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Yamareco

記録ID: 2788030
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アルパインクライミング
日光・那須・筑波

日光白根山 静寂を保つ東稜 

2020年12月06日(日) [日帰り]
 - 拍手
GPS
06:39
距離
9.9km
登り
987m
下り
987m

コースタイム

日帰り
山行
6:03
休憩
0:36
合計
6:39
6:30
107
8:17
8:18
27
8:45
8:46
26
9:12
9:17
106
11:03
11:20
36
11:56
12:08
61
天候 晴れ 風あったがさほど強くない
過去天気図(気象庁) 2020年12月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
菅沼登山口駐車場利用
スタッドレスタイヤあったほうがいい
コース状況/
危険箇所等
菅沼登山口駐車場に登山ポストなし

菅沼登山口駐車場〜弥陀ヶ池
ダラダラ登り、危険箇所なし

弥陀ヶ池〜避難小屋
五色沼まで降り。危険箇所なし

避難小屋〜東稜取付き
樹林帯を歩く。アニマルトレース多い。

東稜取付き〜日光白根山頂上
下部と上部が核心。草付きの下部の方が難易度は高く、下部は懸垂下降する支点が乏しい印象。

日光白根山頂上〜弥陀ヶ池
北斜面日陰の急登で積雪あり。

※天候によりコースの状況は変わります。装備やルートの選択は適宜自己判断してください。それぞれ経験、技術が違うので他人を頼りにしてはいけません。
弥陀ヶ池。ここに来ると雪が多いか少ないか明確になる気がします。それにしてもいい天気…風はソコソコあるけど…
2020年12月06日 08:13撮影 by  iPhone 11, Apple
1
12/6 8:13
弥陀ヶ池。ここに来ると雪が多いか少ないか明確になる気がします。それにしてもいい天気…風はソコソコあるけど…
五色沼…随分前に来ましたが、いつのことやら…
2020年12月06日 08:42撮影 by  iPhone 11, Apple
1
12/6 8:42
五色沼…随分前に来ましたが、いつのことやら…
五色沼からの日光白根山。青空に山が映えてます。
2020年12月06日 08:42撮影 by  iPhone 11, Apple
12/6 8:42
五色沼からの日光白根山。青空に山が映えてます。
五色沼に立つ。Jumping on the ice.はやりません。氷が割れるのをびびっているワケじゃなく、コケるのをビビってます。ホント〜?
2020年12月06日 08:45撮影 by  iPhone 11, Apple
12/6 8:45
五色沼に立つ。Jumping on the ice.はやりません。氷が割れるのをびびっているワケじゃなく、コケるのをビビってます。ホント〜?
避難小屋まで来ちゃいました。東稜取り付きまで行けなくないけど、明らかに遠回り…(-.-;)
2020年12月06日 09:11撮影 by  iPhone 11, Apple
12/6 9:11
避難小屋まで来ちゃいました。東稜取り付きまで行けなくないけど、明らかに遠回り…(-.-;)
取付きに立ち見上げ、ルートを決める。懸垂下降に使えそうな木があまりない。
2020年12月06日 09:45撮影 by  iPhone 11, Apple
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12/6 9:45
取付きに立ち見上げ、ルートを決める。懸垂下降に使えそうな木があまりない。
稜線に上がってしまうとホッとする。景色も上々。
2020年12月06日 10:01撮影 by  iPhone 11, Apple
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12/6 10:01
稜線に上がってしまうとホッとする。景色も上々。
ルンゼ も登れるなぁと眺めながら、右側の稜線を詰める。
2020年12月06日 10:15撮影 by  iPhone 11, Apple
12/6 10:15
ルンゼ も登れるなぁと眺めながら、右側の稜線を詰める。
ここでは風が穏やかで暑いぐらい。いい天気です。
2020年12月06日 10:16撮影 by  iPhone 11, Apple
12/6 10:16
ここでは風が穏やかで暑いぐらい。いい天気です。
とんがり岩と男体山。
2020年12月06日 10:24撮影 by  iPhone 11, Apple
12/6 10:24
とんがり岩と男体山。
中心よりやや右上の岩が大岩。そして目の前は登るか、巻くかで悩み中。雪が少ないからクランポンもピッケルも使っていないので、こういうところで雑にRFできない。
2020年12月06日 10:29撮影 by  iPhone 11, Apple
12/6 10:29
中心よりやや右上の岩が大岩。そして目の前は登るか、巻くかで悩み中。雪が少ないからクランポンもピッケルも使っていないので、こういうところで雑にRFできない。
右側が大岩。そこを登ればあとちょっと。左上が頂上になります。
2020年12月06日 10:39撮影 by  iPhone 11, Apple
12/6 10:39
右側が大岩。そこを登ればあとちょっと。左上が頂上になります。
登ってきた稜線を振り返る。男体山も中禅寺湖もよく見えます。
2020年12月06日 10:56撮影 by  iPhone 11, Apple
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12/6 10:56
登ってきた稜線を振り返る。男体山も中禅寺湖もよく見えます。
「ねぇ〜ここアイゼン要らなくない?」と後方から大きな声が聞こえる。2人組が登ってきている。
2020年12月06日 10:56撮影 by  iPhone 11, Apple
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12/6 10:56
「ねぇ〜ここアイゼン要らなくない?」と後方から大きな声が聞こえる。2人組が登ってきている。
大岩登りきったところ。左の奥は頂上で人が見えます。
2020年12月06日 10:57撮影 by  iPhone 11, Apple
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12/6 10:57
大岩登りきったところ。左の奥は頂上で人が見えます。
奥に道標も見え、一般道は目前です。
2020年12月06日 11:00撮影 by  iPhone 11, Apple
12/6 11:00
奥に道標も見え、一般道は目前です。
到着。思っていたよりも早く着いた。
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到着。思っていたよりも早く着いた。
登ってきた稜線を振り返る。左側に赤いジャケットを着た人がいますが、あそこに下から登ってきました。
2020年12月06日 11:09撮影 by  iPhone 11, Apple
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12/6 11:09
登ってきた稜線を振り返る。左側に赤いジャケットを着た人がいますが、あそこに下から登ってきました。
ホントいい天気。燧ヶ岳は雪が少ない。新潟の山々は雪が多い印象。
2020年12月06日 11:21撮影 by  iPhone 11, Apple
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12/6 11:21
ホントいい天気。燧ヶ岳は雪が少ない。新潟の山々は雪が多い印象。
弥陀ヶ池は凍っていますが、菅沼や丸沼は凍っていません。僅かな標高差や地形の影響もあるんでしょうね。しかし、こちらの斜面は日影だし、北向きで風強いし寒いっス。
2020年12月06日 11:32撮影 by  iPhone 11, Apple
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12/6 11:32
弥陀ヶ池は凍っていますが、菅沼や丸沼は凍っていません。僅かな標高差や地形の影響もあるんでしょうね。しかし、こちらの斜面は日影だし、北向きで風強いし寒いっス。
降りてきて、ここでダブルアックスを持っていた人と話をする…
2020年12月06日 11:56撮影 by  iPhone 11, Apple
12/6 11:56
降りてきて、ここでダブルアックスを持っていた人と話をする…
ワカンもピッケルもクランポンもロープも…使いませんでした。使えるだろうと期待していたんですけどね。でも、帰宅後のメンテがなく、その分楽でした。
2020年12月06日 15:28撮影 by  iPhone 11, Apple
12/6 15:28
ワカンもピッケルもクランポンもロープも…使いませんでした。使えるだろうと期待していたんですけどね。でも、帰宅後のメンテがなく、その分楽でした。

感想

日光白根山にはいくつかバリエーションルートはあるものの、あまり知られていない様子である。日光白根山のバリエーションルートの1つ東稜は、この雪山シーズンに行こうと以前から決めていた。下調べをし、必要なものを準備した。そしてついにその日がやってきた。天気は良いようで、風もさほど強くはならないとの予報だった。

単独行の場合、だいたい寝坊から始まる。今日も二度寝をしてしまい、出発が15分ほど遅れた。誰かと一緒であればそういった事はないのだが、1人だとついつい気が緩んでしまう。家を出る際も何か忘れ物をしているのではないかと胸騒ぎがしてならなかった。登山口に向かう最中にさっそく眠くなり、途中で寝てしまおうかと何度か考えたがそれではあまりにももったいないと思い、頑張って登山口に向かった。登山口に着いてからはすぐ支度をした。身支度は、登山口からヘルメットをかぶり、リュックにはダブルアックスがあり、少々場違いな感じもしたがそのまま出発をした。出発してまもなく忘れ物に気づいた…カメラだ。あの胸騒ぎはカメラだったに違いない。まぁ、iPhoneがあるのである程度の写真は撮れるので、そういうことにして歩き始めた。ペース自体はそんなに急がず、どちらかと言うとダラダラといった感じで歩を進めたが、徐々に眠くなっていった。

東稜の取り付きがどこだかわかっていたが、登山道のどこからそこを目指していいかよくわからなかった。そんなことをしていると避難小屋まで行ってしまい目が覚め、明らかに歩きすぎということに気づく。そこでGPSを確認しそこから取り付を目指し森に入った。森の中には登山道では見られないアニマルトレースがあり、そのほとんどが鹿であったが中にはクマのようなトレースもあり、ドキドキした。東稜の手前で、それを見上げると雪はほとんどないような状態だった。どうしようかな~、今日は偵察のみにしようかな?なんてことも脳裏を過ったが、しっかり準備をしてきたので行くことに決めた。

取り付いてみたものの、駄目だった場合に懸垂下降するための支点工作が難しそうな斜面だった。ということで、登りあるのみと思いそうしてみた。バリエーションルートなので、特に道は決まってはいないが、地形を読む力やその先がどういう風になっているだろうという想像力を働かせる力、地形への対応力なども問われるのではないかと私は思っている。それがまた楽しかったりもするのである。今回は、ミックスルート、雪の上もトレースがなかったので自由に歩いた。雪は少なくクランポンをするほどでもなく、ピッケルを使うほどでもなく、持ってきたギアの出番がまるでなかった。結果的にリュックから出したものは、水分と食料だけであった。東稜は特に問題なく登ることができ、頂上で写真を数枚撮りさっさと降った。数年前から登頂より、どこを登るかの方が楽しくなりつつあることは否めない。

下山して車に乗り込むと、カメラがカバンの中にありました…(o_o)

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