権現岳(撤退):甲斐小泉口・三ツ頭にて時間切れ
- GPS
- 09:54
- 距離
- 12.7km
- 登り
- 1,331m
- 下り
- 1,321m
コースタイム
天候 | 晴れ〜曇り(強風) |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2020年12月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
全般に積雪は少ないです。 標高2,000m程から積雪がちらほら現れ、木戸口から先は積雪が有ります。 この日は木戸口から稜線まではトレースが無く、くるぶし〜膝下程度のラッセルでした。天女山からの入山者は多いですがこのコースは人が少ないので、降雪後はノートレースの可能性が高いと思われます。 |
写真
装備
個人装備 |
長袖シャツ
長袖インナー
ハードシェル
タイツ
ズボン
靴下
グローブ
アウター手袋
予備手袋
防寒着
雨具
ゲイター
ネックウォーマー
バラクラバ
毛帽子
着替え
靴
予備靴ひも
ザック
ザックカバー
アイゼン
ピッケル
昼ご飯
行動食
非常食
飲料
水筒(保温性)
ライター
地図(地形図)
コンパス
笛
計画書
ヘッドランプ
予備電池
GPS
筆記用具
ファーストエイドキット
針金
常備薬
日焼け止め
保険証
携帯
時計
サングラス
タオル
ツェルト
ナイフ
カメラ
チェーンスパイク
|
---|
感想
私の八ヶ岳雪山シーズン初めの定番、権現岳に行ってきました。
と言っても、時間切れで三ツ頭の先で撤退しましたが・・・。
権現岳は八ヶ岳主峰の中では冬期は一般ルートでも難易度が高く、近くに小屋も無いため厳冬期は気軽に登れない山です。
その為、最近は私の12月の定番になっています。
どのルートでも往復10時間以上かかるため、日帰りで登るには朝暗いうちに出るのが必須なのですが、今回は気が緩んでいたのか車中泊が快適すぎたのか1時間も寝坊してしまい、出発が7時過ぎになってしまいました。
それでも天気は良く積雪も少ない事からまさか時間切れになるとは考えてもいませんでした。
今回のコースは甲斐小泉口。木戸口を通り三ツ頭の手前で天女山からのコースと合流するルートで比較的登山者の少ないルートです。
積雪は少なく順調に進みましたが、登るに従って風が強くなり積雪も増えてきました。
木戸口からは足首から膝下程度の積雪となりノートレース。
人が少ないのは承知していましたがトレースが無いのは予想外でした。
ラッセルと言う程のものでは無いのですが、やはりトレースが無い雪道を進むのは時間がかかるもので1時間の遅れを取り戻すつもりが、逆に予定より2時間遅れで三ツ頭に登りつきました。
予定では正午過ぎには山頂に着き16時過ぎには下山でしたが、このまま進むと山頂着は14時過ぎ下山は19時前になってしまいそう。
天候は回復傾向で、三ツ頭から先はトレースも有ったため登るのは問題なさそうなのですが、この時期は日が沈むのが早く16時には薄暗くなってしまい18時では真っ暗です。
体調も悪くないので行ってしまおうかとも思ったのですが、何か有れば多くの人に迷惑をかけますので無用なリスクを冒すのはいい歳をした大人のやることでは無いでしょう。
残念ながら今日はここで撤退することにしました。
撤退と決まったら、のんびりランチでもしたいところなのですが、ランチどころか座って休むのも躊躇するような風と寒さで(因みにマイナス13℃)速攻で下山しました。
1時間程前に自分の付けたトレースを追って下山、木戸口を過ぎる頃は風も収まり振り返ると権現岳が姿を現していました。
あんなにガスっていたのに・・・。降りてくれば晴れる!まさに山のあるあるを今日も実感しました。
三ツ頭ではのんびり出来なかったのですが、ヘリポート跡の展望台では風も無くぽかぽかと暖かい程(と言ってもマイナス10℃でしたが)ここでやっとのんびり出来ました。
今年の山納めは明日の西岳・編笠山なのですが、雄大な南アルプスや富士山の景色を眺めながら色々大変だった1年を振り返りながら遅いランチをとりました。
結局下山した時には日は沈んでしまいましたが明るいうちに下山できました。
権現岳に登ることは出来ませんでしたが、プチラッセルや強風・極寒の稜線など雪山に登った感の有る楽しい一日となりました。
翌日の西岳・編笠山の記録はこちらです→
https://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-2826497.html
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