上高地を大雪で撤退のあとに、初めての西穂独標で大快晴


- GPS
- 05:00
- 距離
- 6.1km
- 登り
- 636m
- 下り
- 635m
コースタイム
9:10 上高地
9:33 河童橋
10:35 明神池
11:34 河童橋
17:03 岐阜県神岡町
4/28
6:09新穂高ロープウェイ乗り場
8:15臨時便で出発
8:45西穂高口
9:49西穂山荘
10:25丸山
11:18西穂独標
12:08丸山
12:20西穂山荘
13:50西穂高口
14:35新穂高ロープウェイ乗り場
天候 | 4月27日 大雪(上高地)夕方晴れ(神岡) 4月28日 快晴(西穂高) |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2013年04月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
ケーブルカー(ロープウェイ/リフト)
|
写真
感想
先に行っておきますが、今回のは特別長いです・・・・・すみません。
今年のGWは、涸沢に行って、北穂に行こうかと思って計画していました。
27日からの3連休は天気も良くなるとのことだし、すごい楽しみにしてた。
前日くらいに、27日は、午前中は天気悪いとのことなので、少し出発を遅らせて、家を3時にでました。
沢渡には、8時過ぎに到着。
しっかりチェーンをまいたバスに乗り換えて、9時過ぎに上高地について、登山相談所を通りかがると、赤い字で
「入山規制 横尾より入山禁止」と書いてあるではないですか!
話を聞くと、積雪がすごいのと、雪崩が誘発しててとても許可できませんとのこと。
いやはや、まいった。
この話聞いて、無理に行く勇気もないし、さてどうすべか・・・・
明日には解除されるか一応聞いてみたところ、明日の解除はむずかしいやろね〜
とのこと、そうやろなあ。この雪やもん・・・
上高地バスターミナルのインフォメーションの中には、同様な登山者がいっぱいたむろしてました。
とりあえず、今日横尾にツアーで入るって行ってた山友達に連絡して、自分の行先を逡巡する
ま、歩きながら考えようと思い、徳沢方面に歩き出しました。
シンシンと時々ビュービューを雪が降る中、歩きつつ、横尾でテン泊するかなあ。
すぐに降りて、常念?西穂?燕?
晴れてた八ヶ岳?
とか、いろいろ考えが浮かびなかなかまとまりません。
ま、今日は降りようと思い、明神館まで行って、明神池の方に渡り、河童橋に戻りました。
上高地バスターミナルは、ちょうど開山祭をやってまして、すごい人だかり。
テレビカメラも何台もあって、神主さんがなにかやってました。
それを横目にバスに乗り込み、車のところまで。
そこで、西穂に行くことに決定し、一路新穂高に!
安房トンネルを抜けると、道路にも雪があり、若干凍ってる。
やば、そこまで計算してなかった!とあせりましたが、そろそろ進んで、なんとか雪の路面は回避出来ました。
ちょっと標高を下げていくと道路の雪はなくなりました。
そのまま、新穂高についたのは、14時過ぎ
見上げる山はすっかり雲の中、しかも雨が結構、降ってる。
この状況で、テント担いで登って行って、夕刻にテント張るのはちょっと腰が引けてしまって、この日の登山はあきらめました。
いや、かなり未練はあったんですけどね。
となると、今日は車中泊やなあ。でも新穂高は標高が高いので寒い。
他にすることもないし、車中泊できるところを探して、神岡町にいってみることにしました。
神岡では、道の駅宙ドーム神岡っていのがあって、中に入ってみると、
あの、スーパーカミオカンデをモチーフにしたものだった。
って、あんまり有名でもないかな・・・
弊社も少し、関係しているのでよくしってるんです(^^)
JAXAも関係しているので、宇宙食やグッズも売ってて結構楽しかった。
神岡の街におりていくと、交通規制がされてて、なんかお祭りしてるみたい。
駐車場に車を駐めて、ぶらぶら歩いてると、「神岡祭」のポスターが!
暇なので、じっくり見ていくことに!
平安風の衣装を着た子供から大人まで、数百名の大行列。
最後に神輿があったりするけど、俺は、その前の獅子舞がよかったなあ。
中高生が中に入って舞ってるんだけど、そのひたむきな感じがジーンと来た。
いっぱい練習したんやろなあ、がんばってるなあ
って、一人静かに感動してました。
町の人みんなで作ってる感じもすごいよかった。
最後の神社になだれ込むところまでみせてもらいました。
うーん、いいもの見せてもらいました。ありがとう。
と、その日は、道の駅宙ドーム神岡で寝させて頂きました。
あさは、5時に起きて、6時には、新穂高に!
6時半には、新穂高ロープウェイの乗り場に着いてました。
開門は7時半、一番のロープウェイは、8時半発っていうから、めちゃくちゃ早く着すぎでした。
ボケ〜と待ってたら、おじさんに話しかけていただき、山の話に!
俺が、独標までなんですよって言ったら、なんや山頂までいけばいいやん
いけるで、若そうやし!
と言っていただいて、あれ、もしかしたら行けるかも!!
とか思ったんだけど、さいごに「でも慎重にな」って言われて、
やっぱ無理そうやなと思い直しました。
なんにせよ、西穂山域自体が初めてなもんで、どこまで行けるかわからんのですよ。
で、ようやくロープウェイ発車
混雑してきたので、8:15が一番でした。
乗り継いで、西穂高口まであっという間!
大展望をみることができました。
今からの登る西穂をはじめとして、槍穂の主要メンバーがずらり。
双六や、樅沢、抜戸、笠ヶ岳、ずっと遠くには白山、焼岳、後ろに乗鞍と
ぐるっとバッチリでしたね。
で、準備して、いよいよ登山開始です。
雪はたっぷり、しかもきれい。そりゃ、新雪ですもん(^^)
テンション上がりまくりです。
空は快晴やし、昨日の荒天は何やったんやろって感じ。
思っていたより急坂もあって、アイゼン無しではちと辛いところもありましたね。
でも、ゆきまみれも楽しい道でした。
西穂山荘について、アイゼンとピッケルを装備。
さていよいよです。
まずは丸山
特に危険はなく、人も前後に歩いてました。
丸山で、一息ついて、すぐに次に向かいます。
独標は、直下の岩場がいやらしいとの事だったので、どんな感じがドキドキしながら進みました。
だんだんと近づいてくる。
で、直下について、見上げてみると!
なんか問題なく行けそうな感じが!
追いついてきた二人組に先を譲って、取り付きました。
感想は、あっさり行けました。って感じです。
雪もあったけど、凍ってなかったし、すこし、グズって感じではあったけど、それなりに効いたので、不安感がなかったんでしょうね。
これが、凍ってたら怖かったと思います。
で、目標の西穂独標に到着!やったね。
この先には、ピラミッドピークがそびえてて、西穂山頂はそのまだまだ先!
こっち側への下りも、行けるとは思ったけど、今日は、時間が足りないこともあったので、ここから先は次回に持ち越すことにしました。
楽しみがまた増えました(^^)
あとは下るだけ。
直下の岩場もサクッとおりて、登ってくる人に声をかけながら、大展望を眺めながらの下山です。
気持ちよかった〜
途中ガスも出たけど、それさえも良かった(^^)
西穂最高!
下りは早くて、あっという間に、西穂山荘についてしまった。
バッジを購入し、パンを食べて、次はロープウェイ駅まで!
途中、周りの山が見えるたびに、ため息ついて、写真撮って、降りました。
暑くなって、防止を脱いで手に持って、駅までもうすぐのところで、サングラスが無いことに気づく・・・・・またか・・・
途中で外して、帽子のところにかけたんだ!
で、帽子を脱いだ時に落としたに違いない。
と思って、きた道を戻ることに!
すれ違う人たちに、サングラス落ちてませんでしたか?と聞きつつもどり、
10人目ぐらいに、えっ、あっ、ありましたよ、木にかけてありました!
と教えてもらい、手にすることができました。
親切な方が拾ってかけてくれてたんですね〜
ありがとうございます。
以前にも落としてので、もう落とさないようにしますね。
無事、サングラスも戻ったし、駅に戻って、展望台から第展望を楽しんで、ゆっくりふもと行きのロープウェイに乗って帰りました。
自分的には一大計画だった涸沢行きがダメになって、意気消沈でしたが、西穂は、それを補って余りあるぐらいの状況で迎えてくれました。
ありがとう
西穂最高!やま最高!
長い文章、最後まで読んでいただきありがとうございました。
まずは・・・
土曜日は横尾からのご連絡ありがとうございました。
その後、私のケータイ電波が入らず、どうされたかな・・・と気になりつつ・・・
下界でお祭り、西穂とな!
楽しまれた様子が伝わってきましたよ(^∇^)
充実充実!
今回はお互い残念でしたが、次に行けたら感動してチビりそうですね(^m^)
お互い、奥穂にはなかなか登れませんね。
別に残雪期でもなく、夏に登れるだけでいいんだけどなあ。(あ、天気の良い時に(^^))
西穂もよかったけど、常念からの絶景はやっぱすごいですね。
こっちも今度見に行かなきゃです。
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