南鈴鹿の低山11座を縦走する!鈴鹿峠〜高畑山〜長石山・紅皿山・那須ヶ原山〜一里山・長峰・バンドウ山
- GPS
- 08:07
- 距離
- 19.3km
- 登り
- 1,452m
- 下り
- 1,473m
コースタイム
- 山行
- 7:01
- 休憩
- 1:07
- 合計
- 8:08
天候 | 晴のち曇一時雨 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2021年02月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
トイレあります。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
◎鈴鹿峠の駐車場〜高畑山〜溝干山 この区間は、一般登山道となりますので特に危険箇所等はありません。 人気の県境稜線という事もあり、踏み跡や目印も充実しています。 ただ、ナイフリッジなどザレたアスレチック的な箇所は、苦手な方は注意が必要かもしれません。 ◎溝干山〜長石山〜紅皿山〜参詣橋 この区間はマイナールートになります。 県境稜線とは打って変わって道もワイルドになり、ザレ場・岩場の連続するハード目の道になります。 ワイルドな道が苦手な方や、初心者の方は十分な注意が必要でしょう。 また、道が分りづらい箇所もありますので、ルーファイも必須です。 ◎参詣橋〜那須ヶ原山 この区間は、驚くほど道が綺麗に整備されており、本当に快適に歩けます。 登山道というより、完全にハイキングロードといった感じです。 ◎那須ヶ原山〜小笹山 この区間は、再びの県境稜線ですので、特に危険箇所等はありません。 ただ、アップダウンの連続するアスレチックな区間が多くありますので、油断は禁物です。 ◎小笹山〜一里山〜長峰 驚くほど歩きやすい区間です。まるで高速道路の様に快適です。 特に難所も無いので、距離の割には所要時間が短く歩けます。 ◎長峰〜バンドウ山〜駐車地 長峰を過ぎると、多少はマイナールートっぽさが出てきます。 道の細いトラバースや、コースオフを誘発する支尾根も複数あり、十分な注意が必要です。 もちろんルーファイは必須です。 |
写真
感想
立春も過ぎ、驚くほど暖かい日が続いている。
自分の家の周りでも梅の花が咲き春の訪れを感じさせる。
先週まで雪山を登っていたのが嘘のようだ。
今回の山行も、北鈴鹿の御池岳に行こうか前日の晩まで悩んだのだが、風もなく霧氷もダメだろうし泥祭りも避けたかったので安パイで南鈴鹿に行くことにした。
南鈴鹿は自分自身はまだ全然歩けていないし、鈴鹿300山を進める意味でもちょうど都合が良かった。
今回は県境稜線を中心とし、南鈴鹿の低山を11座縦走する欲張りプランだ。
予定としては、高畑山・溝干山・長石山・紅皿山・那須ヶ原山・三ツ頭山・唐木山・小笹山・一里山・長峰・バンドウ山の11座の縦走となるが、その内の長石山・紅皿山・一里山・長峰・バンドウ山の5座がまだ未踏となっている。
まずは鈴鹿峠からスタートし、高畑山・溝干山に向け高度を上げていく。
この日の日の出時刻は6時48分、尾根をほぼ登りきったところで凄くキレイな朝日が拝めた。
ナイフリッジの様な少しアスレチック的な場所もあるが、溝干山までの県境稜線は人気コースだけあり、とても快適に歩くことができる。
いいウォーミングアップになった。
溝干山からは県境稜線を外れ、マイナールートで長石山・紅皿山に向かう。
この道が面白かった!
薄い踏み跡、藪、ザレ場に岩場、適度な荒れ具合がとても楽しい!
ここ最近は雪山が多かったので、久しぶりにこの感覚を味わえた気がする。
しかし、この道を通らなければ長石山・紅皿山に登れないわけで、バリルートやハード目の道が苦手な人にとっては少しハードルの高い山なのかも知れない。
一旦、参詣橋脇の林道まで降り、那須ヶ原山まで登り返す。
しかしこの道が、さっきまで歩いた長石山・紅皿山の道とは正反対の超整備された物凄く歩きやすい道なのだ。
道もフラットで階段や休憩箇所も整備され、本当に致せりつくせりだった。
あまりのギャップに驚いたが、この先の長い行程のことを考えると、この登りでスタミナを温存できたのは凄く有難かった。
予定では那須ヶ原山でお昼休憩をするはずであったが、想像していたよりも風があり少し寒い。もう少し足を伸ばし、風のあまり当たらない暖かいところで休憩する事にした。
那須ヶ原山から唐木山・小笹山までは再びの県境稜線。
この区間は、朝に歩いた高畑山・溝干山に比べるとアップダウンも多く、道も少しハード目だった。
唐木山手前の風をしのげる林の中でご飯休憩をし、空腹を満たす。
暖かい食事で心もお腹も満たされた。幸せな気分になる。
小笹山で県境稜線を離れ、今度は長峰尾根へ進んでいく。
この道がとにかく超フラットでめちゃくちゃ歩きやすい。とにかく段差がほとんど無いのだ。
鈴鹿山脈の中でもこれだけ道がフラットで歩きやすい所はそうはないだろう。
長峰までは本当に楽をさせてもらった。
長峰から先はあまり歩く人が多くないのか、道が少しマイナールートっぽくワイルドな感じになっていく。
道幅の細い頼りなさそなトラバース道や、ルーファイが必須な支尾根。
特にバンドウ山から国道1号線に下っていく最後の下りは、きちんとルーファイしないとあっちこっちに行ってしまいそうな支尾根の連続、と言っては大げさか。
自分も気を付けてはいたが、分かっていても目的の尾根から外してしまった。
無事に国道に下っても、今回は約1時間の一般道歩きが待っている。
いつもそうだが、最後の一般道歩きというのは意外に疲れる。
しかも今回は距離にして約5km、時間にして約1時間だ。
まあ、自分が設定したルートだから文句は言えない。
今回は山行は距離にして約19km。
それほどハードなルートではなかったが、最後の一般道歩きが効いたのか、山行後の疲労感は結構なものだった。
最後に、この山行を計画するにあたり、
pochieさんの
https://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-2223102.html
rakugakuさんの
https://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-599042.html
上記のレポも参考にさせて頂きました。
ありがとうございました。
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