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Yamareco

記録ID: 2760952
全員に公開
ハイキング
近畿

藤無山 〜やまなみに囲まれた冬枯れの尾根を行く〜

2020年11月25日(水) [日帰り]
 - 拍手
体力度
2
日帰りが可能
GPS
04:21
距離
6.7km
登り
485m
下り
478m
歩くペース
速い
0.80.9
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

日帰り
山行
2:35
休憩
1:47
合計
4:22
11:36
16
スタート地点:ロッジふじなし
13:20
14:40
36
15:58
ゴール地点:ロッジふじなし
天候
過去天気図(気象庁) 2020年11月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
国道29号線の新戸倉トンネルの少し南で東方向「若杉高原」方面へ分岐します。
おおやスキー場内の道を登ると下から第1〜第4駐車場があります。第4駐車場の上の「ロッジふじなし」前の広場に駐車しました。トイレもそこで使わせてもらいました。
その他周辺情報 「ロッジふじなし」の営業は土日・祝日だけのようですが、平日でもトイレは使わせてもらえます。グランピング施設の整備が進められていました。
若杉高原おおやスキー場の「ロッジふじなし」(平日は営業していない)の前に車を停めて歩き始めます。
2020年11月25日 11:40撮影 by  HERO9 Black, GoPro
11/25 11:40
若杉高原おおやスキー場の「ロッジふじなし」(平日は営業していない)の前に車を停めて歩き始めます。
ロッジの向かいはスキー場です。シーズンに向けて設備の整備などが行われていました。
2020年11月25日 11:40撮影 by  HERO9 Black, GoPro
11/25 11:40
ロッジの向かいはスキー場です。シーズンに向けて設備の整備などが行われていました。
ゲレンデ脇の斜面にはあちこちに鹿のフンがあります。
2020年11月25日 11:42撮影 by  HERO9 Black, GoPro
11/25 11:42
ゲレンデ脇の斜面にはあちこちに鹿のフンがあります。
ゲレンデの上から見下ろします。良いスキー場ですね。
2020年11月25日 11:46撮影 by  HERO9 Black, GoPro
11/25 11:46
ゲレンデの上から見下ろします。良いスキー場ですね。
ゲレンデの端を歩いて登ります。スキー場の斜面は歩くにはなかなか急で堪(こた)えます。
2020年11月25日 11:56撮影 by  HERO9 Black, GoPro
11/25 11:56
ゲレンデの端を歩いて登ります。スキー場の斜面は歩くにはなかなか急で堪(こた)えます。
リフト最上部まで上がってきました。ここからは林道を歩きます。
2020年11月25日 11:59撮影 by  HERO9 Black, GoPro
11/25 11:59
リフト最上部まで上がってきました。ここからは林道を歩きます。
路肩の斜面が崩れていて道を覆っていますが,歩いて通ることは可能です。
2020年11月25日 12:11撮影 by  HERO9 Black, GoPro
11/25 12:11
路肩の斜面が崩れていて道を覆っていますが,歩いて通ることは可能です。
このまま谷を下って向こう側へ行くこともできそうですが,左側,山頂へ向かう尾根にとりつきます。
2020年11月25日 12:21撮影 by  HERO9 Black, GoPro
11/25 12:21
このまま谷を下って向こう側へ行くこともできそうですが,左側,山頂へ向かう尾根にとりつきます。
杉林の急登を上ります。
2020年11月25日 12:23撮影 by  HERO9 Black, GoPro
11/25 12:23
杉林の急登を上ります。
よく見ると踏み跡があるので,そこを辿って斜面を上ります。
よく見ると踏み跡があるので,そこを辿って斜面を上ります。
杉とクリかな,クヌギかな?
2020年11月25日 12:28撮影 by  HERO9 Black, GoPro
11/25 12:28
杉とクリかな,クヌギかな?
真っすぐな尾根を進みます。正面に藤無山が見えます。
2020年11月25日 12:37撮影 by  HERO9 Black, GoPro
11/25 12:37
真っすぐな尾根を進みます。正面に藤無山が見えます。
サルノコシカケの仲間のようですが,傘が意外と柔らかいです。
2020年11月25日 13:01撮影 by  HERO9 Black, GoPro
11/25 13:01
サルノコシカケの仲間のようですが,傘が意外と柔らかいです。
左斜面がスギやヒノキ,右斜面がブナやミズナラなどの落葉広葉樹。
2020年11月25日 13:04撮影 by  HERO9 Black, GoPro
11/25 13:04
左斜面がスギやヒノキ,右斜面がブナやミズナラなどの落葉広葉樹。
木の間から遠くの山が望めます。これは妙見山かな?
2020年11月25日 13:07撮影 by  HERO9 Black, GoPro
11/25 13:07
木の間から遠くの山が望めます。これは妙見山かな?
山頂の少し手前に岩が顔を出しているところがあります。
2020年11月25日 13:08撮影 by  HERO9 Black, GoPro
11/25 13:08
山頂の少し手前に岩が顔を出しているところがあります。
山頂へ到着しました。
2020年11月25日 13:22撮影 by  HERO9 Black, GoPro
2
11/25 13:22
山頂へ到着しました。
二等三角点「三本杉」
 緯度: 35:16:00.0377
 経度: 134:36:01.8019
 標高: 1139.24
2020年11月25日 13:23撮影 by  HERO9 Black, GoPro
11/25 13:23
二等三角点「三本杉」
 緯度: 35:16:00.0377
 経度: 134:36:01.8019
 標高: 1139.24
南側から登ってくるルートもあります。
2020年11月25日 13:23撮影 by  HERO9 Black, GoPro
11/25 13:23
南側から登ってくるルートもあります。
お昼ご飯は握り寿司です。山で一番食べなさそうなものを食べてみたいと思って背負って上がりました。
2020年11月25日 13:26撮影 by  HERO9 Black, GoPro
11/25 13:26
お昼ご飯は握り寿司です。山で一番食べなさそうなものを食べてみたいと思って背負って上がりました。
ドローン(Mavic Mini)を飛ばして南側上空からみた藤無山山頂付近です。
ドローン(Mavic Mini)を飛ばして南側上空からみた藤無山山頂付近です。
歩いてきた尾根です。
歩いてきた尾根です。
北側斜面を真上から俯瞰します。落葉した白い枝が冬を感じさせます。
北側斜面を真上から俯瞰します。落葉した白い枝が冬を感じさせます。
北側から見た山頂と背後の山並みです。
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北側から見た山頂と背後の山並みです。
東側,雲の影が山に映ってまだらに見えます。
東側,雲の影が山に映ってまだらに見えます。
下山途中で「道谷方面」の標識に従って左斜面を下りてみることにしました。
下山途中で「道谷方面」の標識に従って左斜面を下りてみることにしました。
スギ,ヒノキ林の斜面ですが特に道はついていません。けれども下草の無い綺麗な斜面です。ロープが張ってあるので,それに沿って下りて行きました。
スギ,ヒノキ林の斜面ですが特に道はついていません。けれども下草の無い綺麗な斜面です。ロープが張ってあるので,それに沿って下りて行きました。
標識に沿って右折
標識に沿って右折
谷筋に入りました。
谷筋に入りました。
谷のすぐ上に林道(作業道)がついていました。道の通りに進みます。
谷のすぐ上に林道(作業道)がついていました。道の通りに進みます。
下りてきたのは「沼谷コース」だそうです。このまま下ると車道に出るようですが,「尾根コース」を進んでスキー場へ戻ります。
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下りてきたのは「沼谷コース」だそうです。このまま下ると車道に出るようですが,「尾根コース」を進んでスキー場へ戻ります。
尾根取りつきに上がってきました。ここで,上りの時に通った道と合流します。
尾根取りつきに上がってきました。ここで,上りの時に通った道と合流します。
今頃になって青空が見えてきました。
2020年11月25日 15:19撮影 by  HERO9 Black, GoPro
11/25 15:19
今頃になって青空が見えてきました。
遠くの山が陽に照らされています。
2020年11月25日 15:32撮影 by  HERO9 Black, GoPro
11/25 15:32
遠くの山が陽に照らされています。
スキーシーズンの準備が進められています。
2020年11月25日 15:36撮影 by  HERO9 Black, GoPro
11/25 15:36
スキーシーズンの準備が進められています。
スキー場ゲレンデまで下りてきました。車までもう少しです。
2020年11月25日 15:47撮影 by  HERO9 Black, GoPro
11/25 15:47
スキー場ゲレンデまで下りてきました。車までもう少しです。

装備

個人装備
長袖シャツ ジャンパー ズボン 靴下 グローブ 日よけ帽子(キャップ) サブザック 昼食(握り寿司) 行動食(飴)△ 予備食(シリアルバー他)△ 飲料(お茶600mL) iPhone(GPS+ナビ) iPad mini ドローン(Mavic Mini) サブバッテリー カメラ(GOPRO HERO 9) 携帯電話 腕時計 ラジオ△ トレッキングポール△ ヘッドライト△ 剪定鋏△ 手拭い ウエットティシュー
備考 △は持って行ったけれど使わなかったものです。

感想

 11月下旬の三連休は庭の柿の実をぼったり、週明けの準備の持ち帰り仕事(風呂敷残業)をしていたり、天気が悪かったりで結局山へ行くことができなかった。
 今年もあとひと月ほどになったが、有給休暇がまだ38日残っている。このままだと、年末にはこのうち18日が消えてしまう。普段は仕事の調整がなかなかできなくて休みがとれないのだが、この日は調整がついたので、朝1時間ほど仕事をした後休暇を取って、山へ出かけることにした。最近岡山県の山によく行っていたので、兵庫県の山を探した。国道29号線を南下して鳥取県境を越えると「宍粟50名山」と、山を売りにしている宍粟市だ。以前そこの山をいくつか登ったときに、その山頂から見える「藤無山」というのが記憶に残っていた。調べてみるとそれほど時間をかけなくても登れそうな手頃な山だったので、「藤無山」に行ってみることにした。いくつか登山ルートはあるようだが、北側にある養父市の「おおやスキー場」から登るコースを選んだ。
 おおやスキー場から、行きはゲレンデの脇を歩いてリフトトップまで上り、そこからしばらく未舗装林道を進んだ。帰りはゲレンデには入らず林道を歩いて降りた。ゲレンデは歩くには傾斜がきつく、また、そこかしこに鹿のフンがあるので、若干距離は長くなるが林道を利用するのがお薦めだ。林道を進むと道の脇の花崗岩露頭の風化によりかなり大規模に真砂土が崩落している。車の通行は不可能だが歩いて通り過ぎるのは問題なかった。林道を途中で右に折れて藤無山へ通じる尾根へ取り付く。最初の杉林がなかなかの急登だが、よくみると、踏み跡が道になっているので、そこを外れないように進めば足を滑らさずに登っていくことができる。急登を登りきると傾斜はやや緩やかになり、杉や檜の植林帯とブナ、ミズナラ、クヌギなどの落葉した樹林の混合帯となる。尾根の左側に針葉樹の植林が多く、右側に落葉樹が多くみられるようだった。
 この日の宍粟市の天気予報は晴、降水確率は0%で、暖かい日差しを期待していたのだが、どこで間違ったのか空にはほぼずっと雲がかかっていて、身体を動かしていないと寒かった。行楽気分で、スーパーで買った握り寿司を昼食に持って行ったのだが、シャリは崩れるし寒いしで、カップラーメンなど暖かいものにすればよかったと反省。
 風が無かったので山頂でドローン(Mavic Mini)を飛ばすことができた。雲の隙間から差す日差しが山の一部をまだらに明るく照らしていたが、もう紅葉の時期も終わったようだ。落葉した木の白い枝が目立った。前回ドローンを木の枝にぶつけて落としてしまったので高度を下げる時には冷や冷やしながら操縦した。今回なぜか途中でユーザー認証を求められて飛行距離が30mに制限されてしまった。携帯の電波が圏外のため認証作業を進めることができず、30mより遠く飛ばすことができなくなってしまったので、ドローン撮影を切り上げて下山した。
ドローン映像(1分39秒)


 この山へのルートを探していた時、スキー場よりもっと近くの道路脇から尾根に上がれそうなところがあったのだが、山行記録が見つからなかったので、初めての山だし、安全策をとってスキー場発着にした。しかし、往路の途中で南側に下りる「道谷方面」という標識が2ヶ所あったので、ここから下りられそうだということがわかり、実際下りがけには道谷方面を迂回するコースをとってみた。スキー場の設備や景観も良いが、より短距離で藤無山登頂を目指すのであればこちらのコースをとるのもアリだということがわかった。
 これから冬場になると山陰地方はぐずついた天気の日が多くなる。あまり山にも行くことができなくなるかもしれない。けれどもまだまだ登ったことのない、いろんな山がある。天気とタイミングを見計らってまた歩いてみたい。冬の静かな山もまたおつなものだ。

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