加入道山(2回目)〜大室山(2回目)
- GPS
- 08:17
- 距離
- 11.3km
- 登り
- 1,231m
- 下り
- 1,220m
コースタイム
- 山行
- 6:38
- 休憩
- 1:38
- 合計
- 8:16
天候 | 晴れのちくもりのち晴れ 風なし |
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過去天気図(気象庁) | 2020年12月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
○岩場はない。植林帯などところどころに石が転がっていて歩きにくいところがあったが、それ以外に登山道に石が転がっているところはなかった。 ○落ち葉で登山道の際が見えず、下山時に湯花ノ沢沿いの山腹道で谷側にずるっと片足を持っていかれた。 落ち葉に隠れた木の根か砂か泥のいずれか判らなかったが、見事に滑ってスライディングも決めてしまった。 ○高度感のあるザレ場も何か所かあった。加入道山の手前で主稜線に上がる最後の急坂部分も半分ザレていて滑りやすかった。 ○それ以外の急坂や大室山の山稜は木の階段や木道が多くて歩きやすかったが、大室山への急坂には古い丸太の階段があり、前日の霜がまだ溶けずに残っていて、とても滑りやすかった。 |
その他周辺情報 | ○道志の湯 http://www.doshinoyu.jp/ 下山後に温泉に入ることはめったにないが、中央道の渋滞を避けて道志みちで帰るので、久しぶりにゆっくりと温泉に入ってから帰路についた。夕方のせいかコロナのせいか入浴する人は少なかった。 温泉は他にも道志のみち沿いに複数ある。 |
写真
装備
個人装備 |
長袖シャツ
Tシャツ
ズボン
靴下
防寒着
雨具
日よけ帽子
靴
ザック
昼ご飯
行動食
非常食
飲料
コンパス
笛
ヘッドランプ
予備電池
ガイド地図(ブック)
ファーストエイドキット
保険証
携帯
時計
タオル
ストック
カメラ
ガスコンロ
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感想
2020年12月06日(日)【加入道山〜大室山】
当初は菰釣山を友人と歩く予定でしたが、友人が前日発生した腰痛のため、当日朝になって一人で歩くことになりました。
菰釣山は友人との山行にとっておきたいし、出発が遅れたこともあり、急きょ目標を近くの加入道山〜大室山に変更しました。28年前の1992年12月12日に用木沢出合から周回コースで歩いたことがあり、それ以来の2回目ということになりました。
天気は晴れの予報でしたが、富士山や丹沢や道志の山はだんだんと雲が多くなっていき、大室山山頂もお昼を食べているうちに雲がかかってしまいました。山頂も風はなかったのですが、手がかじかみました。
下山するに連れて、天気は良くなっていきましたが、大室山の山稜にはまた雲がかかってしまいました。
落葉した広葉樹の森が素晴らしく、落ち葉を踏んでの登高はとても楽しかったですが、落ち葉で登山道の際が見えず、下山時に一度谷側にずるっと片足を持っていかれました。落ち葉に隠れた木の根か砂か泥のいずれかよく分かりませんでしたが、見事に滑ってスライディングも決めてしまいました。
大室山への急坂の古い丸太の階段では、前日の霜がまだ溶けずに残っていて、滑らないように足を置いていくことには神経を使いました。
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以下は少し詳しい山行記です。
同行予定の友人の不参加によって登山口に着くのが遅れてしまい、7:30頃から歩き始めました。車道歩きはわずか数十メートル足らずで登山道に入りました。
植林帯を抜けると、落葉した広葉樹に覆われた湯花ノ沢の山腹道を進みながら、緩やかに高度を上げていきました。
広葉樹の森は休憩舎の上のあたりまで続いていて、とても気持ちよくて今日のハイライトのひとつにでした。
登山道は尾根の上や山腹に続いていて、それなりに上り坂でしたが、主稜線に上がる直前の部分を除いて、それほどの急坂ではありませんでした。でもしっかりと高度は稼いでいました。
樹間からは鳥の胸山、御正体山、今倉山、そして富士山が見えていました。
主稜線に上がってから少しの登りで加入道山の山頂に着きました。落葉した広葉樹に囲まれた初冬らしい静かな山頂でした。
前大室というピークに向けて少し下って登り返しましたが、南側の樹間から畦ヶ丸や権現山、少し遠くに菰釣山もみえました。
前大室のピークから破風口に向けて主稜線を緩やかに下っていきましたが、冬枯れの広葉樹と下草がとても良い感じで、今日の2つ目のハイライトでした。
最低鞍部の破風口から階段上の急坂が続きました。霜が溶けていない古い丸太はとても滑りやすそうで神経を使いました。下りてくる人はみな平気な顔をしているので不思議に思いました。急坂からは西丹沢や道志の山並みがよく見えましたが、富士山はだんだん増えてきた雲にさえぎられて見えなくなっていました。
急坂が終わるとなだらかで長い頂陵部が続きました。檜洞丸の山頂近くにあるような高い木道もありました。北側の樹間から道志、奥多摩、奥秩父などの山並みがみえました。
大室山の山頂は頂陵部の東端にありました。落葉した広葉樹に囲まれて眺めは良くないし、ベンチもありませんが、周囲の木の根元にシートを敷いてお昼にしました。
今日もローカーボのカップ麺に焼豚をトッピングして食べていると次々にハイカーがやってきますが、皆さん写真を撮ると引き返して行きました。山頂手前の犬越路への分岐にはテーブルが2つあるので、そちらに行かれるのでしょう。
山頂はいつの間にか雲がかかってしまい、風はありませんでしたが指がかじかむほど寒くなっていました。
1時間ほど山頂で過ごしたあと、下山を始めました。破風口への急坂の下りで2,3組とすれ違ったあとは誰にも会いませでした。みなさん、西丹沢ビジターセンターから周回されているのでしょう。おかげで余裕を持って静かな下山を楽しむことができました。
初冬の山歩きの下山時刻としては遅い時間帯でしたが、夕陽に照らされた冬枯れの広葉樹の森や落ち葉で埋め尽くされた山肌や登山道がとってもいい感じなので、足をとめてばかりでゆっくりとしか歩けませんでした。
駐車場に戻ると車はすっかり減っていました。あとからひとり下山して来られたのがこのコースの最後のハイカーさんでした。
駐車場を出たのは16時を回っていましたが、帰路は渋滞のない道志みちで相模原ICに出る予定なので、久しぶりに温泉にゆっくりと入ることにしました。登山口のすぐ近くにある道志の湯は人も少なくてのんびりと湯につかることができました。
今日は初冬の山を満喫できた山旅になりました。
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