多紀アルプス:三尾山と鋸山縦走
- GPS
- 06:15
- 距離
- 9.6km
- 登り
- 935m
- 下り
- 928m
コースタイム
天候 | 曇り |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2020年12月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
写真
感想
昔丹波の山で石生という町にある向山に黄色のツツジ(ヒカゲツツジ)を見に行ったことがある。この石生よりも少し東に多紀アルプスと呼ばれる山並みが連なっている。そこにもヒカゲツツジは咲くといい、筱(ささ)見四十八滝と合わせて一見の価値ありとあった。そんなことが頭によぎって、来年春4月中旬に行こうかな?と考えて、下見にと出かけてきた。
京都縦貫道・千代川ICから県道を西に進み、R372と合流後西へ西へと車を進めた。篠山市街地に篠山城址があるらしいが、今日は多紀アルプスへ直行だ。何処へ登るのか検討した。筱(ささ)見四十八滝と八ケ尾山周回、小金ガ岳と三嶽と西嶽の周回、三尾山と鋸山の周回から、今回は最西の三尾山と鋸山へ向かった。というのも、昔行った石生の町や向山が見えないかな?と考えたからである。
登山口を考えたときに、篠山市街から近いこの山並みの南側から登ることを考えて、佐仲ダム周辺から周回することを考えた。そこで、ダム西の夏栗山から黒頭峰、三尾山、鋸山と廻ることを考えて、それらの中心となる佐仲ダム最奥に駐車した。
夏栗山は針葉樹と灌木の雑林であるが、薄い踏み跡がついた山で地蔵さんが鎮座していた。黒頭峰は富士山のような美しい形で急峻な登りは手強ささえ感じたものだ。三尾山は岩で出来た山であるのが判るが、岩の上に木々が密集している。殆ど垂直のような側壁は見事なものであるが、佐仲峠からは細い稜線があって、更に西の鋸山までその形状は継続している。北側は垂直に近いが南側は緩やかな斜面の底のような凹状になった所、そこに佐仲ダムが築かれて魚釣りのメッカのようだ。湖面には筏を組んだ上に大きなビニルハウス状の建物で寒気を防いでいるのであろうか?ダム周辺の道路には無数の乗用車が路駐していた。
鋸山の名前の由来はなんだろうか?考えながらその山頂に立った時に納得した。鋸のように凹凸がいくつもある山ということだ。従って、何度も険しい岩山を上り下りしてやっと三角点(点名:奥谷)のある最奥の鋸山頂に到達したのだ。ここも岩だらけの山で、この周辺は何処もそのようで、その岩場にツツジやヒメシャクナゲの木々が沢山あって歩くのにやや邪魔な感じさえした。
三尾山山頂にいた家族連れの人から、『三尾山も鋸山もヒカゲツツジが沢山咲いて、多くのハイカーで一杯になるほどです』と教えて戴いた。そのことから、この木々の多さは春に期待できそうなので、何としても見に来なくてはいけないと思った。
三尾山から西方の石生の町や向山方向であろう所を確認したが、明確な理解が出来ずに雲の下の山並みと狭い平野群を見つめるだけであった。東の方向にニョキニョキとしているピークは多紀アルプスの本拠だろうと考えられたので、次の下見は是非本拠に行こうと心に決めながら千代川ICまでのR372を走らせた。
”単独” L
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