爺ヶ岳南峰


- GPS
- 11:31
- 距離
- 23.2km
- 登り
- 1,917m
- 下り
- 1,890m
コースタイム
- 山行
- 5:40
- 休憩
- 0:46
- 合計
- 6:26
過去天気図(気象庁) | 2020年12月の天気図 |
---|---|
アクセス |
写真
感想
今シーズンの雪山2本目。
年末予定しているカモの会の皆さんとの山行に向けた顔合わせ、トレーニングとしての2日間。
8月に引越が決まってから全然山に入れない期間が続いたが、ようやく毎週山に入れる生活が戻ってきた。
行き先は雪がついていて2日間で入れるところ。。。先週の記録も何本か上がっていた爺ヶ岳に決定。
天候は、土曜日の午後に気圧の谷の影響で風雪になることを除くと申し分ない予報だった。
ゲートが閉まった後で入山者が少ないだろうから、静かな雪山を楽しめると期待十分。
前泊地で仮眠後、篭川大橋付近のゲート脇の駐車スペースで整えて7時頃出発。
林道歩きは5km程。登山口まで意外と標高差があり、300m程度のアップ。
今回は雪が十分についていないので南尾根は使わず、夏と同様に柏原新道を使う。
とても良く整備されている登山道だった。夜のうちに降った雪が少しかぶっていた(翌日下山時には溶けていた)。
何本か休憩を挟みながら標高を稼ぐ。ソロと2人組の先行者にはトレースを付けていただいて感謝です。
トラバース地点は雪が溜まっていてラッセル。ソロの方はここで引き返したらしいが、先行する2人組がラッセルに苦しんでいる。
上部の着雪やブロックはなく雪崩の心配はなさそうだが、落ちられない斜度なのでここでアイゼン・ピッケル・ヘルメットを装備し、先行パーティのラッセルを交代する。
今週もモフモフラッセルできて最高だ!!
トラバースを抜けたらラッセルで汗搔いたので先頭をtoomyさんに交代。その後Yutaに代わり、種池山荘まで頑張ってもらう。
この日は午後から悪天予報のため早々に整地してテントを張る。4人いると整地が早い。
その後は水を作って、食事にし、寝るまで宴会。
寒い雪山でやる宴会は格別!!20時に就寝。
Haruさん、牛丼美味しかったです!!
翌朝は5時起床。快晴。
朝食はtoomyさん食担の素麺を美味しくいただく。
7時頃出発。2人組パーティはだいぶ先行してトレースを付けていただいた。またまたありがとうございました。
ソロの男性も尾根上で写真を撮っていた。0時にゲート出発とのこと。すごい!!
振り返れば毛勝山、剱、立山、鳴沢、針ノ木、蓮華。向かって左には鹿島槍。右は遠くに富士山。
山頂は風が強く、冬の訪れを感じられた。強風のため早々に下山。
テントを畳んで快適な雪道を下山。
林道が長い・・・。
ところでアルペンラインの篭川左岸沿いに青い乗用車がぺしゃんこになっていて配したが、後日大町警察署に報告したら警察でも認識していて引き上げ方法を検討中とのこと。一安心。
みなさん、いい山行をありがとうございました。
以下、反省・振り返りポイント:
・年末山行の重量を想定してもう少し荷物を増やして重くしておくべきだったかもしれない。(今回17-18kgくらい?はかってないけど)
・前週に雪山1本目やっていたので、細かい装備の修正と心構え(?)ができていて今回は安心して山に入れた。ちょうど1年前の山行で雪山備忘録を残していたのも良かった。
・ペース配分は良く考えないといけない。楽なテレインでは快適に歩き続けられるペースを維持し、ラッセル部分ではテンポ良く交代しながらガンガン進む、などの切り替えを考えるべきかもしれない。
・テントは先に入ると奥を陣取ることになる。水作りに関われなくなる(なので楽にはなるが、若造としては恐縮する)。トイレ行くのもhesitateしてしまう。景色を確かめられない。だが、奥は楽w
・雪が締まっていないときのブロック切り出しは、ガシガシ掘らずに優しくスコップのブレードを差し込むと固まりを取りやすい。
・今期から雪山ザックはガッシャ投入。背中の当たる部分だけ気をつければパッキングが楽。楽で早いことは合理的であると思った。荷物に雪つかない。でも肩が痛い。
会の先輩・パートナーと年末年始山行のプレトレで冬山へ。
10月下旬に小川山でクライミングパーティをした後くらいから、仕事がトラブって忙しくなってしまい、全然山に行けず。
なんとかアイゼントレはこなしておいて、12月に入って仕事が落ち着いたので、なんとか冬山初めには間に合いそうな状況に。
経緯としては、年末年始の山行メンバーでプレ山行しておきたいねというのを話していて、でもセックンの次週は女性陣が既に予定ありとのことで、セックンの前週に冬山に行くことに。
セックンの前週でシーズン初めなので、難しくなく、でも冬山縦走登山に必要な要素はちゃんと全て入っているようなルートがいいなってことで、柏原新道経由の爺ヶ岳をセレクト。雪がある程度しっかりあり、テント泊が可能で、林道歩き含めてある程度の水平距離と標高差を歩くことになる、でも危険箇所などはない。かつ柏原新道はシーズン初め限定ルートなので、(雪が増えれば東尾根や南尾根が一般的)新雪期ならではというのもあり、良い。
メンバーの他3人もいつものfff-ttt始め、よく山に入ってるメンバーなのでとても気楽で良かった。
細かい行程は今回省略。
とりあえず、朝焼けに染まる北アルプスの稜線が綺麗だった。
やっぱり冬山はいいですね。
いくつか忘れものもしたので今後は気をつけたい。
年末年始もいい山行にしたいですね、みなさんよろしくお願いしますー。
いいねした人
コメントを書く
ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。ヤマレコにユーザ登録する