(過去レコ)大雪山(旭岳→黒岳)
- GPS
- --:--
- 距離
- 13.0km
- 登り
- 1,141m
- 下り
- 1,208m
コースタイム
- 山行
- 4:50
- 休憩
- 1:30
- 合計
- 6:20
天候 | 晴れ |
---|---|
アクセス |
利用交通機関:
バス タクシー
ケーブルカー(ロープウェイ/リフト)
|
感想
富士山と日本アルプス以外で、最も憧れていたのが大雪山である。
北海道のほぼ中央に位置し、広大な山域と言い、標高と言い、北海道の屋根に相応しい山塊であり、山名である。
一口で「大雪山を縦走した」と言い切るのはおこがましいが、全八日間の日程では最も好天に恵まれ、旭岳頂上からは近隣の全ての山が見えた。
初めての大雪山は、RWやリフトを使い、旭岳から黒岳へ縦走することは前々から決めていた。
前泊した旭川のBHから旭岳温泉のRW乗り場までタクシーを使う。
夏休みでもあり、6時始発のRWは混むのは間違いないと思っていたが、あにはからんや 定員100人のゴンドラは半数の入りだった。
殆どが観光客らしく、旭岳への登山道をすぐ上がり始めたのは私と単独行の男性だけで、旭岳までが目的なのか、ゆっくりスタートする人もいた。
登山道からは、多くの人が姿見周辺を散策しているのが見下ろせられた。
風がなく、あちこちから真っ直ぐ上がる噴煙が姿見の池に映る美観が想像された。
登山道上部からは左手に火口壁の断崖絶壁が連なり、右手後方には王冠そっくりのトムラウシ、少し間をおいて十勝〜美瑛の山々、更にその左にはオプタテシケの端正な三角錐がそびえていた。
意外にも旭岳頂上には誰もいなく、筆舌に尽くしがたいパノラマが360度展開していた。
30分くらいいて次の目的の山、北鎮岳へ行くつもりだったが、愛媛から来たという単独行の男性と十勝岳や幌尻岳の話で区切りが付かなくなり、50分後に旭岳を後にした。
北鎮岳は旭岳に次ぐ高さだが、女性的なふっくらとした山、その左は崩壊が進む火山性の荒々しい愛別岳など、右側は広大な火口が広がる御鉢平だ。
北鎮岳登頂時は旭岳にガスが掛かっていた。しばらく周辺の展望を楽しんでいたが、ガスは消えそうにないので黒岳へ。
途中の雲ノ平からは所々に雪が残る御鉢平が見渡せた。
黒岳頂上ではガスで展望は全く無かった。
層雲峡から旭川へは15時10分の路線バスを予定していたが、このままだと13時30分に間に合いそうで、黒岳で展望が得られなかったのは、時間的には後々余裕で行動できた。
黒岳の山腹にもガスが掛かり、RWの途中から上では何も見えなかった。
姿見から黒岳七合目まで、歩いた区間は休憩時間を除くと4時間50分だった。
RWやリフトを駆使しての大雪山横断だったが、終わってみれば呆気なかった。
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