地蔵山(愛宕山三昧) ケーブル廃線跡−大杉谷
- GPS
- 05:57
- 距離
- 16.2km
- 登り
- 1,641m
- 下り
- 1,645m
コースタイム
沿面距離 約16km
天候 | 快晴 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2013年04月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
ケーブル廃線跡−案外しっかりしています。十年は大丈夫そう。 大杉谷コース、谷側滑落危険箇所あり。 |
写真
感想
愛宕山にはじめて登った時からその存在は知っていたケーブル廃線跡。
いつかは登ってみたい、山レコの記録にも度々登場し経年劣化が心配。そのうち立ち入り禁止になって登れなくなるかも、やるなら「いまでしょ!」
GWで大勢の人が愛宕山表参道スタートするのを尻目に一人寂しくケーブル廃線跡へ。いきなり「私有地につき立ち入り禁止」の看板とロープが、ゆるゆるな立ち入り禁止なので「一応警告しておきましたよ、行くなら自己責任で」と勝手に解釈し、ごめんなさい突破させていただくことに(^^;)
先陣の皆様の報告にもある通り、緩むことのない勾配が延々と続くのでオーバーペースは禁物、比較的早い段階から1のトンネル、2のトンネル、中は真っ暗。ヘッドランプを最初から用意しとけばよかった、リュックから出すのも面倒なのでそろりそろりと前進。3のトンネルは報告の通り内部崩壊につき右側巻き道へ、4のトンネルを超え、5のトンネル、このトンネルも報告通り内部崩壊につき右側巻き道へ、いきなりの急勾配が堪える、トンネル巻くだけなのになかなか出口が見えない、ちょっと心配になりかけたころやっと出口が・・・(5のトンエルはmy高度計によると入口440m−出口540m なんと標高差100mの長いトンネルでした)
谷に掛かった橋脚は写真で想像するよりしっかりしています。万が一谷に落ちても死なない程度の高さです。6のトンネルを超えあと一踏ん張り終着駅跡。
昔ケーブルで15分のところ今歩いて1時間、どっちが昔かわからない。
旧駅舎とホテルの遺跡?を見学「戦前は栄えていたんだろうな・・・ 今みたいに車もスマホもなくゆっくりした世の中だったんだろうな」とノスタルジックな気分に(^^)
愛宕山表参道7合目(水尾分岐)の少し先で表参道に合流後は勾配が緩んで身体が軽く感じアッという間に神社境内に到着。参道広場で小休止後、地蔵山へ足をのばすことに、「地蔵山まで3km」の案内板あり、ほぼ平行移動の3kmだから楽勝か?
愛宕山から地蔵山へはトレースははっきりしているが案内板、テープの類がないので枝道要注意、もっとも眼前に地蔵山が鎮座しているからそれを目指せばよい。
最後の登りだけ少し骨折って地蔵山到着、明るいけど展望なし。
道中展望のよい所が散見されたのでよしとしよう。
帰りはどこで昼食にするか迷ったが結局は明るく広いスキー場跡で昼食休憩。
余談になるが地蔵山から愛宕山に向かうとちょうど愛宕神社の裏になるわけだけど大きな看板に「入山禁止 図にのるな」と書いてある。「入山禁止」はわかるが「図にのるな」とはえらい高飛車な物言いだなと呆れる。火の用心でしこたま儲けて図に乗っているのはどっちかな?と毒を吐きたくなる。
休憩後は愛宕山三角点、ちょっとケチがついたけど愛宕神社参拝(今回は火迺要慎お札も賽銭もなし)と愛宕山三昧。
帰路は人の少ない大杉谷コース、上からなので第4.3.2.1と朽ちかけのベンチを目標に激下り、最後は空也の滝で愛宕山三昧完結の予定が少し先の林道に出てしまった。戻るのもなんなんでそのまま清滝へ。
今回、地蔵山までは距離があるので往きにケーブル廃線跡コースだと先に足を使ってしまって後半きつくなる気がします。ちょっと健脚向きコースかもしれません。
ケーブル廃線跡コース、自分の印象だと「いまじゃなくても」あと十年は大丈夫でしょう?
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