大菩薩

2017年04月22日(土) [日帰り]

• GPS: --:--
• 距離: 7.2km
• 登り: 485m
• 下り: 468m

コースタイム

日帰り

• 山行: 3:30
• 休憩: 1:20
• 合計: 4:50

6:25 上日川峠
6:45 6:55 福ちゃん荘
7:00 富士見山荘
7:05 勝縁荘
7:50 8:10 大菩薩峠
8:25 賽ノ河原
9:05 雷岩
9:15 9:20 大菩薩嶺
9:30 9:55 雷岩
10:40 11:00 福ちゃん荘
11:15 上日川峠

天候

曇り

アクセス

利用交通機関：

自家用車

上日川峠

コース状況／危険箇所等

危険箇所はありませんでした。

その他周辺情報

ほったらかし温泉

写真

4/22 6:24

上日川峠に建つ山小屋・ロッヂ長兵衛。

4/22 6:26

福ちゃん荘までは舗装された車道を行く。

4/22 6:45

1969年に赤軍派53名がこの福ちゃん荘に潜伏して武装訓練を行っており、11/5に機動隊が突入して逮捕されるという「大菩薩峠事件」の舞台になった。

4/22 7:00

ずいぶん昔から営業していないようだが、「ゲゲゲの女房」のロケに使われた富士見山荘。

4/22 7:00

その名の通り富士山の展望抜群なのだが、今日は残念。

4/22 7:00

と、思いきや曇り空に溶け込みそうだが、富士山が見えた。

4/22 7:06

林道終点に建つ勝縁荘。中里介山が「大菩薩峠」を執筆した山荘だ。

4/22 7:25

雪は殆ど無いが、道路脇に僅かに残っている。

4/22 7:46

大菩薩峠に建つ山小屋・介山荘。

4/22 7:48

大菩薩峠に建つ山小屋・介山荘。

4/22 7:59

峠には公衆トイレと休憩所がある。

4/22 7:51

登山道を登ってくる小屋の荷揚げ用軽四駆。ジムニー恐るべし！

4/22 7:49

左側が小屋で右側が売店と茶屋。どこかの門前町商店街みたいだ。

4/23 10:13

小屋の前が大菩薩峠(1,897m)。江戸時代までは武蔵国と甲斐国を結ぶ甲州道中の裏街道であった青梅街道の最大の難所だったそう。

4/22 8:10

大菩薩峠と介山荘全景

4/22 8:10

峠から大菩薩嶺までは比較的アップダウンの少ない縦走路が続く。

4/22 8:21

稜線の登山道は雪解け水で所々泥濘んでいる。

4/22 8:41

本日一番の青空。もっと広がる事を期待したのだが・・・・

4/23 10:12

4/22 9:12

2,057mの大菩薩嶺の頂上。樹木に囲まれて展望ゼロ。百名山のなかでは展望に関しては最悪の山頂である。

4/22 9:16

展望は無くても百名山は百名山。記念撮影は忘れずに！
純子さんとご一緒した百名山は14座。

4/22 10:39

雷岩から45分で福ちゃん荘に到着。

4/22 11:15

上日川峠の駐車場は満車になっていた。

4/22 12:33

温泉は大菩薩帰りの定番、山梨市の「ほったらかし温泉」へ。

4/22 12:33

あっちの湯・こっちの湯。毎度迷うが、広い方の「あっちの湯」をチョイス。

4/22 12:42

あっちの湯・こっちの湯。毎度迷うが、広い方の「あっちの湯」をチョイス。

4/22 13:26

あっちの湯の大展望露天風呂！晴れていれば富士山が見えるのだが・・・・

4/22 15:34

一宮・御坂IC近くに信玄餅の「桔梗屋」本社工場を発見。引き返して寄り道する。

4/22 15:34

たくさんのマイカーと観光バスで大賑わい。観光名所なのだ！

4/22 15:48

時間的に片付・清掃の時間だった。食品工場は清掃が命。

4/22 15:48

こちらは信玄餅の包装ライン。全て手作業らしいが、生憎休憩時間だった。

4/22 15:50

どら焼きラインは稼働中。こちらも手作りだった。

4/22 15:58

お土産・喫茶コーナーのTVで昨年12/12のNHK「鶴瓶の家族に乾杯」でレスリングの吉田沙保里選手が訪れた模様を放映していた。ここに映っているお姉さんに聞いたが、本当にアポ無しで突然来たそうだ。

撮影機器：

NIKON D90 NIKON CORPORATION

装備

個人装備

長袖シャツ Tシャツ ソフトシェル ズボン 靴下 グローブ 防寒着 雨具 日よけ帽子 着替え 靴 予備靴ひも ザック ザックカバー 昼ご飯 行動食 非常食 調理用食材 調味料 飲料 ライター 地図（地形図） 笛 計画書 ヘッドランプ 予備電池 GPS 筆記用具 ファーストエイドキット 常備薬 ロールペーパー 保険証 携帯 時計 サングラス タオル ツェルト ナイフ カメラ

感想

nabekuni

1:00起床。4時間くらい寝た。スープとパンの朝食をとり、2:00出発。当然ながら渋滞は無く、2:55に英章さん宅に到着。ご夫妻とご一緒するのは昨年10月の八ヶ岳以来だ。
　3:30に純子さん宅を出発、予定通りだ。
　東名、圏央道経由で中央道に入り、初狩PAでトイレ休憩して勝沼ICで高速を降りる。
　甲州市内のすき家で朝食をとり、6:05に上日川峠に到着。ロッヂ長兵衛前の駐車場には先着の車は5台と意外に少ない。道路の冬期閉鎖が解除されたのが4/14だったので、今日は今シーズン2回目の週末だ。
　身支度をして6:25に出発。登山道周辺に雪は見られない。なだらかな舗装された車道を歩き20分で「福ちゃん荘」に到着。ここでトイレ休憩。気温は5℃前後だろうか。吐く息が白いが、歩いていれば暑いのでTシャツ1枚で丁度良い。
　福ちゃん荘から先は未舗装だが道幅は広く緩やかなので歩きやすい。福ちゃん荘から5分ほどで「富士見山荘」着。富士見展望台は完全に崩れ、営業している形跡はみられないが、プロパンガスのボンベはそれほど古いようには見えない。富士山は見えないと思いきや、良くみると白い空に融けそうなうっすらとした富士山が見えていた。
　さらに5分ほどの林道終点に建つ「勝縁荘」も随分前から廃墟のようだが、TVアンテナが地デジ用っぽいので、もしかしたらまだ使われているのかも知れない。後で判ったが、2014年に20年ぶりにリニューアルオープンしたそうだ。でも現在は休業中とのこと。玄関前の入母屋の下に巨大なスズメバチの巣がぶら下がっていた。
　勝縁荘からは登山道になるが、介山荘のジムニーが荷揚げに登る道なので、それなりに幅広だ。
　福ちゃん荘から55分で介山荘の建つ大菩薩峠に到着。ジムニーが2台停まっていた。ここにはトイレと休憩舎がある。
　大菩薩峠からの南アルプスと甲府盆地の展望を楽しみにしていたが、今日は曇っていて全然見えない。大菩薩湖は良く見え、富士山もうっすら見える。
　峠の標識の前で記念撮影。純子さんと昌子さんが介山荘の売店で百名山の手拭いを買ったので、その手拭いを持っての記念撮影だ。
　気温は低いが、日差しはあるのでそれほど寒く無い。
　大菩薩峠〜雷岩間の登山道はかなり泥濘んでいるので比較的乾いた場所を選んで歩く。
　雷岩を通過し、樹林帯に入って大菩薩嶺に向かうが、登山道の所々に凍結した雪が残っているので、気を付けて歩く。周辺の樹木は鹿の食害で皮を剥がれていて痛々しい。
　大菩薩嶺は周囲を樹木に覆われていて展望は無い。百名山の山頂のなかで最も展望の悪い山頂だと思う。
　雷岩まで戻り、テルモスのお湯でコーヒーを作り、行動食を食べながら休憩。
　9:55下山開始。比較的急なカラマツ尾根だが、この時間になると大勢の登山者が登って来る。若者グループや家族連れが目立つ。
　10:40福ちゃん荘に到着。ここにも大勢の登山者がいた。売店でブルーベリー羊羹を買った。
　11:15上日川峠着。この頃には駐車場は満車になり、甲斐大和駅からの路線バスが4台も停まっていた。増発しているのだろうか？
　ロッヂ長兵衛をを覗くと宿のご主人が私のTシャツを見て「誰のユニフォーム？」と問うので「川澄選手」と答えると、「あ〜、川澄ちゃんね」と、なでしこに詳しそうだった。
　採れたての「こごみ」を売っていたので、1箱300円で買った。食べたことが無いので食べ方を聞くと、1分ほど茹でて水に晒して絞り、マヨネーズと醤油で食べるとのこと。
　温泉は「ほったらかし温泉」へ。途中の山麓には桃の畑が多数あり、ピンクの花が咲いていてとても綺麗だ。上日川峠から55分でほったらかし温泉に到着。
　あっちの湯とこっちの湯があるが、広い方のあっちの湯で汗を流した。
　温泉の後は石和の小作・石和駅前店でやや遅い昼食。小作のほうとうは量が多いのでほうとうは2つにして、天重を2つ頼んでそれぞれを半分ずつ4人でシェアして食べた。
　帰りに一宮御坂インターで高速に乗ろうとしたら、信玄餅の「桔梗屋・本社工場」の看板が見えたので、逆戻りして工場に行き、お菓子が半額で売られているアウトレット売店でお土産を買い、工場見学もした。通常は決まった時間に行われる工場見学だが、この日はフリー見学との事で、自由見学だった。しかし、信玄餅ラインは丁度休憩時間で皆さん休憩していた。
　帰りの中央道と圏央道は渋滞は無く、東名は海老名SAから大和トンネル間が渋滞したが15分ほどで抜けて18:00に純子さん宅、18:40に英章さん宅に到着した。
　英章さん、昌子さんには昨年末のベトナム旅行土産の「Tシャツ」を頂いた。ありがたや。
　第三京浜、首都高も渋滞なく19:50に我が家に着いた。
　天気はいまひとつだったが、無雪期最初の軽いハイキングは楽しかった。