雪が風で飛ばされ、踏み跡を隠すようにしていましたが、これは標高が高いところだけで、あとは踏み跡がしっかり残っていました。
迷うことなく無事下山となりました。
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