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Yamareco

記録ID: 289977
全員に公開
山滑走
白山

絶景に恵まれた赤兎山(2泊3日)

2013年04月27日(土) 〜 2013年04月29日(月)
 - 拍手
ももちゃん🍄 その他1人
体力度
4
1泊以上が適当
GPS
40:30
距離
24.4km
登り
1,401m
下り
1,391m
歩くペース
標準
0.91.0
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

4/27 16:15小原集落林道ゲート前-18:43自転車デポ18:56-19:17幕営地
4/28 幕営地8:40-11:23小原峠稜線11:27-12:04赤兎山12:59-14:59幕営地
4/29 幕営地7:10-7:24自転車デポ7:42-8:36小原集落林道ゲート前
天候 1日目:曇り時々小雨
2日目:快晴
3日目:晴れ
過去天気図(気象庁) 2013年04月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車 自転車
小原集落から林道7kmまで自転車
コース状況/
危険箇所等
林道は落石多し。林道での自転車は後半残雪あり、都度下りて押しました。
野鳥の宝庫です。たくさんの鳥を見かけました。
携帯は小原集落ではauのみ接続、docomoは圏外。小原峠から少し下りたところではdocomoがピンポイント的に弱いながらも通信可能。それ以外は圏外なので、下界との交信は難しいエリアです。
今回は私の予定の都合で午後出発となったため、夕方からの登山。ビギナーの彼はこんな計画によく着いてきましたね〜。
2013年04月27日 16:21撮影 by  RICOH GX200 , RICOH
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4/27 16:21
今回は私の予定の都合で午後出発となったため、夕方からの登山。ビギナーの彼はこんな計画によく着いてきましたね〜。
可能な限り自転車で行きます。95Lのザック、重さ26kg。自転車とスキーで20kg。重いほうが快感?妙に笑顔(笑)
2013年04月27日 16:23撮影 by  RICOH GX200 , RICOH
5
4/27 16:23
可能な限り自転車で行きます。95Lのザック、重さ26kg。自転車とスキーで20kg。重いほうが快感?妙に笑顔(笑)
前夜は19時半の到着、早朝の幕営地にて。穏やかな夜でした。
2013年04月28日 05:59撮影 by  RICOH GX200 , RICOH
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4/28 5:59
前夜は19時半の到着、早朝の幕営地にて。穏やかな夜でした。
大舟山。今日は最高の天気です。
2013年04月28日 09:29撮影 by  RICOH GX200 , RICOH
4/28 9:29
大舟山。今日は最高の天気です。
林道は雪があったりなかったり。都度スキーを脱着。ビギナーの彼を空身(カメラと笛だけ)にして、私が全荷物(15kgくらい?)を背負う修行の道。
2013年04月28日 09:29撮影 by  RICOH GX200 , RICOH
4/28 9:29
林道は雪があったりなかったり。都度スキーを脱着。ビギナーの彼を空身(カメラと笛だけ)にして、私が全荷物(15kgくらい?)を背負う修行の道。
昨日新雪が降ったので純白です。見た目には最高、この時期の新雪は重くて滑るのは×。
2013年04月28日 10:22撮影 by  RICOH GX200 , RICOH
4/28 10:22
昨日新雪が降ったので純白です。見た目には最高、この時期の新雪は重くて滑るのは×。
ほんと、見た目には最高なんですけどね。
2013年04月28日 11:03撮影 by  RICOH GX200 , RICOH
4/28 11:03
ほんと、見た目には最高なんですけどね。
この木でできたトンネルをくぐると願いが叶うと勝手に決めて、「スキーがよく走りますように…」。願い叶わず(笑)
2013年04月28日 11:07撮影 by  RICOH GX200 , RICOH
4/28 11:07
この木でできたトンネルをくぐると願いが叶うと勝手に決めて、「スキーがよく走りますように…」。願い叶わず(笑)
小原峠から赤兎山までの急登(というほどでもないですが)。
2013年04月28日 11:29撮影 by  RICOH GX200 , RICOH
4/28 11:29
小原峠から赤兎山までの急登(というほどでもないですが)。
白山と別山を見ながらの登山は最高です。
2013年04月28日 11:31撮影 by  RICOH GX200 , RICOH
4/28 11:31
白山と別山を見ながらの登山は最高です。
余裕の赤兎山山頂。また来ましたこんな山深いところに。
2013年04月28日 12:11撮影 by  RICOH GX200 , RICOH
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4/28 12:11
余裕の赤兎山山頂。また来ましたこんな山深いところに。
先週行った大長山。改めて見ると遠い!
2013年04月28日 12:12撮影 by  RICOH GX200 , RICOH
4/28 12:12
先週行った大長山。改めて見ると遠い!
経ヶ岳と法恩寺山。ちょっと北アルプスっぽくてカッコイイ。
2013年04月28日 12:12撮影 by  RICOH GX200 , RICOH
4/28 12:12
経ヶ岳と法恩寺山。ちょっと北アルプスっぽくてカッコイイ。
大日山はだんだん雪がなくなってきました。
2013年04月28日 12:12撮影 by  RICOH GX200 , RICOH
4/28 12:12
大日山はだんだん雪がなくなってきました。
白山と別山って説明する必要ないくらい。青空に新雪の白さが映えます!
2013年04月28日 12:13撮影 by  RICOH GX200 , RICOH
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4/28 12:13
白山と別山って説明する必要ないくらい。青空に新雪の白さが映えます!
三ノ峰、二ノ峰、一ノ峰、銚子ヶ峰、遠くに木曽御岳、願教寺山、よも太郎山、薙刀山と続きます。
2013年04月28日 12:13撮影 by  RICOH GX200 , RICOH
4/28 12:13
三ノ峰、二ノ峰、一ノ峰、銚子ヶ峰、遠くに木曽御岳、願教寺山、よも太郎山、薙刀山と続きます。
木曽御岳をズーム。
2013年04月28日 12:13撮影 by  RICOH GX200 , RICOH
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4/28 12:13
木曽御岳をズーム。
右のなだらかなのがよも太郎山。
2013年04月28日 12:13撮影 by  RICOH GX200 , RICOH
4/28 12:13
右のなだらかなのがよも太郎山。
大日山、鉢伏山、大長山。
2013年04月28日 12:13撮影 by  RICOH GX200 , RICOH
4/28 12:13
大日山、鉢伏山、大長山。
赤兎山からの滑降〜新雪部分は重くてブレーキがかかり、豪快な滑りを楽しめませんでした…。
2013年04月28日 13:03撮影 by  RICOH GX200 , RICOH
4/28 13:03
赤兎山からの滑降〜新雪部分は重くてブレーキがかかり、豪快な滑りを楽しめませんでした…。
いつものクオーターパイプも失速。しかし15kgのザック背負って?
2013年04月28日 13:15撮影 by  RICOH GX200 , RICOH
4/28 13:15
いつものクオーターパイプも失速。しかし15kgのザック背負って?
これがスキーのよく走る雪ならね〜
2013年04月28日 13:31撮影 by  RICOH GX200 , RICOH
4/28 13:31
これがスキーのよく走る雪ならね〜
最終日、落石の多い林道をスキーで下ります。(私だけスキー)
2013年04月28日 14:51撮影 by  RICOH GX200 , RICOH
4/28 14:51
最終日、落石の多い林道をスキーで下ります。(私だけスキー)
咲き乱れ〜
2013年04月29日 08:04撮影 by  RICOH GX200 , RICOH
4/29 8:04
咲き乱れ〜
山には桜もあります。
2013年04月29日 08:11撮影 by  RICOH GX200 , RICOH
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4/29 8:11
山には桜もあります。
スキー&花見でした。
2013年04月29日 08:13撮影 by  RICOH GX200 , RICOH
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4/29 8:13
スキー&花見でした。
撮影機器:

感想

もともとは土日に一泊二日で赤兎山にテント泊で行こうとしていたのですが、土曜日の午前中に急用が入り、日月に変更。あまりに天気が良いのでついつい土曜日の午後から向かって二泊三日というプランで行くことに変更しました。
今回はこの山深いところについてくるという、ドMの片鱗を覗かせていた同志(年齢的には先輩ですが)が、ビギナーにもかかわらず志願してきた。アプローチは長いが自転車を使えば下山の林道は夢のようにラクなので、志願を受けて立つことになったのがそもそもの始まりです。

さて土曜日は北陸地方の山沿いは雨という予報、山頂は雪かも?と微妙な気分でした。というのも、この時期の新雪は重くてブレーキがかかり、スキーで滑るには困った存在なのです。先々週の護摩堂山〜鉢伏山でも新雪ラッセルとゲタに泣かされた痛い経験が思い出されます。
まあじたばたしても仕方がないので、13時出発で現地の林道ゲート前到着が16時半。幸いまだまだ明るいです。ここで自転車を2台降ろしてゲートを越えます。ちなみに私のザックはビール500×4 + 350×4、梅酒500、普通の水500×3という水の塊のようなシロモノ。当然重さも25kg程度あります。そこにスキーとシールで7kgを縛り付けた折りたたみのマウンテンバイクも合わせると20kg、つまり45kgもの重しを運ぶことに。
相棒の方は、軽量化を勧めておいたにもかかわらず、15kgほどの重さになっており、どうやら宴会の食料を色々と詰め込んできたみたい。身の程知らずが…しかも彼の自転車は8.5kgと超軽量ですが変速機がないので、基本林道は押して歩く。私もそれに合わせて押して歩くのはいいペースで、初日は無給水で幕営地にたどり着きました。
本当は幕営地は夏場の登山口の少し上くらいを考えていたのですが、夕方出発ということもあって途中からヘッデン点灯しての自転車雪道押し歩き、だんだ心が萎えてきて19時半に広場状のところに幕営しました。
幕営完了は20時過ぎとなったので、夕食は簡単にどん兵衛で済ましました。

翌朝は前日の疲れ(アルコール?)が残り、6時起床。そこから朝食とアタック用のパッキングをしていると出発は8時半を過ぎてしまいました。この時点で大長山はムリだろうと判断、同志も別にハートマークのがけ崩れにも興味がないとのこと、そのまま赤兎山を目指します。
昨日の無給水登山が効いたのか、妙に喉が渇きます。いや、これはアルコールがまだ分解途上にある影響か…と二人はゆっくりしたペースで登ります。真相ですが、私は15kgものアタックとは言えないザック、彼はカメラと笛だけという超軽身、ドMのハンディを背負っているからです。
小原峠に着くと、絶景の白山がお出迎え!新雪で純白の雄姿に抜けるような青空がまぶしすぎます。これは超ラッキー、山スキーの私は滑らない雪でやや残念、今日は目の保養が目的ということで我慢しましょう。
このころからアルコールの分解も完了して、私は順調に登ります。空身の彼を待っている間に写真をパチリ。そして赤兎山に到着、今日は経ヶ岳がとてもきれい、剣かと思わせるようなかっこよさ。ここで白山別山を眺めながらカップヌードルを食べて大満足!お昼の間もついに誰も登っては来られませんでした。

下山は山頂から豪快なスキー滑降!と行ったのは最初だけで、すぐブレーキのかかる重い新雪にテンション下がり気味。スピードの出ない押さえながらの滑降はやっぱり物足りない…先週の雪質は最高だったのになぁ〜とつくづく思います。
歩きの同志(結局アイゼンもスノーシューも無駄に担ぎ上げただけ!)を待ちながらの滑降、ぼちぼちと幕営地には15時に帰還。もちろんビールがうまい!暖かな日差しを受けながら屋外で宴会です(笑)
夕飯は17時くらいから鍋、19時には寝る支度ができてすることもないので就寝。22時にトイレに起きると星空がそこそこにきれいでした。残念ながら流れ星はなし。0時になると満月登場でやたら明るい!

翌朝は5時前に起きて、朝ごはんは昨日の鍋の残り汁で雑炊。幕営も撤収して7時過ぎには下山開始です。10分ほど歩くともう自転車デポ地点に。重いザックが自転車のサドルにお尻を食い込ませて痛むという欠点もあり、林道が凍結していてゆっくりしたペースでしか下山できませんでしたが、さすがは自転車あっという間の下山でした。
途中で下山方向への足跡を見かけました。これは昨日挫折して途中で引き返した方?それとも関係者?それ以外は誰にも遭遇しないとても静かな山行でした。途中でカモシカの子供?に遭遇、また野鳥がたくさんいてとてもにぎやかでした。野鳥好きな方にはたまらない場所でしょうね。

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コメント

OH! お疲れ様でした
 ザックがはち切れそう! 山登りとスキー装備と自転車って妙ですね、通常ならありえない組み合わせでそれぞれの愛好家から「どれか一つにしろ!」などとクレームが来そうです。もう少しコンパクトに収まるようにモンベルかどこかのアウトドアメーカーに商品開発の提案をしてはどうでしょう?
 Mならサドルに座らず終始立ち漕ぎをしなきゃ〜だめですねぇ5月も連続スキー記録の更新に頑張って下さいsign01
 
 私はryujiさん達とまたも御池岳でしたが(何回行くねんsweat02)、三筋の滝を懸垂下降させられたり廃村に連れて行かれたりとすっかりryujiさんの策略に嵌められとても楽しかったです。

 その日の夜を車中で過ごし翌日も同じ山域をうろついてしまいました。どうも私は御池岳の南側に行くと帰りたくなくなるようです。
 GW後半も安全第一で過ごして下さいscissors
2013/4/30 4:19
さすがにそろそろ・・・
山スキーシーズンもこの辺で幕を閉じようかなと思ってます。
登山 + スキー + 自転車である意味トライアスロンですね。それに歩荷も加わってますが

御池好きですね〜ボタンブチの懸垂下降じゃなかったんですね。そういやNさん遺留品探しもしないと。まずは12日の取材同行で盛り上がりましょう
2013/4/30 12:15
プロフィール画像
ニッ にっこり シュン エッ!? ん? フフッ げらげら むぅ べー はー しくしく カーッ ふんふん ウィンク これだっ! 車 カメラ 鉛筆 消しゴム ビール 若葉マーク 音符 ハートマーク 電球/アイデア 星 パソコン メール 電話 晴れ 曇り時々晴れ 曇り 雨 雪 温泉 木 花 山 おにぎり 汗 電車 お酒 急ぐ 富士山 ピース/チョキ パンチ happy01 angry despair sad wobbly think confident coldsweats01 coldsweats02 pout gawk lovely bleah wink happy02 bearing catface crying weep delicious smile shock up down shine flair annoy sleepy sign01 sweat01 sweat02 dash note notes spa kissmark heart01 heart02 heart03 heart04 bomb punch good rock scissors paper ear eye sun cloud rain snow thunder typhoon sprinkle wave night dog cat chick penguin fish horse pig aries taurus gemini cancer leo virgo libra scorpius sagittarius capricornus aquarius pisces heart spade diamond club pc mobilephone mail phoneto mailto faxto telephone loveletter memo xmas clover tulip apple bud maple cherryblossom id key sharp one two three four five six seven eight nine zero copyright tm r-mark dollar yen free search new ok secret danger upwardright downwardleft downwardright upwardleft signaler toilet restaurant wheelchair house building postoffice hospital bank atm hotel school fuji 24hours gasstation parking empty full smoking nosmoking run baseball golf tennis soccer ski basketball motorsports cafe bar beer fastfood boutique hairsalon karaoke movie music art drama ticket camera bag book ribbon present birthday cake wine bread riceball japanesetea bottle noodle tv cd foot shoe t-shirt rouge ring crown bell slate clock newmoon moon1 moon2 moon3 train subway bullettrain car rvcar bus ship airplane bicycle yacht

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