硫黄岳(夏沢鉱泉から)
- GPS
- 08:21
- 距離
- 18.1km
- 登り
- 1,315m
- 下り
- 1,310m
コースタイム
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2013年03月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
・唐沢鉱泉分岐 - 桜平 はじめは雪はありませんが、河原木場沢を過ぎると雪があります。車は2駆やスタットレスだけではきついかと。アイゼンはなくても大丈夫ですが、朝は凍結して滑るところがあるので注意です。 ・桜平 - 夏沢鉱泉 アイゼンはなくても大丈夫ですが、朝は凍結して滑るところがあるので注意です。 ・夏沢鉱泉 - 夏沢峠 アイゼンはなくても大丈夫です。 ・夏沢峠 - 硫黄岳 夏沢峠から稜線にでるところが少し急で雪があります。アイゼンはあったほうがいいでしょう。ただその先は雪・岩場・ガレ場のミックスです。雪がないことろも多いので、アイゼンは外してしまったほうが楽かも。 |
写真
感想
週末は唐松岳を予定していましたが、天気予報を見ると白馬方面の日曜の天気は今一つ。ならば急遽、晴れ予定の土曜に日帰りできるところへ!と、北アルプスよりもアプローチしやすい八ヶ岳に決定。天狗岳と硫黄岳のどちらにしようか迷ったものの、硫黄岳の火口壁を見てみたかったので硫黄岳に決定。1月に赤岳鉱泉から赤岳に登ったので、今度は夏沢鉱泉からの硫黄岳へ。
金曜日に仕事を終え、12:30に大阪を出発。途中、サービスエリアで仮眠をとりつつ、7時半に唐沢鉱泉・夏沢鉱泉の分岐に到着。夏沢鉱泉のHPにこの先は車でいけそうに見えてもまだ雪が多いと書いてあったので、私の車)ストリーム・FF・ノーマルタイヤ(チェーンは持参))ではとても無理だと思い、ここから歩くことに。
歩き始めると確かにはじめは雪もなく本当はいけたのでは?と思ってしまいますが、河原木場沢の橋を渡ってから道の様相が一変して雪道に。轍や凸凹も多く車で乗りいれず良かったと一安心。分岐には桜平まで1時間50分、夏沢鉱泉まで+35分と書いてありましたが、思いのほか早く1時間半ほどで夏沢鉱泉に到着。その間誰にも会わず・・・
夏沢鉱泉で登山届を提出し、アイゼンいるかな?と迷ったもののいけるところまでツボ足でと思い、オーレン小屋に向けて出発。雪道が中途半端に溶けたり・崩れたりしていて歩きづらいところがあるものの、やはりアイゼンは不要でした。また、オーレン小屋の手前でやっと青空と硫黄岳にお目にかかることができ、テンションが徐々に上がってきます。
そして夏沢峠まででると、ババンっと爆裂火口壁がお目見え。初めて見ましたが、本当に爆発で吹っ飛んだような感じ。ここからは少し樹林帯を抜けると稜線にでることになるので、オーバーパンツ・アウタージャケット・アイゼンを装備。稜線にでると思った通り風は強かった。ただし、気温がそれほど低くないせいか、風は冷たくて強いものの寒さはそれほど感じずにすみました。とはいえ、右から常に強い風を受けるので、右の頬が痛い・・・山頂付近までくると、ところどころのあるケルンを風よけにして少し休憩を取りつつ進みます。ちなみに、足元は夏沢峠から稜線にでるまでは雪があったものの、稜線からは雪が残ってはいるものの岩場・ガレ場の地面が見えているところのほうが多く、アイゼンはなくても大丈夫でした。
2時間睡眠がたたったせいか、頂上直前でちょっとバテ気味になってしまったものの、何とか晴れているうちに頂上に到着。北八ヶ岳・南八ヶ岳が一望できて、素晴らしい眺めでした。残念ながら南アルプスや北アルプスはちょっとかすみがかった感じがしてくっきり360度絶景!というわけにはいかなかったですが、期待以上の景色に大満足。山頂で赤岳から縦走してこられた方にお会いしましたが、登山口から山頂まででお会いした人は、夏沢峠手前で下山中の3名と山頂で1名だけでした。天気もいいし、メジャーなルートかと思っていたため、ちょっとびっくり。
一通り写真と景色を楽しんで、風が強くて寒いのでおにぎりを1つだけほおばり、お昼はオーレン小屋でとることに決めて下山開始。下山は楽チンであっという間にオーレン小屋到着(昼食のラーメンをのんびりとり)、夏沢鉱泉、桜平に到着。しかし、桜平からが気持ち的に長く、右足小指の外側が靴擦れを起こしていたのでつらい道のりに。。。1月の赤岳でも靴擦れして対策が必要と感じていたのに、先月の御嶽の時が大丈夫だったため対策を忘れてしまっていた。うーん、どうしたものか。。。
いいねした人
コメントを書く
ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。ヤマレコにユーザ登録する