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Yamareco

記録ID: 2828658
全員に公開
ハイキング
近畿

便石山⇔天狗倉山 〜登り納めは尾鷲トレイル〜 [三重県 紀北町]

2020年12月30日(水) [日帰り]
 - 拍手
体力度
3
日帰りが可能
GPS
05:19
距離
12.0km
登り
1,146m
下り
1,149m
歩くペース
とても速い
0.60.7
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

日帰り
山行
3:50
休憩
1:27
合計
5:17
距離 12.0km 登り 1,152m 下り 1,157m
8:17
7
9:06
9:14
54
10:08
10:40
48
11:28
11:34
21
11:55
12:34
15
12:49
12:50
34
13:31
13:32
2
13:34
ゴール地点
天候 雨のち晴のち暴風
過去天気図(気象庁) 2020年12月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
道の駅『海山』に停める
コース状況/
危険箇所等
全般的に歩きやすい
熊野古道は濡れているときの下りに注意。
便石山の象の背は展望が良いが、崖なので注意。
道の駅『海山』に車を停めて出発。
2020年12月30日 08:14撮影 by  SHV46, SHARP
12/30 8:14
道の駅『海山』に車を停めて出発。
道端に四等三角点発見。
三角点は山頂だけとは限らない。
2020年12月30日 08:16撮影 by  SHV46, SHARP
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12/30 8:16
道端に四等三角点発見。
三角点は山頂だけとは限らない。
熊野古道の入り口。
前からこの存在は気になっていたが、ようやく踏み入れる。
2020年12月30日 08:24撮影 by  SHV46, SHARP
12/30 8:24
熊野古道の入り口。
前からこの存在は気になっていたが、ようやく踏み入れる。
お〜、正に絵に書いたような石畳の道だ。
2020年12月30日 08:27撮影 by  SHV46, SHARP
1
12/30 8:27
お〜、正に絵に書いたような石畳の道だ。
夜泣き地蔵の概要。
2020年12月30日 08:37撮影 by  SHV46, SHARP
12/30 8:37
夜泣き地蔵の概要。
これがその地蔵さんだ。
お供え物が結構置かれていた。
2020年12月30日 08:37撮影 by  SHV46, SHARP
12/30 8:37
これがその地蔵さんだ。
お供え物が結構置かれていた。
渡渉部分もしっかり石で通しているのは見事だ。
2020年12月30日 08:38撮影 by  SHV46, SHARP
12/30 8:38
渡渉部分もしっかり石で通しているのは見事だ。
それにして雨上がりだけあって滑るのなんの。
こりゃ下りが思いやられる。
2020年12月30日 08:47撮影 by  SHV46, SHARP
12/30 8:47
それにして雨上がりだけあって滑るのなんの。
こりゃ下りが思いやられる。
一旦林道に出てから再び古道へ。
2020年12月30日 08:53撮影 by  SHV46, SHARP
12/30 8:53
一旦林道に出てから再び古道へ。
向こうに見えるのは高丸山。
残念ながら登山道な無いみたいだ。
2020年12月30日 08:53撮影 by  SHV46, SHARP
12/30 8:53
向こうに見えるのは高丸山。
残念ながら登山道な無いみたいだ。
尾鷲杉だけど、樹齢は結構いってるぞ。
2020年12月30日 08:59撮影 by  SHV46, SHARP
12/30 8:59
尾鷲杉だけど、樹齢は結構いってるぞ。
勾配が無くなった。
2020年12月30日 09:05撮影 by  SHV46, SHARP
12/30 9:05
勾配が無くなった。
馬越峠に着いた。
休憩舎もあり昔ながらの雰囲気が色濃い。
2020年12月30日 09:06撮影 by  SHV46, SHARP
12/30 9:06
馬越峠に着いた。
休憩舎もあり昔ながらの雰囲気が色濃い。
せっかくなので記念撮影。
今までの古道とは一味も二味も違う。
2020年12月30日 09:11撮影 by  SHV46, SHARP
1
12/30 9:11
せっかくなので記念撮影。
今までの古道とは一味も二味も違う。
古道から尾根に入り、先ずは便石山に向かう。
2020年12月30日 09:13撮影 by  SHV46, SHARP
12/30 9:13
古道から尾根に入り、先ずは便石山に向かう。
尾鷲トレイルはあんな先まで行くみたい。
最高峰の高峰山が見える。
2020年12月30日 09:14撮影 by  SHV46, SHARP
12/30 9:14
尾鷲トレイルはあんな先まで行くみたい。
最高峰の高峰山が見える。
せっかく稼いだ標高を無情にも落とされる。
2020年12月30日 09:15撮影 by  SHV46, SHARP
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12/30 9:15
せっかく稼いだ標高を無情にも落とされる。
雰囲気の良いトレイルだ。
2020年12月30日 09:18撮影 by  SHV46, SHARP
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12/30 9:18
雰囲気の良いトレイルだ。
あそこに見えるのが便石山だ。
これは思ってたよりキツそうだ。
2020年12月30日 09:20撮影 by  SHV46, SHARP
12/30 9:20
あそこに見えるのが便石山だ。
これは思ってたよりキツそうだ。
しばらく平坦なトレイルを進める。
2020年12月30日 09:26撮影 by  SHV46, SHARP
12/30 9:26
しばらく平坦なトレイルを進める。
便石山が正面に現れた。
2020年12月30日 09:40撮影 by  SHV46, SHARP
12/30 9:40
便石山が正面に現れた。
それにしてもので濃厚なシダだ。
これぞ南国なんだろうな。
2020年12月30日 09:42撮影 by  SHV46, SHARP
12/30 9:42
それにしてもので濃厚なシダだ。
これぞ南国なんだろうな。
それはいきなり始まった。
便石山への急な登りだ。
2020年12月30日 09:45撮影 by  SHV46, SHARP
12/30 9:45
それはいきなり始まった。
便石山への急な登りだ。
濃厚なシダの中の急坂。
かなり息が上がる。
2020年12月30日 09:57撮影 by  SHV46, SHARP
12/30 9:57
濃厚なシダの中の急坂。
かなり息が上がる。
いつまで続くんだってくらいのアルバイト。
標高は低くても侮れない。
2020年12月30日 10:04撮影 by  SHV46, SHARP
12/30 10:04
いつまで続くんだってくらいのアルバイト。
標高は低くても侮れない。
巨石群が現れ始めた。
2020年12月30日 10:07撮影 by  SHV46, SHARP
12/30 10:07
巨石群が現れ始めた。
ようやく勾配も落ち着いてホッとする。
2020年12月30日 10:12撮影 by  SHV46, SHARP
12/30 10:12
ようやく勾配も落ち着いてホッとする。
便石林道からの道と合流した。
2020年12月30日 10:13撮影 by  SHV46, SHARP
12/30 10:13
便石林道からの道と合流した。
便石山山頂。
展望は尾鷲杉に囲まれて皆無だ。
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便石山山頂。
展望は尾鷲杉に囲まれて皆無だ。
便石山山頂から少し進んだ辺りに大きな岩に辿り着いた。
便石山山頂から少し進んだ辺りに大きな岩に辿り着いた。
象の背という岩らしい。
象の背という岩らしい。
怖かったけど岩の上に乗った。
素晴らしい景色だ。
正面には天狗倉山と熊野灘。
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怖かったけど岩の上に乗った。
素晴らしい景色だ。
正面には天狗倉山と熊野灘。
尾鷲市内と尾鷲湾。
そして背後には八鬼山。
尾鷲トレイルの終端だ。
尾鷲市内と尾鷲湾。
そして背後には八鬼山。
尾鷲トレイルの終端だ。
続いて左側は紀北町海山区と南伊勢に続くリアス海岸。
今年は海釣りでかなりお世話になった海だ。
続いて左側は紀北町海山区と南伊勢に続くリアス海岸。
今年は海釣りでかなりお世話になった海だ。
こないだ登った総門山は雲が掛かってるな。
こないだ登った総門山は雲が掛かってるな。
そして眼下を見れば断崖絶壁の崖下。
高所恐怖症殺しもいいところだ。
そして眼下を見れば断崖絶壁の崖下。
高所恐怖症殺しもいいところだ。
便石山山頂を後にして尾鷲トレイルの標識をみるも、なんとまだ9/37しか進んでない。
便石山山頂を後にして尾鷲トレイルの標識をみるも、なんとまだ9/37しか進んでない。
次はあの天狗倉山を目指すって言うか戻る。
次はあの天狗倉山を目指すって言うか戻る。
最低暗部を通過。
最低暗部を通過。
ようやく馬越峠に戻れた。
ようやく馬越峠に戻れた。
馬越峠からの天狗倉山方面はここからの入り口だ。
馬越峠からの天狗倉山方面はここからの入り口だ。
最初は穏やかな道だ。
最初は穏やかな道だ。
こんな時期なのに紅葉刈りなんかも楽しめる。
こんな時期なのに紅葉刈りなんかも楽しめる。
かなりキツい階段が襲い掛かってくる。
かなりキツい階段が襲い掛かってくる。
階段を登りきったら二手に道は別れていたので←に行く。
階段を登りきったら二手に道は別れていたので←に行く。
すると超巨石を巻く感じの急坂になる。
すると超巨石を巻く感じの急坂になる。
階段もかなりの勾配だ。
山頂直下だな。
階段もかなりの勾配だ。
山頂直下だな。
上を見上げるととてつもない巨石が立ちはだかる。
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上を見上げるととてつもない巨石が立ちはだかる。
急坂を終えて岩の裏へ。
急坂を終えて岩の裏へ。
巨石にハシゴが掛けられてるが、凄まじい北風暴風が吹きやれてたので登れない。
巨石にハシゴが掛けられてるが、凄まじい北風暴風が吹きやれてたので登れない。
とりあえず記念撮影。
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とりあえず記念撮影。
山頂はどこか落ち着かない雰囲気で寒いので、日当たりの良いここで大休止を取る。
山頂はどこか落ち着かない雰囲気で寒いので、日当たりの良いここで大休止を取る。
ここからの景色は山頂よりずっとマシだ。
尾鷲市内と高峰山。
ここからの景色は山頂よりずっとマシだ。
尾鷲市内と高峰山。
尾鷲湾。
岩の反対側のルートで下る。
こっちからの道はだいぶマシだった。
岩の反対側のルートで下る。
こっちからの道はだいぶマシだった。
さっきの階段の急勾配を上から見下げる。
流石に伝わりますね。
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さっきの階段の急勾配を上から見下げる。
流石に伝わりますね。
滑る熊野古道を下り切る。
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滑る熊野古道を下り切る。
道の駅に戻りおしまい。
道の駅に戻りおしまい。
撮影機器:

感想

この12月は先月とは打って変わってあまり登山が出来ない月となってしまった。
そしてこの2020年最後の登山は今年海釣りでお世話になった北牟婁郡で締めたかったので、天狗倉山と便石山に登ることに決めていた。

だけどこの日は低気圧が発達しながら通過し、その後に強烈な寒波が足早にやって来る予報なので、あまりのんびりは出来ない。
そういった意味でも雪雲が届くことの無いこのエリアに来た訳なんですな。

道の駅『海山』で車中泊して起きた時はまだ雨が降っていたので尾鷲市内のすき家で朝食。
再び海山に戻ったら雨は止んだので、直ぐに出発した。
道の駅から少し歩いた場所に熊野古道入り口があり駐車場もそこにあったが、まぁいっか。

石畳が敷き詰められたその道は絵に書いたような古道で、紛れもなく当時からの石畳だ。
なので五街道とかのレベルではなく、古道としての追従を許さないくらいだ。
しかも沿道は綺麗に間引きされている尾鷲杉の中なので、そんな道を歩けるのは夢のようだった。

林道を跨ぎ、更に先に進めば馬越峠に登り切る。
ここもまた当時からの雰囲気がそのまま残っているかのような峠だ。
さて古道歩きはここまでで、ここからは登山に移る。
いきなり天狗倉山に登るのも気が引けるので、先ずは尾根歩きをこなして便石山に行く。

無情にも稼いだ標高は一気に落とされてしまうが、これが尾根歩きのセオリーだ。
この尾根は尾鷲トレイルと言って、その名の通り尾鷲市内を一周する長いトレイルだ。
下っている時に便石山の姿が見えたが、思っていた以上に大きくしんどいかもしれない。

最低暗部を通過し、暫くは緩やかな散歩をこなしていくと、突然直下の急坂は始まった。
年末の仕事の身体の疲れが抜けきってないせいで、この直下は相当堪える。
南国特有の濃密なシダの中で新鮮な気持ちなのだが、それを見る余裕はあまり無かった。

頑張って直下を登り終えたら巨石が出てくるようになり、下の林道からの道と合流したら便石山山頂は直ぐだった。
山頂は尾鷲杉林に覆われているために長居する理由はなく、直ぐに後にする。

道標を見ると『象の背』と書いてあるので折角なので行ってみる。
少し下るとその岩に着いた。
高所恐怖症の俺は堪らなく怖いのだが、景色を見たいので頑張って岩の上に立つと、想像以上の素晴らしい景色が広がっていた。

尾鷲トレイルが取り囲む尾鷲市内、そして大海原まで続く熊野灘。
正面には戻りしなに再び登る天狗倉山。
左を見ればいつも海釣りでお世話になっている海山区に果てしなく続くリアス式海岸。
この景色をずっと見たかったんです。
今年最後に見れて本当に良かった。

象の背を後にする頃に寒波の入りで猛烈な西風が吹き荒れるようになった。
尾鷲トレイルを戻り、再び馬越峠に着いたら今度は天狗倉山への登りだ。
最初は軽いが、少し行くと見上げるくらいの勾配のキツい階段が聳え立っており、それを頑張って登れば二俣に別れる。

どっちから行っても山頂には着くのだが、とりあえず時計回りで左に行く。
すると直下が始まっているのか、ずっと急坂が続き上を見上げるととてつもなくデカい巨石があり、それを巻くようにして直下をこなす。

登り切ると暴風で吹き荒れる天狗倉山山頂だ。
巨石と岩塀に囲まれているので山頂としての魅力はあまり無い。
巨石にハシゴが設けられており、登れば素晴らしい景色を約束出来るんだろうけど、この冷たい暴風の中だ、無理な事は考えずに居よう。

山頂から別ルートで下っている際に平べったい岩の広場があり、ここなら北西風の暴風も巨石でガードされるし日溜りも得られるし、何より山頂よりも遥かに景色が堪能出来るのでここで大休止する。

景色を充分堪能したら下りに入る。
このルート、登りの時に二俣に別れた右のルートになる訳だが、明らかにこっちの方が歩きやすかった。
急な階段を下り切ると馬越峠までは苦労せずに戻れた。

後は熊野古道を下り切るとおしまいな訳だが、朝降っていた雨が乾いておらず、この石畳は滑りやすいので国道まで下り切るのにかなり神経を使った。
国道に下り切ればもう安心で、道の駅までは足ほぐしのつもりで歩ききって山行を終えた。

また新しいステージとして魅力を感じてしまった尾鷲トレイル。
また来る楽しみが増えたという事で良い事尽くめだ。
そしてこのエリアは冬でも明らかに暖かい。
なので北部の寒さから逃げるにはもってこいのエリアなので、これからもお世話になるだろう。

因みにこの後、海山区で暴風の中10分だけ釣りをしたら大きなアイゴが2匹釣れたので刺し身にして食べましたよ。
彦根に帰ったら大雪でした。

では良いお年を。


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ハイキング 東海 [日帰り]
便石山(絶景「象の背」と熊野古道一部利用の周回コース)
利用交通機関: 車・バイク、 電車・バス
技術レベル
1/5
体力レベル
2/5
技術レベル
1/5
体力レベル
2/5
ハイキング 近畿 [日帰り]
天狗倉山、便石山 周回コース
利用交通機関: 車・バイク、 電車・バス、 タクシー
技術レベル
1/5
体力レベル
3/5

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