富士山 富士宮口から御殿場口へ
- GPS
- 09:56
- 距離
- 17.6km
- 登り
- 1,612m
- 下り
- 1,826m
コースタイム
06:00 6合目
06:45 新7合目
07:30 元祖7合目
08:10 8合目
09:00 9合目
09:30 9号5勺
10:12 浅間大社奥宮
10:35 剣ヶ峰
11:25 吉田口
12:00 奥宮 昼食休憩
12:25 御殿場口より下山開始
13:05 8合目
13:50 7合目
14:10 富士宮口方面分岐
14:30 宝永山火口
14:45 6合目方面分岐(道迷いにより30分ロス)
15:04 6合目
15:15 富士宮口5合目到着
天候 | 晴れのち曇り |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2008年07月の天気図 |
アクセス | |
コース状況/ 危険箇所等 |
御殿場口下山道は分岐が多い 富士宮口6合目・宝永山火口・第2火口の分岐点には 標識が立っているものの表示は消えている その他の場所でも表示が消えている標識が何ヶ所かあった 濃霧の際には注意が必要 |
予約できる山小屋 |
|
写真
感想
前回より早い時間に出発できたので、時間に余裕ががある。富士宮口5合目に車を止め、仕度をしてからゆっくり登山口を目指す。
入り口で小型犬と記念撮影をしている男の人がいた。天気がよく山頂方面までよく見えるのでいい記念になるだろうと思いながら傍らを通り過ぎたとき、「さあ行こう」とその人が言った。思わず「(犬と)一緒に上まで行くのですか?」と聞けば「そうです」と答えた。私は先に登り始めてしまったのでその後のことは分からないが、山頂まで行けたんだろうか。
夏休みに入ったこともあり、富士山にはたくさんの登山客がいる。7合目辺りから、小学生のチームが大挙して列を作っている中に混じって登っていたら、どうやらペースが乱れてしまった模様。前回に比べてものすごく時間がかかっていると思ったら、9合目に着いたのにまだ8合目だと勘違いしていた。これはなんだか得した気分だった。
それでもやはり最後の5勺はきつい。意識して大きく深呼吸をしながら登ったせいか酸素缶の世話になることはなかったものの、やはりきついもんはきつい。それでも写真を撮る余裕くらいはあったのは、前回の経験が少しは生きていたのかもしれない。
登頂後、ポストに暑中見舞いのはがきを投函してから、剣が峰を目指し、三角点と測候所を撮影してからお鉢巡り開始。高所恐怖症のくせに高いところへ登りたがる私はこういう場所でとても後悔する。右を見れば大きく口を開けた火口、左は見たくもない絶壁が雲の下まで続く。歩道にじゅうぶんの広さがあっても恐怖心の虜になってしまい、足元しか見られない。苦労して登ってきて、怖い思いまでしてお鉢巡りをしてしまった。もういい。
一周して富士宮口へ戻ってきたら、山頂の賑わいは一層大きくなっていた。自衛隊の皆様、外国からのお客様、小学生の皆様、みんなお疲れ様でした。僕はセブンイレブンで買ったおにぎりを食べるよ。
今回の目的のひとつは御殿場口を下山するということ。多少遠回りになってもいいから、小学生以来の宝永山を歩こうという魂胆。
富士宮口に比べて人はまばらで道自体がとても静か。標識も少なめでちょっと不安。時折地図とGPSで確認しながら御殿場口と宝永山の分岐までは順調に下った。
宝永山の火口を過ぎたあたりで、家族連れに富士宮6合目への道を聞かれ、途中まで案内した。休憩を取るご家族に先立って歩き始めた私は、6合目と第2火口の分岐点で思い切り道を間違えた。しばらく火口方面へ下ってから、どうもおかしいと気が付いたので、30分ほどのロスで済んだものの、分岐点の標識には案内の文字がすっかり消え落ちているし、辺りは濃霧で方向が全くわからなかった。自分が宝永山で道に迷うということなどあり得ないという奢りがこの結果を導いた。自戒を込めてこの失敗を記録しておく。
こんばんわ、はねぱたです。
すみません、ようやくお邪魔出来ました。
お鉢巡り、お疲れ様です。
さすがに高度感がすごいですよね。
以前に登った時、剣が峰へ行く登り道がキツイらしく
皆さんゼイゼイ言って登ってました。
それにしても、月2回も日本の最高峰に登りに行けるのは
とても羨ましい限りです。
そうそう下山口、あそこは間違えやすいんですよね
以前読んだ、地図の読図本の中で
世界的なオリエンテーリングの選手が富士山の下山で
本来下りるのと違うルートを降りてしまった。
との記載があるほど、下山ルートは迷いやすいです。
でも、道迷いは誰でもありえる事ですよね。
道迷いをした後の対応が一番大事だと思います。
良い経験をされましたね(^^)
そんな私も、東海自然歩道の富士浅間神社前後の道に
迷って相当ウロウロした思い出が・・・(^^;
あそこは、いずれリベンジで歩きにいかなければ(笑)
剣が峰に向かう通称「馬の背」という場所は、登頂してほっとした人に仕掛けられたいやらしい罠ですね。中腹に埋まっている大きな岩は、ストックがないと滑ってしまいます。
先日皇太子様が富士宮口から宝永山経由で登山された際、事前に宝永山周辺の案内板が整備されたらしいです。これで道迷いする人が少しでも減ってくれればよいことですね。
富士山に二度登るのは「阿呆」だそうです。三度登ったらなんと言われるのでしょうw
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