4年越しのプロペラ探索
- GPS
- 09:21
- 距離
- 19.2km
- 登り
- 1,846m
- 下り
- 1,845m
コースタイム
- 山行
- 9:04
- 休憩
- 0:11
- 合計
- 9:15
天候 | 午前中・・・小春日和 午後・・・曇&強風 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2021年01月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
天王寺尾根分岐から上は少し雪が残っていましたが、登山道は軽アイゼン等は不要でした。 丹沢山〜塔ノ岳間は、この時期お約束の泥濘路。 |
写真
感想
前の日の天気予報で4月並みの気温の小春日和とのことだったので、4年前に見つけられずに心にずっと引っかかっていたプロペラ再探索を思い立ちました。
4年前のときは、まだGPSを使っておらずブログの探索記録などの情報をもとに地理院地図で目星をつけていったのですが、スキルも拙いこともあり道のついていない急斜面にビビって敗退してしまいました。下山後、調べ直してみるともっと下まで降りなければならなかったようで、すぐにリベンジを計画していたのですが、何やかやでそのままになっていました。
今回は前回の反省を活かして、チェーンスパイクとピッケルを持参して急斜面対策に万全を期して臨みました。前回同様、大クドレ(大崩ノタツマ)からトラバース気味に降りていくのですが、4年前と違うのは明確な踏み跡があることで、迷うことなくほぼ一直線にたどり着くことができました。ここ数年のうちに有名になったみたいです。前回は登山道に這い戻るのに苦労しましたが、チェーンスパイクのおかげで滑ることなくザクザク登ることができました。
登山口の札掛からみやま山荘に着くまでいつものように誰にも会いませんでしたが、やはりメジャーな丹沢主脈、そこから塔ノ岳に着くまでの間にかなりの人とすれ違いました。
この時期の塔ノ岳〜丹沢山〜蛭ヶ岳間のお約束、登山道はぐちゃぐちゃの泥濘路でしたが、トレランの人は泥跳ねを気にせず走っていました。私には真似できません。
丹沢山地上空は気流が悪く、戦時中は「魔の空域」と呼ばれ墜落事故も多かったそうです。なので丹沢山中にはキュウハ沢の誉エンジン、今回のプロペラの他にも知る人ぞ知る機体の残骸が散在しているそうです。ただ幾星霜を経て、崩落等で山に飲み込まれたりして所在がわからなくなってしまったものも少なくないそうです。でも、そのまま英霊とともに静かな眠りについていただいた方が、私のような物好きの見せものになるよりよっぽどいいとも思います。
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