塔ノ岳、丹沢山、蛭ヶ岳(大倉尾根ピストン)

2021年02月19日(金) [日帰り]

• GPS: 07:44
• 距離: 25.4km
• 登り: 2,252m
• 下り: 2,257m

コースタイム

日帰り

• 山行: 6:54
• 休憩: 0:36
• 合計: 7:30

5:51 大倉バス停
5:56 5:56 どんぐり山荘
6:01 6:01 丹沢クリステル
6:14 6:15 観音茶屋
6:28 6:35 大倉高原山の家
6:38 6:38 雑事場ノ平
6:51 6:51 一本松
7:02 7:02 駒止茶屋
7:09 7:09 堀山
7:14 7:16 堀山の家
7:27 7:28 天神尾根分岐
7:42 7:43 花立山荘
7:48 7:48 花立
7:53 7:53 金冷シ
8:05 8:05 塔ノ岳
8:22 8:22 日高
8:31 8:31 竜ヶ馬場休憩所
8:45 8:45 丹沢山
8:54 8:55 早戸川乗越
9:03 9:03 箒杉沢ノ頭
9:07 9:08 不動ノ峰休憩所
9:19 9:19 棚沢ノ頭
9:28 9:29 鬼ヶ岩ノ頭
9:35 9:35 中ノ沢乗越
9:50 10:15 蛭ヶ岳
10:15 10:16 蛭ヶ岳山荘
10:25 10:25 中ノ沢乗越
10:30 10:31 鬼ヶ岩
10:42 10:42 棚沢ノ頭
10:50 10:50 不動ノ峰
10:54 10:54 不動ノ峰休憩所
11:04 11:04 早戸川乗越
11:18 11:20 丹沢山
11:20 11:21 みやま山荘
11:30 11:31 竜ヶ馬場
11:34 11:34 竜ヶ馬場休憩所
11:42 11:42 日高
11:57 11:57 尊仏山荘
12:01 12:02 塔ノ岳
12:09 12:09 金冷シ
12:16 12:16 花立山荘
12:23 12:23 天神尾根分岐
12:30 12:31 堀山の家
12:37 12:37 堀山
12:42 12:42 駒止茶屋
12:50 12:50 一本松
12:56 12:57 見晴茶屋
13:08 13:08 観音茶屋
13:22 13:22 丹沢クリステル
13:27 13:28 どんぐり山荘
13:33 13:33 大倉バス停
13:34 ゴール地点

天候

快晴

アクセス

利用交通機関：

自家用車

夜中到着で車中泊予定だったため大倉バス停の斜め前の24時間駐車場に駐車。平日1日最大500円、土日800円。砂利だったが、バス停のトイレも徒歩1分以内で平らな土地、車通りも少なく静かで寝やすかった。平日だからか深夜は自分以外利用者無し、下山時も半数以上空いていた。
公園の駐車場は朝8時以降でないと利用できない。
登山口付近にも近隣住民が空き地を利用した駐車場(1日500円)があり、そちらなら舗装路徒歩5分ほど短縮できる。

コース状況／危険箇所等

コース的に危険な場所はほぼ無し。距離が長いことと泥以外は初心者でも全く問題ないと思う。
わずかに残雪もあったが、軽アイゼンやチェーンスパイクは不要だった。凍結して滑るような箇所はなかった。
丹沢名物の泥は、行きはまだ凍っていたためそれほどではなかったが、帰りは溶けているところも多く滑らないよう慎重に歩く必要があった。バス停-塔ノ岳間は行きも帰りもほぼ泥無し、塔ノ岳-丹沢山は行きは泥はカチコチに足型に凍っていて帰りはまあまあ溶けていた。丹沢山-蛭ヶ岳間は行きは少し溶けてて帰りはかなりドロドロで危なかった。蛭ヶ岳に近づくにつれ泥の箇所が多い印象。
自分が行った日はかなり恵まれた天候の日だったので直近のレコを参考にした方がよい。

その他周辺情報

大倉バス停、各山頂の山荘にトイレあり。塔ノ岳までの登山道の途中にある山荘や茶屋にもトイレがある。
大倉バス停のトイレには登山靴を洗うための水道やタワシが置いてあった。
道中に水場は見当たらなかった。(水場まで〇〇分と言う看板はあったので尾根から少し下りればあるようだ)
大倉高原山の家の山小屋は閉鎖されていたがテント場は無料で利用できるようだった。水場は少し歩かないとなさそうだった。
牛乳プリンで有名な観音茶屋は営業中止していた。理由は書いてなかったけど多分コロナの影響。

写真

2/19 5:50

駐車場には数台しか停まってない。車中泊組は自分だけ。

2/19 5:51

バス停横のトイレ。24時間つかえる。夜中は電気つかなかったけど今はついてる。

2/19 6:00

白い舗装されてる方が登山道。

2/19 6:15

牛乳プリン食べてみたかったな。

2/19 6:25

太平洋から朝日が登る。

2/19 6:29

遠くの島が見える。海無し県民なので海が見えると興奮する。

2/19 6:39

2/19 7:12

こういう平坦な尾根道気持ち良くて好き

2/19 7:18

階段だけではなくたまーに岩もある

2/19 7:23

長い階段。流石にちょっと辛かった。等間隔の階段だから下りはササッと下りれそう。

2/19 7:42

花立山荘。雪かぶった富士山がよく見える。

2/19 7:52

金冷やし付近。アルプスの方が金冷えスポット多いけど、渡ってる時にこんな崩れ方したらタマヒュンだよなぁ

2/19 8:04

塔ノ岳とうちゃく

2/19 8:05

泥がガチガチに凍ってる

2/19 8:45

丹沢山とうちゃく。丹沢の看板は基本的に富士山が映る向きに置いてあるのな

2/19 8:49

残雪はわずかにあるものの登山道にはほぼ雪無し。

2/19 9:18

階段が壊れているところがある

2/19 9:31

鬼ヶ岩ノ頭から蛭ヶ岳の間に鎖場が二箇所。アルプスのそれと比べるとかなり低難度。鎖なくても全く問題なし。(積雪してると違うのかも？)

2/19 9:56

蛭ヶ岳とうちゃく。山頂独り占め。ベンチに寝転ぶ。

2/19 10:57

帰りはドロドロ

2/19 11:32

階段の是非は別として、この写真の施工直後と3年後、単に季節の違いでは…？

2/19 12:12

ジェットコースターっぽい

2/19 13:19

登山口付近の排水場では丹沢の水道水がくめる。たしかに普通の水道水よりうまい気がする。

撮影機器：

iPhone SE (第2世代) 128GB au Apple

感想

Dorakuma

ウチから近い山は軒並み積雪しているので、ちょっと遠くの丹沢に行ってきた。夏はヒルがすごいとのことでヒルがいない季節に行っておきたかったのだ。学生の頃に近くのヤビツ峠や滝沢園キャンプ場には自転車で行ったことがあったが丹沢の山に登るのは初めて。
ウチからだと高速使っても3時間弱かかるため前日の22時ごろ出発し車中泊することに。東名高速走るのは初めてだったので少し緊張した笑
コロナもあるので念のため道中はどこにも寄らなかった。
夜中1時前に大倉バス停前の駐車場に到着、ウチより全然寒くねーなと思ってたら、朝方は-5度くらいまで下がって寒い思いをした。車内の結露が凍ってた…
5時過ぎくらいに駐車場に入庫する車がちらほら現れた。おそらく同業者。
日の出前にスタートしたが結構明るい。太平洋側で遮る山々がないから陽が当たるのがすごく早い。街灯が無くなるところに着くまでには明るくなっていて、結局ヘッデンを使うことはなかった。
大倉高原山の家あたりから日の出が見えとても綺麗だった。相模湾がよく見え、遠くの島々も見えた。
バカ尾根と言われる大倉尾根だが、思っていたよりは単調ではなく気持ちの良い山行を楽しめた。単調さで言えば御嶽山の黒沢ルートと同レベルかなといったところ。長めの階段が続いて辛いところもあるが時折平坦な尾根道もあり気持ちがいい。今のところドロドロな場所はなかった。
2時間ちょっとで塔ノ岳には到着。早めに出たので山頂にはほとんど人はいなかった。富士山がとても大きく見えた。
丹沢山へ向かう。まだ泥は溶けていないようだが、登山靴の足型のまま凍っているので微妙に歩きにくかった。丹沢山もほとんど人はいなかった。
いよいよ丹沢最高峰の蛭ヶ岳へ。蛭ヶ岳へ向かう道は木道や階段がところどころ荒れていた。まだ9時ごろなのでギリギリドロドロになっていないけど、こりゃあと少ししたらもう泥んこ祭りだなあ。2〜3個登り返しがあり結構心が折れそうになった。
蛭ヶ岳山頂は序盤で抜かされたトレランの人がいたが。少ししたら先に進んでしまった。ピストンじゃないの羨ましい… 山頂には寝転がれるほど広いベンチがあり、仰向けになると視界が全て青に染まるほど開けていて、とーっても気持ちよかった。天気もめちゃくちゃ良く、風もほとんどなく、最高の天気だ。
帰りはきっとドロドロなんだろうなぁ〜と思っていたけど、やっぱり予想通りドロドロだった。蛭ヶ岳-丹沢山間が1番ドロドロが酷く、塔ノ岳-登山口まではドロドロ区間はほぼ無かった。
帰りの塔ノ岳はチラホラ人がいて、時間帯的にお昼を食べている人たちが多かった。平日なので全然密では無かったが土日はそれなりに人いるんだろうなあ。
下りはササッと階段を駆け下りた。階段はゆっくり下りるより足を早く動かして下りる方が疲れにくい気がする。
無事下山。今からなら下道でも17時過ぎに帰れる。下道で帰ろう。
帰りは山中湖沿いを通ったがめちゃくちゃデカく富士山が見えた。この前ゆるキャンに出てた、みさきキャンプ場もあった。
そういえは、なんで丹沢は標高2000mもないのに微妙に森林限界っぽい植生をしているんだろう。