御正体山・加入道山・大室山
- GPS
- 29:01
- 距離
- 49.8km
- 登り
- 3,944m
- 下り
- 3,945m
コースタイム
加入道山登山口駐車場5:20〜和出村バス停5:40〜登山道入口6:00〜ブドウ岩の頭6:40〜菜畑山7:10〜水喰ノ頭7:25〜今倉山8:00〜道坂峠8:10〜岩下ノ丸8:40〜御正体山9:40/9:45〜小御正体10:00〜中ノ岳10:10〜山伏峠10:50(ここまで試走)〜山伏峠バス停11:00〜御正橋12:20〜道の駅どうし13:40〜和出村バス停14:20〜登山口駐車場14:40/15:20〜東屋15:50〜加入道山17:20(避難小屋泊)
●4月29日(月)
加入道山5:40〜大室山6:50〜神ノ川ヒュッテ上分岐7:20〜大室山8:10〜加入道山9:00〜東屋9:55/10:00〜登山口駐車場10:20
過去天気図(気象庁) | 2013年04月の天気図 |
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アクセス | |
コース状況/ 危険箇所等 |
●道志の湯上の登山口〜加入道山には、トラバースが崩壊していて危険な箇所があります。 ●大室山〜神ノ川ヒュッテ上分岐までは道がかなり不明瞭です。 |
写真
感想
ゴールデンウィーク前半は、むしょ〜に恋しくなった夢の庭園に行こうと思っていたのですが、最終日の午後に予定が入ってしまい、計画の変更を余儀なくされました。
(夢の庭園には大弛峠から15分で行けるので、ただ行くだけなら、いつでも行けるのですけどね)
それなら5月12日に参加する予定の道志村トレイルレースの試走に行こうと思いたちました。
本当なら3月30日に何人かで行く予定だったのですが、私の年度末の忙しさを理由に中止になってしまったのです。
その時に作って貰った計画書が、そのまま使えそうです。
自分の理由で中止になったのに、みんなを出し抜いて1人で行ってしまうとは、なんとも身勝手な私であります ( ̄▽ ̄)!
それでは、行って来ま〜す ε=ε=ε=ε=ε=ε=┌( ̄▽  ̄)┘
(↑調子に乗っているのは、ここまでです。この後、散々でした(ーー;))
【道志村トレイル試走】
27日夜、前夜泊をするため道志村に向かいます。
12時頃、道志中学校(スタート地点)に着いたのですが、近くにあるという無料駐車場の場所が分からない。
道の駅どうしに移動して、そこで寝ようと思ったのですが、騒がしくて眠れません。
仕方がないので再度 道志中学校に戻り駐車場を探す事にしました。
行ったり来たり何度も繰り返してようやく見つけたのは、加入道山登山口の駐車場です。
これって山地図に載っています。大会の地図だけではなく、山地図も、ちゃんと確認して置けば迷わなかったのに……
そんなこんなで1時半。足を伸ばして寝たいので車の脇に寝袋を敷いて寝る事にします。
4時半。車の音で目が覚めました。車は次々とやって来る。
6時半まで寝る予定でしたが、渋々、起きる事にします。
朝食を食べて5時20分に出発です。
スタート地点である道志中への分岐を過ぎて道志みちへ。
道志みちに出ると直ぐにトレイルコースと書いた案内があり、その案内に従って進めば迷う事はありません。
結構、勾配のある林道を上がって行きます。私には、走るのは無理。
近所の方が「レースに出るの?」と声を掛けてくれました。
「ええ、でも無理かも。ここまででもキツイです(笑)」
道志みちから20分ほど歩くと山道に入ります。
レース本番では、きっとここで渋滞が起きるのでしょう。
●ここまで多少無理をしてでも速めに着くようにする。
●渋滞覚悟で後半に足を残す。
どちらを選択するかで勝敗(完走)に大きな影響が出ると予想出来ます。
自分の実力では、どちらが良いのか、とても迷うところです。
ここからは、ひたすら登り。
頑張って登って行くと1時間強で菜畑山に着きました。
目の前にど〜んと富士山。でもそれ以上に一本柱の東屋が素敵です(≧∇≦)
菜畑山を過ぎると多少、下りも出て来ますが、あまり走れるような感じではありません。
10キロに2時間半かけて御正体山に到着。
第一関門までは下りで後5キロ。
第一関門の制限タイムは5時間。
残り30分。……ちょっと厳しそうです (ーー;)
でもここで気持ちを切らせると一気にタイムが延びてしまうので、もう少し頑張る事にします。
途中に鉄塔がありましたが、今回はこれも無視 (ーー;)
結局30分オーバーで山伏峠(第一関門)に到着しました。
実際には、渋滞で更に30分近く遅れる事を考えると、後1時間もタイムを縮めなくてはなりません。レースは2週間後、やっぱり完走は無理かな (T ^ T)
とりあえず道志みちを歩いて加入道山の登山口まで戻ります。
上野原方面へは下り坂なのに足が全く残っておらず、走れない。
13キロを3時間40分かけて戻りました。(途中30分、草むらで仮眠)
【北丹沢、道繋ぎ】
今回、車を停めた駐車場は、本来なら加入道山の登山口。
ここから加入道山や大室山に登る事が出来るのです。
大室山と言えば、奥高尾からは富士山と並んでいるように見える山。
ぜひ、登ってみたいと思っていました。
さらに道志村トレイルレースの次に参加する予定の北丹沢24時間耐久レースは、大室山の少し先の分岐がコースになっています。
つまり、その分岐まで行けば、丹沢山塊と道志山塊を繋げる事が出来るのです。
(道繋ぎについては、プロフィール参照)
今日中に加入道山の避難小屋まで行ければ、明日の午前中には分岐まで行って帰って来れそうです。
3時20分、日没まで丁度3時間。コースタイムは1時間半なので、今の足の状態でも十分間に合うでしょう。
ランシューズを登山靴に履き替え、出発します。
登山道には横浜市の水源地であるため、横浜の区名を書いた棒?が沢山ありました。
足が重い。
山には柵がしてあり登山者はアスレチックの様なゲートを越えて行くのですが、そのゲートに上がるだけでもかなりの疲労を感じます。
やっぱり帰ろうかなぁ〜と頭をよぎる。
でも前に進めば、いずれは目的地に着くはず。そこで1日寝れば足もある程度回復するだろう。
自分に言い聞かせながら歩いて行きます。
途中、沢にぶつかった所に東屋がありました。
ここで給水と休憩が出来ます。
本格的な登りになり、ひたすら黙々と登って行くと、分岐の手前でトラバースが崩壊していました。
一応、ロープが張ってありますが、足元はかなり不安定です。
バランスを取りながら渡ります。はっきり言ってコワイ!!
(ちゃんとロープを使えば大丈夫です)
さらに岩が突き出ていて、その岩を変な重心で避けなければならないので、冷やっとします。
ここさえ越えれば、加入道山まで後少し。
何とか夕暮れ前にたどり着けました。
予想外な事に避難小屋には先客がいました。
かつて冬の鳳凰小屋で閉め出されたのを思い出します。(本来、そんな事は絶対にあってはならないのですが(ーー;))
しかし、今回の方たちは快く招き入れてくれました。
生粋の山屋の様で、色々な食材を持ち込み料理している。それからお酒。
これが正しい山の楽しみなんだろうなぁ〜なんて思います。
明日は3時半起きで5時に出発するそうです。なんでも10時55分のバスに乗るらしい。
多分、西丹沢自然教室の方に降りるのでしょう。
私は5時間に起きます、と言って寝袋に入ります。疲れたのでさっさと寝る。
明日には疲労が回復する事を祈ります。
朝、5時のアラームで目が覚めました。
先客さんは、まだ出発していません。
きっと、がさごそとパッキングしていたのでしょうが、全く気付きませんでした。
相当に疲れていたんだなぁ〜
とりあえず、外に出て朝日を拝む。
今日も良い天気になりそうです(^-^)/
時間がないので、直ぐに大室山に出発。
昨日の疲れが取れておらず、とてもしんどい……
途中には富士山を見渡せるポイントがあって、少しだけ元気になります。
大室山山頂は東の展望が良いとの事でしたが、なんだか地味な感じでした。
富士山と同じく、登るより遠くから見る方が良い山ですね。←勝手な感想です(ーー;)
大室山から神ノ川ヒュッテ上の分岐までは、急に道が不明瞭になりました。
マーキングを頼りに進みますが、それでも道から逸れてしまったりします。
何とか分岐に到着。
これで北丹沢トレランに参加すれば、道が繋がります。
めでたし、めでたし。
しかし、ここまで随分下って来たので帰りは登り返さなければならないのです。
あ〜、しんどかった (ーー;)
道繋ぎのために、本来の山の楽しみ方を見失った感じです。
と言うか、やっぱりトレランがいかんよね。
10時半に下山。
道志の湯で汗を流して帰りました。
何だか無駄に長い感想になってしまいました。
トレランの愚痴は、また別の機会に (ーー;)
おわり。
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