笠森グリーンルートは確かに修行のみちだった（笠森観音〜野見金山往復）

2021年01月30日(土) [日帰り]

• GPS: 04:21
• 距離: 12.5km
• 登り: 406m
• 下り: 400m

コースタイム

日帰り

• 山行: 3:28
• 休憩: 0:35
• 合計: 4:03

距離 12.5km 登り 406m 下り 408m

9:37 笠森観音
11:08 野見金公園
11:23 11:25 野見金山
11:38 12:11 野見金公園
13:33 笠森観音
13:40 ゴール地点

天候

快晴

アクセス

利用交通機関：

自家用車

我が家からうぐいすライン経由の下道で笠森観音まで。（45km）
笠森観音駐車場は無料です。

コース状況／危険箇所等

コース状況は、野見金山周辺を除きとてもよく整備されています。
コース全般にわたって木製階段の上り下りが多く、太ももにきます。
また、野見金山はゴルフ場の敷地内（つまり私有地）にあって、しかも山頂周辺はヤブに覆われていました。（ピンテあり）

その他周辺情報

緊急事態宣言中なのでどこにも寄らずに帰宅しました。

写真

駐車場には9時過ぎに到着。ガラガラでした。
無料なのがとてもいいですね。

さて、出発します。いきなり熊出没注意！の看板かと思ったらイノシシでした。箱ワナもありました。

照葉樹が多いです。

今日は関東ふれあいの道「観音様のみち」を歩きます。

おおー、観音堂の威容が目に飛び込んできましたよ。迫力ありますねー。

さっそく拝観＆お参りいたします。

堂上の回廊からの見晴らしはグッド。

でも、みな同じような山（丘？）に見えて山座同定できず。

なるほど、日本唯一の造りなんだ。清水寺に似ているけど、こちらは四方に櫓が組まれているもんね。

境内の紅梅がようやく開き始めていました。ロウバイもあるはずなんだけど、まったく咲いていません。

このような東屋が2箇所ほどありました。

見上げるような立派な展望台がありました。以前は見晴らし良かったんだと思うけど樹木の生長で見えづらくなっていました。

さっそく上がってみます。あの街はどこかな？

かろうじて富士山も見えました。手前の木が邪魔。これなら我が家から見た方がマシ。

コースはとてもよく整備されています。

だけど、階段が多すぎる・・・。上ったり下ったり大変。

とりあえずユートピア笠森を目指します。

階段なくてもいいんだけど・・。

まったく展望なしの看板だおれ。

歩いていてコウヤボウキがたくさんありました。

ゴールの中之台にはバス停がありません。

このドライフラワーはなんでしょう？

それにしても階段多すぎ。

この立派な階段で国道に下ります。

20mほど先にトレイルが続いています。

この東屋で休んでいたらトレランの人が走ってきた。そうか、このコースはトレラン向きかも。

ややピンボケなのが残念だけど、キッコウハグマを発見しました。秋に歩くのが楽しみです。

コウヤボウキのおばあちゃんはたくさんありました。

どこまで行っても階段は続く・・まさに修行のみち。

ガクアジサイのドライフラワー。とてもよくできていました。

蔵持ダムに着いた。

小さな堰堤も見えます。

やがてユートピア笠森のエリアに。
ここは野外キャンプ場でしょうか。

ありゃあ、派手に壊してました。ここの宿泊施設には昔お世話になりました。

野見金公園の一角に到着。山茶花もいまが旬。

野見金山を目指すには、ゴルフ場に入らなければなりません。「関係者以外立ち入り禁止」とかの表示はなかったので入っちゃいました。

いいのかなあ、と思いながらも進みます。

あった。三角点。

三角点のすぐそばに山名標識もありました。
周囲はヤブと樹林で展望なし。

再び野見金公園に戻りますが、こんな切通しが多いです。

公園に到着。相変わらず展望は良いけど、なだらか過ぎて場所の特定が難しい。

九十九里方面。遠くに太平洋が見えました。

今日の出で立ちは、上から下までワークマン提供。もちろん靴も。

とてもきれいなドライフラワー。なんだろう？

ふたたび来た道を引き返します。

二天門越しの観音堂。

芭蕉翁もここまで来たのですね。
「五月雨にこの笠森をさしもぐさ」の「さしもぐさ」はヨモギのことなんだって。

参道（女人坂）も凝ってますねー。ここを下れば駐車場です。
お疲れさまでしたー。

装備

個人装備

グローブ 防寒着 帽子 行動食 非常食 水（0.5L） テルモス（0.5L） 地形図 コンパス ヘッドランプ ホイッスル 予備電池 GPS 筆記用具 ファーストエイドキット SOL緊急用シート 保険証 スマホ 時計 カメラ

感想

gorozo

県内近場のウォーキング第3弾は、笠森グリーンルートです。
今回歩いたコースは、関東ふれあいの道 千葉＃12 観音様のみち（全長11.3km）の前半部分を辿るもので、笠森観音から野見金公園までの約5kmの往復です。
せっかくなので、野見金公園の裏手にある野見金山まで足をのばしてきました。
他の方のレコでもこのコースは階段だらけで「修行のみち」だったとの感想が書かれていたのを見たことがあるけど、ホントに納得しました。
小さなアップダウンのほとんどが階段の上り下りになっていて、その繰り返しで太ももの筋肉がパンパンになります。
歩いていて聞こえてくるのは笠森寺の鐘の音ばかり。
まさに修行のみちですよ。このコースは・・。
トレランコースにいいかも。

そんなハードなコースでしたが、コウヤボウキのドライフラワーがたくさん残っていました。
キッコウハグマも見つけられたし、秋のウォーキングも楽しみになりました。
緊急事態宣言も延長になりそうな感じなので、もうしばらく県内近場の山歩きが続きそうです。

コメント

みやぽん

修行も登山のうち？
gorozoさん、こんばんは。
なんと、ドライフラワーの多い山ですね〜。
ロウバイも咲いていたらもっと和めたことでしょうね。

山の階段については、仙丈ケ岳の小屋番のおじさんが以下のような
趣旨の発言をしておりました。
「山の階段は人が歩きやすくするためにあるのではなく、
登山道の保全のためにある。
土質によっては、人が通ったところが溝のようになってしまい、
雨が降ると土が流れていっそうえぐれてしまう。
それを防ぐために階段を作っている。」と。
なので僕は階段を見たら、登山道の整備をしてくださる方々に感謝しながら太ももを交互に上げています。
翌日以降の筋肉痛がきついですけどね（苦笑）。

gorozo

Re: 修行も登山のうち？
miyapon03さん
いつもコメントありがとうございます。
仙丈ヶ岳の小屋番さんのお話、ストンと胸に落ちました。
なるほど、登山道の保全のためにあるのですね。
たしかに言われてみれば土の流出を防いでいますものね。
やはり先達のお話には耳を澄ませないといけません。

でも、今回のようにほとんど階段道だと疲労も半端ないです。
案の定、今日は太ももとふくらはぎの筋肉痛でした。（笑）

ヴェルディ

階段地獄・・・
gorozoさん、こんばんは♪

階段・・・本当に不得意分野なので、とっても共感できました（笑）
しかしmiyapon03さんのレスを見るとネガティブに見ないようにせねばと・・・
先日三ノ塔に行った時、残雪がたくさんある中階段を整備している方々がおり、心から「ご苦労様です。ありがとうございます」と声かけしました。
苦手な階段も楽しめるようになりたいものです。

私もワークマンのアイテムがどんどん増えてます（笑）

gorozo

Re: 階段地獄・・・
velldyさん
こんばんは！
北八ヶ岳帰りでお疲れのところ、コメントありがとうございます。
三ノ塔のレコも拝見しましたよ。
降雪後の丹沢は楽しいですよねー。
そういえばあそこにも階段ありましたね。
あの雪の中でも整備されているなんて頭が下がりますね。
階段は山の保全に必要なものと思えば、これは耐えるしかありません。
階段地獄きらいな者同士、がんばりましょう。（笑）