いよいよシーズン突入!ピーカン快晴の立山(雄山)!〜剱も槍も白山もみんな見えた絶景に声が出ちゃう!〜
- GPS
- --:--
- 距離
- 4.7km
- 登り
- 565m
- 下り
- 562m
コースタイム
天候 | 高曇りからピーカン快晴! |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2013年04月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
バス 自家用車
ケーブルカー(ロープウェイ/リフト)
|
コース状況/ 危険箇所等 |
この日は二日前に降った雪が適度に締まり、午後も気温が低かったため腐る事なく歩きやすかったです。 雨が降ったり気温が高くなると腐って歩きにくいと思います。 一ノ越から上は、10〜12本爪のアイゼンとピッケルは必須。 大汝に向かうルートは、夏道のトラバースルートは閉鎖されてます。(かなり危険) 行くには、山頂の奥宮の裏手を降りて行くルートになります。 出だしは狭くほぼ垂直。結構高度感があります。 黒部側への滑落に注意してください。 一応、ロープが張ってありました。 大汝は巨大な雪庇状態になってます。 通る場合はルートに注意してください。 富士ノ折立はブルーアイス状態になってるとの情報あり。 |
写真
感想
さて、今年もいよいよ山シーズンに突入でございます。
いろいろと行き先を考えてはいたが、やっぱり足慣らしにちょうどよく、アプローチも楽、少々天候悪くても大丈夫、晴れてれば絶景、となると、立山になっちゃうのである。
もひとつ理由があって、雪の剱岳を見に行きたかった!
昨年もシーズン初は立山だったが、天気悪くて何にも見えなかったので、今年こそは!
実はこの山行の前日、魚津しんきろうマラソンのハーフマラソンに参加してまして。
初のハーフマラソンながら、そこそこ満足のいくタイムを出し、かなりヘロヘロ。
今年は別山まで縦走したかったが、この状態ではとても無理なので、雄山ピストンまで。
いつもは始発ケーブルカーを目指して出発してたが、雄山までなら別にいいかってことで、6時頃出発し、8時半のケーブルカー。
これが後で結果オーライとなる。
富山に入った頃は、高曇りで、最初は見えていた剱岳も立山の徐々に山頂が雲に隠れて行く。
今年もガスの中になるのかなぁ、と半分諦めモード。
室堂に着くと、剱も雄山も雲は取れてたが、まだ高曇りでなんとなくスッキリしない。
見えてるだけましってことで出発。
二日前に結構雪が積もったらしく、それが二日間で程よく締まりアイゼンがしっかり食いつきものすごく歩きやすい。
朝一で雄山を目指した方と途中ですれ違ったのだが、一ノ越から上は強風で登頂を断念されたとのこと。
他の方も、朝早くに雄山まで登ったて来たけどガスで視界がよくなかったとか。
しかし、一ノ越に着くころには、天気は好天、素晴らしい青空が広がりだした。
先程すれ違った方は、景色は見えなかったと言ってたが、すでにガスは晴れ渡り、槍穂方面やら後立山方面はスッキリと見渡せる!
こりゃ絶景である。
遅めに出発したのが結果良かったのである。
しかし、やはりここに来ると風が強い。
室堂辺りはほぼ無風だったのに。
まぁ、昨年はさらに真っ白だったのに比べたら、この青空は最高でしょ。
このくらいの風なんて問題なし!
てことで雄山を目指す。
ここからは雪と氷と岩のミックス。
雪は固くなっており、キックで蹴り込むことも不可能。
10〜12本爪のアイゼンは必須。
今シーズン初の登山、しかも3000m。
呼吸が保つかなぁ?と思ってたが、最近、マラソンの練習で結構走ってたのもあって、以外と呼吸は乱れず。
ハーフマラソンの翌日だというのに、足も順調に動く。
お〜、ジムトレを含めた、日頃のトレーニングの成果が出てるぜ。
夏と変わらないタイムで雄山山頂到着。
いやぁ、こりゃもう絶景ですわ!
二日前に降った新雪のおかげで、一面はピュアホワイトな世界!
しかも抜けるような青空!
思わず声が出ちゃう。
早速、雄山神社奥宮に向かう。
と、奥宮を見ると、その直下辺りから黒部側にドロップインしようとするスキーヤー&ボーダー。
え〜、ここから行くんですかぁ? マジでぇ?
って、辺りを見ると結構滑った跡がある。
すごいなぁと思いつつ、自分も滑ってみたい衝動が。。。
奥宮に登ると、360度の大パノラマ!
北アルプスが全部見える!
念願だった白く纏った剱岳もご機嫌な顔を出している。
地元、白山まで見えるではないか。
あ〜、来て良かった!
これを見たかったのだ!
美しいという言葉だけでは足りないほどの景色である。
せめて大汝まで行こうかと思ったが、その大汝は巨大な雪庇に包まれている。
行って行けない事はなかったが、この天気でここまで来れただけで十分。
無理はすまい。
この季節、大汝に向かうには、奥宮の裏側から降りて行くことになるのだが、これは結構降りるの怖いな。。。
でも、目の前でスキー担いで降りて行った人もいるんだが。。
凄いよね。
神社にお参り、剱岳にもお参りしたあと、昼食。
風よけのため、社務所の影でコンビニおにぎりを食べ、魔法瓶に入れてきた熱い紅茶を飲む。
ほんと、こんな状況で食べるコンビニおにぎりは、どんな高級料理よりも美味しいよね。
名残惜しみつつも下山。
雪は腐らず結構締まったままなので、歩行には問題なし。
途中、山崎カールや浄土山から雄叫びを上げながら滑り降りるスキーヤー&ボーダー。
いやぁ、その気持ちわかるよ。
声、出ちゃうよねぇ。
アルペンの板&ブーツしか持ってないけど、来年は担いで登ってみようか。
室堂に戻ってから、ついでに雪の大谷を見学。
今年は18mだとか。
もうちょっと低いように見えたが、融けたのか?
まぁ、たしかに見た目で昨年よりは多いのがわかる。
下山のあとは吉峰グリーンパークの温泉でまったり。
ここの露天風呂は最高である。
今年はさい先よいスタートを切れた。
残雪期にあと二つか三つくらいはどこか登りたいものである。
ところで。
先にも書いた魚津しんきろうマラソン。
ものすごく晴れた爽やかな日だったのだが、この日の帰りの景色も素晴らしかった。
剱・立山連峰が屏風のように大迫力で連なっているのである。
いいなぁ、富山のこの景色。
思わず、ちょっと上市をうろうろし、剱岳の景色を堪能してしまった。
で、高岡辺りでちょうど日没のタイミングになったので、雨晴の海岸に。
海の上に浮かぶ、立山連峰のアーペンロートも見る事が出来た。
その写真も一緒に掲載しておきます。
(ちなにみ、カメラマンだらけでした(笑))
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