金山岩:痺れるルンゼ滑降


- GPS
- 08:53
- 距離
- 13.3km
- 登り
- 1,489m
- 下り
- 1,478m
コースタイム
- 山行
- 8:09
- 休憩
- 0:34
- 合計
- 8:43
天候 | 小雪 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2021年01月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
大滝横の尾根取り付きを熟せば後は歩きやすい尾根。 |
写真
装備
個人装備 |
ザック(オスプレイキャンバー32)
スキー板(K2pon2oon159cm)
ビンディング(BDオーワン)
クトー(ブンリン3DアセントGo)
テレマークブーツ(スカルパT2ECO)
セルフアレストピック(BDウィペット×2)
ヘルメット(ベアール アトランティス)
ビーコン(マムートエレメントバリーボックス)
プローブ(オルトボックス320cm)
スコップ(BDディプロイ)
スノーソー(G3ボーンソー)
ヘッドランプ(ペツルアクティック)
クランポン(BDセラッククリップ)
サングラス(オークリーハーフジャケット2.0)
ゴーグル(スワンズRUSH-XED)
日焼け止め
リップクリーム
ビーニー(BD)
ヘルメットビーニー(BD)
ヘルメットビーニー(テルヌア)
ヘッドバンド(マムート)
バラクラバ(ホグロフス)
テムレス
インナーグローブ
予備グローブ(BDガイドロブスター)
スキーシール(BDアセンションナイロンカスタムSTS)
シールワックス
スキーワックス
カメラ(フジファインピクスXP120)
GPS(ガーミンeTrex20J)
スマホ
スパナ8mm
コンパス
笛
ナイフ(ビクトリノックススイスチャンプ)
飲料
行動食
非常食
防寒着(ユニクロウルトラライトダウンジャケット)
ファーストエイドキット
ココヘリ
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感想
今回もいつもの鬼山スキーヤーが集合した。
本日は初めて歩く平湯大滝からの古い登山道で金山岩へのルート。
観光者のツボ足が残る遊歩道を大滝へと進む。
まだ暗かったのでよく見えなかったが、そのスケールの大きさは見事だった。
そこから目の前の尾根に取り付くが、ここが今回のルートの核心だ。
急傾斜を名人さん先頭に登っていく。
一段登ると緩やかになり、道らしいものが見えてくる。
旧道だと思うが、意外と広い立派な道だ。
この道を使って沢を右岸側へ渡ると再び広い道らしき歩きやすいところに出た。
このままここを詰め、ようやくクライマーズレフトの尾根に乗り上げる。
ここからは忠実に尾根伝いで進むが、意外と歩きやすい尾根だ。
そのまま詰めると現在使われている平湯尾根の道に合流する。
山頂は岩々で風で雪も飛ばされているから行くのかいな?と思っていたが、名人さんは躊躇することなく板のまま山頂へ。
僕も昨年来た時は板のまま岩を登り、皆にマジですか?と言われた覚えがあり、今回は名人さん以外の我々は最後ツボ足で登頂の運びとなった。
滑走は、安定のワサビ谷。今回は尾根の乗越しをせずにルンゼ突入。
険しいV字谷でノドの部分もあった。落とし穴もいくつかあったが、何とか平坦地まで滑り込み、そこから夏道の平湯尾根へと登り返した。
尾根に出ると後はゲレンデ滑走で駐車地まで。
今回は新しい新鮮なルートを教えていただけました。
皆さま、コロナ過の中、楽しいひと時をありがとうございました。
日曜は低山トライの予定で、その偵察に土曜に現地に向かいましたがコンディション悪く計画は一旦中止となりました。
そこで頼りになるのが天国チームの皆さんです。
飛び入りの初心者を受け入れてくれる懐の深さ、いつもお世話になりありがとうございます。
行先は私は初めての金山岩、更にME-JINさんと山行を共にさせていただける機会にも恵まれました。
参加表明が直前でしたが、ルートも天気も何も知らない「連れてって状態」ではいけないと、ヤマレコで過去レコ検索したり天気予報チェックしたりと急ぎ情報収集をしましたが、決定されたルートは旧登山道を辿るマイナールートとの事。
まったく情報の無い状態で、やっぱり「連れてって状態」に。
とは言え皆さんもこのルートを頻繁に使っている訳ではなく、地形を読みながらのルーファイ進行となり、結果として皆さんのルーファイ、トレース構築などの技法を目の当たりにすることになりました。
特にME-JINさんO田さんが沢から尾根に向かいポコを巻きながら山頂下に取りつく行程はお二人の次に居まして、ME-JINさんがご自身の見立てを説明しながら進んで行く所を直近で見れたのは、またと無い機会でとても価値のある物でした。
山頂直下までは何とか着いて行きましたが、ハイマツ帯でストックをハイマツ下まで突き抜いて引き抜き困難になり、5分程格闘してしまい先行と離れてしまい、自分も焦りましたし皆さんをお待たせする事にもなり失敗だったと思います。
滑降では滑り出し直後に板外れトラブル発生、これは岩々を登った際に強い圧力で足裏に着雪した事が原因と思います。
普段であればストックでブーツを叩いてから板履いて問題なかったのですが、帰宅後に足裏をみたら溝の間にコケのような物が多く挟まっていて、ストックで叩いただけでは取れていなかった事が想像できました。
仮に単独であれば上記のトラブルがあれば精神的にかなり追い込まれ、焦りが更なるミスを誘発したかもしれません。
しかし、皆さんとご一緒させていただく事により、大きな安心感があり落ち着いて行動できたと思います。
ありがとうございました。
こういった経験を重ねていくことが、自身の成長に繋がると信じてステップアップを目指したいと思います。
また宜しくお願いいたします。
コメント
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以前登ったことがありますが、山頂直下でブリザードに遭い、苦労した気がします。途中で登り返しもあったですですかね、、、懐かしいです。また行きたかったですね。下りは沢筋に降りたのですね。Good Jobです。
確かS崎先生と昔一緒に登られてましたね。
始めて登ったルートでしたが、取り付きを熟せば後は歩きやすい感じでした。
登りながら滑るにも適した斜面が点々と見受けられ、次は滑りにも使いたいルートのように思います。
下りの滑走は、沢を行けるでしょうと落として行きましたが、本来は少しずつ右にトラバースして小尾根を二つぐらいトラバースする必要があったかなぁと。
でも今シーズンの豊富な雪で沢もほぼ埋まっており、最悪登り返す場面もなかったことにはほっとしました。
しかし、ルンゼ滑降の後の尾根登り返しは僕は大丈夫でしたが、先頭を行く名人さんの厳しいルート取りに皆四苦八苦してました。(笑)
また一緒に行きましょう。
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