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Yamareco

記録ID: 2875958
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山滑走
大雪山

ニペソツ山

2021年01月24日(日) [日帰り]
 - 拍手
GPS
08:39
距離
22.5km
登り
1,858m
下り
1,850m

コースタイム

02:10 幌加温泉
06:00 天狗平
07:50 ニペソツ山
09:00 天狗平
10:50 幌加温泉
天候 快晴
過去天気図(気象庁) 2021年01月の天気図
アクセス
コース状況/
危険箇所等
天狗平へ登り上げる沢筋は雪の状態によっては滑落や雪崩の危険がある。
その他周辺情報 下山後は上士幌ふれあいプラザに入る予定だったが13時からで敗退。
音更鳳凰の舞410円。水風呂広いサウナ。北海道の風呂は安くてよい。
4時間のミッドナイト森歩きに耐えれば
2021年01月24日 06:11撮影 by  NIKON D5600, NIKON CORPORATION
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4時間のミッドナイト森歩きに耐えれば
おニペさまどーん
2021年01月24日 06:23撮影 by  NIKON D5600, NIKON CORPORATION
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おニペさまどーん
今年は今までで一番雪が少ないかもしれん。板では無理。
2021年01月24日 06:38撮影 by  NIKON D5600, NIKON CORPORATION
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今年は今までで一番雪が少ないかもしれん。板では無理。
カメラの調子はどうだい?
2021年01月24日 06:40撮影 by  NIKON D5600, NIKON CORPORATION
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カメラの調子はどうだい?
白い雪が赤い雪に
2021年01月24日 06:51撮影 by  NIKON D5600, NIKON CORPORATION
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白い雪が赤い雪に
太陽とぬかびら湖。今頃わかさぎ釣りで賑わっている。
2021年01月24日 06:51撮影 by  NIKON D5600, NIKON CORPORATION
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太陽とぬかびら湖。今頃わかさぎ釣りで賑わっている。
エキゾチックでファンタスティックでマンダムですよこれは
2021年01月24日 06:51撮影 by  NIKON D5600, NIKON CORPORATION
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エキゾチックでファンタスティックでマンダムですよこれは
うっとり
2021年01月24日 06:57撮影 by  NIKON D5600, NIKON CORPORATION
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うっとり
十勝もいいね
2021年01月24日 06:58撮影 by  NIKON D5600, NIKON CORPORATION
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十勝もいいね
寒さも忘れる
2021年01月24日 07:01撮影 by  NIKON D5600, NIKON CORPORATION
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寒さも忘れる
このグラサン、みんなチャラいって言うんだけど僕は結構好き。
2021年01月24日 07:07撮影 by  E-M10 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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このグラサン、みんなチャラいって言うんだけど僕は結構好き。
さあ登るべし
2021年01月24日 07:07撮影 by  NIKON D5600, NIKON CORPORATION
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さあ登るべし
やっぱ黒い部分が多い
2021年01月24日 07:31撮影 by  NIKON D5600, NIKON CORPORATION
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やっぱ黒い部分が多い
道東のギアナ高地とおっぱい山
2021年01月24日 07:35撮影 by  NIKON D5600, NIKON CORPORATION
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道東のギアナ高地とおっぱい山
ルンゼはモナカだった
2021年01月24日 07:36撮影 by  NIKON D5600, NIKON CORPORATION
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ルンゼはモナカだった
大雪どーん
2021年01月24日 07:37撮影 by  NIKON D5600, NIKON CORPORATION
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大雪どーん
飛行機雲
2021年01月24日 07:37撮影 by  NIKON D5600, NIKON CORPORATION
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飛行機雲
見れば見るほど白さが足りない
2021年01月24日 07:38撮影 by  NIKON D5600, NIKON CORPORATION
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見れば見るほど白さが足りない
全員グリベル
2021年01月24日 07:46撮影 by  E-M10 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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全員グリベル
なんだかんだ言って直登が一番速い
2021年01月24日 07:46撮影 by  NIKON D5600, NIKON CORPORATION
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なんだかんだ言って直登が一番速い
ラストガンバ
2021年01月24日 07:52撮影 by  NIKON D5600, NIKON CORPORATION
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ラストガンバ
俺達がタマランチ族だ
2021年01月24日 07:56撮影 by  NIKON D5600, NIKON CORPORATION
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俺達がタマランチ族だ
ウペと私
2021年01月24日 07:57撮影 by  NIKON D5600, NIKON CORPORATION
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ウペと私
撤収
2021年01月24日 07:58撮影 by  NIKON D5600, NIKON CORPORATION
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撤収
名残惜しいが帰らんとね
2021年01月24日 07:58撮影 by  NIKON D5600, NIKON CORPORATION
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名残惜しいが帰らんとね
ここはマジでやばかった
2021年01月24日 08:07撮影 by  NIKON D5600, NIKON CORPORATION
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ここはマジでやばかった
お肌が焼けちゃうから早く帰りましょ
2021年01月24日 08:09撮影 by  NIKON D5600, NIKON CORPORATION
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お肌が焼けちゃうから早く帰りましょ
下りは楽々
2021年01月24日 08:14撮影 by  NIKON D5600, NIKON CORPORATION
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下りは楽々
気温も上がってきた
2021年01月24日 08:14撮影 by  NIKON D5600, NIKON CORPORATION
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気温も上がってきた
ご立派な天狗岳
2021年01月24日 08:23撮影 by  NIKON D5600, NIKON CORPORATION
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ご立派な天狗岳
本当に何度見ても素敵な山だよ
2021年01月24日 08:47撮影 by  NIKON D5600, NIKON CORPORATION
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本当に何度見ても素敵な山だよ
るんるん
2021年01月24日 08:52撮影 by  NIKON D5600, NIKON CORPORATION
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るんるん
富良野岳と旭岳の距離を見てびっくりする僕ら
2021年01月24日 08:53撮影 by  NIKON D5600, NIKON CORPORATION
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富良野岳と旭岳の距離を見てびっくりする僕ら
板無事
2021年01月24日 08:57撮影 by  NIKON D5600, NIKON CORPORATION
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板無事
ギャラリーはウペペサンケ
2021年01月24日 09:23撮影 by  NIKON D5600, NIKON CORPORATION
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ギャラリーはウペペサンケ
うまい人
2021年01月24日 09:23撮影 by  NIKON D5600, NIKON CORPORATION
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うまい人
夢の後
2021年01月24日 09:40撮影 by  NIKON D5600, NIKON CORPORATION
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夢の後
楽しい登り返し
2021年01月24日 09:49撮影 by  NIKON D5600, NIKON CORPORATION
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楽しい登り返し
oh
2021年01月24日 10:33撮影 by  NIKON D5600, NIKON CORPORATION
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oh
空港着いて一安心。
サーモン、えんがわ、函太ロールでフィニッシュ。
2021年01月24日 15:15撮影
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空港着いて一安心。
サーモン、えんがわ、函太ロールでフィニッシュ。

感想

すこぶる天気が良い。こんな日は年に一度は行きたい冬のニペソツを見に行こう。東大雪は札幌からとても遠いし、みんな忙しいだろうから独りで行くつもりだった。しかしワンシーズンに一度あるか無いかという快晴の週末だ。ダメ元で「気合で札幌22時出発すれば余裕っしょ」と言ってみた。まあ言ってみるモンだ。そんなわけで十勝-大雪2020の4人が集結した。僕は土曜にタカさんと羊蹄を滑った後、帯広の実家に移動してたっぷり眠っておいた。2時幌加温泉発。僕が着く頃にはみんなスタンバイしていた。シロさんコンさんあけおめ。十勝-大雪以来ですね。みんな4時間の移動でお疲れだろう。トップは僕に任せてくれたまえ。東大雪は全然雪が無い。6年前の同時期にタカさんと2人で幌加ダムから登ったが、あの時に比べたら全然だ。おかげでラッセルはくるぶし程度で抵抗を感じない。今日も絶好調。適当なところで沢筋に入って森に出たら針の穴に糸を通すように正確に、慎重にラインを刻む。帰りはスーパーハイウェイだろう。森林限界を超えてもまだ真っ暗。時間をかけてルート取りしてきたつもりだが去年の3月に来た時より速かった。本州でかなり仕込まれたからな。

いつものように1,550mから50m下る。幌加温泉から入ったら前天狗からのニペソツどーんを見なければいけないような気がしていたが、前天狗から天狗平まで結構下る。なので今回は前天狗を巻いて天狗平に直で出た。結構急だがクトーでいける。この辺で明るくなれば良かったが真っ暗で上が見えん。岩壁とか出てきませんようにと祈りながらよっこらせっと天狗平に出た。よっしゃ。この先も板のまま行けたらいいなと思ったがやっぱり西面は雪のつきが悪い。バリズボでも安定の空身つぼ足ピストンが最速だ。ここでようやくニペソツの姿が見えた。初めて冬のニペソツを見たコンさんがコーフンして叫んでいた。いやぁーイイリアクションだ。アテンドした甲斐がある。ここから風が出てきて寒いが徐々に近づいてくるニペソツの姿を見れば寒さも疲れも眠気も吹き飛ぶ。

さあピーク目指して頑張ろう。すっかり明るくなって白いニペはくっきりみえるが、あの時みたいに赤く染まらない。何か条件があるのだろうか。そう思っていると日が昇って朝が来て、ようやくニペが真っ赤に染まった。これが見たかった。みんな立ち止まってうっとり。赤くなるのは日の出の後なんだな。その後はバリズボとシビれる冷たい風に耐えて山頂へ。しっかり記念撮影したら帰ろう。帰りに行きと違うところを通ったらアイゼンの刃が刺さらないガチガチの青氷のところがあった。5mくらい滑り台したが受け身をとって止めた。あぶねー。武道やっててよかった。

天狗平で板を履いたら固い急斜面を落とす。凍ってはいないが固いので気持ち良くはない。しかし滑りの達人たちは楽しんでいた。羨ましい。その後は大きくトラバースしてシールを貼り70mほど登り返して台地に復帰。帰りは高速道路だぜ。ところがどっこい、トレースは1,550mから登山口まで一歩もトレースを外すことなく、デカイかんじきの踏み跡で完膚なきまでボッコボコになっていた。全然滑らん。帰りもトレーニングが出来るなんてサイッコーじゃねーか。残り体力を余らせてもしょーがないので全力全開で飛ばした。下りなのに汗をかきながらトレースをならしてクルマに帰還。往復9時間かからず。これもしかしたら夏道歩くより速いんじゃないか? スキーは偉大だ。

16時千歳発の飛行機に乗れそうだ。温泉でサッと汗を流して楽しみにしていたインデアンは無し。道東道を飛ばして車を返して荷物を預けてチェックイン。今日も砂糖水だけで行動した。胃袋からっぽ。お腹が空きすぎてせっかく空港の函太郎に行ったのに3皿しか食えず。色々食べたいがゆっくり食べれば満足。財布に優しいからよしとしよう。最近はおいしいものをちょっとだけ食べて生きている。その後はびゅーんと伊賀の自宅まで帰ってきたら道具を片付けて記録を書いてやることいっぱい。かなり詰め込んだ2日間だったがすべて計画通りで大成功。みんな付き合ってくれてありがとう。

夏の十勝大雪で、僕を全治1週間に痛みつけてくれた3人が揃ったので嫌な予感がしたが、カッコイイニペソツさまが雪で白くなり、更に朝日を浴びて赤く染まる姿をどうしても見たくて、今回も参加の返事をした。
暗い森を抜け天狗平への急登を頑張ると、暗闇にニペソツさまの勇姿が現れて、眠気が吹っ飛んだ!
やがて日が登り、白く輝いていたのがどんどん赤く染まり、年甲斐もなく興奮して叫んでしまった 笑
ピークまで風で凍えながらパリズボを歩き続け、山頂に着くと360度の絶景が広がり、本当に素晴らしい景色を見る事が出来た!
楽しく滑る斜面は無いが、予想以上の絶景に出会えた忘れられない日曜になりました。
年下の先輩方、これからも僕の知らない世界への案内を宜しくお願いしますね!

今日も楽しかった!ありがとう‼︎

週末の天気と噛み合わない今季だが、やっとthe dayやってくる。しかし特段行きたい場所も無かったが“彼”が凱旋すると連絡が!
結局、十勝-大雪グレートトラバース以来のフルメンバーが集結した。
おパク様がとても親切にしてくたので、至れり尽くせりで3人はお客様でした(笑)
3回目の正直でやっとモルゲンに染まったピンクニペをGet ‼ もう言葉では表現できない光景に頑張って良かった。
初見でこれを見れたコンさんは引きが強い!
初の厳冬期ニペに不安もあったと思うが、その勇姿と光景に興奮して喜んでくれていたのでとても嬉しかった!

相変わらずのバリズボは酷かったが、おパク考案の新ルートのお陰でサブ9達成。いよいよ厳冬期ニペは近くなってきた。そう、山スキーは体力だけではなく、経験と技術、創意工夫で如何様にもなる事を改めて学んだ。

thanks: パク, タカ , コンさん

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