ヤマレコなら、もっと自由に冒険できる

Yamareco

記録ID: 289610
全員に公開
雪山ハイキング
槍・穂高・乗鞍

上高地を大雪で撤退のあとに、初めての西穂独標で大快晴

2013年04月27日(土) 〜 2013年04月28日(日)
情報量の目安: S
都道府県 長野県 岐阜県
 - 拍手
GPS
05:00
距離
6.1km
登り
636m
下り
635m

コースタイム

4/27
9:10 上高地
9:33 河童橋
10:35 明神池
11:34 河童橋
17:03 岐阜県神岡町

4/28
6:09新穂高ロープウェイ乗り場
8:15臨時便で出発
8:45西穂高口
9:49西穂山荘
10:25丸山
11:18西穂独標
12:08丸山
12:20西穂山荘
13:50西穂高口
14:35新穂高ロープウェイ乗り場


天候 4月27日 大雪(上高地)夕方晴れ(神岡)
4月28日 快晴(西穂高) 
過去天気図(気象庁) 2013年04月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車 ケーブルカー(ロープウェイ/リフト)
意気揚々と上高地まできてみたら、横尾からの入山規制
がび〜ん
意気揚々と上高地まできてみたら、横尾からの入山規制
がび〜ん
バスターミナルはこんな感じ
インフォメーションの中は、行き場を失った登山者でいっぱいだった。
1
バスターミナルはこんな感じ
インフォメーションの中は、行き場を失った登山者でいっぱいだった。
河童橋を見に行く。
2
河童橋を見に行く。
その先にもいってみよう
その先にもいってみよう
明神館のところまで来てみた。
明神館のところまで来てみた。
明神橋をわたって
明神橋をわたって
少しガスが晴れてきたかな。
1
少しガスが晴れてきたかな。
木道も雪でこんもり
木道も雪でこんもり
いやはや、降りましたね〜
いやはや、降りましたね〜
ちょうど、上高地の開山祭をやってました。
1
ちょうど、上高地の開山祭をやってました。
この日の山はあきらめて、少し街に降りてきた。
飛騨市神岡町
2
この日の山はあきらめて、少し街に降りてきた。
飛騨市神岡町
ちょうど、お祭りをしてました。
神岡祭

飛騨三大祭りの一つらしい
ちょうど、お祭りをしてました。
神岡祭

飛騨三大祭りの一つらしい
街の中は、交通規制されてました。
街の中は、交通規制されてました。
神輿行列の獅子舞たち
神輿行列の獅子舞たち
勇ましい
獅子舞は、ほんとにかっこよかった。
獅子舞は、ほんとにかっこよかった。
参道を駆け上がって行きました。
2
参道を駆け上がって行きました。
朝の新穂高
ロープウェイ乗り場から見上げる
あれは、槍?
ロープウェイ乗り場から見上げる
あれは、槍?
こっちは笠ヶ岳かな
1
こっちは笠ヶ岳かな
ロープウェイに乗るとあっという間に高山に
ロープウェイに乗るとあっという間に高山に
西穂高岳
南岳・中岳・大喰岳で槍ヶ岳
4
南岳・中岳・大喰岳で槍ヶ岳
西穂くんがいました。
西穂くんがいました。
鯉のぼりと西穂高岳
2
鯉のぼりと西穂高岳
こっちは笠ヶ岳
さて、いよいよ出発です。
雪の回廊
さて、いよいよ出発です。
雪の回廊
西穂高岳かっちょいい〜
2
西穂高岳かっちょいい〜
積雪は、ほんとにたっぷり
昨日だけで50cm積もったらしい
2
積雪は、ほんとにたっぷり
昨日だけで50cm積もったらしい
結構な急登を登り切って、西穂山荘につきました。
結構な急登を登り切って、西穂山荘につきました。
さて、あれに登るのだ。
4
さて、あれに登るのだ。
続々登っていく!
俺もつづくぞ!
1
続々登っていく!
俺もつづくぞ!
かっちょいい
しびれます。
3
かっちょいい
しびれます。
風は、さほどでもなかったです。
流れてるガスもかっこいい
1
風は、さほどでもなかったです。
流れてるガスもかっこいい
見上げると青空だ〜
見上げると青空だ〜
丸山に近づいてきた。
色とりどりの人たち(^^)
1
丸山に近づいてきた。
色とりどりの人たち(^^)
はい、丸山です。
はい、丸山です。
次は、これのぼるのだ〜
1
次は、これのぼるのだ〜
独標も見えてます。
人が立ってる(^^)
3
独標も見えてます。
人が立ってる(^^)
双六から、西鎌尾根方面
双六から、西鎌尾根方面
ワクワクが止まりません
2
ワクワクが止まりません
ここまで来たぜ
あとは、これ登るだけ
2
ここまで来たぜ
あとは、これ登るだけ
結構な高度感
降りてくる人を待ってのぼります。
1
降りてくる人を待ってのぼります。
思っていたほど怖くはなかった。
アイゼンも効いたし。

で、独標到着です。
9
思っていたほど怖くはなかった。
アイゼンも効いたし。

で、独標到着です。
ピラミッドピークもかっこいい。
あんなところ歩くのか
2
ピラミッドピークもかっこいい。
あんなところ歩くのか
それには、これを降りないといけないけどね。
1
それには、これを降りないといけないけどね。
独標上でくつろぎました。
独標上でくつろぎました。
今日、歩いてきた道
今日、歩いてきた道
11峰だ!
こっちは、またのお楽しみ。
こっちは、またのお楽しみ。
写真を撮ってもらいました。
8
写真を撮ってもらいました。
では、また今度!
1
では、また今度!
独標直下を降りました。
2
独標直下を降りました。
あとは、のんびり降りるだけ
1
あとは、のんびり降りるだけ
ちょっとガスも出てきたりして。
ちょっとガスも出てきたりして。
エビの尻尾もできてました。
エビの尻尾もできてました。
丸山で一息ついて
1
丸山で一息ついて
あ、小屋が見えてきた。
1
あ、小屋が見えてきた。
小屋の周りは、賑わってます。
1
小屋の周りは、賑わってます。
天気いいから、みんな楽しそう
1
天気いいから、みんな楽しそう
白山もバッチリ見えてました。
白山もバッチリ見えてました。
さて、帰りますか
2
さて、帰りますか
名残り惜しいなあ
1
名残り惜しいなあ
降りたくないなあ
1
降りたくないなあ
でもしょうがない
でもしょうがない
綺麗な景色をありがとう
1
綺麗な景色をありがとう
西穂最高〜
またくるぜ〜
落としてたサングラス。
親切な誰かが拾ってかけてくれてました。
落としてたサングラス。
親切な誰かが拾ってかけてくれてました。
雪の園地まで戻ってきた。
1
雪の園地まで戻ってきた。
鯉のぼりがたなびいてる。
1
鯉のぼりがたなびいてる。
再びの西穂くん
ロープウェイです。
ロープウェイです。
これがほんとに最後。
西穂山荘から、独標までのショット
1
これがほんとに最後。
西穂山荘から、独標までのショット
槍さんも見えてました。
2
槍さんも見えてました。
西鎌尾根
新穂高より

感想

先に行っておきますが、今回のは特別長いです・・・・・すみません。


今年のGWは、涸沢に行って、北穂に行こうかと思って計画していました。

27日からの3連休は天気も良くなるとのことだし、すごい楽しみにしてた。

前日くらいに、27日は、午前中は天気悪いとのことなので、少し出発を遅らせて、家を3時にでました。
沢渡には、8時過ぎに到着。
しっかりチェーンをまいたバスに乗り換えて、9時過ぎに上高地について、登山相談所を通りかがると、赤い字で
「入山規制 横尾より入山禁止」と書いてあるではないですか!

話を聞くと、積雪がすごいのと、雪崩が誘発しててとても許可できませんとのこと。
いやはや、まいった。

この話聞いて、無理に行く勇気もないし、さてどうすべか・・・・

明日には解除されるか一応聞いてみたところ、明日の解除はむずかしいやろね〜
とのこと、そうやろなあ。この雪やもん・・・

上高地バスターミナルのインフォメーションの中には、同様な登山者がいっぱいたむろしてました。

とりあえず、今日横尾にツアーで入るって行ってた山友達に連絡して、自分の行先を逡巡する

ま、歩きながら考えようと思い、徳沢方面に歩き出しました。
シンシンと時々ビュービューを雪が降る中、歩きつつ、横尾でテン泊するかなあ。
すぐに降りて、常念?西穂?燕?
晴れてた八ヶ岳?

とか、いろいろ考えが浮かびなかなかまとまりません。

ま、今日は降りようと思い、明神館まで行って、明神池の方に渡り、河童橋に戻りました。

上高地バスターミナルは、ちょうど開山祭をやってまして、すごい人だかり。
テレビカメラも何台もあって、神主さんがなにかやってました。

それを横目にバスに乗り込み、車のところまで。

そこで、西穂に行くことに決定し、一路新穂高に!
安房トンネルを抜けると、道路にも雪があり、若干凍ってる。
やば、そこまで計算してなかった!とあせりましたが、そろそろ進んで、なんとか雪の路面は回避出来ました。

ちょっと標高を下げていくと道路の雪はなくなりました。

そのまま、新穂高についたのは、14時過ぎ

見上げる山はすっかり雲の中、しかも雨が結構、降ってる。
この状況で、テント担いで登って行って、夕刻にテント張るのはちょっと腰が引けてしまって、この日の登山はあきらめました。

いや、かなり未練はあったんですけどね。

となると、今日は車中泊やなあ。でも新穂高は標高が高いので寒い。
他にすることもないし、車中泊できるところを探して、神岡町にいってみることにしました。

神岡では、道の駅宙ドーム神岡っていのがあって、中に入ってみると、
あの、スーパーカミオカンデをモチーフにしたものだった。

って、あんまり有名でもないかな・・・

弊社も少し、関係しているのでよくしってるんです(^^)

JAXAも関係しているので、宇宙食やグッズも売ってて結構楽しかった。

神岡の街におりていくと、交通規制がされてて、なんかお祭りしてるみたい。
駐車場に車を駐めて、ぶらぶら歩いてると、「神岡祭」のポスターが!

暇なので、じっくり見ていくことに!

平安風の衣装を着た子供から大人まで、数百名の大行列。
最後に神輿があったりするけど、俺は、その前の獅子舞がよかったなあ。
中高生が中に入って舞ってるんだけど、そのひたむきな感じがジーンと来た。

いっぱい練習したんやろなあ、がんばってるなあ

って、一人静かに感動してました。

町の人みんなで作ってる感じもすごいよかった。
最後の神社になだれ込むところまでみせてもらいました。
うーん、いいもの見せてもらいました。ありがとう。

と、その日は、道の駅宙ドーム神岡で寝させて頂きました。

あさは、5時に起きて、6時には、新穂高に!
6時半には、新穂高ロープウェイの乗り場に着いてました。

開門は7時半、一番のロープウェイは、8時半発っていうから、めちゃくちゃ早く着すぎでした。

ボケ〜と待ってたら、おじさんに話しかけていただき、山の話に!
俺が、独標までなんですよって言ったら、なんや山頂までいけばいいやん
いけるで、若そうやし!

と言っていただいて、あれ、もしかしたら行けるかも!!

とか思ったんだけど、さいごに「でも慎重にな」って言われて、
やっぱ無理そうやなと思い直しました。

なんにせよ、西穂山域自体が初めてなもんで、どこまで行けるかわからんのですよ。


で、ようやくロープウェイ発車
混雑してきたので、8:15が一番でした。

乗り継いで、西穂高口まであっという間!

大展望をみることができました。

今からの登る西穂をはじめとして、槍穂の主要メンバーがずらり。
双六や、樅沢、抜戸、笠ヶ岳、ずっと遠くには白山、焼岳、後ろに乗鞍と
ぐるっとバッチリでしたね。

で、準備して、いよいよ登山開始です。

雪はたっぷり、しかもきれい。そりゃ、新雪ですもん(^^)
テンション上がりまくりです。

空は快晴やし、昨日の荒天は何やったんやろって感じ。

思っていたより急坂もあって、アイゼン無しではちと辛いところもありましたね。

でも、ゆきまみれも楽しい道でした。

西穂山荘について、アイゼンとピッケルを装備。

さていよいよです。

まずは丸山

特に危険はなく、人も前後に歩いてました。

丸山で、一息ついて、すぐに次に向かいます。
独標は、直下の岩場がいやらしいとの事だったので、どんな感じがドキドキしながら進みました。

だんだんと近づいてくる。

で、直下について、見上げてみると!

なんか問題なく行けそうな感じが!
追いついてきた二人組に先を譲って、取り付きました。

感想は、あっさり行けました。って感じです。

雪もあったけど、凍ってなかったし、すこし、グズって感じではあったけど、それなりに効いたので、不安感がなかったんでしょうね。

これが、凍ってたら怖かったと思います。

で、目標の西穂独標に到着!やったね。


この先には、ピラミッドピークがそびえてて、西穂山頂はそのまだまだ先!
こっち側への下りも、行けるとは思ったけど、今日は、時間が足りないこともあったので、ここから先は次回に持ち越すことにしました。

楽しみがまた増えました(^^)

あとは下るだけ。

直下の岩場もサクッとおりて、登ってくる人に声をかけながら、大展望を眺めながらの下山です。

気持ちよかった〜
途中ガスも出たけど、それさえも良かった(^^)

西穂最高!


下りは早くて、あっという間に、西穂山荘についてしまった。
バッジを購入し、パンを食べて、次はロープウェイ駅まで!

途中、周りの山が見えるたびに、ため息ついて、写真撮って、降りました。

暑くなって、防止を脱いで手に持って、駅までもうすぐのところで、サングラスが無いことに気づく・・・・・またか・・・

途中で外して、帽子のところにかけたんだ!
で、帽子を脱いだ時に落としたに違いない。
と思って、きた道を戻ることに!

すれ違う人たちに、サングラス落ちてませんでしたか?と聞きつつもどり、
10人目ぐらいに、えっ、あっ、ありましたよ、木にかけてありました!

と教えてもらい、手にすることができました。

親切な方が拾ってかけてくれてたんですね〜
ありがとうございます。

以前にも落としてので、もう落とさないようにしますね。


無事、サングラスも戻ったし、駅に戻って、展望台から第展望を楽しんで、ゆっくりふもと行きのロープウェイに乗って帰りました。


自分的には一大計画だった涸沢行きがダメになって、意気消沈でしたが、西穂は、それを補って余りあるぐらいの状況で迎えてくれました。

ありがとう

西穂最高!やま最高!


長い文章、最後まで読んでいただきありがとうございました。

お気に入りした人
拍手で応援
拍手した人
拍手
訪問者数:1336人

コメント

ありがとうo(^▽^)o
まずは・・・
土曜日は横尾からのご連絡ありがとうございました。

その後、私のケータイ電波が入らず、どうされたかな・・・と気になりつつ・・・
下界でお祭り、西穂とな!
楽しまれた様子が伝わってきましたよ(^∇^)
充実充実!

今回はお互い残念でしたが、次に行けたら感動してチビりそうですね(^m^)
2013/4/30 9:22
奥穂は遠いね〜
お互い、奥穂にはなかなか登れませんね。

別に残雪期でもなく、夏に登れるだけでいいんだけどなあ。(あ、天気の良い時に(^^))

西穂もよかったけど、常念からの絶景はやっぱすごいですね。

こっちも今度見に行かなきゃです。
2013/5/3 14:51
プロフィール画像
ニッ にっこり シュン エッ!? ん? フフッ げらげら むぅ べー はー しくしく カーッ ふんふん ウィンク これだっ! 車 カメラ 鉛筆 消しゴム ビール 若葉マーク 音符 ハートマーク 電球/アイデア 星 パソコン メール 電話 晴れ 曇り時々晴れ 曇り 雨 雪 温泉 木 花 山 おにぎり 汗 電車 お酒 急ぐ 富士山 ピース/チョキ パンチ happy01 angry despair sad wobbly think confident coldsweats01 coldsweats02 pout gawk lovely bleah wink happy02 bearing catface crying weep delicious smile shock up down shine flair annoy sleepy sign01 sweat01 sweat02 dash note notes spa kissmark heart01 heart02 heart03 heart04 bomb punch good rock scissors paper ear eye sun cloud rain snow thunder typhoon sprinkle wave night dog cat chick penguin fish horse pig aries taurus gemini cancer leo virgo libra scorpius sagittarius capricornus aquarius pisces heart spade diamond club pc mobilephone mail phoneto mailto faxto telephone loveletter memo xmas clover tulip apple bud maple cherryblossom id key sharp one two three four five six seven eight nine zero copyright tm r-mark dollar yen free search new ok secret danger upwardright downwardleft downwardright upwardleft signaler toilet restaurant wheelchair house building postoffice hospital bank atm hotel school fuji 24hours gasstation parking empty full smoking nosmoking run baseball golf tennis soccer ski basketball motorsports cafe bar beer fastfood boutique hairsalon karaoke movie music art drama ticket camera bag book ribbon present birthday cake wine bread riceball japanesetea bottle noodle tv cd foot shoe t-shirt rouge ring crown bell slate clock newmoon moon1 moon2 moon3 train subway bullettrain car rvcar bus ship airplane bicycle yacht

コメントを書く

ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。
ヤマレコにユーザ登録する

この記録に関連する登山ルート

積雪期ピークハント/縦走 槍・穂高・乗鞍 [2日]
ロープウェイ〜西穂山頂
利用交通機関: 車・バイク
技術レベル
3/5
体力レベル
4/5
積雪期ピークハント/縦走 槍・穂高・乗鞍 [2日]
冬季西穂高、山荘泊りでP/Pまで二往復
利用交通機関: 車・バイク、 電車・バス、 タクシー
技術レベル
3/5
体力レベル
2/5
積雪期ピークハント/縦走 槍・穂高・乗鞍 [2日]
西穂独標(西穂高口)
利用交通機関: 車・バイク
技術レベル
2/5
体力レベル
2/5

この記録で登った山/行った場所

関連する山の用語

この記録は登山者向けのシステム ヤマレコ の記録です。
どなたでも、記録を簡単に残して整理できます。ぜひご利用ください!
詳しくはこちら