高下岳(高下川遡行)
- GPS
- --:--
- 距離
- 9.9km
- 登り
- 870m
- 下り
- 877m
コースタイム
7時31分 林道崩壊地点から高下川に下りる
7時36分 高下川着
7時39分 遡行開始
8時12分 ザイルを出した滝(6m)
9時45分 大休止
10時23分 ザイルを出した滝(10m)
11時29分 ヌメヌメの滝
12時25分 藪漕ぎ突入
12時54分 登山道に出る
13時04分 高下岳頂上
13時40分 本州一のダケカンバ
14時04分 高下分岐+小休止
14時39分 登山口に下山
過去天気図(気象庁) | 2007年09月の天気図 |
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アクセス |
写真
感想
今回は、会仲間8人で岩手県山岳協会の沢登り講習会を受講、高下川を遡行してきました。
怪しい雲行きでしたが、遡行中はなんとか雨は降らずに済みました。
滝沢村役場に5時に集合し、まずは貝沢小学校の先にある河川公園を目指します。
そこで前泊した仲間と合流し、和賀岳・高下岳登山口に向かいます。
林道途中に「登山口1キロ手前で通行止め」の看板がありましたが、問題なく登山口まで入ることができました。
集合時間の7時よりも少し早く着きましたが、準備をして他の関係者の到着を待ちます。
関係者が揃い、開校式のあと早速出発です。
まずは林道跡を進みます。
林道跡といってもかなり水で洗われおり、軽く藪を漕ぎながら沢の淵を歩く感じです。
20分ほど歩くと林道が沢で崩壊しており、その沢を高下川まで下りていきます。
いよいよ高下川の遡行開始です。
歩き始めは、ナメが続きますが、30分ほど歩くと6mの滝が現れます。
ここはザイルを出し、滝の左側を登ります。
手がかり、足がかりは問題なく、順調に全員クリアします。
その先しばらくは大小の滝が連続しますが、問題なく登っていきます。
途中、標高860m付近の2又で大休止を取り、遡行再開です。
遡行再開後は、暑い日には飛び込みたくなる釜がある大小の滝が多く目立つようになります。
ただ今日ばかりは水に浸かるのがごめんと、へつりながらクリアします。
再び視界の真正面に10mの大滝が飛び込んできます。
ここもザイルを出し、滝の右側を登ります。
一部取り付きが悪い箇所があり、ここは時間を掛けて全員が登りました。
おっと、ひとりは滝の右側の涸れ沢から巻いて登りましたね。
この先も大小の登れる滝が続き、みんな思いのまま滝の右や左や中央を登っていきます。
途中2箇所ほど、見た目は登れそうなでもかなりヌメヌメの滝があり、安全のためザイルを出しました。
これはいい機会と、これまで購入してから未使用だった緊急用小型アッセンダー「タイブロック」を試してみました。
プルージックで登る場合、常にザイルを送る作業が出てくるのですが、「タイブロック」だと自然にザイルが流れるため、基本的にその作業が必要ありません。
「タイブロック」の値段を考えると、これはお勧め品です。
いよいよ沢は狭くなり、笹が沢に覆いかぶさってきます。
最後の2又を右というか正面にとり、いよいよ藪漕ぎ開始です。
初めは笹藪でしたが、上部はハイマツ帯となり少し苦労しますが、そろそろ稜線が近づいたということ・・・。
やっとの思いで南峰の北側外れの登山道にたどり着きました。
さて、ここから頂上に行ってひと休みなのかな!?と思っていたら、このまま下山するとのこと。
天気は良くありませんでしたが、ここまで来たんだから、ということで、ひとりわがままをいい、高下岳の頂上を目指しました。
一度南峰と北峰の鞍部に下り、高畑コースとの分岐を過ぎ、頂上に向かいます。
しかし、高畑コースの分岐から先は軽い藪状態です。
途中目新しいテープが2本ほどあるような藪加減の中、頂上到着です。
写真を撮り、すぐさま下山したメンバーを追いかけます。
下山をはじめたメンバーはハーネスを脱ぎ、登山靴に履き替えていた時間が合ったみたいで、思いのほか早く追いつくことができました。
途中、登山道脇にある「本州一のダケカンバ」をその発見者から紹介され、高下分岐まで下ります。
あとは歩きなれた(!?)登山道を、登山口まで下りるだけです。
無事、下山したのは14時39分でした。
閉校式の後解散し、沢内銀河高原の銀河の湯で汗を流し、岐路に着きました。
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