京都北山/39年ぶりの雲取山@with周辺の地味なピーク巡り


- GPS
- 04:59
- 距離
- 11.4km
- 登り
- 754m
- 下り
- 765m
コースタイム
- 山行
- 3:52
- 休憩
- 1:05
- 合計
- 4:57
天候 | 晴れのち小雨 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2020年12月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
写真
感想
39年ぶりに雲取山に行ってみようと思う。
花脊別所の駐車場には他に車は駐まっていない。朝ののどかな別所集落を抜けてスキー場跡に。上空は青空、風もなくあまり寒さを感じない。
クリンソウの狂い咲きを見て寺山峠へ。39年前ここもササの中の峠だった。途中には見事なミカエリソウの群落があった。今は林道が通り明るい峠へと変貌している。
寺山峠は確か心霊スポットだったと思う。京都のあるお寺から小浜のあるお寺までを直線で結ぶライン上に心霊スポットがあり、一時期夜には屋台まで出た市原の鬼谷橋もそのライン上だったと思う。
寺山峠はそんな霊がいてもおかしくないような暗い峠だった。今は見る陰もなくビックリする。
しばらくは林道と並行する尾根道を北へ。ところどころ右手に展望がある。ヤッホーポイントという展望所からは、眼下に別所の集落と奥には比良や比叡が見える。
凌雪荘を見て地蔵杉山に登る。山頂はちょっとしたヤブで何もない。
北雲取山に向かう。この途中の稜線(国体尾根)にも何もない。やや大きめの木はあるが展望はない。それぞれの山頂も地味で頂上を記すプレート類もない。
北雲取山から戻る途中から、どんより濃い灰色の雲が空一面を覆い始める。
雲取峠もササ以外何もなかったが開放的な場所に様変わりしている。りょうぶの小屋を見に行ってから雲取山北峰へ。
唯一ここだけは山頂が開けており東側の展望がある。奥には比良連山が連なり、その南側には案外平たく見える比叡山とその北尾根が望める。
ここでとうとう小雨が降ってきた。
10分ほどで止んだので、雲取山本峰?に行く前に北西にあるP899を目指す。地蔵杉山もこのピークも899m、頭だけが900m超え?、気になるので行くことにする。
しかしここに行く途中にも何もなく、山頂付近は結構なヤブだった。唯一PHさんのプレートはあった。
P899で折り返し、ようやく雲取山本峰へ。ここも地味な山頂で展望があるわけでもない。南に地図で900mの等高線が独立している部分があるので行ってみる。
しかしやっぱりなにもない。引き返して二ノ谷を下りる。
下り始めてすぐ再び雨が降り出す。今度はそこそこ音がするほど降ってきたので雨具をつける。立命WV小屋前の炊事小屋で雨を避けて昼食とする。
予定では、二ノ谷出合付近から一ノ谷と二ノ谷間の尾根を再び登るか、三の谷を登るかで雲取山を網羅しようと考えていたが、雨で辺りも薄暗くなっていることから、気乗りせず、このまま一ノ谷経由で寺山峠に戻ることにする。
寺山峠から元来た道を下り、もうすぐスキー場跡というところになってようやく今日初となる登山者とすれ違う。
駐車場に着く頃には雨は止んだ。
地味だが静かな山旅ができた。これが京都北山の魅力でもある。
北山でクリンソウ、〇〇大学ワンゲルと言えば「20歳の原点」思い出します。
私の山は中学生の頃、北山から始まりました。あれから40年以上過ぎて、随分変わりましたね。林道が多くなり、キンマ道など全くなくなりました。あちこちの峠も様変わりしています。これと言って特徴のない山域ですが、たまに行けば落ち着くような気がします。
hirasuzukaさん、おはようございます。
わたしも北山が原点。なんて言えば今西錦司さんのようですが……
本当にずいぶんと様変わりしました。直谷の木馬道懐かしいです。
林道が縦横無尽に刻まれて山肌をむき出しにした痛々しい姿を見ると
林業仕事等で仕方ないこととはいえ、見ている方も痛く感じます。
北山はスルメのように噛めば噛むほど味が出る山域なんでしょうね。
これからも時々訪れようと思っています。
HB1214さん 今日は。😊
昨日初めて雲取山へ行って来ました。
「雲取山」と言ういかにも景色の良さそうな名前。 何時か行こうと延び延びになってました。 でも花脊は遠い。😥
昨年のHB1214さんのレコで行く気を起こして行って来ました。
でも三つの峠越えはやっぱり大変です(滋賀県側からなら)。
別にHB1214さんの軌跡を辿った訳では無いのですが、ほぼ同じ様な行程で歩いています。 でも参考にさせて頂いたのでお礼のコメントを・・・有り難う御座いました。🙇♂️
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