記録ID: 2785360
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無雪期ピークハント/縦走
石鎚山
霧氷のつもりが…瓶ヶ森。稜線の天空さんぽ。
2020年12月06日(日) [日帰り]


体力度
6
1〜2泊以上が適当
- GPS
- 11:11
- 距離
- 29.6km
- 登り
- 2,008m
- 下り
- 2,015m
コースタイム
日帰り
- 山行
- 9:43
- 休憩
- 1:25
- 合計
- 11:08
距離 29.6km
登り 2,022m
下り 2,018m
17:20
ゴール地点
寒風山登山口から瓶ヶ森女山まで5時間30分ほどかかった。瓶ヶ森周辺で1時間半ほど過ごし,帰路はUFOラインの車道を寒風山までひたすら歩く。地図で見ると,伊予富士から寒風山登山口までは尾根に上がって縦走路を歩いた方が圧倒的に近い。でも上に上がらずUFOラインを歩いた。縦走路よりは車道の方が時間はかからないけど,アスファルトの車道歩きは堪える...。
天候 | 快晴→曇り→☀快晴☀ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2020年12月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
崩落していた寒風山登山口はきれいに修復されていた。縦走路,寒風山~伊予富士は非常によく整備された良路。その他も踏み跡明瞭な縦走路が瓶ヶ森まで続く。ただ伊予富士から瓶ヶ森にかけては,四国笹が道を覆っている場所が多い。笹が濡れていなかったので全く問題なかったが,雨後や雪が付いたときは服が濡れそう。 |
その他周辺情報 | 国道194号沿い,いの町の木の香の湯。日曜日の晩で人は少ないとふんで寄ってみた。思った通り遅い時間で客が少なかった。寄り道&湯治で帰宅♨。 |
写真
12月。この時期,寒風山は霧氷が美しい。早出して寒風山登山口に到着。スペースは残りわずかですべこり込み。名前ほど寒くない寒風山。6時過ぎに出発する。
駐車場から冠山方面。東の空が幻想的に白み空には月。天気はよさそう。
駐車場から冠山方面。東の空が幻想的に白み空には月。天気はよさそう。
6時50分,桑瀬峠にとうちゃこ。寒風山は...。美しく白い山をイメージしたが,ご覧の通り冬枯れ。今朝は期待が外れた。しかしお天気は最高。
反対側には瓶ヶ森。その向こうには石鎚山が隠れているはず。伊予富士や瓶ヶ森方面が朝日に照らされ次第に明るくなっていく。
反対側には瓶ヶ森。その向こうには石鎚山が隠れているはず。伊予富士や瓶ヶ森方面が朝日に照らされ次第に明るくなっていく。
伊予富士方面。伊予富士は山肌に白い部分が見えた。雪か霧氷か?どっちみち今朝は霧氷のない石鎚山系。
ここで考えた。「寒風山から笹ヶ峰の周回よりも伊予富士,いやいっそ瓶ヶ森まで歩いてみよう。時間もあるし,この時期暑くてばてることもない。帰りは縦走路をピストンしなくてもUFOラインを帰ればいい。」と安易に決定。
ここで考えた。「寒風山から笹ヶ峰の周回よりも伊予富士,いやいっそ瓶ヶ森まで歩いてみよう。時間もあるし,この時期暑くてばてることもない。帰りは縦走路をピストンしなくてもUFOラインを帰ればいい。」と安易に決定。
シコクシラベの葉っぱに残った霧氷が,日光を浴びてパラパラとはがれ落ちる。足下には固まった霧氷の破片が無数に積もる。この先で前後して伊予富士に向かわれていた方とちょっとお話する。先週がピークだったみたい。
林道出会い。東黒森は車道からすぐに登ることができる。UFOラインは冬季閉鎖中で行き交う車両なし。点検のためだろうか?白いワゴン車が通っていくのが上から見えた。
ここで縦走路中,反対方向から来たただ一人の女性の方とすれ違った。車道すぐ脇の自念子ノ頭へ笹のトラバースを進む。
ここで縦走路中,反対方向から来たただ一人の女性の方とすれ違った。車道すぐ脇の自念子ノ頭へ笹のトラバースを進む。
炭水化物チャージ。しらさ峠から来られた3人の方とお話。伊吹山に霧氷期待で来たが残念賞で,瓶ヶ森に来たとのこと。次の楽しみを見つけるのは皆さん同じ。
帰路考えると急いだ方がよいが...。車道を歩けば,少々暗くても問題なし。最後のピーク瓶ヶ森の男山に下る。女の方が大柄(高い)なんだね。日差しが心地よい。
帰路考えると急いだ方がよいが...。車道を歩けば,少々暗くても問題なし。最後のピーク瓶ヶ森の男山に下る。女の方が大柄(高い)なんだね。日差しが心地よい。
氷見二千石原,何度も立ち止まって写真を撮った。白石小屋のロケーションすてきすぎる!いつか泊まりたい。
瓶ヶ森(男山)1838mを通り,正面に子持権現山のトンガリを見ながら下りる。いろんな方のレコでその鎖場の恐ろしさを見聞する。自分は行かないだろう,たぶん...。
瓶ヶ森(男山)1838mを通り,正面に子持権現山のトンガリを見ながら下りる。いろんな方のレコでその鎖場の恐ろしさを見聞する。自分は行かないだろう,たぶん...。
UFOラインは伊予富士までは縦走路と平行する。石槌の南に連なる山々。伊吹山の霧氷はとてもすばらしいそうだ。手箱山どんなところだろうか?興味は尽きない。
第8隧道をくぐり石槌山も見納め。瓶ヶ森,西黒森と復習は続く。
第8隧道をくぐり石槌山も見納め。瓶ヶ森,西黒森と復習は続く。
東黒森手前まで来た。UFOラインの美しいところ。まだ13kmもある...。ここからは車道が南に異様に膨らむ。「尾根道を通るのが早いと思う。」と瓶ヶ森で会った方にご教示いただいたが,暗い縦走路より長い車道を歩くことに。
感想
霧氷見物に寒風山に行って,笹ヶ峰を周回して帰ろうと計画。早出して午前6時前には寒風山登山口へ到着した。上の駐車場は工事のため入れず,トイレ下の駐車場に滑り込む。結構な車でギリ・セーフ。霧氷人気の山だけあって人がたくさん準備していた。
今朝は全然寒くなくて比較的風も穏やかな朝。ヘッデンつけてスタートしたが,桑瀬峠の手前で空が明るくなった。桑瀬峠でご来光を拝む。すばらしい天気で山の一日が始まった。
ところが,明るくなった寒風山は冬枯れのままで全く霧氷がついていない。途中で会った方も「先週はよかった」と言われていた。残念。
ここでずっと考えていた企みが現実味を帯びてきた。「瓶ヶ森まで歩こう。」四国ササの名峰の横は何度も車で通っていたが,車道からの登山なので,西之川か東之川から登ってみたいと思っていた。ところがこの時期雪もなく,この適度に温度が低いコンディション。時間もいっぱいあるし,暗くなっても帰りは車道歩きでよいと考えて,桑瀬峠から伊予富士方面に進路変更。瓶ヶ森まで縦走路を楽しく歩いた。帰路のUFOラインは,青空の下往路の山を復習した。ひたすら車道歩きが続き足が痛くなった。アスファルトを歩くのは意外に足に来るものだ。
この時期花も無ければ,霧氷も無し。しかし,石槌山系をぐるっと見渡す青空の天空さんぽを満喫した一日だった。
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コメント
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えらい❗30kmを歩こうとする心意気、さすがKS(校長先生、の略ではない
)だなあ。
舗装道路なければ谷川連峰の面影あるね。
四国、素晴らしい❗
行きたいです。
思いつきでロングルートもどうかと思ったけど,こっちでは指折りの山並みを巡ることできるよいとこなんで,つい踏み込んじゃいました。すぐエスケープもできるしね。最後の車道は足も靴も擦り減りそうでしたが。
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