松代城〜象山神社〜桑台院〜越山〜風雲庵 運動靴で歩く里山の冬10＆信濃三十三観音巡り

2021年01月23日(土) [日帰り]

• GPS: 04:13
• 距離: 15.9km
• 登り: 483m
• 下り: 482m

コースタイム

日帰り

• 山行: 3:51
• 休憩: 0:23
• 合計: 4:14

10:21 松代城駐車場
10:29 10:30 松代城
11:16 11:21 桑台院
11:56 12:10 象山
12:50 12:51 越山
13:47 13:49 風雲庵
14:28 14:28 松代城
14:35 松代城駐車場

天候

曇り後小雨

アクセス

利用交通機関：

自家用車

上信越自動車道「長野松代IC」降車
松代城駐車場に駐車
トイレもあります

コース状況／危険箇所等

・駐車場〜象山神社〜桑台院〜大本営入口
一般道歩き（歩道のない小路は車に注意）
・大本営入口〜象山〜越山（奥象山）
大本営入口からいきなり急坂のつづれ織りの登山道
象山頂上からはやや痩せ尾根歩き
鞍部で林道を横断すると再び急坂
よく踏まれ道筋明瞭、雪はこの季節にしては少ないです
越山頂上は山頂直前で左に巻く道を辿ってしまい
行き過ぎ、小鞍部から登り返して三角点に到達
結果的にはちょっと楽な登りになったと思います
越山は麓の集落にちなんでつけられた名のようです
以前、山の名も、三角点の存在も気付かず巻いていました
巻き道で越されてしまう影の薄い山頂かも
・象山分岐〜風雲庵〜駐車場
緩やかに林道を下り、
民家が見えてくる辺りから平坦な舗装道歩き

写真

1/23 10:24

尼厳山
雲にトリミングされ、一際目立つ尖峰！

1/23 10:25

堀を橋で渡り、松代城内に入ります。堀が干上がり、ひびが入っているのには驚きました。子供の頃、この沼地で泥んこになってザリガニ取りをして遊びましたから…

1/23 10:26

石垣の向こうにこれから登る象山、越山方面

1/23 10:26

北不明門（きたあかずもん）

1/23 10:27

桜の庭園
満開の頃に訪れたいと思いながらいつも見逃しています！今年こそは！

1/23 10:28

太鼓門
子供の頃にもこの門があったような微かな記憶があります。昔は海津城と呼んでおり、松代城という呼び方をよそよそしく感じるのは年のせい(:_;)

1/23 10:28

太鼓門の前から尼厳山

1/23 10:29

鴨さんたちが岸辺に上がって居る姿は珍しいのでは？

1/23 10:32

文武学校に近づきました

1/23 10:34

文武学校
短い期間、この小学校に在籍、剣術所の雑巾がけは懐かしい思い出。文化財ですから今では考えられませんが(^^;

1/23 10:42

象山神社
お参りして行きます。石畳や鳥居が新しく、過ぎ去った年月を実感。

1/23 10:42

佐久間象山銅像
県歌「信濃の国」を口ずさみたくなります

1/23 10:44

向こうに離山
日が暮れるまでよく遊びましたっけ！遅くなって叱られたことも(:_;)

1/23 10:44

子供の頃の自分がその辺からひょいと飛び跳ねて出て来そうな気がして、胸が熱くなります！

1/23 10:46

ゆったり泳いでいる鯉たちは、寒さのせいで動きが鈍い？

1/23 11:16

七番札所桑台院
小雨の中、観音堂に近づきました

1/23 11:16

石仏が並ぶ姿に厳粛な雰囲気が感じられます

1/23 11:17

桑台院観音堂
近くに住みながら、ようやくお参りし、心の痞えがまた一つとれた気がします

1/23 11:19

観音堂前から皆神山

1/23 11:20

案内板

1/23 11:20

板に書かれた手書きの案内板もありました

1/23 11:36

街角にひっそりと庚申塔

1/23 11:42

神田川
フォークソング「神田川」は有名ですが、松代にも神田川があるのです(^^;

1/23 11:47

象山地下壕入口

1/23 11:47

案内板
今ではこんな詳しい案内板や地図が建てられているのですね(*_*)近所の遊び仲間と怖いもの見たさに入口までよく遊びに出かけました。あちこちにある入口には案内板どころか、遮る柵も何もなく、ここにも時の移り変わりを感じます。

1/23 11:48

象山登山口
案内板の裏手にありました

1/23 11:52

急坂のつづれ織りの終わりかけにある標識。ここで林道のような真っ直ぐな道に合流。

1/23 11:59

東屋
小雨を凌ぐにも丁度良く、ランチタイム。冷えた体に熱いコーヒーが浸みます♪

1/23 12:07

お弁当を持参して日向ぼっこするには最適な芝生。今日の天気は覚悟していたものの残念(:_;)

1/23 12:10

象山山頂の石碑
何と書いてあるのか読めません

1/23 12:10

三角点
石碑の脇で、東屋よりも少し高台に存在

1/23 12:14

両側が切れ落ちたやや痩せ尾根ですが、苔の色が瑞々しく、冬を一瞬忘れそうになります

1/23 12:16

越山でしょうか？

1/23 12:28

急坂もありますが、はっきりとした尾根上の踏み跡に雪はありません

1/23 12:47

小鞍部
以前、ここで方向感覚を失くし、迷いそうになったのを思い出しました。越山は巻いて行きすぎてしまい、右折して尾根を登り返します。

1/23 12:50

緑色の標識発見
微かに奥象山と読めます

1/23 12:50

三角点もありますが、植林帯の中で眺望なし。動きを止めると即座に冷えて来るので、早々に下山開始。

1/23 13:11

これから向かう風雲庵方面

1/23 13:12

林道終点に近づきました。急坂故、下りは早いです(*_*)

1/23 13:13

ここからは車道歩き。

1/23 13:16

ゲート
手で開閉し、すぐ先の分岐を右折

1/23 13:24

毒キノコ注意！
知りませんでした(*_*)

1/23 13:45

四番札所風雲庵入口
本日二つ目の信濃三十三観音札所に辿り着きました。しのつく雨に巡礼者の気分が偲べる気がします

1/23 13:47

急な石段
疲れた足に応えますが、もうひと頑張り！

1/23 13:48

無事二山の参拝を果たし、気持ちは晴れやか

1/23 13:56

大宮神社

1/23 14:10

歩行者、自転車道
河東線跡地が所々整備されています

1/23 14:19

懐かしい思い出の残る寺の本殿は変わっていませんでした

1/23 14:27

太鼓門に帰還

1/23 14:28

松代城案内板
雨の中良く歩きました。帰宅後すぐに着替えないと風邪をひきそう(^^;

感想

kyom4

比較的天気に恵まれ続けてきた、運動靴で歩く冬の里山歩き、
とうとう週末二日とも悪天候という予報になり、
雪が少なく、しかも少々の雨でも歩ける行程を考えた結果
松代城に近い象山に登り、信濃三十三観音を巡ろうと閃きました。

桑台院にお参り後、象山に登って林道に下る計画を、
連れが、ついでに越山まで行きたいと言い始め
雪の状態を気にしながら急坂を登ったところ
松林の中に殆ど雪はなく心配ありませんでした。
但し、濡れて滑りやすくなっており、下山時は転倒注意！

「桑台院」「風雲庵」共に長野市街から」は千曲川の対岸、
松代温泉にのんびり出かける暇があれば
いつでも尋ねられた筈なのですが、今回歩いてみるまで
山際に位置しているせいか、正確な場所を知りませんでした。

二寺とも道幅や、駐車場所の心配なく車で行けるのですが
時雨に濡れそぼち、蓑を着た旅人の気分に浸り、
寺巡りの盛んだった江戸時代末期を想像しようと努力…
しかし、雨とは言え底冷えのする寒さに居たたまれず
休憩もそこそこに帰宅し、暖を取りました(^^;
やはり現代人は忍耐力が弱まっているのかもしれません。