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Yamareco

記録ID: 2928325
全員に公開
積雪期ピークハント/縦走
中央アルプス

経ヶ岳。静寂

2021年02月14日(日) [日帰り]
 - 拍手
体力度
4
1泊以上が適当
GPS
09:56
距離
13.6km
登り
1,516m
下り
1,514m
歩くペース
標準
0.91.0
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

日帰り
山行
9:00
休憩
0:47
合計
9:47
距離 13.6km 登り 1,516m 下り 1,516m
7:22
77
8:39
121
10:40
10:41
75
11:56
12:00
14
12:14
12:16
11
12:27
12:28
38
13:06
13:32
33
14:05
14:06
6
14:12
14:13
13
14:26
33
14:59
15:09
51
16:00
59
16:59
17:00
9
17:09
ゴール地点
天候 晴れ
過去天気図(気象庁) 2021年02月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
コース状況/
危険箇所等
 ここ数日の間に入山者があったようで、トレース明瞭、ありがたい。
 四合目に近づくにつれ、斜面を進む狭い登山道全面に氷がはりついている区間が随所にあり、とても厄介。手がかりが笹だけという場所も多く苦戦続き。数メートル進むだけでもかなり時間を要した。軽アイゼンを携行していればと思うも、本日は、軽アイゼンのみの方がよかったかもしれない。やはり、土と氷の交互路は悩ましい。
 六合目からは林内登山道で、雪がつながった。
仲仙寺。ここより出発。
誰もおらず、とても静かな朝
2021年02月14日 07:10撮影 by  Canon EOS M3, Canon
2
2/14 7:10
仲仙寺。ここより出発。
誰もおらず、とても静かな朝
仲仙寺の境内から、眼下を眺める。朝陽漏る
2021年02月14日 07:12撮影 by  Canon EOS M3, Canon
2/14 7:12
仲仙寺の境内から、眼下を眺める。朝陽漏る
登山道の様子
2021年02月14日 07:42撮影 by  Canon EOS M3, Canon
2/14 7:42
登山道の様子
笹が繁茂しているところがあったり
2021年02月14日 08:26撮影 by  Canon EOS M3, Canon
2/14 8:26
笹が繁茂しているところがあったり
登山道全面に張り付く雪。凍っていて、とても厄介。足だけの歩行では危ない。手がかりを求めるが少ない
2021年02月14日 08:29撮影 by  Canon EOS M3, Canon
1
2/14 8:29
登山道全面に張り付く雪。凍っていて、とても厄介。足だけの歩行では危ない。手がかりを求めるが少ない
なんとか四合目に到着。
2021年02月14日 08:34撮影 by  Canon EOS M3, Canon
2/14 8:34
なんとか四合目に到着。
青空が広がってきた
2021年02月14日 08:36撮影 by  Canon EOS M3, Canon
1
2/14 8:36
青空が広がってきた
五合目に到着。
行く手を見ると、まだ狭い登山道が続いており、ここで、アイゼンを付けることに。
2021年02月14日 09:15撮影 by  Canon EOS M3, Canon
2/14 9:15
五合目に到着。
行く手を見ると、まだ狭い登山道が続いており、ここで、アイゼンを付けることに。
五合目での樹林の眺め
2021年02月14日 09:26撮影 by  Canon EOS M3, Canon
2/14 9:26
五合目での樹林の眺め
まだ雪が残っている箇所があったが。
アイゼン歩行なので、楽になった
2021年02月14日 09:38撮影 by  Canon EOS M3, Canon
2/14 9:38
まだ雪が残っている箇所があったが。
アイゼン歩行なので、楽になった
六合目以降は、登山道は林内となり、雪が繋がった
2021年02月14日 09:45撮影 by  Canon EOS M3, Canon
2/14 9:45
六合目以降は、登山道は林内となり、雪が繋がった
七合目に到着。三時間ほど費やしている
2021年02月14日 10:26撮影 by  Canon EOS M3, Canon
2/14 10:26
七合目に到着。三時間ほど費やしている
展望が開けた。半雲海のような眺め。
緊張も、一気にほぐれるというもの
2021年02月14日 10:33撮影 by  Canon EOS M3, Canon
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2/14 10:33
展望が開けた。半雲海のような眺め。
緊張も、一気にほぐれるというもの
なかなかすばらしいです。
先へと進む
2021年02月14日 10:32撮影 by  Canon EOS M3, Canon
4
2/14 10:32
なかなかすばらしいです。
先へと進む
やっと上空が開けてきた。もうすぐ八合目だろう。
抜けるような青空
2021年02月14日 11:28撮影 by  Canon EOS M3, Canon
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2/14 11:28
やっと上空が開けてきた。もうすぐ八合目だろう。
抜けるような青空
八合目に到着。
展望が開けた
2021年02月14日 11:34撮影 by  Canon EOS M3, Canon
1
2/14 11:34
八合目に到着。
展望が開けた
先ず、目を引くのが御嶽山
2021年02月14日 11:40撮影 by  Canon EOS M3, Canon
4
2/14 11:40
先ず、目を引くのが御嶽山
展望中鮮明度一番
2021年02月14日 11:40撮影 by  Canon EOS M3, Canon
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2/14 11:40
展望中鮮明度一番
近い、どでかい、すばらしい
2021年02月14日 11:40撮影 by  Canon EOS M3, Canon
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2/14 11:40
近い、どでかい、すばらしい
となりに霞み気味の白山
2021年02月14日 11:41撮影 by  Canon EOS M3, Canon
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2/14 11:41
となりに霞み気味の白山
遠くに妙高三山
2021年02月14日 11:42撮影 by  Canon EOS M3, Canon
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2/14 11:42
遠くに妙高三山
高ボッチ、鉢伏、美ヶ原方面でしょうか
2021年02月14日 11:44撮影 by  Canon EOS M3, Canon
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2/14 11:44
高ボッチ、鉢伏、美ヶ原方面でしょうか
北八ツ方面
2021年02月14日 11:44撮影 by  Canon EOS M3, Canon
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2/14 11:44
北八ツ方面
蓼科山、北横岳
2021年02月14日 11:45撮影 by  Canon EOS M3, Canon
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2/14 11:45
蓼科山、北横岳
とりわけ白いのは、車山、霧ヶ峰だろう。
雪が積もり残る地形なのだろう
2021年02月14日 11:45撮影 by  Canon EOS M3, Canon
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2/14 11:45
とりわけ白いのは、車山、霧ヶ峰だろう。
雪が積もり残る地形なのだろう
南八ヶ岳方面
2021年02月14日 11:45撮影 by  Canon EOS M3, Canon
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2/14 11:45
南八ヶ岳方面
アップで
2021年02月14日 11:45撮影 by  Canon EOS M3, Canon
6
2/14 11:45
アップで
もう一枚アップを
2021年02月14日 11:45撮影 by  Canon EOS M3, Canon
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2/14 11:45
もう一枚アップを
南アルプスも
2021年02月14日 11:46撮影 by  Canon EOS M3, Canon
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2/14 11:46
南アルプスも
北岳
2021年02月14日 11:47撮影 by  Canon EOS M3, Canon
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2/14 11:47
北岳
塩見
2021年02月14日 11:47撮影 by  Canon EOS M3, Canon
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2/14 11:47
塩見
南アルプス南部の山々
鮮明度がイマイチ
2021年02月14日 11:48撮影 by  Canon EOS M3, Canon
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2/14 11:48
南アルプス南部の山々
鮮明度がイマイチ
さらに南部
2021年02月14日 11:48撮影 by  Canon EOS M3, Canon
1
2/14 11:48
さらに南部
ということで、展望の良い場所でした。
そろそろ出発。
2021年02月14日 11:49撮影 by  Canon EOS M3, Canon
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2/14 11:49
ということで、展望の良い場所でした。
そろそろ出発。
あれが、経ヶ岳のようです。
(帰路撮影)
2021年02月14日 14:23撮影 by  Canon EOS M3, Canon
1
2/14 14:23
あれが、経ヶ岳のようです。
(帰路撮影)
中央アルプスがきれいに見えるところに出た。
いやー、すばらしいです
2021年02月14日 11:58撮影 by  Canon EOS M3, Canon
5
2/14 11:58
中央アルプスがきれいに見えるところに出た。
いやー、すばらしいです
アップも撮っておこう
2021年02月14日 11:59撮影 by  Canon EOS M3, Canon
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2/14 11:59
アップも撮っておこう
もう一枚
2021年02月14日 11:59撮影 by  Canon EOS M3, Canon
2
2/14 11:59
もう一枚
さらに
2021年02月14日 11:59撮影 by  Canon EOS M3, Canon
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2/14 11:59
さらに
波打つ雪の造形
2021年02月14日 12:01撮影 by  Canon EOS M3, Canon
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2/14 12:01
波打つ雪の造形
再び、南アルプスがきれいに見えるところに出た
2021年02月14日 12:12撮影 by  Canon EOS M3, Canon
2
2/14 12:12
再び、南アルプスがきれいに見えるところに出た
靄も、なんとなくいい感じ
2021年02月14日 12:12撮影 by  Canon EOS M3, Canon
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2/14 12:12
靄も、なんとなくいい感じ
八合目からは、ダケカンバ林があったりして、明るい場所を進むのは、とても快適。(帰路撮影)
2021年02月14日 13:40撮影 by  Canon EOS M3, Canon
2
2/14 13:40
八合目からは、ダケカンバ林があったりして、明るい場所を進むのは、とても快適。(帰路撮影)
九合目の先、旧奥の院に到着したようだ
2021年02月14日 12:23撮影 by  Canon EOS M3, Canon
2/14 12:23
九合目の先、旧奥の院に到着したようだ
そうして、なんとか経ヶ岳山頂到着
2021年02月14日 13:03撮影 by  Canon EOS M3, Canon
1
2/14 13:03
そうして、なんとか経ヶ岳山頂到着
山頂に近づくにつれ、北アルプスが見えてきた、それも鮮明に
2021年02月14日 13:03撮影 by  Canon EOS M3, Canon
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2/14 13:03
山頂に近づくにつれ、北アルプスが見えてきた、それも鮮明に
山頂の少し下の、展望の良いところから。
嘘のように鮮明です
2021年02月14日 13:17撮影 by  Canon EOS M3, Canon
2
2/14 13:17
山頂の少し下の、展望の良いところから。
嘘のように鮮明です
穂槍。
思いの外きれいに見えた
2021年02月14日 13:21撮影 by  Canon EOS M3, Canon
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2/14 13:21
穂槍。
思いの外きれいに見えた
北アルプス南部
2021年02月14日 13:21撮影 by  Canon EOS M3, Canon
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2/14 13:21
北アルプス南部
常念山脈でしょうか。
こちらも雪があってよくわかる
2021年02月14日 13:17撮影 by  Canon EOS M3, Canon
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2/14 13:17
常念山脈でしょうか。
こちらも雪があってよくわかる
鹿島槍から北へ。
距離があるからか、霞み気味
2021年02月14日 13:18撮影 by  Canon EOS M3, Canon
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2/14 13:18
鹿島槍から北へ。
距離があるからか、霞み気味
いやー、でも最後にすばらしい眺めに出会え、満足
2021年02月14日 13:18撮影 by  Canon EOS M3, Canon
2
2/14 13:18
いやー、でも最後にすばらしい眺めに出会え、満足
ということで、しばし展望を楽しんだあと、名残惜しいが下山へ
2021年02月14日 13:20撮影 by  Canon EOS M3, Canon
2/14 13:20
ということで、しばし展望を楽しんだあと、名残惜しいが下山へ
光りまぶしい疎林は気持ちがいい
2021年02月14日 13:45撮影 by  Canon EOS M3, Canon
2
2/14 13:45
光りまぶしい疎林は気持ちがいい
八合目へと戻る道
2021年02月14日 14:08撮影 by  Canon EOS M3, Canon
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2/14 14:08
八合目へと戻る道
雪の文様
2021年02月14日 14:14撮影 by  Canon EOS M3, Canon
2/14 14:14
雪の文様
振り返る
2021年02月14日 14:17撮影 by  Canon EOS M3, Canon
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2/14 14:17
振り返る
こちら、黒沢山方面でしょうか
2021年02月14日 14:17撮影 by  Canon EOS M3, Canon
2/14 14:17
こちら、黒沢山方面でしょうか
きれいな雪模様
2021年02月14日 14:19撮影 by  Canon EOS M3, Canon
1
2/14 14:19
きれいな雪模様
帰路の雪の登山道。柔らかくなり、ときどき、踏み抜いてしまう
2021年02月14日 14:35撮影 by  Canon EOS M3, Canon
2/14 14:35
帰路の雪の登山道。柔らかくなり、ときどき、踏み抜いてしまう
帰路、七合目からの南アルプス。
そろそろ見納めか
2021年02月14日 14:55撮影 by  Canon EOS M3, Canon
1
2/14 14:55
帰路、七合目からの南アルプス。
そろそろ見納めか
四合目の先、凍っている地面は、行きとほぼ変わらず。
ツルツルなので、慎重に。帰りも苦戦を強いられる
2021年02月14日 16:28撮影 by  Canon EOS M3, Canon
2/14 16:28
四合目の先、凍っている地面は、行きとほぼ変わらず。
ツルツルなので、慎重に。帰りも苦戦を強いられる
無事到着。
立派な本堂。馬の像があったりした
2021年02月14日 16:55撮影 by  Canon EOS M3, Canon
1
2/14 16:55
無事到着。
立派な本堂。馬の像があったりした
そうして境内からの眺め。
朝は、雲とその合間の斜光で見えなかったが、南アルプスはこんなにきれいに見える
2021年02月14日 17:00撮影 by  Canon EOS M3, Canon
1
2/14 17:00
そうして境内からの眺め。
朝は、雲とその合間の斜光で見えなかったが、南アルプスはこんなにきれいに見える
撮影機器:

装備

個人装備
ザックR ダブルストック冬 ズボンf冬 シューズ冬 帽子 登山タイツu 冬長袖シャツ アイゼン10本爪 サングラス フェイスマスク

感想

 前夜の大きな地震も影響しているのだろうか、早朝登山口の駐車場に到着すると人影なく、ひっそりしていた。朝だけではなかった。登山中、誰ひとり会うこともなく、また下山後も、近隣の人さえ見かけなかった、こんなに立派なお寺さんがあるにもかかわらず。というわけで、本日は、ずっと静まり返った中を、黙々と、いや、ひとり騒ぎながら登った。木々の音を鳴らす風もなく、あたりが雪でおおわれているとシーンと感が満ち、動きを止めるとしじまが耳に来る。そんな静寂の一日だった。
 春のような日になるという予報通り、とても心地のよい晴天で、冬山というより、様相はすでに、残雪期だった。光を受ける雪はキラキラと眩しく、日差しも春めいていた。
 さすがに標高差のある山で、登りはほとほと苦労を強いられた。案内板に示されたタイム表示がうらめしい。けれども、何とか到着した八合目では、視界が一気に開け、すばらしい展望が広がった。待ち焦がれたこんなときは、誰もいないとなれば、歓喜の声が自然ほとばしるというものだ。また、その先、山頂へと歩を進めると、今度は北アルプスが鮮明に眺められ、こちらでも驚きの声を隠せない。この山、飛騨、木曽、赤石の三大山脈を望める好展望の山で、まさしくアルプス展望地に違いない。

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