地蔵山〜神道山〜佐渡山
- GPS
- 12:21
- 距離
- 22.7km
- 登り
- 2,184m
- 下り
- 2,170m
天候 | 晴 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2021年02月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
写真
感想
妙高から見える良さそうな斜面。ずっときになっていた。
東大門沢と繋ぎたいが日帰りは無理だろう。地蔵山と神道山だけならどうだろうと。ゴウデ川が問題なくて良かった。
地形図が鵯どりバナナとそっくりで地蔵バナナと命名。
木曜日に降った雪が雨の影響も覆っていて底付きなく楽しめました。
暖冬傾向で平日に降った雪が週末前に雨でコンディション悪化ということもあるなか、良いコンディションで滑れて嬉しい。
どこも良さそうだった神道山滑走はたくさんあるラインから比較的に奥を選択、必然的に帰りが遠くなりました。帰路で見えた高妻山ダイレクトに1本のラインが輝いていました。帰りの佐渡山登り返しが北面ラッセル。体だけは前傾でも足はついてこず。パートナーのラッセルに助けられました。本当に感謝です。
また行きたい!
【概要】
コース:大橋〜佐渡山〜地蔵山〜神道山周回(地蔵山北東シュート/神道山東面滑走)
天気:木曜夜に降雪→金曜晴天、当日土曜:終日快晴
時間:4:35発/16:55着
【詳細】
◆大橋〜乙妻北東面下
〜佐渡山コル:前日のトレースを利用した。
〜乙妻北東面下:前日の下りトレースを利用、既知だが1ヵ所少しリスク高めの通過あり。
◆〜地蔵山
〜1833:登行斜面方位の選択肢は多い、日射と雪に応じて選択する。
〜地蔵山南側尾根:尾根上は積雪によるUP/DWNが激しい。雪庇に注意しつつ、巻きや高度を落としたトラバースがよい。西側は樹林がやや濃いが尾根移動より遥かに速い。
※ここでゴウデ川源頭を視認して、後述の懸念もほぼ払拭された。
◆地蔵北東シュート
上から下までパウダー、地形も楽しめて素晴らしい斜面、来た甲斐があったというもの。地形図ほどバナナではない 笑 出口だけ狭く段差があるが今の積雪では問題なかった。
◆〜神道山〜東面滑走
ゴウデ川:懸念していたが埋まっていた。小雪の年は懸念が残る。
〜神道山山頂:特になし。
〜東面:地図上の崩落地付近はオープンバーン、尾根影はパウダー滑走であった。下部は走るパックパウダーで東へ距離を稼ぐ。
◆残業
〜佐渡山山頂:遠い。他ルートも標高差を除き大差ないであろう。
〜大橋:特になし。
【雑感】
戸隠最北の地蔵山は冬季記録の少なく、共有のため初めて筆を取った。2人共スプリットボーダーであり、(景色も好きだが)滑って楽しい斜面を重視する。
木曜夜の積雪は安定へ進み、晴天も約束されたこの日、パートナーが数年来熱望していた地蔵山の北東シュートへ向かった。偵察もつもりだったが、条件に恵まれそのまま決行とした。狙いの斜面は条件・地形共に素晴らしく。下山後は心からのハイタッチ、時節柄で夜の祝杯はなし。
地蔵山は予想より(精神的に)遠く、再訪にはないかもしれない。個人的には地蔵山北面を下までパウダー滑走したいが日帰り計画は思いつかない。
行動は12hを超えた。ゴウデ川登り返しから滑る斜面次第では1時間は早く帰れそうだが、今回は遠くても楽しそうな神道山東面を選択した。また、撮影のため30分強は余計に時間を要している。
最後に、今回資料の少ない乙妻山北面の東・西大門沢の写真を添付している。参考になれば幸いである。
以上。
(追記)後日、北斜面も行きました。
https://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-2919547.html
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