地蔵山(北斜面/南東斜面滑走)
- GPS
- 10:50
- 距離
- 20.6km
- 登り
- 1,967m
- 下り
- 1,951m
コースタイム
天候 | 高曇り |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2021年02月の天気図 |
アクセス | |
コース状況/ 危険箇所等 |
ゴウデ川は埋まっている。対岸の取り付きがやや急登のため、雪付き次第では難度が上がりそう。 |
写真
感想
前回同様、冬季記録の少ない山のため書いておく。2/6(土)の記録も合わせて参照するとよい。
https://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-2902652.html
【概要】
コース:大橋〜佐渡山コル〜地蔵山(地蔵山北面/東南麺滑走)
天気:水曜夜〜木曜朝に降雪、地蔵は山は終日ガスの中 → 金曜高曇り
日時:2021/02/12(金)
時間:4:55発/15:35着
【詳細】
◆大橋〜乙妻北東面下:主に前日のトレースを利用した(部分的に風リセット)
〜佐渡山コル:前日のトレースを利用
〜滑走:放射冷却による走る雪をトラバースで距離を稼ぐ
〜乙妻北東面下:トレースをスプリットスキーで時間を短縮できた
◆〜地蔵山
以降は、終始くるぶし強のラッセルだった。
〜1833:やはり西側を登るのがよいと感じる。斜度が最も緩い&日射/日陰を容易に選択できる。
〜地蔵山南側尾根:2/6(土)同様。尾根上はUP/DWNが激しい。雪庇に注意しつつ、巻きや高度を落としたトラバースがよい。西側は樹林がやや濃いが尾根移動より遥かに速い。
◆地蔵山北面
滑走:北面は小さな支尾根で大きく3つに分かれる。ドロップインは中央が楽、そのまま下へ落としてもよいが細くなっていく。100m下からはスキーヤーズレフトがオープンかつメローな斜面となる。ライト側は確認していない。登り返しなら1700mまで落とせば十分だろう。
登り返し:下部は上述のスキーヤーズレフトが緩やか、稜線まで100m位で中央へトラバースして尾根へ乗り上げればよい。
◆地蔵山南東面
地蔵山南東面:ボーダー歓喜のパイプ沢が標高差250m続き、最も楽しい滑走だった。
ゴウデ川:埋まっている。対岸の取り付き10mだけ急登で、雪付き次第で難しくなるだろう。
◆〜乙妻北東面下
〜1892尾根:地形図で最も緩い辺りを狙って登れば、東南側の雪庇も緩い辺りに自動的に出る
〜1833東尾根回り込み:遠目には危ういオープンバーンだが、日射面でありこの時期はデロデロ以外は気にしないでよかった。ハイトラバースは早々に行き詰まり、結局ボトムまで降りた。尾根を回り込むように滑ってシール歩行へ。
〜乙妻北東面下:永沢川支流は問題なく通過可能
◆残業
〜佐渡山コル:長い。
〜大橋:上部で隣の尾根へトラバースして下山した
【雑感】
妙高から望む地蔵山北面は白く気持ちよさそうに見える。この日パトナーは大会出場のため、ソロで試しに行ってみた。
結論から言えば、北面はメロー、期待していなかった南東面は楽しいパイプ沢だった。この日の雪質は期待ほどではなかった(悪くはない)。放射冷却によりドライアウトしたパウダーを期待したが、前日に日射がなくても気温で沈降が進んだようだ。
先週末・今週と地蔵山に来て、良い斜面はあるが日帰りではコスパが悪いことも実感した。テン泊なら面白いだろう。
また、前日トレースのパーティにお礼も言わずに追い越してしまったが、偶然SNSでフォローしている方だったようで無事にお礼を伝えられた。
業界は狭過ぎる。悪いことはできない 笑
コメント
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北斜面も滑ったとなると計6回の登り返しになるのかな?
凄い❗
コメントありがとうございます。
登行区間は5回ですね。
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