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Yamareco

記録ID: 2927112
全員に公開
山滑走
谷川・武尊

神楽ヶ峰 かぐらBCエリア

2021年02月14日(日) [日帰り]
 - 拍手
体力度
2
日帰りが可能
GPS
03:44
距離
9.7km
登り
687m
下り
1,209m
歩くペース
標準
1.01.1
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

日帰り
山行
2:40
休憩
0:56
合計
3:36
10:30
10:31
11
10:41
10:42
9
10:51
10:51
2
10:53
10:53
12
11:05
11:26
14
11:40
11:42
94
13:16
13:49
13
14:03
ゴール地点
天候 快晴 春の陽気
過去天気図(気象庁) 2021年02月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
かぐらスキー場 休日駐車料金1,000円
チケットは神田スポーツ祭りで購入した前売り券を消化利用
コース状況/
危険箇所等
2/21 折角なので14日のログで紹介レコ書いてみました。通い慣れたホームゲレンデです。

かぐらBCエリアと呼ばれ、スキー場トップからアクセス出来ます。概ね標高1600以上なので雪質も良く、根子岳ほどではないですが穏やかな地形です。高原と表現したほうが良いかも。
ニセコのようにいくつかルールがあり、

・ゲレンデ管理区域の外に出る際は必ず、第5ロマンスリフト(通称5ロマ)に設置されているKG-1ゲートにて登山届を提出。下山時に電話。
・神楽ヶ峰の西面、棒沢一帯、清八沢左岸斜面、霧の塔より北側は立入禁止。区域マップはこちらのリンクより登山計画書をダウンロード。
他ルールも下記参照
https://www.princehotels.co.jp/ski/kagura/winter/coursemap/safety.html

KG-1ゲートには係員がいてアドバイスいただけると共に、ビーコンチェッカーがあります。送信モードに入れて近づけば青信号が点灯します。

一度提出してゲレンデコースへの復帰時間を告げれば登り返しプランもOKです。KG-1からおかわりしたい場合は登山計画書の右上あたりに「2回目あり」等と書いておくと、それで受理してくれます。公式には載ってないのですが、いくつかアイテナリーラン(BCモデルコース)があり、BCガイドツアーでも使われています。最初はツアーに参加してみるのも手です。

・中ノ芝沢
中尾根の頭から少し中尾根を下り、雪庇と雪崩リスクに注意しつつ程よいところで右手にドロップすると無木立の大斜面で、そのまま中ノ芝沢へ吸い込まれます。沢なのですが毎シーズンここの上部は雪たまりのパウダーボウルで、多くのシュプールがつきます。右岸の尾根が末端となり沢地形が合流したところで、右手の木立へトラバースしていくとメインゲレンデの迂回圧雪コースに合流。沢筋の行き過ぎに注意して下さい。
この中ノ芝沢へは5ロマからトラバース滑走で入る人が後を絶ちませんが、途中に雪崩リスクの高い区間があり禁止の注意書きがあります。

・中尾根
尾根滑走もできますが、北面が斜度のある針葉樹林帯になっておりパウダーツリーランが楽しめるエリア。清八沢ボトムまでは行かずにトラバース気味に、中尾根の末端まで林間を落として行きます。末端からは中ノ芝沢を渡ってゴンドラステーションに復帰するので、寡雪で沢割れしている場合はKG-1でも許可おりません。

・反射板
神楽ヶ峰頂上からスタートでき、ここも中ノ芝沢と同じく定番コース。展望は一番良くて晴れると気持ち良いです。神楽ヶ峰頂上の肩から東に延びる、緩やかな尾根上を滑っていくと小さなピーク(ポコ)があり左をトラバース。抜けると反射板があり、その先は北面がツリー、東面がオープンバーン、南面が疎林となっています。北〜東へ落として行くと田代落としに合流して田代第8ロマンスリフト(8ロマ)へ、南へ落としていくと三ノ沢となって田代第6ロマンスリフト(6ロマ)に出ます。西面は雪崩ゾーンなので迷い込まないよう注意。三ノ沢は左岸が緩やかな台地になっていて沢割れの心配がなく、上の斜面には静かなブナ林が広がっていて個人的には好きです。

・田代落とし
5ロマのある尾根の南側に広がる広大な疎林斜面で、神楽ヶ峰からスタート出来ますがKG-1からハイクアップなしでも入れます。斜度も緩く、プルークでも非圧雪コースを安定して滑れる人なら問題ないです。四ノ沢の左岸斜面を斜めにまっすぐ滑っていく感じで最後は8ロマのトップに出ます。林間エキスパートコースから流れてくる人もいますが、管理区域外であることに変わりはないです。

https://www.princehotels.co.jp/ski/kagura/winter/coursemap/pdf/route_plan.pdf
春板のテスト。DYNASTAR Vertical Bear 162cm/80mm 片足1100g
2021年02月14日 10:33撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark II, Canon
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2/14 10:33
春板のテスト。DYNASTAR Vertical Bear 162cm/80mm 片足1100g
トレースつけてみます。軽板のせいかよく浮く
2021年02月14日 10:35撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark II, Canon
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2/14 10:35
トレースつけてみます。軽板のせいかよく浮く
みんなの足跡に合流。神楽ヶ峰へ
2021年02月14日 10:49撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark II, Canon
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2/14 10:49
みんなの足跡に合流。神楽ヶ峰へ
こちらが田代落とし
2021年02月14日 11:00撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark II, Canon
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2/14 11:00
こちらが田代落とし
神楽ヶ峰頂上。雪庇に注意しつつシールで登れます
2021年02月14日 11:11撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark II, Canon
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2/14 11:11
神楽ヶ峰頂上。雪庇に注意しつつシールで登れます
神楽ヶ峰からは苗場山が目の前
2021年02月14日 11:10撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark II, Canon
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2/14 11:10
神楽ヶ峰からは苗場山が目の前
手前の尾根を行くのが反射板コース。右下の棒沢へは入れません
2021年02月14日 11:16撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark II, Canon
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2/14 11:16
手前の尾根を行くのが反射板コース。右下の棒沢へは入れません
尾根を滑ってきて振り返る。なだらか
2021年02月14日 11:32撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark II, Canon
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2/14 11:32
尾根を滑ってきて振り返る。なだらか
小さなピークを左から巻いて滑る
2021年02月14日 11:40撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark II, Canon
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2/14 11:40
小さなピークを左から巻いて滑る
振り返って
2021年02月14日 11:41撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark II, Canon
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2/14 11:41
振り返って
すると反射板に出ます。休憩には絶好の展望台
2021年02月14日 11:42撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark II, Canon
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2/14 11:42
すると反射板に出ます。休憩には絶好の展望台
その先、東面はオープンバーン
2021年02月14日 11:44撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark II, Canon
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その先、東面はオープンバーン
南面へ。この日はフィルムクラストで快適な春雪
2021年02月14日 11:48撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark II, Canon
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2/14 11:48
南面へ。この日はフィルムクラストで快適な春雪
疎林帯をトラバース気味に三ノ沢へ落としていく
2021年02月14日 11:50撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark II, Canon
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2/14 11:50
疎林帯をトラバース気味に三ノ沢へ落としていく
三ノ沢に着地。沢には穴空いてますが
2021年02月14日 12:02撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark II, Canon
2/14 12:02
三ノ沢に着地。沢には穴空いてますが
左岸が台地になっており、リフト乗り場まで安心の下り
2021年02月14日 12:02撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark II, Canon
2/14 12:02
左岸が台地になっており、リフト乗り場まで安心の下り
滑り下りて6ロマリフト。トップから再び
2021年02月14日 12:22撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark II, Canon
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2/14 12:22
滑り下りて6ロマリフト。トップから再び
シール貼って登り返し。6ロマのトップからは標高差150mほどで反射板に登れます
2021年02月14日 12:31撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark II, Canon
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2/14 12:31
シール貼って登り返し。6ロマのトップからは標高差150mほどで反射板に登れます
原生林の良いルートです
2021年02月14日 12:54撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark II, Canon
2/14 12:54
原生林の良いルートです
再び反射板へ。バックは谷川連峰
2021年02月14日 13:15撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark II, Canon
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2/14 13:15
再び反射板へ。バックは谷川連峰
反射板。何の電波を反射してるのかは不明。。
2021年02月14日 13:18撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark II, Canon
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2/14 13:18
反射板。何の電波を反射してるのかは不明。。
反射板の北面はツリー。東へ滑る人が大半で面ツルの穴場
2021年02月14日 13:20撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark II, Canon
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2/14 13:20
反射板の北面はツリー。東へ滑る人が大半で面ツルの穴場
重パウダーですがこの日も残ってました
2021年02月14日 13:55撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark II, Canon
2/14 13:55
重パウダーですがこの日も残ってました
ツリーランを抜けると四ノ沢を渡り、田代落としに合流
2021年02月14日 13:58撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark II, Canon
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2/14 13:58
ツリーランを抜けると四ノ沢を渡り、田代落としに合流
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コメント

詳しいですね!
taksizmさん、初めまして。
今回ボクは、初かぐら だったためツアーキャンプに参加しましたが、本来はガイドレスで行きたい場所でした。

とても詳しいですね。参考になります。
クマ
2021/2/21 17:06
Re: 詳しいですね!
kuma-sanさん
遠路遥々おつかれさまでした!14日、反射板既に滑った跡多かったの不思議には思っていたのですが、ロープウェイ止まってる間に田代側から楽しまれてたんですね!反射板の面ツル堪能されたのではないでしょうか

BCエリアは開催ツアーは多いものの個人のネット情報量少なくて、結構クローズドだなと思ってます。私もやっと掴めた感じですが、レコでお役に立てたら嬉しいです
2021/2/22 13:29
プロフィール画像
ニッ にっこり シュン エッ!? ん? フフッ げらげら むぅ べー はー しくしく カーッ ふんふん ウィンク これだっ! 車 カメラ 鉛筆 消しゴム ビール 若葉マーク 音符 ハートマーク 電球/アイデア 星 パソコン メール 電話 晴れ 曇り時々晴れ 曇り 雨 雪 温泉 木 花 山 おにぎり 汗 電車 お酒 急ぐ 富士山 ピース/チョキ パンチ happy01 angry despair sad wobbly think confident coldsweats01 coldsweats02 pout gawk lovely bleah wink happy02 bearing catface crying weep delicious smile shock up down shine flair annoy sleepy sign01 sweat01 sweat02 dash note notes spa kissmark heart01 heart02 heart03 heart04 bomb punch good rock scissors paper ear eye sun cloud rain snow thunder typhoon sprinkle wave night dog cat chick penguin fish horse pig aries taurus gemini cancer leo virgo libra scorpius sagittarius capricornus aquarius pisces heart spade diamond club pc mobilephone mail phoneto mailto faxto telephone loveletter memo xmas clover tulip apple bud maple cherryblossom id key sharp one two three four five six seven eight nine zero copyright tm r-mark dollar yen free search new ok secret danger upwardright downwardleft downwardright upwardleft signaler toilet restaurant wheelchair house building postoffice hospital bank atm hotel school fuji 24hours gasstation parking empty full smoking nosmoking run baseball golf tennis soccer ski basketball motorsports cafe bar beer fastfood boutique hairsalon karaoke movie music art drama ticket camera bag book ribbon present birthday cake wine bread riceball japanesetea bottle noodle tv cd foot shoe t-shirt rouge ring crown bell slate clock newmoon moon1 moon2 moon3 train subway bullettrain car rvcar bus ship airplane bicycle yacht

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