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Yamareco

記録ID: 277598
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ハイキング
奥多摩・高尾

川苔山(ウスバ尾根〜真名井北陵)

2013年03月16日(土) [日帰り]
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GPS
05:27
距離
11.3km
登り
1,094m
下り
1,166m

コースタイム

0740 川苔橋バス停
0805 竜王橋
0850 ウスバ尾根
0920 ウスバ乗越
1000 一般道合流
1015 山頂
1055 真名井沢の頭
1110 1168m付近
1140 1002m付近
1220 710m付近送電鉄塔新秩父線42号
1300 林道
1307 上日向バス停
天候 晴れ
過去天気図(気象庁) 2013年03月の天気図
アクセス
利用交通機関:
バス 自家用車
奥多摩にバイクを停めバスで川苔橋へ。
帰路は上日向からバスで奥多摩まで。
コース状況/
危険箇所等
ウスバ尾根
下りに取る際は上部植林帯の下降点が判りにくいので注意。
やはり下降時に尾根を外れる地点がキモ。左側に注意する。

真名井北陵
登りに取ると何ということのない尾根だが下降時は尾根の屈曲しているポイントで注意。踏み跡に頼らずきちんとした地図読みが必要。
ウスバ尾根取り付き点より林道を見下ろす。
ウスバ尾根取り付き点より林道を見下ろす。
尾根に乗りました。ここまでがだらだらとキツい。
1
尾根に乗りました。ここまでがだらだらとキツい。
ウスバ乗越。
一般道合流点。
三ッドッケ(天目山)がきれいに。
三ッドッケ(天目山)がきれいに。
清々しい山頂までの道です。
清々しい山頂までの道です。
あと少し。
山頂です。
雲取山。
Boss富士。
古里駅・赤杭山方面に行きます。
古里駅・赤杭山方面に行きます。
誰が書いたのか・・・。
誰が書いたのか・・・。
真名井北陵の痩せ尾根。
真名井北陵の痩せ尾根。
地形図1168m地点。明瞭な踏み跡は北の尾根へとついています。北陵を 降りるなら西の薄い踏み跡を。

地形図1168m地点。明瞭な踏み跡は北の尾根へとついています。北陵を 降りるなら西の薄い踏み跡を。

因みに1168m地点はテープが。カリカケノウラ(雁掛ノ峰)とあります。
因みに1168m地点はテープが。カリカケノウラ(雁掛ノ峰)とあります。
1050m地点も下降時は注意です。やや望洋としていてボンヤリしていると南東の尾根に入り込んでしまいます。東寄りの尾根に行くのが正解。
1050m地点も下降時は注意です。やや望洋としていてボンヤリしていると南東の尾根に入り込んでしまいます。東寄りの尾根に行くのが正解。
地形図1002m付近も曲者です。黄色のテープが目印ですが似たような地形が続きますし踏み跡も薄いです。この後も900m付近と830m付近に注意が必要です。
地形図1002m付近も曲者です。黄色のテープが目印ですが似たような地形が続きますし踏み跡も薄いです。この後も900m付近と830m付近に注意が必要です。
710m辺りで送電鉄塔にブチ当たります。
710m辺りで送電鉄塔にブチ当たります。
続いて620m付近で再び鉄塔に。
続いて620m付近で再び鉄塔に。
送電線に沿って下っていくとこの杭に当たります。右手へ降ります。
送電線に沿って下っていくとこの杭に当たります。右手へ降ります。
杭の先にテープが。上日向と書いてあります。
杭の先にテープが。上日向と書いてあります。
林道へタッチダウン。
林道へタッチダウン。
すぐ先の橋を渡ると・・・
すぐ先の橋を渡ると・・・
真名井橋です。

感想

久々に川苔山です。
直近は確か去年ウチの山の神と行きました。同じようなルートをとって下山は奥多摩山域でも突出した名称のカッチョよさを誇る真名井北陵としました。

暖かだというわりに気温は氷点下でした。久しぶりに高速を飛ばしオートバイで奥多摩に乗り込みましたが途中3度ほど寒さのため引き返そうと思ったほどです。
毎度お馴染み氷川キャンプ場に駐輪し0725の日原行きバスで川苔橋へと向かいます。

歩き出して30分ほどでウスバ尾根取り付きです。この尾根は植林帯の歩行が多く面白みにかけますが尾根に乗ってさえしまえば山頂まで一直線です。そして尾根上部の一般道に合流する地点あたりからが実にいい景観を持っており、また何と言っても人気の川苔山にあって人と会うことがまず無く、静かな山行が楽しめるのです。

関東で今年1月14日に降ったドカ雪の1週間後この尾根を歩きましたが、場所によっては膝上まであった積雪が今はもう全くと言っていいほどありません。
順調に登って行き、長沢背陵を左手に眺めつつ山頂着は1015くらいでした。

人気の山なのに山頂には人がおらずある意味拍子抜けでしたが、すぐ後から滝経由のコースからでしょうか、何人か登って来ました。ボクは別段食事等するわけでもないのでそそくさと山頂を後にし、さて、下山は川井駅方、真名井北陵へと向かいます。
曲ガ谷南峰で大休止していると山頂で見かけた青年が来たので挨拶を交わしました。

真名井沢の頭で腰をおろし、地図を確認した後さあ下山です。
真名井北陵は何度か登りでとっており、まぁフツウに下って行けるだろうと軽い気持ちで降り始めましたが15分も下らないうちに、こりゃ調子こいて下っちゃまずいかなと思いました。
地形図で尾根が屈曲する地点が分かりづらいのです。中には全く違う方向に明瞭な踏み跡がついていたりします。もちろんその踏み跡を辿っても降りられはするのでしょうが目的の北陵を降りることにはなりません。
こまめに地図とコンパスをチェックしながらの下山となりました。

迷いそうな地点は地形図の1168mと1002mの両地点に加え1050m付近、900m付近です。
きちんと現在地を把握しながら注意深く進めば問題ないと思いますが、もしコンパス等持たずに入り込むと思わぬ所に出るか、ヘタすりゃ迷います。
750mより下で送電鉄塔が出てくるともう安心です。

登りでは地形の難しさなど気にせずひょいひょい登って行ける真名井北陵ですが、下りはそれなりに注意力を求められるコースなのだと思い知らされました。
調子こいてはいけないのです。
でも久しぶりに地図コンパスをこまめに、きちんと使う山歩きで楽しかったです。

因みに下山して上日向のバス停についたらすぐにバスがきました。川井駅まで40分以上歩くことを覚悟していただけに大ラッキーでした。
乗り込んですぐに、どうせ終点の奥多摩駅までだからとウトウトしてたら「川井駅ですよ、降りないんですか?」とバスの運転手さんが親切にも声をかけてくれました。上日向から乗る登山者は都内方面に向かうため川井駅で下車するのがほとんどでしょうから起こしてくれたのです。こんな親切な運転手さんがいる西東京バスはしかし、上日向から終点奥多摩までついに客は僕一人でした。
路線を絶やさないためにも皆で西東京バスを利用しましょう。






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