子の権現24(飯能中央公園→天覧山→多峯主山→天覚山→子の権現)
- GPS
- 22:12
- 距離
- 95.4km
- 登り
- 6,849m
- 下り
- 6,835m
コースタイム
- 山行
- 12:17
- 休憩
- 1:23
- 合計
- 13:40
- 山行
- 8:21
- 休憩
- 0:42
- 合計
- 9:03
飯能中央公園→天覧山→多峯主山→天覚山→子の権現→天覚山→永田台(ロード)→飯能中央公園
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2020年11月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車
|
写真
感想
2020年2月以来の子の権現24耐久レース。前回よりもきつかった。理由は前半飛ばしすぎたから。景色がないので自撮りばかり(笑)
以下振り返り。
◆タイム
1ピストン 5:40(0:20)
2ピストン 7:30(0:20)
3ピストン 9:30
()は飯能中央公園およびセブンイレブン滞在時間
合計は23時間くらい。
◆詳細
1ピストン目
1ピストンの目標は6:15、だいたいこんな感じかなーってペースで走ってみるも天覚山到着段階でペースが少し速いことが分かった。ここでペース落としてもよかったんだけど、このままこーへーさんと走りたいなぁって思いペースは落とさずに進むことにする。
こーへーさんは平坦な道と下りで離されて、登りで追いつく感じ。次回山に行く機会があれば下りで後ろにつかせてもらいたいな。天気も良かったし、気持ちよかったし、この時は「まぁあとで多少しんどくなってもいいかな」って軽い気持ちだった。
子の権現到着が2時間50分くらいかな。15分くらい休憩。今回体調不良で来られなかったサキさんが応援に来てくれてうれしかった。そんなこんなで下り基調の後半へ。
こーへーさんには追い付けなさそうなのでマイペースで進もうと思うも、ペースを落とすのが何となくいやだっていうプライドが邪魔して、帰りもいいペースで走る。24時間(100キロ)くらいのレースでは毎回置きにいっちゃので、攻めるのも経験かなと切り替える。
そんなこんなで2時間30分くらいで飯能中央公園に到着。なかなかの疲労感と汗をかきすぎてたので、足が攣りそうになってた。さてさて、どうやって対応しようかなぁって思いながら、2ピストン目スタート。
〇
2ピストン目
スタートして、すぐに内腿の違和感(攣りの予兆および筋疲労から来る痛み)。久々にトレランで登りプッシュしたら内腿が悲鳴を上げていたことに気づく(冷えると痛みって出るよねーってこの時再認識)。ごまかしごまかし進むも、多峯主山からの下りでコケて、左ふくらはぎを攣って5分悶絶。あーうまくいかないなと。
ペースを落としながら、いろいろ考えて実験してみる。塩分が取れてなかったので、セブンで買った塩分サプリを投入するもあまり効果はない。マグネシウムかなと思って、マグオンを補給するとこれが割と効いてくれて、足全体にあった攣りの予兆はこれでだいぶ軽減された。
ただ、内腿と左ふくらはぎはどうにもならない感じで、次におおコケしたら、ジ・エンドだなぁってのがあったので致し方なくペースを落とす。1ピストン目の付けが回ってきたということで、後悔しながらも、徐々にまぁ仕方ないよなと受け入れる(笑)
きついなぁきついなぁと歩を進め、疲れてくると胃も疲れてきて、補給もめんどくさくなって、富樫RDにお湯を懇願。そんなこんなで3時間40分くらいで子の権現。子の権現ではお願いしていたカップうどんをいただく(ラーメンではなくうどんを買ってきてくれたことが嬉しかった)
足の負担を減らすべく、ストックを持つか迷ったけど、下り基調なので持たないで行くことに。ストックがあっても下りにそこまで支障はなかったので、今となってはここで持って行ってもよかったのかなって思う。
子の権現出てすぐにコパ軍団に遭遇。こぱくんの軽い口調に元気をもらう。続いてきーさん、久保さん(いきなり記念撮影)、竜さんとやりとり、吉田さん。夜は人に会うだけで元気が出るよなぁって思いながら、淡々と進む。
後半は足の痛みにも慣れてきて、いつも通りのペースで進むも、1ピストン目の疲労がある感じがして、3ピストンでつぶれるんだろうなぁって思いながらとりあえず、飯能中央公園を目指して進んだ。3時間15分くらいで永田台のセブンイレブンに到着。ペース自体は悪くない。
〇
3ピストン目
富士山帰りの竜さんと合流。富樫RDも子の権現からこちらへ駆けつけてくれた。すご過ぎ。セブンでナポリタンとしじみのお味噌汁を食べて、ストックを装備して、いつもの和気あいあいとしたやりとりをしてから、3ピストン目スタート。
3ピストン目は足の重さよりも眠さで足が上がらない感じ。眠いってのは疲れているっていうことで要するに前半飛ばし過ぎて、体が疲れているから、眠くなるわけで、たぶんスローペースで進んでいればここまで眠くならないんだろうなってのを実感しながら進む。
眠い、疲れる、そして寒い、食べるのがおっくうになるいつものパターン。このままだとまたハンガーノックになるなぁって思い食べやすい、グミ、飴、低GIバー、ジェルなどで繋ぐ。一番食べやすかったのは、これまたセブンで購入したカリカリ梅かな。
眠くて眠くてどうしようもないので、天覚山山頂で仮眠。風も吹いてなかったし。10分くらいかな。眠いまま少し歩き、少し目が覚めてきたタイミングでコーラを投入。3日弱カフェイン抜いた体にこれが効いてくれて3時過ぎくらいからは多少の眠気くらいに戻った気がする。あとは朝日が昇るまで淡々と歩くだけ。
5時間くらいかかって子の権現に到着。なんとここにもRD。しかも、カレーメシまで準備してくれてて至れり尽くせり。冷たいおにぎりを温かいほうじ茶で流し込む予定だったんだけど、美味いもん食べたいなぁって思ってたから、ほんとありがたかった。
まずはミルクティ。それからカレーメシとカフェイン入りのマグオン×2を補給して、朝日も登り始めて復活をほぼ確信。
後半スタート、スルギ辺りから陽が当たってきて、体がモリモリ元気になってくる感じ。とはいえ、内腿の痛みは相変わらずなので、後に残るようなケガにならないように注意しながらも、ガシガシとストックを使って進む。天覚山で陽の光を浴びて、ラストまで失速せずに進み、だいたい3時間15分くらいでセブンイレブンに到着した。
3ピストン目では前半はつぶれてペースはグダグダ、後半は元気になって自分の気持ちいいペースで進むという自己中心的なペースに対し文句の一つも言わず淡々と着いてきてくれるし、こちらが補給等の度に止まるに対し、動きながらスムーズに補給等を済ませる竜さんはほんとにすごいなと思った。
飯能中央公園までのロードは竜さんのチャリに煽られて絶対にしないラストスパートをしてみることに。キロ5切りを目指すも5分30秒が精一杯。最後は天覧山に3人で登ってゴールしようとしたけど、駐車場が満車で駐車できなかったので、飯能中央公園で終了。最終的にはRDと竜さんといういつもの3人組で、まぁこの感じがやっぱりいいよねって思った。
奥武蔵旅館で荷物整理とお風呂。
俺たちのChamonixの中華料理屋さんで打ち上げして帰路についた。
◆振り返り
・前半飛ばし過ぎはよろしくない。でも、いい経験になった。
・疲れると眠くなるし、食べたくなくなる、結果ペースが落ちる。ペースメイキングほんと大事。
・体とじっくり向き合うと、欲しいもの欲しくないもの、必要なもの必要でないものが何となくわかる。一般的な理論ではなく、自分の感覚を大切にすべき。
・カフェイン絶ちはやったほうがいいと思う。
・長時間レースでは人とのつながりが大切、人に元気を与え、与えてもらう人間関係の構築も攻略のカギかな。
・基本夜は弱いので、もう少し夜対策を詰めていきたい。
・寒い、疲れた状態でもおいしく食べれる補給食はないものかな?多少重くなってもお湯を持っていくのもありな気がする。
・所詮草レース?されど草レース。お金を払って用意されたステージで戦うのも楽しいけど、作り上げた舞台で戦うのも楽しい。
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