白山

2015年07月15日(水) [日帰り]

• GPS: --:--
• 距離: 24.4km
• 登り: 1,926m
• 下り: 1,926m

アクセス

利用交通機関：

自家用車

写真

7/15 3:47

呆然と佇む3：45。目をこする。こすっても消えない通行止表示。

7/15 4:18

薄闇の中、浮かび上がる世界遺産の白川郷を知るかと華麗にスルーする贅沢。

7/15 4:39

旧白山スーパー林道に4：40到着。
通行時間7：00〜18：00

7/15 5:59

6：00、日はすっかり登り、梅雨の晴れ間と言うには見事に晴れ過ぎな青空が輝く。悲しい。こんなの見たら帰ることなんかできない。やっぱり登ろうと決意。

7/15 8:42

頭文字D的に峠を攻め（しかし車は軽）、なんとか目標だった9時前、8：45に別当出合駐車場到着。

7/15 8:43

駐車場から登山口まで少々登る。

7/15 8:51

別当出合休憩所。水洗トイレに更衣室、自販機ももちろんある立派な休憩所。これ下山後すぐコーラ飲めるやつや！

7/15 8:51

広々とした登山口。立派な遅出だけど、まだこれから登ろうという人もぼちぼちいた。

7/15 8:53

若干距離の短い砂防新道を行くことにする。

7/15 8:53

登山口の鳥居をくぐってすぐ、立派な吊り橋を渡る。

7/15 9:21

森に囲まれた、雰囲気のよい登山道。

7/15 9:27

ときおり望める展望も滅法よくて、気分は上がっていく。来てよかった！

7/15 9:32

中飯場。

7/15 9:32

水道、トイレ、ベンチあり。

7/15 9:50

空はとんでもなく綺麗。でも午後からは雲が出るので、この時間帯が一番よかったのかもしれない。日は容赦なく照りつけ、暑い暑い。

7/15 10:14

別当覗。

7/15 10:14

下まで覗き込めそうなんだけど、恐いのと、暑いのと、バテ始めて歩くのめんどいので覗き込まない。

7/15 10:36

木道。

7/15 10:52

残雪が少々。相当溶けていて、踏み抜きそうで恐ろしい。

7/15 11:05

甚之助避難小屋。2010年に建てられた綺麗な建物。水道、水洗トイレあり。

7/15 11:36

避難小屋を過ぎ、十二曲がりのくねくね道を登っていく。随分雲が増えてきた。

7/15 11:44

ところどころ雪が残る。
今はお花のシーズン。十二曲がり周辺ではお花が咲き乱れていた。以下お花。

7/15 11:49

7/15 11:51

7/15 12:02

7/15 12:04

7/15 12:10

7/15 12:12

7/15 12:13

お花を愛でているうちに結構登った。

7/15 12:14

白山延命水。延命っつーんで、チョロチョロ染み出す水を一口含んだ。少々寿命は延びただろうか。背負ってる水は暑さでぬるいので、冷たい水は美味しい！

7/15 12:21

あと少しで十二曲がりが終わる！　十二どころのカーブじゃなかったと思うんだけど。

7/15 12:24

観光新道と合流。

7/15 12:26

広々とした草原！！

7/15 12:28

ここまでの疲れも、すべて吹き飛ぶような美しい景色。これが見られただけで、来た甲斐があったというもの。

7/15 12:45

正午を過ぎ、室堂が近付くにつれ、不穏な雲が押し寄せる。

7/15 12:50

唐突に室堂ビジターセンターが現れた！！　何これびっくりするわデカいし！！

7/15 13:07

バッジを買ってちょっと休憩し、ビジターセンターを通り抜けて最高峰の御前峰へ向かう。お社を新造中。

7/15 13:08

正面に見えるのが御前峰。

7/15 13:10

振り返れば室堂。しかしでっかいなあ。こんな場所にこんな規模の建物なんて、大したもんだ。

7/15 13:34

高天ケ原。山頂に向かう道は石が積まれ、綺麗に整っている。

7/15 13:46

室堂が小さくなってきた。

7/15 13:55

山頂直前のお社。登頂のお礼と下山の無事をお参り。

7/15 13:58

登頂。予定通りとはいえ、もうちょっと早く登れたらなあ。こんなに雲は出なかっただろうに。

7/15 13:56

室堂側から雲が押し寄せてきた。時間も余裕がないし、早々に下山を開始。

7/15 14:19

下山途中、山の上に水平に、ぷか〜んと帯状の雲が出ていた。おもしろーい。

7/15 14:51

17：00までに下りたいので、とにかく急ぐ！　毎回下山のとき、よくこんな道を通って来たよな〜と思う。

7/15 15:27

甚之助避難小屋まで下りてきた。でも人がいっぱいだし、かなり膝にダメージがきていたので、もう少し下ってから休憩を取ることにする。

7/15 16:16

中飯場。行動時間が7時間を過ぎると、はっきりわかるほど疲労が濃くなる。ザックをおろして休憩していると、身体がどっとだるくなる。しかも相当脱水していてバテているので、無理矢理残ってたおにぎりを食べる。

7/15 16:52

16：50、なんとか予定通り戻ってこれた〜！　そしてすぐコーラ。神様ありがとう。コーラのある時代に私を産み出してくれて。

7/15 18:48

帰り道、「白峰温泉　総湯」へ。

撮影機器：

PowerShot S120 CANON

iPhone 5s Apple

感想

じゅん

今年の梅雨はしっかり梅雨で、なかなか晴間が現れない。そんな中での貴重な晴れ予報が出ていた白山へ行くことにした。が！

ひるがのSAで仮眠を取り、コースタイム八時間半に備えて早出の準備は万端……のはずが呆然と佇む3：45。目をこする。こすっても消えない通行止表示。ど〜しよ〜ど〜しよ〜とひたすら悩む。ここで半分以上気持ちは挫けてしまった。反対側の登山口に回るのに二時間半。出発6時台ならなんとかなるか。とりあえず行くだけ行ってみようか。

薄闇の中、浮かび上がる世界遺産の白川郷を知るかと華麗にスルーする贅沢。そんなに登山って大事か。白川郷通過か。なんか虚しい。
迂回路の有料道路、白山白川郷ホワイトロード、旧白山スーパー林道に4：40到着するも、通行できるのは7：00から。挫けたものの半分は残っていた気持ちは砕け散り、登る気はほぼなくなる。しかしすぐ取って返すには心が疲れてしまったので、少し休憩することにする。が、6：00になり日はすっかり昇り、梅雨の晴れ間と言うには見事に晴れ過ぎな青空が輝くのを見ると、帰ることなんかできない。やっぱり登ろうと決意。

バビューンとぶっとばし別当出合駐車場到着。主に週末は通行規制があってここまで自家用車は入れないが、この日は平日なので入れた。駐車場は7割ほど埋まってただろうか。時間も遅いしね。

さてこのルート上にあったトイレは別当出合休憩所も含め、全てチップ制なんだけど、誰もチップ入れてる人を見なかった。私の考えとしては、トイレチップってのは募金的なポジションではなく、無人販売所の野菜に払う代金みたいなもんだと思っている。使うなら払うのは当たり前っていう。小銭出すのがめんどいから、どっかでまとめて払ったとか？　いやいや、そんな雰囲気の人たちじゃなかったね。とりあえず今回私の周囲にいた人たちで、いい感じの人ってほとんどいなかった。挨拶もしない。道を譲っても無言。人気の山ではありがちなことだけど。
山頂では煙草吹かして寛いでるオッサンもいたしね。なんで？　なんで山頂でタバコ吸ってんの？　なんで狭い山頂で、みんなが休みたい場所で、余韻に浸りたい場所でタバコ吸ってんの？　臭いっつのほんと鬱陶しい。こっちはイレギュラー連続で不機嫌なんだい！

いろいろあったが無事下山。予想はしていたけど、とにかく暑くて暑くて、久々にバテてしまった今回の山行。でも途中の展望は素晴らしく、結果的には行って良かった。この時期、ちゃんとアプローチのリサーチをしてから行くべしという教訓も得たのである。
帰り道、「白峰温泉　総湯」へ。小ぢんまりとしているけど、新しくて綺麗だった。でも洗面所にティッシュがなかった。。不便じゃない？