天明山・櫟原・裏の谷磨崖仏

2021年02月13日(土) [日帰り]

• GPS: 05:19
• 距離: 11.7km
• 登り: 644m
• 下り: 583m

コースタイム

日帰り

• 山行: 5:08
• 休憩: 0:11
• 合計: 5:19

距離 11.7km 登り 652m 下り 589m

11:11 熊野神社
12:41 12:42 アキグミの橋
15:46 15:56 峯腰痛地蔵尊
16:19 生駒山口神社
16:30 元山上口駅

天候

晴れ

アクセス

利用交通機関：

電車 バス

往路：近鉄バス・楽音寺バス停
復路：近鉄奈良線・元山上口駅

コース状況／危険箇所等

お気楽なハイキング道ではありません。

写真

2/13 12:42

あきぐみの橋から縦走道へバイパスします。

2/13 12:45

ツツジのトンネルから尾根へ出た。急斜面です。

2/13 12:50

ちょいヤブっぽいところを経て、府営林の看板が立つ尾根上に到着。

2/13 12:52

縦走路をおとなしく歩くと思ったら大間違い。ここから旧ハイキング道へ。

2/13 12:54

落ち葉フッカフカで、折れ枝いっぱい。とても歩きにくいけど、昔の道はよっきー。

2/13 12:57

ちょい不明瞭な個所。恐らく崩落したのだと思います。

2/13 12:59

倒木をかき分けると再び道が現る。

2/13 13:00

写真左手の斜面は、天明山の頂上です。

2/13 13:01

直進すると現在のハイキング道手前で行き止まり。ヤブの向こうで歓声が聞こえる。

2/13 13:03

斜面を登り返して天明山の頂上を踏む。

2/13 13:03

「関西山越の古道（中庄谷直 著）」で紹介された「天明山」

2/13 13:05

回り込んでハイキング道へ出ると、バリケードのように木々を積み上げてました。

2/13 13:07

天明山からのルートは、この先の尾根道に続いていたと思われます。

2/13 13:21

櫟原に入ったので、堂々とバーナーを使えます。今日も山ラーメン。

2/13 13:34

麺がある程度減ったところで、おにぎり投入。

2/13 13:35

もう一度煮込む。今日はスプーン持ってきたぞー。

2/13 14:01

さて、櫟原の尾根道歩きを堪能しましょ。先にマウンテンバイクが走っていきました。

2/13 14:02

おお、三角点に新しいプレート。最近、歩く人増えてる証拠ですね。

2/13 14:02

四等三角点・鳴川峠にタッチ。点名のルールはよく分かりませんね。

2/13 14:04

真っすぐ北に伸びる尾根道。かつて歩いたことがありますよ。最後は鳴川谷に着地します。

2/13 14:18

実線ルートの分岐する阪奈線67号への鉄塔巡視路。

2/13 14:20

眼下には湿地帯。かつての棚田跡ですね。

2/13 14:24

倒木で通せんぼ。バイク禁止だそうです。MTBは？

2/13 14:28

着きました。櫟原五辻です。

2/13 14:28

テープにも五辻と書いてる。真ん中の折れ枝いっぱいの道を下ります。

2/13 14:31

この木は重要な目印。ここで、谷筋を離れる。チェーンソーの音がするなぁ。大丈夫？

2/13 14:32

うわっ！ 豆粒みたいな溜池が伐採林で埋め尽くされた。かわいそー。

2/13 14:34

辺りは一変しました。ほとんど伐採されて、辛うじてマーキングした木が残ってた。

2/13 14:34

明るくなりましたね〜。

2/13 14:35

このテープはPoint of no return のマーキング。ここまで来たら行くのみ。

2/13 14:38

ここは分岐です。鳴川三角点の尾根道から降りてきます。かつては、この区間だけ通行不可だった。。。

2/13 14:44

着いた？　お地蔵さんはどこ？

2/13 14:46

ナンジャコレ？上から笹竹を切り落としたな。バチが当たるで。

2/13 15:11

積み上がった笹竹を全部取り除いて、参道を明瞭にしました。どうぞ今のうちにお参りください。

2/13 15:13

しかし、切ってくれたおかげで、この角度で撮影出来ました。

2/13 15:13

ズームアップ。

2/13 15:14

正面下から。　この3枚はiPhone12 ProのAppleProRAWで撮影。

2/13 15:15

峯垣内から登ってる来ると、先ほどの笹竹が積み上がってます。棚田跡から迂回してね。その内腐って来るから。

2/13 15:17

棚田から回り込んで、ここで横断すると峯垣内へ下れるはずです。赤テープもありました。

2/13 15:25

逆向きに山を登って三角点にタッチ！

2/13 15:25

四等三角点・鳴川です。ここは方角を見失いやすいので、注意な。彷徨うと出てこれなくなるよ。

2/13 15:30

この分岐を下ると、写真46の地点へ合流出来ます。今日はこの上で伐採やってるので、尾根道から戻ります。

2/13 15:36

櫟原五辻に戻ってきました。

2/13 15:49

峯の腰痛地蔵さんです。お久しぶり。

2/13 15:59

美ノ谷方向を眺める。

2/13 16:00

真下に正楽寺さん。ここも久安寺みたいな空中都市ですね。

2/13 16:14

途中のお地蔵さん。

2/13 16:19

櫟原川、神前橋下に生駒山口神社の禊ぎ場と磨崖御幣陰刻石

2/13 16:30

立派な道標です。移築らしいですが。。。

撮影機器：

Pixel 4a Google

iPhone 12 Pro Apple

装備

MYアイテム

Ikoma Nature Walk

重量：0.19kg

感想

Ikoma Nature Walk

https://ikomasekibutsu.blogspot.com/2019/03/uranotani-magaibutsu.html

「裏の谷磨崖仏」で知られるお地蔵さんは、かつては畑を見下ろす場所にあって、朝な夕なに仰ぎ見る存在だったのでしょう。棚田はいつしか人を寄せ付けないほどびっしりと笹竹に覆われて、お地蔵さんに手向ける花は絶えて久しい。初めて訪問したのは2014年3月のこと。それから毎年訪問して、YAMAPで初めて紹介した頃も、ほとんど訪問者はなかったように思いますが、ここ最近は沢山の方がお参りされています。

2014年の記録
https://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-411831.html

その頃の記録と比較すると、周辺の様子は一変しました。今日も五辻に着くと、チェーンソーの音や木が倒れる音が鳴り響き、かつての溜池は跡形もなく。。。

山を切り崩して開発するのは世の常。昔から人は何かしら自然と向き合ってきたのです。宅地化やゴルフ場建設も「ありよりのあり」です。しかし、メガソーラーとは情けない。ババ掴みなことは間違いない。ホントにメガソーラーなの？

お地蔵さんは、きっと覆い屋でも頂戴して、参拝者も増えることでしょう。悪いことばかりではないけれど、、、