記録ID: 2928325
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積雪期ピークハント/縦走
中央アルプス
経ヶ岳。静寂
2021年02月14日(日) [日帰り]


体力度
4
1泊以上が適当
- GPS
- 09:56
- 距離
- 13.6km
- 登り
- 1,516m
- 下り
- 1,514m
コースタイム
日帰り
- 山行
- 9:00
- 休憩
- 0:47
- 合計
- 9:47
距離 13.6km
登り 1,516m
下り 1,516m
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2021年02月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
ここ数日の間に入山者があったようで、トレース明瞭、ありがたい。 四合目に近づくにつれ、斜面を進む狭い登山道全面に氷がはりついている区間が随所にあり、とても厄介。手がかりが笹だけという場所も多く苦戦続き。数メートル進むだけでもかなり時間を要した。軽アイゼンを携行していればと思うも、本日は、軽アイゼンのみの方がよかったかもしれない。やはり、土と氷の交互路は悩ましい。 六合目からは林内登山道で、雪がつながった。 |
写真
撮影機器:
装備
個人装備 |
ザックR
ダブルストック冬
ズボンf冬
シューズ冬
帽子
登山タイツu
冬長袖シャツ
アイゼン10本爪
サングラス
フェイスマスク
|
---|
感想
前夜の大きな地震も影響しているのだろうか、早朝登山口の駐車場に到着すると人影なく、ひっそりしていた。朝だけではなかった。登山中、誰ひとり会うこともなく、また下山後も、近隣の人さえ見かけなかった、こんなに立派なお寺さんがあるにもかかわらず。というわけで、本日は、ずっと静まり返った中を、黙々と、いや、ひとり騒ぎながら登った。木々の音を鳴らす風もなく、あたりが雪でおおわれているとシーンと感が満ち、動きを止めるとしじまが耳に来る。そんな静寂の一日だった。
春のような日になるという予報通り、とても心地のよい晴天で、冬山というより、様相はすでに、残雪期だった。光を受ける雪はキラキラと眩しく、日差しも春めいていた。
さすがに標高差のある山で、登りはほとほと苦労を強いられた。案内板に示されたタイム表示がうらめしい。けれども、何とか到着した八合目では、視界が一気に開け、すばらしい展望が広がった。待ち焦がれたこんなときは、誰もいないとなれば、歓喜の声が自然ほとばしるというものだ。また、その先、山頂へと歩を進めると、今度は北アルプスが鮮明に眺められ、こちらでも驚きの声を隠せない。この山、飛騨、木曽、赤石の三大山脈を望める好展望の山で、まさしくアルプス展望地に違いない。
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