やったあ〜!西穂高岳 独標〜!でもめちゃ怖かった〜!


- GPS
- 06:30
- 距離
- 5.9km
- 登り
- 593m
- 下り
- 595m
コースタイム
-(13:45)丸山(13:50)-(14:00)西穂山荘(15:00)-(15:50)西穂高口
天候 | 晴天 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2013年03月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
ケーブルカー(ロープウェイ/リフト)
新穂高温泉発 始発 9:00 西穂高口発 最終 16:15 |
コース状況/ 危険箇所等 |
ルート…明瞭 危険個所…独標直下の登り/下り |
写真
感想
今週末の天気予報は…?
どこも晴れマーク…どこの山に登ろうか…?
直前まで迷った挙句、西穂高山行に決定…。
西穂高岳山頂は自殺行為となるので、丸山、あわよくば独標まで登れたらいいな…。
今回はyamaba-baは休みがとれないため、残念ながらyamaji-jiの単独山行です…。
天気は最高の晴天…。
週末ということもあって、登山客、観光客でロープウェイ乗場は始発前から凄い人です…。
ロープウェイから見える景色も最高です…。
槍ヶ岳、西穂高岳、焼岳、笠ヶ岳…こんなに綺麗に見えたのは初めてです…。
ロープウェイ展望台の気温は-4℃、先回は確か-14℃…。
「にしほくん」も暑さ故にバテ気味の様子で少し元気がなさそうな…。
さすがに今回は霧氷は見当たりません…。
登山道の雪はカチコチで、アイゼンが良く効き、ザクザクと気持ちよく歩けます…。
調子にのって歩いたこともあり、歩き始めてすぐに、暑くて暑くて汗ダクです…。
残り400mからの斜面は毎度毎度きついです…。
西穂山荘に到着…ホッとします…。
大雪だるまの「さかい」くんと記念撮影をし、初めて使うピッケルを持ち、丸山に向かいます…。
ピッケルを持つといっぱしの冬山の登山家になった気分になるのは自分だけでしょうか…?。
丸山にはほどなく到着…西穂高岳の山容が見え始め、景色に見とれます…。
独標まで進むかどうか…?
ネガティブな自分と、ポジティブな自分が問答を始めます…。
足の疲れも相当きてるし…急斜面も長そうだし…相当時間もかかるだろうし…楽もしたいし…。
でも後悔したくないし…天気も最高だし…まだ時間も早いし…。
「頑張って独標に挑戦しよう〜!」とポジティブな自分が勝ちました…。
丸山からの稜線は、もの凄い強風が吹き荒れており、寒いこと寒いこと…。
雪の粉?も顔にバチバチと当たります…。
悪いことに、靴ズレも発生…更に右足脹脛も攣りだし…最悪のコンディションになり、またまたネガティブVSポジティブの問答が始まります…。
ただ独標がどんどん近づき、人の姿も見え出したため、「あと少しだから…」と頑張ります…。
独標直下の岩場は傍から見ると簡単そうですが、いざ取り付いて見ると…。
怖いのなんのって…半端じゃないです…。
岩は凍ってツルツルだし、剥き出しの岩ではアイゼンが滑りそうだし…めちゃくちゃ怖かったです…。
特に山頂まであと10mくらいの斜面は、死ぬかと思うほどの恐怖感がありました…。
独標はそれはそれは素晴らしい景色が広がり、達成感とともに、感動です…。
山レコの皆さんの写真を拝見しては、「いいなあ〜いいなあ〜」って思っていた、雪の西穂高岳、奥穂高岳への吊り尾根が…今目の前に聳えています…。
天気も最高で…何故か風もなく…頑張って登ってきた甲斐がありました…。
西穂高岳へ向かう方もみえましたが…今の自分の体力、技術ではとてもとても…。
尊敬します…。
独標からの下降もこりゃまた大変で、登りよりも最高に恐ろしいです…。
上部の10mは本当にヒヤヒヤもので、足をどこにどう出せば良いのか、わからなくなる状態で…。
心臓バクバクものでした…。
今回も山荘ではビールとともに、名物「西穂みそらーめん」をいただきました…。
今日は宿泊のお客さんが多そうです…。
泊まりであれば、もっとゆっくりとまったりできるのに…残念…。
下山は靴ズレの痛みに堪えながら、山の景色を楽しみながら、ゆっくりゆっくり西穂高口に向かいました…。
めちゃめちゃ怖かったけど、天気も最高で、達成感いっぱいの山行になりました…。
また夏に登りたいですね…。
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